「いつか彼らが再び戻って来た時こそ、真の試練の始まりとなる。」
ー始炎の殉葬者 シュバランケ
CV:岡田雄樹
概要
当時のナタは炎龍王・シウコアトルが支配しており、アビスの力を取り込んで狂った炎龍はナタの地脈を焼き尽くすなどの暴政を敷いていた。人間で異邦人の勇者シュバランケはオチカン、アホブとイキ、ウヌク、ディンガ、ユパンキ、リアンカといった仲間を集めて戦いを挑み、最終的にシュバランケは炎龍と相討ちになる。一度死んだシュバランケは炎龍の心臓から復活を遂げ、同時に炎龍の力を引き継ぎ、人間でありながら他の七神と同様に神の一柱となった。
彼はナタの諸部族を統一し、初代炎神の座に就いた。彼は神座を利用してロノヴァから天空の力を借り、帰火聖夜の巡礼や夜巡者の戦争といったナタのルールを制定した。こうして人間に炎神の座は代々受け継がれることになった。やがて彼は聖火の中に入って去った。
ナタ人の伝承では、シュバランケが足を踏み入れた土地にはエンバーコアフラワーが多く生えているらしい。
また、ゲーム外ではヌヴィレットの立ち絵で彼に言及するセリフがある。
名刺「ナタ・神の軍」で象徴的なビジュアルが明かされており、褐色の肌に被り物をしていることがわかる。
登場する任務・書籍
魔神任務第五章第二幕
見聞任務「ユパンキの廻焔」
世界任務「約束と忘却の間に」
書籍「ハナン・パチャの記録」
余談
シュバランケ(元ネタ:イシュバランケー)とは、マヤ神話に登場する神の名。双子の兄にフンアフプーを持つ。殺害された父と叔父の仇をとるため協力して冥神並びに冥府シバルバーを滅ぼし、太陽と月になって天に上ったという。