概要
オープンワールドRPG「原神」に登場する象徴的な概念。
主にテイワットの地下深くの領域、テイワットに存在するエネルギーまたは毒、または意志。簡単に言えば人間界にはないもの。
なお中国語ではアビスも深淵も同じ「深渊」。
地域
テイワットの地下深く、淵下宮や層岩巨淵のさらに深い場所は奈落の底であり、この深層はアビス(深淵)とされる。
深境螺旋(Spiral Abyss)やそれに似た任務で訪れるエリアもまたアビスである。明言はされていないがテイワット外でのチーム編成画面もこのアビスに似ている。
アビスにおいては時間の流れがテイワットと異なり、またそれはテイワットから見ると一定ではない。
全く同じかは不明だが、ナヒーダの発言から世界樹もアビスと近い構造にあると思われる。世界樹もアビスと同様に地下深くに存在する。
エネルギー
アビスは光界・人間界と対になる存在で、両立はできずそれらを破壊する。
テイワットの生命体にとって毒であり、トワリンを毒したり鍾離の力を黒く染めるなど神の力でも影響を受ける。
人間がアビスエネルギーを受けると侵食され大きな損傷を受ける。人間による治療も可能だが限度があり、たとえ神の目を持っていても影響を受ける。ゲーム内要素としてはHPを持続的に失う。
旅人はそれに対する特別な浄化作用を持っており、自身は影響を受けることなくアビスの毒を打ち消すことができる。
スメールとナタの地下にはアビスが存在し、500年前の大災害ではそこから湧き出たアビスの魔物がテイワット中を襲った。特にナタは長期間にわたりアビスの影響を受けている。
アビス教団はこのエネルギーを使う組織で、創設者のコロタールが救いを求めて辿り着いたのが始まり。おそらくアビスエネルギーを使って呪いを解除する方法があると思われる。
なおアビスが全てアビス教団というわけではない。スメール人全員が学者ではないように、あくまでアビスの力を使う一部に過ぎない。
ドゥリンなどRの創造物はアビスの血が流れており、本人の意志とは関係なく相手に大きな傷を負わせる。その影響はかなり大きく、ドゥリンの亡骸はドラゴンスパインの環境を大きく変化させた。エリナスも同様の存在と思われる。
アルベドも同じくRの創造物であり、本人は自身が暴走するリスクを抱えていることを認識している。
関連項目
アビス教団、カーンルイア:アビス教団の前身であり、厄災とも直接関係している国。
スカラマシュ:女皇に命じられた任務としてアビス探索に向かっており、そこでの成果により執行官となった。ナヒーダによればこの方面に精通してるとのこと。
タルタリヤ:執行官になる前の子供時代にアビスに落ち、そこでスカークに武術を習った。
レインドット:アビスエネルギーを使用した魔物を大量に創造し放置した人物。
ナタ:大昔よりアビスの影響を受けておりそれに対抗する方法を模索している。