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概要編集

Ver2.6(2022/3/30)で実装された璃月南西部に位置する巨大な鉱山。

テイワットマップの一部である地上鉱区と独立マップである地下鉱区に分かれる。


璃月の経済を支える要の一つであったが、しばらく前に地下鉱区の奥深くで謎の物体が発見されてから坑内で昏倒する鉱夫が続出。事態を重く見た璃月七星は陣法を敷くことで地下鉱区を封鎖し、残った地上鉱区もごく一部のベテラン鉱夫や管理する役人・千岩軍が出入りするのみで、ほぼ閉山状態に追い込まれている。


独自システム編集

共通編集

  • 噴気岩

圧縮空気を溜め込んだ岩石。上に乗ってジャンプすると凄まじい高さと速さのジャンプが可能。このジャンプに限ってはそのまま落ちても落下ダメージで死ぬことはないのでご安心を。


地上鉱区編集

  • 「磐鍵」と「かご状の岩元素重合体」

璃月七星が地下鉱区を封鎖するのに使った陣法の要。これを解除して地下鉱区への入口を開く。

「磐鍵」の周囲にある「かご状の岩元素重合体」に岩の種を装填すると、攻撃による刺激で結晶弾を撃つことが出来るようになる。うまく狙って結晶弾を「磐鍵」に当てれば少しずつ「磐鍵」の高度が落ち、地面に落とせばその場所の封印は解除される。


「磐鍵」の周囲には必ず複数の「かご状の岩元素重合体」があり、「磐鍵」の高度が落ちるにつれて、狙いやすい場所にある「かご状の岩元素重合体」は異なってくる。結晶弾を当てられないと感じたら、もっと狙うのに適した場所に「かご状の岩元素重合体」が無いか確認してみよう。


  • 「変わった岩」と「変わった岩柱」

「変わった岩柱」に岩元素・両手剣・爆発を当てると共鳴を放つ。他の岩柱やキャラクター(旅人(岩)凝光鍾離など)の置いた岩元素創造物が共鳴を浴びるとさらに共鳴を拡散させる。

印が刻まれた「変わった岩」は、短時間のうちに印の数だけ共鳴を浴びせることでのみ破壊可能。


地下鉱区編集

  • 流明石の触媒

地下鉱区の内部でのみ特殊な能力を発揮する鉱石。エネルギーを溜め込み光を発する性質を持ち、基本的には火気厳禁の坑道で光源として重宝されている。

特定の鉱石・装置・生物などからエネルギーをチャージし、逆にエネルギーを注ぎ込んで対応した装置を起動する事もできる。

「流明晶石」などの素材を用いて強化することで、強力な光を放つ「純光放射」などのさまざまな機能が付与されていく。


  • 黒泥と純光放射

地下鉱区の内部には不気味な黒い泥が溜まっている箇所が幾つも存在する。この黒泥を踏んでいると「流明石の触媒」にチャージされたエネルギーが急速に失われ、エネルギーが枯渇した後はキャラクターのHPを徐々に奪っていく。

黒泥にはほとんどの場合盛り上がり紫の光を纏う「沈泥の湧き出し口」が存在し、ここに「純光放射」を当てる事で消し去る事が出来る。


新エネミー編集

遺跡サーペント編集

遺跡守衛と同系統と思われるフィールドボス。巨大な機械の蛇のような見た目。

「沈泥の湧き出し口」を周囲に生み出し、エネルギーを吸収して強力な攻撃を放つが、逆に生み出した「沈泥の湧き出し口」を「純光放射」ですべて消されるとダウンするという弱点がある。そのため、「流明石の触媒」の装備が推奨される。

なお、ドロップアイテムの「符分の歯車」はキャラのレベル上限突破用素材なのだが、Ver2.6時点では対象キャラが存在しておらず、後にVer2.7で登場した夜蘭久岐忍、Ver2.8の鹿野院平蔵用の素材であることが判明した。

ーしかし、ドロップアイテムの内の一種類が「堅牢のトパーズ」シリーズ(砕屑・欠片・塊・後ろに名前が付かない物の4ランク存在)であり、平たく言えば岩元素キャラの育成アイテム、つまりドロップアイテムの「符分の歯車」の対象キャラ用の育成素材を落とさないということだ。

夜蘭は「澄明なラピスラズリ」(水)、久岐忍は「最勝のアメシスト」(雷)、鹿野院平蔵は「自由のターコイズ」(風)と元素ごとのシリーズであることから、これらを入手するには他のボスを倒すか、合成台で「変転の塵」を使用し(量は宝石のランクによって変動)対象の宝石に交換するしかない。

ただ少量なら依頼任務(デイリーミッション)、個数限定なら「風の印」や「岩の印」などを特定の店で交換、イベントでイベント用アイテムと報酬を交換で得られる。


黒蛇衆編集

[genshin impact] shadowy husks

かつてとある王国に所属していた騎士たちのなれの果て。

地下鉱区の特定の場所に登場する全身鎧の様なエネミー。出現場所は全部で10ヶ所しかないので、一日で倒せる数が同クラスのエネミーと比べて少ない上に、どの出現場所も世界任務を進めて探索可能な場所を広げないと入れない。


Ver2.5のイベントで先行登場した「シャドウハスク」と上位種の「黒蛇騎士」が登場する。

全体的に動きが遅く隙だらけで単体ではむしろ弱いが、共通してシールドを張ると(HPを一部消費する代わりに)自身や味方を強化する特性があり、結晶反応による物を含めこちらがシールドを使うと強敵と化す。なお消費するHPは低HP時ほど低くなる為自滅する事はない。

バフ発動のタイミングはシールドで攻撃を受け止めた時で、その際破壊された場合は発動しない。シールド消失もしくは破壊後一定時間経過でバフは解除される。

逆を言えばシールドさえ張らなければ攻略は楽である為、回避や回復、凍結ハメを駆使して無理矢理倒す事も可能。特に水辺に陣取っていることが多いので、氷元素で凍結させると楽に戦える。


ドロップアイテムの「暗晦の彫刻」シリーズは、神里綾人のピックアップ武器である「波乱月白経津」の強化に必要だが、上記の理由から数を集めるには少々日数が必要(一応、淵下宮に出るアビスの使徒達からも入手はできるが、こちらも数が限られている)。


シャドウハスク編集

  • 旗令

旗付きの槍を持つ兵士。炎弾を飛ばしたり、槍を使った薙ぎ払いを仕掛ける。強化状態では攻撃ヒット時に自身を含めた周囲の味方に炎元素のシールドを付与する。シールド中は完全無敵となるが時間経過で徐々に耐久値が減っていき最終的には解除される。

先に本体を倒した、もしくはバフが解除された後も味方に付与したシールドは持続する。更にバフ中は攻撃が当たる度にシールドが張り直される(耐久値がリセットされる)。タイムアタック等では非常に厄介なので優先的に倒そう。

  • 破陣

ランスを携えた突撃兵。ランスに水元素を纏わせ、薙ぎ払いや刺突攻撃を仕掛ける。強化状態では自身を含めた周囲の味方を持続的に回復させる。

幸い一回一回の回復量は水シャーマンとか水ファデュイとかと比べれば控え目である為、火力に物を言わせたゴリ押しも十分に通る。

  • 守衛

大弓を持つ弓兵。氷の矢を放ち、また氷の破裂弾を使った範囲攻撃を行う。強化状態では弓に防楯を展開して正面からの攻撃を無効化する。

…とはいうものの、このゲームの盾持ちエネミー全てに共通する事だがカバー範囲が異様に広い。真後ろから攻撃しても何故か防がれる事が多々ある為タイムアタック等ではかなり厄介な相手となる。オマケにコイツの盾には耐久値がない為破壊する事も不可能。

バフを発動された場合、凍結ハメが最も対処しやすい。…が、やはり水辺にスポーンする事が多い為、逆にこちらが凍結ハメされないように上手く立ち回りたい。

黒蛇騎士編集

宮廷において高い地位を得た近衛兵士。「至真の術」と呼ばれる剣術で王家の敵を薙ぎ払う。

  • 斬風の剣

風元素を纏った斬撃の他、分裂するブレードを使った遠距離攻撃も行う。強化状態では瞬間移動で距離を取り、一発一発の火力が上がる。

  • 砕岩の斧

層岩巨淵に出現するエネミーではないが一応追記。

戦斧を両手に持った巨漢。いわゆるタンクで、広範囲にシールドを展開して味方を防護する他、斧による斬撃も仕掛ける。バフ状態では耐久力増強に加え、斬撃が岩エンチャントされる。この為組み合わせや環境次第では結晶が生成され続け、延々とバフが解除されなくなる。

Ver3.6で実装されたが、Ver5.0現在では深境螺旋でのみ登場でフィールドエネミー化はしていない。


プカプカ水キノコン編集

地下鉱区の水辺などに生息している動くキノコ。水スライムと一緒にいることが多い上、色が似ているので遠くから見ると見分けがつきにくい。

泡でこちらを閉じ込めたりするが、新エネミーの中ではハッキリ言って雑魚レベル。

ドロップアイテムの「キノコンの胞子」シリーズはVer3.0(スメール実装時)になるまで使用キャラが現れなかった。


注意点編集

  • 立体ダンジョン

地上も地下も東西南北のサイズはそれほどでもないが凄まじい高低差があり、入り組んだ地形をしている。まず全体的に見ても地上は急斜面が距離感を狂わせ、地下の作り込みの細かさは高所・暗所・閉所が苦手ならSANチェックもの。


その上で同じ場所でも2層3層と通路が重なっている場所や、一見近いように見えて回り道が必須である場所もいくつもあり、ゲーム中や公式フォーラムで参照できるマップも目安程度にしかならない。個人の攻略サイトなどを参考にしても迷う可能性が高いので、躍起にならず体力気力の保つ範囲で探索をしていこう。


  • 魔神任務について

Ver2.6導入と共に、層岩巨淵を舞台にした魔神任務第2章第4幕「淵底に響くレクイエム」が受けられるようになるのだが、層岩巨淵は世界任務「層岩巨淵深遊記」シリーズをクリアしていくにしたがって探索場所が開放されていく仕様になっている。

魔神任務はある程度層岩巨淵を開放しないと攻略できないため、まずは世界任務をある程度進めることをお勧めする。


  • 間章第二幕について

Ver2.7導入と共に、層岩巨淵を舞台にした魔神任務間章第二幕「険路怪跡」が受けられるようになるのだが、この物語は世界任務「翠石の玉壺・一」と「層岩巨淵深遊記」シリーズを完全クリアし、さらには稲妻の魔神任務をすべてクリア→雷電将軍の伝説任務を第一章・第二章をクリア→荒瀧一斗の伝説任務をクリアでようやく挑むことが出来る。面倒ではあるが、夜蘭の伝説任務と久岐忍のデートイベント解放条件のため頑張ってクリアしよう。なお、夜蘭の伝説任務には事前に甘雨の伝説任務クリアも必要となる。


余談編集

  • モチーフは中国内モンゴル自治区にある超大型鉱山「バヤンオボー鉱区」。それを裏付けるかのようにBGMにはモンゴルの伝統楽器である馬頭琴が取り入れられている。

  • 元々鉱山であるためか、地下鉱区では鉱物系素材のドロップ量が多くなるように設定されている模様。例として、フィールド上の1個の水晶を壊して得られる「水晶の塊」はテイワットマップでは通常1個で稀に2~3個なのだが、地下鉱区では2個が基本で3個もしばしば、1個で出ることは滅多にない。

  • 収集・ギミックのコンプリートのために細い足場を渡っていかなければならない場所が何か所か存在する。ここに限らず他国でもいくつか同様の場所が存在するが、弓キャラの狙い撃ちの最中は細い足場の上でも足を踏み外して落ちることは無いということを覚えておくと楽に攻略出来るだろう。

  • 3700年前に岩神モラクスが岩元素生物に身体と眼を与えて若陀龍王が誕生した場所でもあり、現在でも鉱夫達から「若陀龍王の棲家」として『陀王』の名で崇拝されている。

  • 地下鉱区には、こっそり潜り込んだ宝盗団などに混じって、毎度おなじみファデュイの面々がいるが、実は彼らは、璃月との仲が良好だった時に正式な調査任務として地下に潜っており、彼らが知らないうちに国家間の関係が悪化し、いつの間にかお尋ね者扱いされているというかなり悲惨な状況となっている。また、一部の隊員達の会話からして、どうやら大半の隊員は真相や璃月港の事件を全く知らされておらず、そればかりか調査任務は璃月のためになると本気で信じていた模様。いつものようにエネミーとして襲ってくる者が大多数だが、本当に困り果てて戦いどころでない者たちも若干だが存在する。ファデュイだからと決めつけないで、時には手を差し伸べてみよう。

  • 前述のプカプカ水キノコンをはじめとしたスメールの菌類が地下鉱区の一部地域で独自の生態系を築いている。その中でも採取アイテム「星茸」はスメール地域で採れるものとは性質が異なり、採取すると「流明石の触媒」のエネルギーを回収できるが、炎および雷元素を浴びせても状態が変化しなくなっている。


関連タグ編集

原神 テイワット 璃月(原神)

地下 鉱山 宝盗団 ファデュイ

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