概要
オープンワールドRPG『原神』の登場キャラクター。
名前 | 重雲(日:ちょううん/英:Chongyun/中:重云) |
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レアリティ | ★4 |
国/所属 | 璃月/天衡方士 |
種族 | 人間 |
使用武器 | 両手剣 |
神の目(元素属性) | 氷 |
誕生日 | 9月7日 |
命ノ星座 | 乾坤鋒座 |
オリジナル料理 | 山幸の冷やし麺(山幸の麺) |
CV | 斉藤壮馬 |
重雲ね、いつも行秋と一緒に「万民堂」に来るけど…あ、行秋に連れて来られてるって言ったほうが正しいかも?でも重雲は熱いものが食べれないのよね。熱々の料理が運ばれてきたら、行秋が礼儀正しく「失敬」と言って、箸を持ったまま料理のいいところを褒めるんだ。あまりにも褒めるから、こっちまでお腹が空いてきちゃうのよね。その時の重雲の目ときたら、はははっ。あの2人、本当に面白いんだから。
~重雲について…香菱
人物
妖魔退治を生業とする「方士」の一族の生まれの少年。
一族に伝わる方術と武芸の鍛錬を欠かさず、魔除けは常勝の実績を誇るが、これは妖魔が恐れをなして逃げていく体質「純陽の体」によるものである。
本人は自身の体質に頼ることを良しとせず妖魔退治の場を探しているが、彼が一族伝来の技術を思うままに振るえる日が来るのかは未だ先が見えない。
加えて彼の「純陽の体」は、熱いもの、辛いもの、感情を揺さぶられるもの、などに中てられると体内の「陽の気」が暴走し、正気を失いハイになってしまうという難儀な性質を持っており、本人はこれを抑え努めて冷静であるために、食事制限をはじめとした様々な制限を己に課している。
特に、体を冷やすためにアイスを常に携帯している(どうやって溶けないようにしているかは不明。元素の力で冷やしているのだろうか?)。しかし彼を詳しく知る人間はそんな抑圧から解き放たれた彼の姿にこそ親しみを持っているようだ。
彼は行秋に対し、自身の足りない部分を機転で補ってくれる上で義侠心と武芸の腕にも優れる事から全幅の信頼を置いている。だが同時に彼の意地の悪い部分には閉口しており、何かあれば被害者の会を作ろうと旅人に話している。
能力と戦術
リリース当初から実装済みの★4キャラで、主に恒常祈願(ガチャ)「奔走世間」で獲得可能。
氷元素の付与能力に優れた、ややサポート寄りのアタッカー。
天賦
- 通常攻撃・滅邪四式
最大4段。1,2段目は速度重視、3,4段目は威力重視のモーションとダメージ倍率になっている。
そのままでは決して強くはないが、命ノ星座1凸「釈凌詠氷」で4段目に3方向に飛ぶ氷元素の追撃が乗るようになり、これまで含めて全段ヒットさせた際のダメージは一転して両手剣キャラでも上位に食い込むようになる。
4段目の追撃を活かし切るためにもなるべく敵と密着した戦いを心がけたい。
- 元素スキル『霊刃・重華積霜』
「急急如律令!」
前方の円形範囲内に氷元素ダメージを与えつつエリアを展開する。エリア内では片手剣、両手剣、長柄武器の攻撃が氷元素ダメージに変わる。キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦「吐納真定」によって「エリア内での片手剣、両手剣、長柄武器キャラの攻撃速度+8%」、キャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「追氷剣訣」によって「エリア消滅時にスキルダメージと同じだけの氷元素範囲ダメージを発生させ、これに当たった敵の氷元素耐性を8秒の間10%減少させる」追加効果を得る。
ダメージそのものよりも元素付与の効果が大きく、元素反応を誘発出来るキャラとの組み合わせで爆発的な火力を発揮する他、通常攻撃が氷元素になるので水元素と組み合わせれば長時間相手を拘束できる。特に行秋の元素爆発と組み合わせれば敵を凍結させつつ重雲自身が両手剣なので氷砕きで大ダメージ、また凍結……と非常に強力なコンボが可能。
ただし発動時は物理ダメージバフを一時的に無効化してしまい「物理ダメージ特化」の装備にした近接キャラの火力を下げてしまう欠点を持つため注意が必要。そのため、レザー、ロサリア、エウルアなどのキャラとは相性が悪い。
また、通称攻撃に元素を付与するスキルは他にもあるが重雲のスキルは優先度が低く他のスキルに上書きされてしまいやすいので、一緒に組むキャラのスキルに該当するモノがある場合は注意して使う必要がある。
- 元素爆発『霊刃・雲開星落』
「妖魔め……立ち去れ!」
前方の空中に落下と同時に氷範囲ダメージを与える霊刃を3本召喚する。
シンプルな攻撃系スキルだが発動に必要な元素エネルギーが少なく、比較的高い回転率で打つことができる。
命ノ星座を6凸(完凸)すると霊刃が4本になり、さらに一定条件下でダメージがアップする。
- 天賦『雲遊山海』
璃月の探索派遣の所要時間が-25%される非戦闘系天賦。リリース当初は探索キャラをパーティから外さなければならなかったが、Ver1.1アップデートでこれが解消されたため有用な天賦となった。刻晴と同じく探索にどんどん出していきたい。
命ノ星座
第一重「釈凌詠氷」 |
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通常攻撃の4段目に3方向に飛ぶ氷の刃が追加される。威力は攻撃力の50%。 |
第二重「周天の回転」 |
元素スキルエリア内にいる時、元素スキルと元素爆発のクールタイム-15%。 |
第三重「雲の果てに光あり」 |
元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第四重「浮雲霜天」 |
氷元素の影響を受けた敵に攻撃を命中させると元素エネルギー1回復。 |
第五重「真道の正理」 |
元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15) |
第六重「四霊の捧げ」 |
元素爆発の霊刃+1本。また、HPの割合が自分より低い敵への元素爆発のダメージ+15%。 |
前述の通り特に1凸が強力。ほぼノーコストでの元素攻撃になる上、ダメージソースとしても優秀。
装備について
- 武器
メインアタッカーとしてもサポーターとしても能力を活かしきれる★5「狼の末路」や、確率でだが元素スキルの常時展開を可能にする★4「祭礼の大剣」などが最適解。その他の武器でも致命的に相性の悪いものは数えるほどしかなく、何を持たせてもそれなりに性能を引き出してくれる。
- 聖遺物
アタッカーを張るなら氷元素ダメージと会心率を強化する「氷風を彷徨う勇士」4セット、サポートに徹するなら元素爆発を強化する「絶縁の旗印」4セットや「旧貴族のしつけ」4セットがおすすめ。どちらでもそこそこに仕事をさせたいなら「氷風を彷徨う勇士」2セット+「攻撃力+18%」の2セット効果を持つ聖遺物の構成が良い。
どの組み合わせを狙う場合でも、稲妻の聖遺物秘境を周回しつつ、不要な★5聖遺物を錬金台で廻聖させれば良い。メインオプションは杯は氷元素ダメージ、冠は会心率か会心ダメージ(氷元素共鳴などで会心率過剰に陥りやすいためその辺りも考慮に入れると良い)、時計は攻撃力あたりか。
- 編成
行秋、香菱、ベネットと組み合わせた通称「ナショナル編成」は初期実装の★4キャラのみでありながら相互強化によって下手な★5パーティを凌ぐ火力を持っており、Ver4.0直前の状況でもバトルコンテンツ「深境螺旋」の12層(最深層)の敵を完殺出来るほど。迷ったら彼ら4人を育成してみると良い。
余談
- Ver1.4で追加されたデートイベントでは、何故か璃月勢の中で唯一デート可能なキャラとなっている。しかも、選択肢次第では勘違いして肝試しの会場に乗り込んだり、かくれんぼを知らなかったりと世間知らずな一面を見せている。