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千年も自由の都を守った巨龍が、自由に戸惑い始める。

自由の神に命じられた自由は、本当の自由であると言えるのか。



※曖昧さ回避→モンド


概要

オープンワールドゲーム「原神」に登場する国家。

魔神任務(メインストーリー)序章「風を捕まえる異邦人」の舞台。


風神バルバトスの領域。テイワット大陸北東に位置する。モチーフは中世ヨーロッパ、特にドイツ周辺の地域や古代ケルト文化、名前の由来はドイツ語の「月」かラテン語の「世界、人々」と思われる。季節のテーマは

神の姿を見ることのない「神の去った地」。象徴となる言葉は「自由」。


成立は数千年前の古代にまで遡る。かつては風雪に覆われた地だったが風神の力で切り開かれ、現在の草原・丘陵地帯を中心とした風光明媚な地形になったと言われる。だがかつての名残であろう起伏の激しい場所もそこかしこに見られる。

中心都市はシードル湖に浮かぶ城塞都市・モンド城


かつて暴政が敷かれた歴史故に王などの特定の君主は頂いておらず、治安組織として西風騎士団が事実上の統治機構的存在となっている。しかし本編開始の少し前に騎士団大団長が殆どの戦力を連れ遠征に向かったらしくその機能は著しく低下している。

現在は代理団長を任されたジンらがそれを何とか維持しようと奮闘しており、住民の声を聞きそれに応えようとする彼らの統治体制は住民たちには概ね好意的に受け止められている。


とはいえ、外からはアビス教団の猛攻に晒され、内からはファデュイに圧力をかけられるという危うい情勢にあり、裏社会からモンドを守るために暗躍する者がいる様子。

本編とも関わる前日譚公式漫画「セレベンツ」はこの問題が主軸になっており、旅人と出会う前のモンド勢の活躍が見られる。


主要産業は風神の恵みである風車を活かした農業と酒造業で、住民も陽気な酒好きが多い。

風神が学芸の神であることもあり、代筆屋が存在し文字を解さない住民も多い璃月と比べて識字率が高く(風花祭でスクロースが「モンドの子どもならイノシシプリンセスを読んだことがある」と発言している)、子どもであっても必要に応じて仕事や研究をする。また異国の風貌を持つ者や獣人などの希少種にも寛容な「自由」の国。


文化面でも割と豊かで、風花祭(ウィンドブルーム祭)という春のお祭りイベントがVer1.4で(Ver.3.5で二回目が開催予定)、秋の醸造シーズン開始を祝うブリーズブリュー祭(通称ブリュー祭)がVer3.1で開催された。また現時点でゲーム内では名前だけの登場となっているが、「セレベンツ」では「バドルドー祭」(原語版では「羽球節」。バドルドーはバドミントンの前身となった球技)という祭りの模様が描かれている。


なお、(ゲームバランスやストーリーの都合もあるとはいえ)騎士団がモンド領を見回りしているからなのか、他国ではちらほら見かける宝盗団ファデュイ先遣隊もフィールド上では、ドラゴンスパインやその付近、風龍廃墟の端や崖の上などごく一部を除いて見かけることはない。


国内地域


所属人物

西風騎士団


西風教会


モンド城


城外


冒険者協会



四風守護


現在稲妻にいるトーマの出身もモンドである。


備考

  • 英語版及び多くのヨーロッパ字幕では、ドイツ語で「月の街」を意味するMondstadt(モンドシュタット)と表記され、ドイツ寄りのローカライズが為されている。なお人名は日本語版と変わらず英語由来ドイツ語由来北欧由来フランス語由来とちゃんぽん状態のまま。
    • ちなみにモンド所属のプレイアブルキャラクターの名前は(たとえ設定上の姓が存在しても)全員名前表記である。なお璃月は鍾離以外は姓名表記。稲妻は約半数のキャラが姓名表記の中、姓を略した宵宮が居たり、諸事情から称号込みの雷電将軍が居たりと法則性が無い。
    • 人名以外にも言語も統一性がなく、公式漫画ウェンティが使う言葉や詩がそれぞれドイツ語英語ラテン語で綴られている。
  • モンドを象徴する紋章には、原石に似た星のマークが使われている。また、モンドキャラクターはこの星のマークを意匠として用いている者が多い。
  • 魔神の時代(6000年~2000年前)には、『時間』に関わる魔神(イスタロト?)が風神と共に祀られていた形跡が残されている。
  • モンドの建国は魔神の時代、竜巻の魔神デカラビアンと彼の信奉者が明冠山地に築いた街であった。しかし現在から約2600年前、氷雪の魔神アンドリアスとの紛争に際して圧政が敷かれるようになり、これに反発した民がデカラビアンを打ち倒し新しい土地に風神バルバトスを主神とした新モンドを建設した。
    • それから約1600年間(現在から約2600年前~約1000年前)は旧貴族時代と呼ばれ、眠りに付いた風神に代わってローレンス家を中心とする貴族たちがモンドを治めていたが、やがて政治腐敗による圧政が横行するようになった。
    • 現在から約1000年前、剣闘奴隷の少女ヴァネッサの祈りを受けて目覚めた風神は彼女をリーダーにまつり上げて反乱を扇動。腐敗貴族を国外追放に処した上で西風騎士団を設立し、現在のモンドの統治体系へと至る。
  • 数千年前には、旧モンドから分化した「フィンドニール」という国があった。突如発生した異常な寒波によって新モンド設立前に滅びており、その跡地にあたるドラゴンスパインは現在でも止むことのない猛吹雪に包まれている。
    • 約500年前に魔龍ドゥリンがモンドに襲来し、風神に倒されドラゴンスパインで死んだ。ドゥリンと戦ったある人間と共に眠っており、現在も遺された力が地脈異常を引き起こしている。
  • ラグヴィンドの祖先が作った大図書館の地下にある『禁書エリア』には大きな秘密が眠っていることを示唆されているが、詳細は不明。
  • 現在、モンド城にあるバルバトス像には「THE GATEWAY OF CELESTIA(セレスティアの扉)」という言葉が刻まれているが…
  • 「ドーンマンポート(荆夫港)」なる貿易港が存在するらしく、地理的にはシードル湖の北に位置すると推測されるが、Ver3.1現在では未実装のままとなっている。しかし作中でかなり高い頻度で言及される為、将来的には実装されると見られる。
  • 「貴族は剣で果敢に戦うものであり、長柄武器や弓は平民の武器」という古い思想が設定として存在しており、それが要因なのかは不明だがモンド出身の槍使いは非常に少ない。その面々も、生い立ちに訳ありなロサリア、稲妻に移住して長いトーマ、クロスボウや法器まで幅広く使うミカなど少々特殊なキャラばかりである。
    • また、旧貴族の存在が密接に関わっている★4武器の祭礼シリーズも唯一槍だけが存在しない。…が、よりにもよって★4武器の中でも特に強力な部類に入るシリーズでの欠員となっているため、今からでも祭礼シリーズと同じ武器効果を持つ槍を実装して欲しいという声は少なからず上がっている。
    • 一方スターライト交換で交換できる★4の「旧貴族」シリーズには「旧貴族猟槍」が存在している。ストーリーを要約すれば「名誉よりも力を求める野心溢れる貴族の若者が影で振るった品」ということらしい。武器の性能としては会心率を得られるものの、同じ★4の紀行武器「死闘の槍」の方が会心率に優れ、もうひとつの交換武器「黒岩の突槍」は会心ダメージに優れているので、これに敢えて交換する理由が無い。

関連タグ

原神 テイワット

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公式漫画「セレベンツ」「風を捕まえる異邦人」モンド「久遠の体との別れ」璃月

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