概要
読み方は「ウインドブルームさい」で、愛と自由を象徴するモンド城の伝統祭。
Ver1.4とVer.3.5でそれぞれ別イベントとして開催されている。
期間中はモンド城やモンド領内の七天神像が草花などで飾り付けられ、場内に蒲公英の綿毛が常に舞うようになる。
風神バルバトスに「風の花」というものを捧げる風習があるが、その「風の花」がどの花を指すのかは決まっておらず、個々人で蒲公英(たんぽぽ)だったり風車アスターだったりと解釈がバラバラだったりする。モンドらしいと言えばらしいが…。
なお、以前のイベントなどで名前が出てきた「バドルドー祭」とはまた別の祭りである模様。
1回目(2021年)
ストーリー
ある日、暇を持て余していた旅人とパイモンはいつものようにモンド城で仕事を探すのだがみんな口々に「風花祭だから手伝ってもらうことはない」と答える。
風神本人曰く「風花祭は風神のみならず、愛を求めるモンド人のためのもの。愛情を得るためなら、期間中は何事も自分でやる必要がある」という伝統があり、仕事の依頼などの激減もそこから来ていた。
興味を持った二人はちょっとしたトラブルに巻き込まれながらも、ウェンティやバーバラたちモンドの住人たちと風花祭を堪能することになるのであった。
ウェンティの手伝いやバーバラに送られた怪文章(?)の解決など、祭りの間もあちこち駆けまわった旅人を、ジンは「風花祭のスター」に任命。式典で「風の花」を風神に献上する役目を頼む。
結局、本当の「風の花」がわからず、ウェンティも明言しなかったため、旅人は自分がこれだという物を「風の花」として献上する(ゲーム上では選択肢が出るが、どれを選んでもよい)。
式典の後、ウェンティは風龍廃墟に旅人たちを誘い、風神バルバトスとして「風の花」について語り出す。
実は「風の花」とは、旧モンド時代、人々が互いに連絡を取り合い、共に反旗を翻す際に使われる隠語であり、最初から存在しなかった。
そしてバルバトスにとっては「風の花」は実在しないけどどこにでもある風のようなもの。だからこそ彼は「風の花」をこれだと定義せず、人々の自由な解釈に任せていたのだった。
内容
期間中は領内の各地に
- ランダムでミニゲームができる秘境「メルヒェンランド」
- 的あてゲーム「百発百中」
- リズムゲーム「風吹く歌」
- 風の翼で降下しながら浮遊している花を回収する「風の中の花々」
などの様々なアトラクションが開催しており、一か月前の海灯祭が祭りという印象が強いのに対し、今回はモンド全土を舞台とした期間限定のテーマパークと言ったところ。
なお、上記の導入に反して、ちゃんとデイリー任務などは受けられるので、そこは安心してよい。
また、祭りの期間中、やはり個人で対応しきれない何らかのトラブルが発生しており、「祭り逸話」という特殊な依頼を受けることで話が進んでいく。
2回目(2023年)
今回は、風花祭そのものというよりも、コレイとスクロースを中心としたモンド勢とスメール勢との交流が主軸となっている。
西風騎士団と浅からぬ縁があり、紆余曲折あって健常な心と体を取り戻したコレイ。此度はそんな彼女が、保護者兼久々の休暇旅行として同行したティナリやセノと共に、モンドへやってくる所から始まる。
そしてコレイが買った童話には、意味深な「幸せの預言」が挟まっており、ばったり出会った旅人&パイモンとスクロースは、風神のお墨付きの元、皆の知恵を借りてその謎を解き明かす事にしたのだった。
今回は
- 敵役のダミーバルーンから逃げながら風船を集める「ブロッサムを追い求めて」
- 特定の課題をクリアするように写真を撮影する「風吹きのスナップ」
- リズムゲーム「そよ風のバラット」
の3つのミニゲームが用意されている。