仙獣の血が流れる聡明な少女。璃月港で有名な法律家として活躍している。
概要
オープンワールドRPG『原神』の登場キャラクター。
名前 | 煙緋(日:えんひ/英:Yanfei/中:烟绯) |
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レアリティ | ★4 |
国/所属 | 璃月/煙緋法律事務所 |
種族 | 半仙 ※仙人(仙獣)と人間とのハーフ |
使用武器 | 法器 |
神の目(元素属性) | 炎 |
誕生日 | 7月28日 |
命ノ星座 | 法獣座 |
オリジナル料理 | 法律ここにあり(かにみそ豆腐) |
CV | 花守ゆみり |
私にとって法律は、過去に起きた「正しい出来事」の要約ね。けど時効という欠点も持ち合わせているから、まだまだ改善の余地があるわ。璃月が変革を遂げようとしている今、法律に詳しい人材はいくらいても足りない。もし煙緋が私の助手になってくれたら、厄介な案件をたくさん解決できると思うわ。
~煙緋について…刻晴
人物
仙獣と人間の混血である璃月港の法律家。
彼女は常に法律の許す範囲内で、顧客に最大限の利益をもたらす。故に彼女こそが璃月の歩く「規則」と思う人も多い。
璃月という国の動乱期が過ぎた後に生まれたが故に、仙獣との混血でありながら岩王帝君と「璃月港を守る契約」を結んでいない稀有な存在である。
「璃月百法通則」を抱え法律家として辣腕を振るう彼女はその実縛られる事のない心躍る生活に憧れており、座右の銘は「規則に縛られたくないのであれば、まずは規則を全て理解するべきだ」。
また、彼女はあらゆる角度から法律を巧妙に解釈し、それに基づく助言を人々に行っており、彼女がいくつも法律の抜け穴を発見したことが法典改善の力になっていると凝光は語っている。凝光にとって煙緋は頼もしいライバルであるとか。
魔神任務(メインストーリー)第一章第三幕クリア後に解放される世界任務「翠石の玉壺」にて登場。ハウジング機能である塵歌壺を作るための必要素材「翠珏石」を入手するために、法律の知識を活かして璃月港を奔走する。
能力と戦術
2021/4/28~5/18の期間限定祈願(ピックアップガチャ)「大隠朝市(復刻)」で追加。
「丹火の印」をはじめとしたあらゆる要素が重撃(長押し通常攻撃)の自己強化につながっている元素アタッカー。同じ炎元素法器使いであるクレーに比べると純火力が低い代わりに射程と取り回しに優れ、火力も自己強化を隙なく回しきれば最終的に☆5キャラに迫るレベルまで上昇可能という、法器アタッカーとして癖がなく扱いやすい性能を持つ。
ただし、法器キャラの宿命として非常に打たれ弱い点には注意。基本的に煙緋は出ずっぱりでの運用をしないと本領を発揮できない為、鍾離やノエル等といったシールドキャラによるサポートは欲しいところ。
- 通常攻撃『封蝋の印』
・一回押し:最大3段。炎弾を飛ばして敵を攻撃する。弾速はそこそこある上に凄まじいホーミング性能を持っており、ある程度距離が離れていても容易に当てられる。命中時に「丹火の印」を1つ自身に付与し、付与中は1つに付き15%消費スタミナを減少させる(デフォルトでは最大3つ)。
・重撃:短い詠唱の後に前方に印章(ハンコ)を叩き付け、炎元素範囲ダメージを与える。この時「丹火の印」を全消費し、攻撃範囲とダメージを強化する。爆発判定が地面から発生するため、空中の敵には当て辛い。ちなみに丹火の印の数が多いほど印章が大きくなり、押印跡もくっきりと残るようになる。
キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦『関連条約』が解放されると、重撃で「丹火の印」を消費してから6秒間、「丹火の印」1つにつき炎元素ダメージが+5%される。効果中に再び条件を満たしても重複せず、先にかかっていた効果がクリアされる。
さらにキャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦『法獣の灼眼』が解放されると、自ら発動した重撃で会心が発生した時、追加で自身の攻撃力80%分の炎元素範囲ダメージを与える。このダメージは重撃によるダメージとみなされる。
- 元素スキル『丹書契約』
「燃えよ♪」
炎を召喚し前方の敵中心に炎元素範囲ダメージを与える。また、ヒットした際に自身に最大数の「丹火の印」を付与する。
地味にかなりのリーチがあり、離れた敵に対してもロックオン状態になっていればぶつけることが可能。
- 元素爆発『契約成立』
「丹書鉄契」
烈焔を起こし自身を中心とした炎元素範囲ダメージを与えつつ、自身に最大数の「丹火の印」と「灼灼効果」を付与する。
「灼灼効果」の持続中は1秒毎に1枚「丹火の印」が付与され続け、重撃ダメージもアップする。「灼灼効果」はキャラ交代や戦闘不能でも解除されるため注意が必要。
なお、威力は元素スキルより少し高い程度とかなり低め。その分バフは強力なので発動したら大量の重撃をお見舞いしてやろう。
- 天賦『法律百科』
最も近い場所にある璃月地域の特産品をミニマップ上に表示する探索天賦。
七七が持つものと同じだが、入手経路の多い☆4の彼女がこれを持っている、ということに意味がある。
Ver5.0からは基本システムとして特産品の追跡機能が実装されるが、あちらは群生エリアおよびそのエリア内での取り残しが無いかを表示するまでに留まるので、より具体的な位置情報が欲しい、追跡対象外の場所も1つ残らず取り尽くしたい等の場合は変わらず有用性を発揮する。
命ノ星座
第一重「法からは逃れられない」 |
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「丹火の印」が1つ付くたびに重撃詠唱時の中断耐性アップ&重撃のスタミナ消費-10%。 |
第二重「最終解釈権」 |
HPが50%未満の敵に対しては重撃の会心率+20%。 |
第三重「真火の宝印」 |
元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15) |
第四重「丹書金鉄券」 |
元素爆発発動時にHPの45%分のシールドを生成する(持続時間15秒)。炎元素に対しては250%の吸収効果を持つ。 |
第五重「遵法誓約書」 |
元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第六重「追加条項だよ」 |
「丹火の印」のストック最大数+1。 |
戦闘を安定させるのに欲しいのは1凸と6凸。2つ併せるとスタミナ消費0で重撃を放てる点がポイント。元素爆発中の重撃連発が安定するほか、スタミナ関連の地脈異常下でも通常通り戦える。
2凸も強力だが、武器と聖遺物を厳選した後はほぼ死にスキルとなるのが難点。
4凸は自身の生存性を高めてくれるが、HPを高められるような能力構成をしていないため、おまけ程度と割り切ったほうが良い。
装備について
おすすめ武器は☆5なら「四風原典」か「天空の巻」。煙緋の場合は自力でダメージを上げる手段を持っているため会心率は厚めで良い。
☆4なら「流浪楽章」や「黒岩の緋玉」など、アタッカー向けなら何でも良い。
おすすめ聖遺物は特になく2セットのキメラでも問題なく運営できる。ただし冠は会心率で。
また、4凸以上しているなら「シールド型」のビルドもあり。なかなか堅いシールドであり、Ver4.3実装のシュヴルーズのシールド役として一気に注目が集まった。
その場合の武器は☆4「金珀・試作」や☆3「龍殺しの英傑譚」でHPを上げるか☆4「西風秘典」でチャージ効率を上げるか。
聖遺物は「旧貴族のしつけ」でサポート、「千岩牢固」と「花海甘露の光」でHPガン盛りまたは「絶縁の旗印」でチャージ効率を上げる。
ただしシュヴルーズと聖遺物が被ると双方の良い所を活かせないので、片方は「旧貴族」、もう片方は「千岩」+2セットにしよう。
オプションはオールHPで良いがチャージ効率は180%は欲しいので、「金珀」か「龍殺し」なら砂(時計)をチャージ効率に、「西風」なら冠を会心率にしよう。
余談
- 半仙の特徴としてわかりやすいのは頭の鹿角だが、これ以外にも肌の色と同じで分かりにくいが、手の甲、脇の下、足首などに鱗のようなものがあるのが確認できる。
- 仙人である父親は人間の女性を娶る際に岩王帝君に許しを乞うたほどに彼女を愛しており、娘の煙緋曰く、現在でも周囲からおしどり夫婦と呼ばれるほどに夫婦仲は良好で、現在は娘の自立を見届けた後にテイワット各地を旅行しているらしい。
- 璃月で一人前に頼られる法律家である一方、仙人としては若輩のためかピンばあやが両親の代わりに保護者役を務めている。なお煙緋との仲は良好。
- 好きな食べ物は豆腐。あっさりとした味わいと柔らかい食感、どんな汁物にも合い栄養豊富、そして何より季節を問わず安定している入手性が「最高になれずとも完璧を求める」彼女の好みに刺さっている。
- 嫌いな食べ物は冷製料理。煙緋の帰りを(恐らくは冷めた夕食と共に)夜遅くまで待っていた父親の言葉「料理は熱々の方が良い」が心に残っているため、冷たい料理はあまり食べないという。
- 煙緋が初登場する世界任務「翠石の玉壺」では彼女の活躍が描かれており、実質的な彼女の伝説任務(キャラクエスト)のようなものになっている。法律家としての知識と胆力で事態を解決していくさまを見た旅人達からは「逆転裁判だこれ」という声が次々と上がった。
- 甘雨とは仙獣との混血という共通点がある。その一方で容姿・性格には対照的な部分も多い。年齢的にも大きな隔たりがあるが、お互い法と行政に携わる者として仕事ぶりを認め合う仲であり、煙緋の方からは「甘雨先輩」と呼んでいる。
- ちなみに久岐忍とは法学校の講師と生徒の仲であり、「煙緋先輩」と呼ばれている。
- 岩王帝君と「璃月港を守る契約」を結んでいないが故に、人の手に帰された璃月に残り続ける数少ない仙人の一人。曰く、仙人社会よりも璃月の法律家としての身分の方が大事とのこと。なお相当な売れっ子らしく、相談料は2時間約18万モラ。……20時間5000モラの探索派遣がバカらしくなる高収入である。
- 優れた法律家として名を馳せる一方で、法や損得で図り切れない感情的な争議の調停が苦手。特に家庭内の愛憎渦巻く民事訴訟にはうんざりしている。
- 職務中に出会ったエウルアと文通友達の仲。決まりの穴を掻い潜る気質に通じるものがあったらしく、互いにとって数少ない、復讐や仕事抜きで接する事ができる友人である。
- 原語版及び英韓吹き替えボイスは、日本語吹き替えより総じて幼め。二つ名の「無邪気な知恵」の所以を感じてみたい方は必聴。
- テーマソングは『輝く星々Vol.2』収録「法獣の歩み」。煙緋のキャラクター実戦紹介PVで聴くことができる。