はんこ
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はんこ
はんこ(判子)とは、印・印鑑のこと。「版行・板行(はんこう)」が音変化した言葉。
刻印する材質に指定はなく、象牙や鹿角から樹脂製の媒体まで様々な印材を用いたはんこ全般の総称。
印材としてはその他には石判、木判、ゴム判、芋判など多岐に渡る。珍しい所だと、江戸期に蒟蒻を用いていた歴史もある。
印の使用法として日本では本人確認や契約の了承に押印されるが、西洋だとコレが自筆のサインになる。サイン文化と印鑑文化は人類史に於いて完全に二分しているので実に面白い。
・人類史において印影もサインも双方とも、簡単に真似されないよう複雑化の一途を辿る。
最終的には、日本で印鑑証明として役所に印影を提出し登録して貰い、必要の都度、役所から特定書式で印影と印紙の発行をお願いするのがセキュリティの点に於いて厳重である。
一方、役所が開いていないと印鑑証明が得られないという不便も確かにあるので印鑑証明が必要となる書類は少ない。
- 「「捺印」「押印」はどう違う? 印鑑とハンコの違いも解説」 株式会社マイナビ「マイナビウーマン」、2023年1月17日更新。
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