概要
同名の就職情報サイトを運営しているのを始め、子会社のマイナビ出版ではコンピュータゲーム(主に囲碁・将棋・麻雀などのテーブルゲーム)関連事業を行っている。
2000年代以降はビーチバレー「マイナビジャパンツアー」(メインイラスト)を始め、プロ野球のオールスター冠スポンサー、女子サッカー・WEリーグ所属のマイナビ仙台レディース(ベガルタ仙台からの譲渡)運営、ゴルフの「マイナビABCチャンピオンシップトーナメント」、自転車ロードレース「ツール・ド・九州」協賛などスポーツ関連の事業を強化している。
旧社名の毎日コミュニケーションズ時代はニンテンドードリーム(創刊時は『The64DREAM』)の発行元であったが、旧ファミマガのスタッフが立ち上げた編集プロダクションの縁もあり2010年以降は徳間書店に移っている。
沿革
1973年に毎日新聞の子会社・毎日コミュニケーションズとして創業。現在も毎日新聞東京本社と同じパレスサイドビル内にマイナビ本社があり、健康保険組合も共通だが筆頭株主は社員持株会になっており連結対象からは外れた関連企業の扱いとなっている。
1984年に日本将棋連盟オフィシャル誌『週刊将棋』を創刊(2016年に休刊)。
1995年に「毎日就職ナビ」を開設。日本のインターネット上では最初期から存在した就職情報サイトであり、この頃から業種最大手のリクルートに対抗する姿勢を打ち出して行く。
2011年、株式会社マイナビへ社名変更(旧社名時代の後期は「MYCOM」→「マイコミ」の略称を主に使用していた)。「マイコミジャーナル」と「COBS ONLINE」を統合し「マイナビニュース」を開設。
2012年、子会社の東京地図出版を吸収合併。2014年、出版・ゲーム部門をマイナビ出版として分社。
備考
2001年に『CD-ROM fan』が一部自治体の青少年健全育成条例で有害図書指定を受けたことがあり、東京都で3号連続指定を受けるとコンビニや大手書店チェーンにおいて会社単位で流通から締め出されるおそれがあったため、同誌やエロゲ雑誌『P-mate』など一部の出版物を新設子会社の「MCプレス」へ移管していた。
2008年に『週刊文春』でMCプレス発行のDVD付録雑誌が毎日新聞東京本社と同じパレスサイドビルで過激な内容の動画を撮影した疑惑が取り上げられ、発行していた全雑誌の廃刊(『P-mate』のみ宙出版へ譲渡)と子会社の解散に追い込まれている。
ゲームソフト
現在は子会社のマイナビ出版に事業譲渡されている。
- ギャルズパニックSS
- ひみつ戦隊メタモルV
- しおんの王
- レミュオールの錬金術師(DS版)
- 毎日新聞社協力 最強の漢字ドリル5万問
- 将棋神 やねうら王