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概要

miHoYoによるゲーム『原神』に登場する敵と魔物の一覧。

その性質上メインストーリーの多少のネタバレも含まれるので注意。

攻略

原神に登場するフィールドエネミー(ザコ敵)のランクは大きく分けて「普通」「精鋭」「BOSS」の3種類がある(別枠で更に格上の「征討領域」も存在する)。当然ながら普通、精鋭、BOSSの順にランクが上がるごとに強力になる代わりにドロップする報酬もレアな物になる。

  • 普通

最下層のランク。全体的に倒しやすく、また一度に出現する数も多い為素材稼ぎは比較的容易。ただし様々な元素を操る個体がいる為、場所や状況、育成進捗によっては思わぬ苦戦を強いられる事も。

フィールドエンカウントやデイリークエスト等で討伐する機会も多く、毎日プレイしていればいつの間にか千単位でドロップ素材が貯まっている事も。ただし出現数が多い分一体一体のドロップ数は少なく、またこれら素材はキャラ・武器Lv突破、天賦育成などで大量に消費する機会が多い為、しっかり集めなければ枯渇する事もよくある。

たまに普通の癖して精鋭級の強さを持つエネミーも湧く事があるが…

  • 精鋭

フィールドエネミーの上位ランク。出現数は普通と比べて控え目だが比較的強力な部類。とはいえ敵も味方もステータスがインフレ気味な本作ではやはりその辺のザコより強い程度に収まる。

ただし普通と比べて手強い敵である事に変わりはなく、複数でまとまって襲いかかってきた時や特に育成が整っていない序盤ではまさしく脅威となる。

ドロップするアイテムは主に武器Lv突破に用いる。元から湧く数も少ない為、特に上位素材は枯渇しがち。幸い合成によって下位素材から上位素材を獲得できる為、しっかりと十分な数を揃えておきたい。

  • BOSS

フィールド上に出現するエネミーの中では最上位クラスの敵。名の通りフィールドボス。他のエネミーとは違い、出現場所には専用のフィールドが用意され、またマップ上でアイコンが表示されるのが大きな特徴。

一度倒すとリスポーンまで5分程度のクールタイムがあったが、Ver4.8からはそれが10秒に短縮され、実質ロードを挟むだけですぐに再戦できるように仕様変更された。

精鋭よりも遥かに強力だがキャラLv突破に必要な素材をはじめ、様々なレア素材を獲得できる。報酬は倒した時点でドロップではなく、倒した後に「地脈の花」に接触して初めて獲得できる。

  • 征討領域

いわゆる週ボス。名の通り週に一度だけ豪華な報酬を受け取れるボスであり、BOSSと比べて非常に手強い強敵が勢揃い。天賦育成素材や鍛造武器の原型はほぼここでしか手に入らない。

戦える週ボスの種類は魔神任務や伝説任務の進度に依存しており、しかも天賦Lv7以降は週ボス素材を要求される為、Lv7以降の天賦育成はなるべくストーリーを最新まで終わらせてから行う事を強く推奨する。

Ver4.2からは未クリアの状態でも挑戦できる「クイック挑戦」が可能になったものの、完全ソロ限定モードの為フレンドによる助けを得られないという制約がある都合上、このモードで挑戦するには相応の育成を施す必要がある。

見分け方

「冒険の証」メニューの「討伐」タブにて分類を確認できる。しかしメニューを一々開かなくても目視で直接確認する方法もある。以下にその目安の例をいくつか示す。

  • 普通:ドロップアイテムが☆1~3
  • 精鋭:ドロップアイテムが☆2~4、稀に☆3/4の聖遺物をドロップ
  • BOSS:マップ上にアイコンが表示される、戦闘時HPゲージが画面上部中央に表示される、報酬受け取りに天然樹脂を消費
  • 征討領域:秘境(ダンジョン)扱い

精鋭狩り

主に精鋭エネミーをドロップ素材やモラ、経験値、聖遺物などを目当てに種類問わずひたすら狩りまくる行為の事。アレとかコレの原神版…といえば大体合ってる。毎朝5時にリポップするので何度でも挑戦可能。

実践に当たっては「冒険の証」の「討伐」タブにて出現場所を自動的に追跡する事ができるので便利だが、全ての精鋭エネミーが追跡対象になる訳ではなく、追跡可能な敵を全て倒すと「復活中」の表示が出、追跡漏れがあるにもかかわらず翌日まで追跡不可能となる。

効率よく周回したい場合は公式が用意したマップや非公式の攻略サイトなどに頼るのも手。

ただしWikiwikiによれば一日に行える頭数は400体までという制限が付いており(普通エネミーの場合は2000体まで)、それ以上は倒してもアイテムをドロップしなくなる。勿論経験値やモラも何も落とさない。更にこれはユーザーごとにカウントされる為、上限まで狩り尽くしたユーザーがマルチプレイで他人のワールドで行っても何もドロップしなくなる。

また、普通エネミーのキノコンは状態変化(炎または雷が付着)を起こすと精鋭エネミーにカウントされる仕様の為、精鋭の上限カウントを消費してしまうという点に注意。なるべくエンカウントを避けるか、あるいはあらかじめ炎または雷元素キャラを除いたパーティで挑むようにしたい。

元素生命

一つの元素エネルギーによって生まれた生命体。共通して自分と同じ元素には耐性がありダメージが発生しない。

スライム

大自然に散布する元素から生まれた魔物。テイワット全域に生息する元素生物。七属性に対応するスライムと大型スライム、雷の大型のみ変異種が存在し、合計で十五種類のスライムが存在する。

一部の大型スライムは自属性のバリアを張っている。知能は低く、数が多い場合にのみ脅威となる。

フライム

高濃度の元素から生まれ、空を浮遊する能力を持った魔物。こちらもスライムと同じく七属性のフライムが存在する。

名前の由来はおそらくFly+スライム。雑魚モンスターであるはずなのだが、あまりに強すぎたため、verを重ねるごとに弱体化している。

  • 狂風のコア

超高質の風元素が凝縮した存在。狂風のコアの形成は、元素地脈が遮断され、蓄積が発生したことを意味する。

常に空を浮かんでおり近接攻撃は不向き。弓で戦うのが最適だが浮遊エネミーの中では図体が大きいので狙い撃ちは容易。また落下攻撃後はしばらくスタンし、しかも高頻度でやってくるので比較的近接攻撃パーティでも対応しやすい。風元素のスリップダメージエリアを生成する事もあるが本体に攻撃を当てれば即座にダウンを取る事ができる。

固有のドロップアイテムはないが、いわゆる「精鋭エネミー」に分類される為聖遺物やモラを稼ぐ際に便利。

無相元素

高純度の元素生命体。それぞれコードネームが名付けられている(フィールドボスの個体はヘブライ語の数字で統一されている)。

無相元素は限界まで濃縮された構造体で、極めて高い質量を有している。

本体のダイヤモンド状のコアをキューブ状の殻で包んでおり、攻撃中や攻撃後のコアが露出した時以外は無敵。

また共通して体力をギリギリまで削ると「緊急再起動状態」と呼ばれる状態に移行する。状態が終了するまでに特定の行動で妨害すると倒す事ができる。

  • 無相の雷

コードネーム「アレフ(1)」。モンド南部・ダダウパの谷で出現。稲妻のクエストや世界ランク突破任務のラスボスとしても登場する。

実は無相シリーズの中では最弱。弱点元素は炎と氷なのだが、それぞれを操るアンバーガイアの二人が序盤で確実に手に入る為、過負荷反応や超電導反応で簡単に体力をゴリゴリ削れてしまう。

緊急再起動状態では雷のプリズムを3個生成し、それらを全て破壊する事で初めて倒す事ができる。なお、このプリズムは物理攻撃では絶対破壊できない。…が、こちらもアンバーの重撃(チャージショット)で復活する前に全て壊せてしまう。

しかしゲームの仕様上世界ランクが上がると敵も軒並み強化されてしまう為、育成をしっかり行わずにむやみに上げてしまうと一転して強敵と化す。

  • 無相の風

コードネーム「ベト(2)」。モンド北部・望風山地に出没。緊急再起動状態では空中に多数出現する元素粒子を風域を駆使して素早く回収することで復活を阻止する。…のだが、バグか仕様かは不明だが全て回収しても何故か一度は普通に復活してくる。そのため「全回収→わずかに回復し復活→再び削りきって撃破」が撃破までの流れとなる。

スクロースの元素爆発のモチーフになっている。

  • 無相の岩

コードネーム「ギメル(3)」。璃月東部・孤雲閣で出現。

戦闘が開始すると4本の岩柱を生成し、それらの上をランダムに飛び移りながら戦う。頻繁にあちらこちらに移動するので、両手剣・岩元素・爆発などの「鈍撃」で現在乗っている岩柱を壊して落下させて隙を作るか、コアの露出するタイミングに合わせ弓や法器で遠距離攻撃を叩き込む必要がある。

緊急再起動状態では3本の岩柱を一定時間内に素早く破壊することで復活を阻止できる。広範囲の破壊効果を持つ鍾離の長押し元素スキルや、両手剣最速級の攻撃速度を誇るレザーエウルアを活用したい。

  • 無相の氷

コードネーム「ダレット(4)」。モンド南部・ドラゴンスパインで出現。開放するには世界任務「山に隠されし物」をクリアする必要がある。

フィールドに打ち出される氷塊を重撃で打ち返しシールドを剥がすことで隙を作る。そのため重撃のモーションが軽い片手剣使いが攻略に向く。

多くの旅人から存在を忘れ去られているフィールドボス。というのも無相の氷の突破素材を必要とするキャラクターがエウルアとコラボキャラのアーロイしかいないため。加えてアーロイは現状入手が不可能となっていることから、新規勢にとってはエウルアを育てようと思わない限り、周回する必要性がなくなっている。

因みにエウルアの後に登場した氷属性の部下の突破素材は何故か風蝕ウェネトだった。

  • 無相の水

コードネーム「ヒイ(5)」。稲妻西部・海祇島の地下で出現。時々「水滴」と呼ばれる水スライムのような何かをヒーラーとして召喚するが、この「水滴」が放つ回復弾は自身も取る事ができる(回復できる)。

緊急再起動状態ではフィールド端からコアに合流しようとする「水滴」を破壊し復活を阻止する。そのため動きを止め高威力の氷攻撃を叩き込める神里綾華、もしくは水シールドの破壊効率が高い草元素キャラ(ナヒーダコレイなど)が特効キャラとなる。

なお、稲妻のクエスト「海淵仙草霊験記」では無相の水が出現する洞窟に赴いて手がかりを探る事になるが、ここでの無相の水を倒す必要はない。勘違いして戦ってしまった旅人も多いのでは?

  • 無相の炎

コードネーム「アイン(70)」。なぜか6(ヴァヴ)ではない。稲妻・神無塚北部で出現。戦闘が始まると「燃焼状態」と呼ばれるシールド状態となる。シールドを水元素攻撃で剥がす事で初めてダメージを与えられるようになる。

体力を半分まで削ると「熄滅状態」と呼ばれる待機状態に移行する。火種を3つ召喚し、一定時間経過でシールドを復活させる。全て水元素攻撃で破壊するとシールド復活を阻止できる。

無相シリーズでは唯一体力を削っても緊急再起動状態にならない。

  • 無相の草

コードネーム「ザイン(7)」。スメール砂漠地帯の地下洞窟に出現。

戦闘状態では炎元素で燃焼反応を起こすことで一部の攻撃を中断させ、効率よくダメージを与える事ができる。

HPを削ると自身の浄化を試みて「治療の草芯」を3つフィールドに設置する。草元素を当てて活性化させる事で浄化する事ができ、雷元素で浄化効率を上げる。浄化を完了すると討伐完了となる。しかし放置すると普通に回復して襲いかかってくる。

「回復行動を妨害して倒す」のではなく「エネミーを補助する事でクリア」という、無相シリーズでは初となる特徴を持つ。ただし「治療の草芯」の活性化は草元素でしかできない為、攻略には必ず草元素キャラ(出来れば即応性の高い法器使い)をパーティに加えておく必要がある。開花反応による草原核を利用する事でも一応は攻略可能だが非効率。

  • 純粋な無相の岩 『ペザーナ』
  • 純粋な無相の風 『エタール』
  • 純粋な無相の雷 『シーラス』

期間限定イベントでのみ戦える無相元素。独自の行動パターンが追加されており苛烈な攻撃を繰り出してくる。おまけに十分な報酬を獲得しようとする場合、無相元素側には様々なバフを、自分たちはデバフを背負った状態で戦わなければならないため、キャラの育成と理解を十全にしていなければ完全攻略は難しい。

純水精霊

純度が極めて高い水元素で形成された生命体。常に水と共に存在する。

その正体はフォンテーヌの前の水神の眷属たち。

幻形生物

様々な生物を象った水元素のモンスター。主に純水精霊が戦闘で召喚するが、稀にフィールド上でも出現する。いずれも強力なエネミーであるが、水元素でできている故に氷元素や雷元素に弱い。

全てに共通する特徴として「水上に浮かぶ事ができる」「水に触れていると持続的に回復する」などがある。

Ver3.8のイベント限定マップ「ヴェルーリヤ・ミラージュ」では中立Mobとしてフィールドエネミー化。

なお、出現数はここでは純水精霊が召喚する物を記す。

  • 幻形リス

リス型の敵。2体セットで出現。尻尾を振り回したり、飛び上がって叩き付けも行う。

  • 幻形イノシシ

イノシシ型の敵。2体セットで出現。突進攻撃を行う。

  • 幻形カニ

カニ型の敵。2体セットで出現。プレイヤーを取り囲むように横に走りながら泡を吐いてくる。DPSが高い上にやたらすばしっこいので凍結反応で拘束して倒そう。

  • 幻形アヒル

アヒル型の敵。2体セットで出現。波を周囲に纏わせながらこちらを執拗に追い回す。

  • 幻形カエル

カエル型の敵。1体のみ出現。波を飛ばす攻撃の他、上空にジャンプしての範囲攻撃も行う。HPを削り切ると水の爆弾に変化する。威力は勿論範囲もえげつないので倒したら急いで逃げよう。シールドを張るか、ステージの端へ誘導し、そこで倒したら即座に反対側へ逃げるのが最適か。

  • 幻形スズメ

スズメ型の敵。1体のみ出現。狭範囲・広範囲の2種類のジャンプ攻撃を行う。カエルと同じく、HPを削り切ると水の爆弾に変化する。

  • 幻形トビ

型の敵。3体セットで出現。上空から飛びかかる攻撃を行うが、常に上空を飛行している上にどんな状態でも近接攻撃では届かない位置に留まり続ける(唯一届くのは上下方向に判定が大きい雷電将軍の重撃のみ)。弓・法器で戦うのが一番の対処法だが、他の幻形エネミーも出現する純水精霊戦では非常に厄介な敵となる為、見かけたら真っ先に倒しておきたい。

  • 幻形ツル

ツル型の敵。3体セットで出現。高威力の波を高速で放つ攻撃を行う。直線的な軌道である為避けやすいがその分威力も高く、育成が十分でない場合下手すると一気に瀕死/戦闘不能に追い込まれる。幸い耐久力が貧弱なので最も倒しやすくもある。

雷音権現

奇妙な雷元素生命体。見た目こそ純水精霊に酷似しているが、彼女ほどの知恵と記憶は備えていない。

雷音権現はより原始的で純粋な怒りによって駆動している。正体は鶴観にて恐れ崇められていた雷鳥の怒りにより生まれた元素生命。世界任務「霧海紀行」のラスボスとしても登場。

一定のダメージを与えるか、敵対して最初に出す探針に触れると「怒気ゲージ」が溜まる。満タンになると「狂怒状態」となり、より苛烈な攻撃を仕掛けてくる。

開放には世界任務「セイライ逐雷記」をクリアする事が条件。雷音権現のドロップ素材が必要な雷電将軍九条裟羅を育成する際には必ずこのクエストを進めておく必要がある。

  • 余談

iPad Air新型機デモ映像にて雷電将軍、雷主人公刻晴八重神子の4人全員雷元素の相性最悪のパーティで雷音権現に挑む猛者が写るシーンがある。

この映像はボカした表現であるが公式にもネタにされた模様。

濁水幻霊

フォンテーヌにて登場する精鋭エネミー。フォンテーヌで純水精霊が絶滅した現代に発生した謎の元素生命。

Ver3.8イベント限定マップ「ヴェルーリヤ・ミラージュ」にて登場した水形幻霊(シズクちゃん)に姿が酷似しており、イベントでの愛嬌のある姿を知る旅人の間では「闇堕ちシズクちゃん」と話題になった。

エンカウントから一定時間経過すると体を変化させ強化状態に入る。強化状態には下記2種類が存在し、状態中は凍結が無効となる。幸い状態は一定時間経過で自動的に解除され元に戻る。通常状態では凍結が可能である為、状態に入る前に凍結ハメなどで有利に倒していこう。

  • 濁水粉砕の幻霊

大きな耳を腕のように振り回して攻撃する。

  • 濁水噴出の幻霊

大きな体格を持った巨漢。水弾を飛ばしたり水のビームを放ってくる。その見た目から付いたあだ名がベイマックス…中々にキケンな名前である。

  • 水形タルパ

数多の水玉が凝縮した巨大生命体。フィールドボス。戦闘中「未熟な水形タルパ」を召喚し、水弾で攻撃させる他、特定の行動時に吸収してパワーアップする。未熟な水形タルパを破壊する事で吸収を阻止する事ができる。

殺した数も覚えていないザコ敵にして、それだけよく見る影の主役。テイワット大陸の各地に生息する魔物の種族。知能は低いが独自の言語と文化を持つ。

千年以上前から存在しているが、歴史や文明に関する記録はない。500年前の暗黒の災い以来、大地の隅々に広く分布している。

  • ヒルチャール

一般的に分布している通常ヒルチャールの他に戦士・突進・(木/氷/岩)・射手(通常/炎/雷/氷)・爆弾(炎/雷/氷)が存在している。

  • ヒルチャール暴徒

ヒルチャール部族の百人に一人の勇士と言われる、大型で他より強いヒルチャール。様々な種類のスライムを地面から掴み攻撃や盾にして使う。

大斧(炎/雷)と大盾(草/氷/岩)が存在する。

  • ヒルチャールシャーマン

ブツブツとよく独り言を言う年老いたヒルチャール。元素を操ることができる詠唱者。

炎以外の六属性を操るシャーマンがそれぞれ存在する。

  • ヒルチャール王者

体内に大量の元素が集まり、異変したヒルチャール暴徒。プレイヤーと戦闘になると、咆哮を上げ、元素の鎧を生成する。

登場するのは雷・氷・岩の三種類。

  • ヒルチャールレンジャー

どの部族にも属さないヒルチャールの流浪者。

他のヒルチャールよりも知能が高い。

登場するのは風と水の二種類。

アビス

アビス教団

その力を七神の支配する世界の打倒という集団の目標に向けて利用することができる。

アビス教団の一員であり、彼らの尖兵として行動する魔物。

テイワットの地脈から元素エネルギーを取り込み、シールドを貼ったり攻撃に使用してくる。

シールドは特定の属性でなければ破られない強力なものであるが反面本体はかなり貧弱。破られるとやられ放題になってしまう。

アビス教団の一員であり先導者。現在は激流(水)と落霜(氷)が確認されている。

  • アビスの詠唱者

アビス教団の一員。アビスの使徒と似通った姿形をしていることからそれなりの立ち位置にいるものだと思われる。現在淵炎(炎)と紫電(雷)の二種類が存在している。

  • 深罪の浸礼者

複数の元素力を獲得したアビスの魔物。容姿はアビスの詠唱者に酷似している。

炎、水、氷、雷の内いずれか3つの元素を操る。元素タイプは日替わり。

戦闘が開始すると元素オブジェクトを3つ設置し、早急に壊さなければ即死級の攻撃を放ってくる。

戦闘中、自身の操る元素に応じてそれぞれ3種の元素シールドを展開してくる。この間は攻撃が一切通らず、弱点元素でない限りはファデュイ先遣隊よろしく破壊はほぼ不可能。反面弱点元素に対してはめっぽう弱く非常に削りやすい。炎には水、水には草、氷には炎、雷には炎/氷が有効となる為、元素タイプに応じて柔軟に編成を変えていくようにしたい。

シールド破壊後は短時間スタンする。

獣域ウルブズ

世界の境界線を侵食する魔血の獣。「黄金」の作り出した魔物。

共通して攻撃時に「侵蝕」というスリップダメージのデバフを付与する。シールドで攻撃自体は防げても侵蝕はお構いなしにチーム全員に付与される上に重ね掛けも可能。その為何度も攻撃を受け続けるとゴリゴリHPが削れていつの間にか全滅という事も有り得る。ヒーラーや回避がこれまで以上に重要になる敵でもある。

また黄金王獣を除き、それぞれ対応する元素攻撃を受けると「喰魔」状態となり、対象元素耐性が下がる代わりにパワーアップする。

  • 獣域ウェルプ

深淵の浸透と共に元素を蝕む習性を持っている。岩と雷の2属性が存在している。

  • 獣域ハウンド

狼のような姿をしており似た習性を持つ。こちらも岩と雷の2属性が存在する。

  • 黄金王獣

暗闇の異界からやってきた、漆黒たるウルブズの帝王。フィールドボス。意図せず生み出された存在であるため名前を持たない。「獣域スカル」という眷属を召喚する。

一定のダメージを与えるとシールドを纏う。シールドを破壊するには召喚した獣域スカルを岩元素攻撃で破壊するのが必要となる。シールド破壊後は長時間スタンする。

なお、獣域スカルを素早く破壊するにはクールタイムなしで比較的素早く岩元素攻撃を繰り出せる凝光、そして元素スキルで継続的に岩元素攻撃を与えられる鍾離が最適となる。

二人とも持っていない場合は岩主人公のスキル等で時間をかけてでも削っていくか、あるいは確実な入手手段のあるノエルの元素爆発で破壊するのも選択肢だろう。

黒蛇衆

かつてとある王国に所属していた騎士たちのなれの果て。詳細は層岩巨淵へ。

ブリーチャープリムス

数百年前に突如出現した謎の生命体。複数の貝殻状の鱗がコアを包み込む形をしている。

戦闘中一定時間経過で「ストレス状態」に入り、元素バリアを纏う。元素反応の他、ウーシア/プネウマによる攻撃でもバリアを削る事ができる。バリアを削って状態を強制的に解除させると短時間スタンし、その間は鱗が全て剥がれ落ちてコアが露出する。コアは弱点判定である為、弓キャラで撃つ場合は確定会心となるので一気に大量のダメージを稼ぐチャンス。

岩タイプの「瓦礫」と草タイプの「狂蔓」、それぞれ大小2種類が登場する。

  • 大型瓦礫ブリーチャープリムス
  • 瓦礫ブリーチャープリムス
  • 大型狂蔓ブリーチャープリムス
  • 狂蔓ブリーチャープリムス

深遠なるミミックフローラ

アビスの世界から現れた異形の魔物。ヒルチャールナタの竜など様々な姿に擬態するが、その際は「虚界力バリア」を展開して自身への攻撃を無効化する。バリアは元素攻撃か夜魂攻撃で破壊する事ができる。バリア破壊後は擬態が解けて正体が暴かれスタンする為、その隙に攻撃すると倒せる。

また、攻撃時に「蝕破」という遅効性のスリップダメージデバフを付与する。1回しか削られなく、かつ攻撃を受けた本人にしか付与されない為獣域ウルブズよりはマシだが、削れ幅が大きく重ね掛け可能の為ヒーラーを用意しておきたい。

虚界力バリアは元素攻撃のヒット数によって削れる為、夜魂攻撃の他には夜蘭チャスカなど手数の多い攻撃が可能なキャラ、または感電・燃焼などスリップダメージ系の反応を利用すると楽に戦える。

  • 深遠なるミミックパピラ

フィールドボス。ミミックフローラと同様、様々なフィールドボスエネミーに化けて攻撃を仕掛けてくる。

チャージ攻撃「暗闇の祝祷」を行い、チャージ中は虚界力バリアを展開して攻撃を防いでくる。破壊するとスタンさせられるが、時間内に破壊できなかった場合は即死攻撃を放ってくる。

異種の魔物

トリックフラワー

トリックフラワー

長い間元素に晒され続けた影響で知性を獲得した植物。普通に出没する他に、ミントやスイートフラワーといった植物に擬態しておりアイテムを取得しようとすると襲ってくるものがある。

アイテムに擬態していた場合、「元素視覚で該当アイテムが白く光らない」「採取アイコンがアイテムではなく吹き出し(💬)になっている」などで判別する事ができる。他にも「光るエフェクトがない」「ナヒーダの元素スキルで採取ができない」などがある。

炎・雷・氷の三種類が存在する。共通して地面に潜って頻繁に場所を移動し、また元素エネルギーをチャージしてから強力な攻撃を仕掛ける。

チャージ中は元素シールドで覆われる。弱点元素はそれぞれ水・氷・炎だがとても脆く、それ以外でも十分に削る事ができる。シールドを破壊してチャージを強制的にキャンセルさせるとしばらくの間ダウンする。

ある程度の元素耐性があり、自身と同じ元素に対しては更に耐性が高い。

炎元素のトリックフラワー。炎弾を飛ばし、チャージ攻撃では蕾から炎弾を連続で投擲する。

雷元素のタイプ。着弾するとその場に残留し、触れると連続でダメージを与える雷弾を飛ばす。チャージ攻撃では強力な雷のレーザービームを放つ。

氷元素のタイプ。氷の棘を地面から直線状に生やして攻撃する。チャージ攻撃では氷弾をタネマシンガンの如く連射する。氷弾にはのけぞり効果があり、一発でも当たるとその場で拘束され撃ち終わるまで蜂の巣にされるという超厄介な仕様となっている。特に水辺や雨天で遭遇した場合は要注意。

巨大樹

長い間途切れることなく餌を与えてきたトリックフラワー…要するにトリックフラワーの進化系であり、その元素特性は洗練されてる反面、同胞が持っていた機動性を失っている。フィールドボス。

『護法仙衆夜叉録』のムービーにて、かつて魔神戦争で敗死した数多くの魔神の残骸と怨念から生まれた妖魔の一つである事が示唆されている。

爆炎樹・急凍樹・迅電樹の三種類が存在している。共通して根元と花冠に各1つずつ弱点となるコアが存在し、どちらか片方を破壊するとダウンを取る事ができる。また頭部の花冠を地面にぶつけての頭突き攻撃も共通で持ち、頭突き直後にそれぞれの元素の衝撃波を飛ばす。

  • 爆炎樹

炎元素のタイプ。炎弾発射や火柱を無数に地面から噴射させる攻撃を行う。

Ver3.6でより鮮やかな色合いにデザインが変更された。

  • 急凍樹

氷元素のタイプ。ホーミング性能付氷弾の発射や、冷凍ビームによる360°の全周薙ぎ払いも行う。香菱の伝説任務では「美味しそう」とか言われたりしている。

  • 迅電樹

スメールで登場する雷元素のタイプ。2つのコアが交互に片方ずつ活性化する。根元が活性化した場合は「陰極花蕊」、花冠の場合は「陽極花蕊」を設置する。2つの花蕊を放置していると即死級の爆発を起こすので注意。

マジックフラワー

魔龍の血を取り込み急成長し変異したトリックフラワー。イベントにのみ登場。

キノコン

主にスメールに生息する菌類に属する擬態生物。

通常エネミーであるプカプカキノコン(水/草/風)、ボヨヨンキノコン(風/炎/岩/雷)、グルグルキノコン(雷/氷/炎)、精鋭エネミーであるトコトコマッシュロン(水/岩)、パタパタマッシュロン(氷/草)が登場。

詳細は個別記事へ。

マッシュラプトル

より獣に近い姿と知能を得た大型のキノコン。

「活性化ゲージ」を持っており、雷元素で上昇し、炎元素で減少する。満タンになると活性化状態となり大技を発動した後に長時間ダウンし、燃焼反応を起こすとプカプカ草キノコンを召喚する。召喚されたキノコンは全て枯燥状態となっている。

飛蛍

小さな蝙蝠のような魔物であり、自然に出没する他に、ファデュイの蛍術師が召喚することもある。

ハエのように非常にすばしっこく攻撃を当てるのも容易ではないが、HPは低いので当たりさえすればすぐに倒せる。弓か法器、もしくは実質的な範囲攻撃である神里綾華の重撃を用いると楽に倒せる。

雷蛍・水蛍・氷蛍の三種類が出現する。

聖骸獣

Ver3.4で登場。偉大なる生命体を蝕む事で歪み、変異を起こした生物。5種類が出現。

共通してエンカウントと同時に「喰骸状態」に移行し、この状態の間は物理・元素攻撃への耐性が大幅に上がる。特定の攻撃時に喰骸状態を解除し、「喰骸エネルギーブロック」というギミックを設置する。元素攻撃で破壊する事ができ、対応する元素であれば一撃で壊す事ができる。破壊すると強力なエネルギーを吸収し、この状態で本体へ攻撃を加えればスタンを取る事ができる。なお、一定時間内にエネルギーブロックを破壊できなかった場合はエネルギーが排出主に回収され、再び喰骸状態に戻る。

ザコ敵ではトップクラスの耐久力を持つ精鋭エネミーでもあり、その硬さは獣域ハウンドやアビスの使徒と同等かそれ以上。下手するとそこらのボスエネミーよりも硬い。

攻撃力も勿論えげつなく、少しでも気を抜けば瞬殺されてしまう事もよくある。とはいえ防御不可の即死攻撃を喰らわす訳でもないので腕に自信があればシールドなしでも十分にゴリ押しが効く。倒すのも一苦労だが育成を十分に行い、元素反応を駆使できればそこまで攻略は難しくない。プレイヤーを鍛えてくれる道場主である。

基本的にスメール砂漠エリアでのみ出現だが、稀に稲妻フォンテーヌにも少数だが出現する事もある。

  • 聖骸赤鷲

鷲型の聖骸獣。炎元素。上空から飛びかかったり、炎弾をばら撒きながら突進してくる。

  • 聖骸サソリ

サソリ型の聖骸獣。雷元素。

  • 聖骸トビヘビ

蛇型の聖骸獣。風元素。体が細長く、しかもやたら俊敏なので弓で狙うのは至難の業。

  • 聖骸牙獣

獣型の聖骸獣。草元素。非常にレアなエネミーで、シリーズ世界任務「善悪のクヴァレナ」完全クリア後の「トゥニギの黒淵」エリアに1体しか出現しない。

  • 聖骸ツノワニ

爬虫類型の聖骸獣。水元素。非常に図体が大きく、しかもこちらを追尾しながらの範囲攻撃を連発するので非常に厄介。攻略にはなるべくヒーラーかシールドキャラを編成していきたい。

風蝕ウェネト

巨大な蛇型の生物。フィールドボス。ある程度HPを削ると空中を飛び始める。浮遊中に「風蝕弾」という風元素の塊を複数個放出し、風元素と反応する元素(炎、水、氷、雷)を当てると破壊する事ができ、2個連続で破壊するとダウンする。その際、「風蝕弾」を破壊した時の元素の耐性がダウンする。

また、ダマーヴァンド山周辺ではトラップとしても出現する。地中から突き上げて攻撃してくるので探索の際は注意。

原海アベラント

フォンテーヌの水域に生息する水生生物。環境の関係でフォンテーヌでしか生息できないらしい。種類に富むが行動パターンなどが同一の個体も多い。

多くは自ら攻撃する事はない中立Mobとして登場。

アザラシ型。水中では腹を叩いて超音波を3点バーストで飛ばす。陸上に打ち上がっている個体もいるが、こちらは尻尾を(面倒くさそうに)叩き付けて攻撃する。

  • 狩猟刀エイ

エイ型。水の斬撃を飛ばす。2種類の色違いが存在。

  • 重甲ヤドカニ

ヤドカリ型。攻撃手段は持たない。時折腕でガードするような動作をするが特に意味はなく、その間に攻撃するとスタンする。接近すると逃げる。2種類の色違いが存在。

  • 堅盾重甲ヤドカニ

重甲ヤドカニの上位個体。水中では回転体当たりを仕掛ける。陸上では炎元素シールドを纏っており、炎弾を飛ばす。シールドを破壊するとスタンする。

  • ボウシクラゲ

クラゲ型。水の泡を放つ。2種類の色違いが存在。

  • アワアワタツノコ

タツノオトシゴ型。水弾を2点バーストで放つ。3種類の色違いが存在。

  • アワアワタツノコ・オス

アワアワタツノコの上位個体。より威力の高い水弾を放つ。陸上では雷元素のシールドを纏う。

  • マンマルタコ

タコ型…とはいうが足は5本。水のビームを放つ。

  • アンジェリックアプリシア

エイ型。追尾性のある水の泡を放つ。泡のホーミング性能は低い。2種類の色違いが存在。

  • チェルビックアプリシア

アンジェリックアプリシアの上位個体。陸上では氷元素のシールドを纏う。

  • 鉄甲熔炎帝王

大型のヤドカニ。フィールドボス。巨大な炎元素の角によるシールドを持ち、ダメージ耐性が非常に高い。水元素等の攻撃で破壊する事でスタンさせる事ができる。

シールド破壊後はしばらくスタンし、その後は腕を用いた物理攻撃のみとなる。その後、地面に潜って角を復活させ、元のシールド状態に戻る。

  • 千年真珠の海駿

ユニコーンに似た姿へ進化したタツノコ。「異海の真珠」と呼ばれる雷元素のシールドを持ち、直接殴って壊せる他、「原海の古雷」と呼ばれる特殊行動時に召喚する「共鳴サンゴ珠」を全て破壊する事でシールドを破壊しスタンさせられる。

玄文獣

璃月・沈玉の谷で出現する獣。水元素と風元素を同時に操り、中遠距離では水弾を4発飛ばし、近接では風元素の爪攻撃を仕掛ける。

全個体に共通して凍結反応で動きを止めた後、溶解・超電導・氷砕き・氷拡散など氷元素系反応を起こす事でスタンさせる事ができる。

  • 山隠れの猊獣

フィールドボス。同じく水元素と風元素を同時に扱う。特定の行動時に水元素をまとい、この時に凍結させてから氷系反応を起こすとスタンさせられる。また「霊風の珠」を生成する攻撃では風元素に反応する元素攻撃で霊風の珠を全て破壊する事でもスタンさせられる。

特定のタイミングに限られるが原神では初となる凍結が可能なボスエネミー。

魔像プラエトリアニ

かつて滅びたレムリアの戦士の動く像。精鋭エネミー。岩元素シールドを纏い、炎元素による斬撃を仕掛けてくる。シールドを破壊すると短時間だがスタンする。

動きは非常に緩慢で、ジャストステップ慣れしている人にとって対処は簡単だが、一方でよろめきへの耐性は非常に高く、攻撃を阻止するにはシールドを破壊するしかない。

なお「プラエトリアニ」とは古代ローマにおける皇帝親衛隊の意。

  • 魔像レガトゥス

ケンタウロス型の石像。フィールドボス。「レガトゥス」とは同様に古代ローマにおける軍隊の指揮官や使節の称号。同じく岩元素シールドと炎元素による攻撃を仕掛ける。溜め攻撃のチャージ中、竪琴のギミックを設置するが、破壊するとスタンさせられる。

特に注意したいのが「焔怒衝撃」という溜め攻撃で、フルチャージの状態で食らうと一気に2万以上HPが持ってかれる。チャージ中にシールドを破壊するとアチーブ取得可能。

なお、プラエトリアニもレガトゥスもどちらも世界任務「諧律のカンティクル」を一定段階まで進めないと出現エリアが開放されない為、アルレッキーノ赤月のシルエットを育成する際は最優先で進めておく必要がある。

ナタの竜

ナタで独自の進化を遂げたドラゴン。岩タイプのテペトル竜、草タイプのユムカ竜、水タイプのコホラ竜、炎タイプのクク竜氷タイプの「イクトミ竜、そして各々の幼体(仔竜)が登場する。

共通して「竜憑依」のギミックでもあり、成体限定ではあるが憑依して主に移動ギミックとして活用する事ができる。ギミックとしての詳細はこちらを参照。

その為かエンカウントしてもすぐには敵対しないという原神のエネミーの中でも珍しい特性を持っているが(ナタの一部エネミーにも共通)、こちらから攻撃したり過度に接近すると敵対してくる。

一方、本来はエネミーである為、討伐する事も可能。その場合は固有のドロップアイテムを落とす他、「魂の灯」と呼ばれるスピリットを残す。取得する事でギミックとして利用可能。また、同時に4個までフィールドに設置できる。

なお竜憑依は敵対化後も可能であり、上手く利用すれば倒す事なく楽に無力化できるというズル技も可能。キルせず憑依によって無力化した竜はその後一定時間経過で復活するが、スピリットは上書きされずその場に残される。

  • 暴君・金焔のクク竜

クク竜の亜種。個体名は「ホラワイガ・ンゴウボウ」。戦闘中、力を凝縮させて「金焔」状態に入る。この間は炎元素のシールドを展開し、更に常時空中を飛び続ける為、特に近接攻撃が実質的に無効化される。

特定の攻撃時に「灼風の羽根」を地上に向けて放つ。このギミックを炎元素に反応する元素攻撃(水元素推奨)で破壊するか、あるいはシールドを直接破壊する事でスタンを取る事ができる。

時間内に灼風の羽根を破壊できなかった場合はギミックが設置された場所に高速で突進飛行し強烈な爆発を起こす。この一連のパターンを3回繰り返すと力尽きて状態が解除されスタンする。

遭遇する事はほぼないと思うが、灼風の羽根に移動する際の突進飛行には地味に攻撃判定があり、何と鍾離のシールドを一撃で破壊した上でキャラを一撃死させるレベルの威力がある。

  • 山の王・貪食のユムカ竜

個体名は「コンガマトー」。恰幅の良いフォルムのユムカ竜。どうやら食べすぎて丸くなったようだ。巨体故か全体的に動きが緩慢である為、攻撃のタイミングさえ見切ってしまえば攻略は簡単である。

戦闘時、爆弾ギミックの「フレイムグレネード」を3個フィールドに設置し、それを食べる事で炎弾による攻撃を行ってくる。炎攻撃で着火したグレネードを爆発させるか飲み込ませる事で攻撃を中断させ、2個連続で成功させるとそのままスタンが取れる。

大霊の化身

ナタの各部族の信仰する大霊が黒曜石のトーテムを依代として顕現した姿。岩タイプの「岩窟」、草タイプの「疾葉」、水タイプの「噴流」、氷タイプの「凛烈」、炎タイプの「焚焼」が登場。

共通して一定のダメージを受けるかエンカウント後ほどなくして「領域・試練の刻」エリアを展開し、自身に白いゲージのバリアを付与しつつエリア内にいるパーティ全員の元素エネルギーを強制的に0にする。

時間内に白バリアを破壊すると短時間だがスタンし、また大量の元素エネルギーが放出される。

一方、破壊できなかった場合はエリア終了時に白バリアの残存耐久値を基準に自身と同元素のシールドを展開する。岩窟には岩・両手剣または過負荷、疾葉には雷、噴流には草がそれぞれ弱点元素となる。

総じて、割と短いスパンでエリア・シールド展開を繰り返し、その度に実質爆発封じのデバフをかけてくるという非常に厄介なスキルを持つ。特にサブアタッカーやサポーターの多くは爆発に依存する為苦戦する事は間違いなし。

とはいえ、白バリアは夜魂攻撃や元素反応による攻撃に弱い為、ナタキャラを組み込んだり激化や蒸発軸の(なおかつ高火力を出せるキャラで)組んだパーティで挑めば効率よく削れる。ただし夜魂攻撃は夜魂ゲージが切れると繰り出せなくなる(=大幅な火力低下)ので注意。

安全かつ確実に倒すなら初手鍾離の石化や凍結ハメなどで動きを封じるのが一番だが、リーチの長い弓/法器キャラでエリア外から白バリアを削る、あるいは爆発に頼らず火力を出せる編成で殴るといった戦法も有効だろう。

白バリアが面倒ならあらかじめ元素シールドの弱点を突ける編成を組み、白バリアは無視してその後の元素シールドを狙うのもいいかもしれない。

溶岩の像

熱を吸収し続けなければ生命活動を維持できない(ただし吸収しすぎると死ぬ)特異な生物。元素ではなくナタに特有の「燃素」エネルギーによって成り立っている為か、元素生命を思わせる見た目の割には炎攻撃に耐性がない。

岩石状の「土蝕者」とマグマ状の「流燃体」の2種類が登場するが、土蝕者は炎攻撃を当て続けてゲージを満杯にさせると「過燃焼状態」を起こす事ができる。相手は死ぬ

一方、流燃体はある程度は炎元素に慣れたのか過燃焼状態を起こさず、また常時炎付着状態の上に炎耐性が非常に高い。

ヴィシャップ

かつて元素生物の頂点、ひいてはテイワットの王者だった魔獣。名前の由来はアルメニアの伝承に登場する竜。

岩のヴィシャップ

主に璃月の山中に住むヴィシャップの一種。

  • ベビーヴィシャップ

ヴィシャップの幼体。とにかく動きが速く、戦闘の際は注意が必要。凍結反応などで拘束するのが一番の攻略法。また突進攻撃をシールドで受け止めるとしばらくの間転倒してダウンする。

なお地面に潜る際に岩元素の結晶を落とす。通常の結晶反応では手に入らない結構なレア物。シールドキャラや岩元素キャラがいない場合、ダウンさせる唯一の手段となる為なるべく取っておきたい。

  • ヴィシャップ・岩

成年の岩のヴィシャップ。一説によると甲羅を脱ぎ捨て成長し成体となるらしい。

一定のダメージを受けるか一定時間経過で元素変化を起こす。炎・氷・水・雷のいずれかの元素を身に纏い、それぞれの元素を纏った攻撃を繰り出す。

  • エンシャントヴィシャップ・岩

長い年月を経て、強大な力を持つようになった巨大なヴィシャップ・岩。元素の異変に適応することができる。

様々な元素の力を吸収し、水、炎、氷、雷のいずれかを含んだ「原岩噴射」を放つことができる。シールド状態で受け止めると反射する事ができる。

アビサルヴィシャップ

かつて淵下宮を支配していたヴィシャップの一種。

共通して「浄魔放射」と呼ばれる弾を放つ。当たると元素エネルギーが減少し、またエネルギーが一定値以下の場合はHPが減少する。シールドで弾のダメージ自体は防げるが、元素エネルギー及びHP減少効果は防げないという仕様になっている。

  • アビサルヴィシャップ・原種

水元素に適応しているアビサルヴィシャップ。フィールド上にて幼体と成体が登場する。

  • アビサルヴィシャップ・吞雷

雷元素に適応したアビサルヴィシャップ。フィールド上には幼体のみが現れボスとして成体が群れで登場。

  • アビサルヴィシャップ・噛氷

氷元素に適応したアビサルヴィシャップ。フィールド上には幼体のみが現れボスとして成体が群れで登場。

  • アビサルヴィシャップの群れ

淵下宮・大日御輿の地下に出現するフィールドボス。吞雷と噛氷の成体とはここでのみ戦える。他のボスとは違い、2体同時に相手取る特殊なボス。

「浄魔放射」の効果はここでは更に強化されている。ただでさえHPが多く倒す事も容易でない上に攻撃を喰らう度に元素エネルギーが減少してしまう為、雷電将軍荒瀧一斗ベネットなど元素爆発メインで戦うアタッカー・サポーターとはかなり相性が悪い敵となっている。

加えてこのボスは淵下宮の世界任務を進めないと開放されない為、クエストを全く進めていない場合、このボスがドロップする素材が必要な八重神子申鶴の育成は確実に詰む。

自律装置

遺跡機械

失われた文明であるカーンルイアによって作られた戦闘機械。彼らは元素を扱う事がができないが、物理においては攻撃も防御も超強力。コアをに的確に攻撃できればダウンを奪うことが出来る。

各地の遺跡に存在する自立機械。

  • 遺跡ハンター

足の代わりにプロペラを取り付けられた遺跡守衛。

  • 遺跡重機

遺跡守衛を一回り大きくし強くしたもの。

  • 遺跡ドレイク

ヴィシャップを模した姿の戦闘機械。陸行形態と飛空形態が存在する。自身が受けた元素力を吸収し、対応する元素への耐性が大幅に上昇する特徴がある。

  • 遺跡機兵
    • 遺跡巡視者

蜂をモデルとした遺跡機兵。

    • 遺跡殲滅者

植物をモデルとした遺跡機兵。

    • 遺跡防衛者

昆虫をモデルとした遺跡機兵

    • 遺跡偵察者

クラゲをモデルとした遺跡機兵

  • 恒常からくり陣形

無相シリーズのような姿をした自律機械。フィールドボス。多彩な攻撃パターンを持ち、一定のダメージまで削ると上記の遺跡機兵を4体召喚し、自身はバリアで包まれ無敵状態となる。召喚された4体の内1体のみ倒す事ができ、倒すと本体をダウンさせる事ができる。

  • 遺跡サーペント

古代の異形自律装置。頭部のギア構造によって固い岩盤を簡単に掘ることができるらしい。

  • 兆載永劫ドレイク

遺跡ドレイクの強化形態的な存在でありフィールドボス。普通の遺跡ドレイクよりも遥かに強力であり陸上形態と飛行形態を切り替えて攻撃を仕掛けてくる。

魔偶剣鬼

センシティブな作品

自律型人形からくり剣士。(人形なので当然だが)話す能力と意欲がなく、剣でのみ意思疎通を図る。

かつて存在した剣豪の技を再現すべく造られた存在であり、直接名言こそされていないが七聖召喚のカードから『天狗抄』と名のつく奥義を模しており、即ち岩蔵道胤が元となっている可能性が高い。

氷元素と風元素の斬撃を繰り出すが、隙の大きい溜め攻撃が多い為、技を発動するタイミングを覚えればシールドなしでも割となんとかなる。

とはいえHPを7割程度に削ると強化状態に入り、その場に残像(デコイ)を残して遠くへ高速移動からの広範囲攻撃を連発してくる。残像は剣鬼本体から遅れて攻撃してくる上、エフェクトが多く出る状況では視界が阻害されて敵の動きが読みづらい。本体の動きを常に注視しながら戦う事を意識しよう。

一定範囲外からの攻撃は「凶面」という巨大な般若の面でガードしてくる。凶面ガードは自身とは独立して動いており、自動的に防いでくるので弓主軸のパーティではやや相性が悪い(一応近接すればガードは作動しない)。

深境螺旋や一部イベントでは通常の魔偶剣鬼に加え、派生として風特化の「孤風」、氷特化の「霜馳」の2種がセットで登場することがある。この場合本体はデコイ&遠距離移動は仕掛けてこないものの、一度にボスクラス3体を同時に相手取る状況となる為難易度が一気に跳ね上がる。下手したら初手集団リンチされて一瞬で全滅なんて事もザラにある為、シールダーかヒーラーが必須となる。

遺跡構造体

スメールの砂漠で出現。砂漠の王によって作られた現代文明では解明できない古代機械。

共通して透明化してダメージ耐性が上がる「インビジブル状態」になる機能を持つ。激化反応で直接攻撃するか、展開したユニットを破壊した後に雷元素で攻撃する事で状態を解除する事ができる。解除後はしばらくの間ダウンする。

なお、透明化する直前にデバフをかける、ナヒーダなどでマークを付けるなどしておけば透明化した後も見付ける事が容易になる。同じく透明化するデットエージェントにも有効である。

  • プライマル構造体

キングデシェレトの遺跡を守る自律機械。レーザー攻撃を行う探査機、ドリルによる範囲攻撃を行う再構築、エネルギーで生成したパネルを飛ばす重力場発生器の3タイプが存在。

  • 半永久統制マトリックス

遺跡構造体を取りまとめている永久不変の機械。フィールドボス。

クロックワーク・マシナリー

Ver4.0のフォンテーヌ実装と共に登場。独自のエネルギー体系「アルケー」によって稼働しており、共通して全個体が「ウーシア」「プネウマ」の2種類のエネルギータイプのどちらかに分かれ、タイプによって外見や行動パターン、元素属性が異なる。

ウーシアタイプにはプネウマを、プネウマタイプにはウーシアのエネルギーをぶつける事で「対消滅」反応が発生し、短時間だがオーバーロード(スタン)させる事ができる。スタンした後はアルケー属性を消失して元素攻撃を繰り出せなくなり(全て物理攻撃しかしなくなる)、戦闘能力は著しく低下するが、一定時間で元のエネルギー状態に回復する。その間はアルケー攻撃を当ててもスタンしなくなる。

各個体のエネルギータイプはその個体が帯びているオーラやゼンマイの色よって見分ける事が可能。ウーシアタイプは黒紫色、プネウマタイプは白黄色で区別する事ができる。

なお、上記エネルギー攻撃はフィールド上に点在する「ウーシアクラスター」「プネウマクラスター」を拾得した状態で繰り出す事ができる。

一方、アルケーを単独で操る事ができるフォンテーヌキャラのみがクラスターに頼る事なく対消滅を発生させる事ができる。ただしキャラによってウーシア/プネウマどちらか一方に固定されており、個体との相性によっては対消滅を発生させる事は不可能となる。

なお、このアルケーシステムは通常の戦闘に直接影響を及ぼす事はなく、アルケーを無視してこれまで通り元素反応による戦闘でも十分に対処可能。

  • マシナリー・偵察記録型

犬型の個体。ウーシアでは着弾すると雷元素のスリップダメージエリアを生成するアンカーを射出し、プネウマでは雷元素の爆弾を飛ばす。オーバーロード状態では頭突き突進を仕掛ける。

  • マシナリー・演算力増幅器

アリ型の個体。戦闘時はその場に固定しアンテナを展開し、味方が全滅すると体当たりを仕掛ける。自身と対応するエネルギータイプのマシナリーに対し、対消滅でスタンさせた時に瞬時にエネルギーを回復させるバフを付与する。

スタンしてからエネルギーを回復させるまでの時間が非常に短い。

  • マシナリー・水中観測型

エイ型。ウーシアでは水元素を纏った突進を仕掛け、プネウマでは水弾を飛ばす。オーバーロード状態ではスタンしたまま長時間動かなくなる。

  • マシナリー・地質探知型

三脚型。プネウマでは水弾を3点バーストで放ち、ウーシアでは岩元素の衝撃波を発生させる。オーバーロード状態では飛び突進攻撃を行う。

  • マシナリー・水中巡遊型

潜水型。ウーシアでは魚雷、プネウマでは風弾を放つ。オーバーロード状態では水中観測型と同じく長時間スタンする。特にプネウマは水中では水拡散も発生するので余計にダメージを受けてしまう。

敵の潜水艦を発見!

  • マシナリー・機敏採取型

掘削機型もしくはタイヤ型。ウーシアでは岩元素の土塊を投げ、プネウマでは風元素を纏った突進を仕掛ける。オーバーロード状態では物理攻撃の突進を仕掛ける。

  • マシナリー・区域警戒型

固定型。ウーシアでは氷弾を、プネウマでは水弾を放つ。オーバーロード状態では水中観測型・巡遊型同様にスタンしたまま動かなくなる。

精鋭

マシナリーの中でも精鋭級の敵。ただしこれは便宜上の分類であり、通常のマシナリーとは区別されず「普通」に分類される。建造特化型と深海攻撃型以外は基本的に人型。

共通してスタンさせるまでにはアルケー攻撃を2回当てる必要がある一方、スタンさせた後はエネルギーを回復させるまでの時間が非常に長い。

非敵対NPCの警備ロボとしてフォンテーヌ廷でも見かける事ができる。

  • 攻堅特化型マシナリー

ウーシアでは雷元素の盾で斬撃を仕掛け、プネウマでは炎元素の棍棒を振り回す。オーバーロード状態では棍棒や腕で殴ってくる。

  • 制圧特化型マシナリー

ウーシアでは炎元素の銃撃やグレネードを飛ばし、プネウマでは草元素の爆弾を3点バーストで放つ。オーバーロード状態ではグレネードを発射したりショットガン攻撃を放ったりする。威力はどちらも非常に低い。

特にプネウマは異常なまでに火力が高く、2発も受ければあっという間にお釈迦様。出くわしたら最優先で倒していきたい。

  • 殲滅特化型マシナリー

脚部に刃を持つ女性型。ウーシアでは水元素、プネウマでは雷元素の斬撃を仕掛ける。どちらも範囲・威力共に強力な上にやたら俊敏なので注意。オーバーロード状態では腕にレイピアを装着して斬撃を仕掛ける。

  • 建造特化型マシナリー

ウーシアではアームを振り回したり氷弾を放ったりして攻撃し、プネウマでは炎元素を纏った掘削機を振り回す。オーバーロード状態ではアームを叩き付ける。

  • マシナリー・深海攻撃型

水中巡遊型を一回り大きくした戦闘特化タイプ。ウーシアでもプネウマでも行動パターンは水中巡遊型と基本的に同一で、ほとんど水中巡遊型を単にデカくしただけの敵。オーバーロード状態ではやはり長時間スタンする。

とはいえ火力も戦闘特化らしく大幅に強化されている為、しっかり動きを見切って回避しなければ手痛いダメージを受ける事になる。

氷風組曲

オートマタのダンサー。フィールドボス。「コッペリア」「コペリウス」の2種類が登場し、通常はエネミーではなくNPCとしてフィールド上でダンスをしている。

実験用フィールド生成装置

フォンテーヌ科学院によって開発された大型装置。事故の影響で制御不能に陥っている。

戦闘中、「重力軽減フィールド」を展開する。フィールド内ではキャラのジャンプ力が大幅に強化される。

展開中はウーシア属性を帯びる為プネウマを当てるとオーバーロードで解除する事ができるが、オーバーロードまでにはアルケー攻撃を3回当てる必要がある上にオーバーロードしてもスタンはしない。

秘源機兵

人類の物ではない遥か古代の文明によって作られたと言われる機械で、古代遺跡での採取作業用に設計されたとされる…が、その割にはガッチガチの重武装であり、真の目的も設計思想も謎に包まれている。

戦闘中、キャラクターが「夜魂の加護」状態に入ると「応戦対策」と呼ばれるゲージをチャージし始める。チャージが完了すると強力な攻撃を仕掛けてくるが、代わりに攻撃が終了するまで他の行動ができなくなり、加えてダメージ耐性も大幅に下がる。

通常の戦闘でも攻略そのものはそう難しくないが、ナタキャラで応戦攻撃を誘発させ、その隙に攻撃を叩き込むのが一番簡単な倒し方となる。

Ver5.0時点では炎タイプの「ハンターシーカー」のみが出現。

  • 機巧デバイス

フィールドボス。こちらは明確に「兵器」として使用された事が言及されているが本来は建設用の機械だったようで、やはり造られた目的は謎に包まれている。

雷元素のレーザー攻撃を仕掛ける。通常の機兵と同様、キャラが夜魂の加護状態に入ると応戦対策ゲージを溜める。ゲージがMAXになると大技「球状雷砲」のチャージが始まり、その際に設置する「吸収機械」ギミックを破壊する事でダメージと共にスタンを取れる。

なお、このギミックは燃素ブロックの上に生成され、なおかつブロックの上に乗っている時しか破壊できない為(遠距離攻撃による破壊は不可)、直接よじ登って近接攻撃で破壊する必要がある。

燃素ブロックはオブジェクト判定の為か通常の壁登りでは登れない為、垂直方向への移動が可能なスキルを持つキャラ、具体的にはカチーナシロネンキィニチなどナタキャラの他、登れる柱を生成する鍾離・空を飛べる楓原万葉ウェンティが必須となる。

執行官は下記の「名前を覚えるべき強敵」に分類される。

ファデュイ先遣隊

ファデュイに所属する一般兵士。元素をある程度制御できる装置を備えている。

少数精鋭のデットエージェントや蛍術師と違い、先遣隊の兵士は個々の実力や装備は比較的弱い。

任務で人員と物資の消耗を最小限にするため、先遣隊はチームワークを重視する。

三種類六属性が登場する。

  • ファデュイ先遣隊・前鋒軍(風拳/雷ハンマー)

大柄な肉体を持つ先遣隊。その名の通り先鋒としてこちらに突っ込んでくる。

  • ファデュイ先遣隊・遊撃兵(炎銃/岩使い)

華奢な体の先遣隊。主にバリアを張り遠距離から銃撃してくる。

  • ファデュイ先遣隊・重衛士(水銃/氷銃)

ふくよかな体の先遣隊。

接近戦では体当たりを、遠距離ではジャンプ攻撃を仕掛けてくる。

デットエージェント

ファデュイ所属の特別部隊。

スネージナヤの運営する「北国銀行」の債務取り立て人でありファデュイの利益に害をなす者への報復も行う。

蛍術師

飛蛍を使って戦う、仮面下の素顔も過去も謎のファデュイの術師。

「霧虚ろ草」が好きだと言う特性を利用して、飛蛍を操り彼女のために戦わせる。

雷蛍術師氷蛍術師の二種類が登場。

ミラーメイデン

水鏡を操り、神に仕える凛とした姿のファデュイの仕女。

水鏡の力を優雅に操り、水鏡に目を奪われた者を自らの意思で幻影に陥れる。

従者

Ver4.1で登場。召使直下の精鋭部隊。

自身のHPを僅かに削って放つ特殊攻撃「ハントダウン」を持ち、ヒット時にHP回復を阻害する「命の契約」と「侵蝕」を付与する。どちらも持続時間が10分と非常に長く、早く解除しないと死亡のリスクが高い。

「烈風の従者」と「氷霜の従者」の二種類が登場。

人間勢力

宝盗団

大地のあらゆるところに足を運び、未知なる秘境にまで手を染めた盗賊組織の一員。

斥候・雑夫・弓使い・盗掘者・海の男児・拳術家・粉砕者・薬剤師(炎/水/雷/氷)が存在する。

野伏衆

堕ちた浪人、「野伏」と呼ばれているが、統一された団体に属しているわけではない。生計や財産のため、時には宝盗団やファデュイと共謀することもある。

長年武術の道を歩み、優れた剣術を持っているが、今はもう正しい道に使いことはない。

  • 野伏
センシティブな作品

武家の名も矜持も捨て勝利のためならば手段は選ばない堕ちた浪人。

刀のみを使う陣刀番、元素を含んだ焔硝薬粉を使う火付番、弩で敵に奇襲をかける機巧番が登場する。

  • 海乱鬼

高い武術と武道の精神を身につけていたが、様々な理由で正しい道から外れて悪の道に染まった武士。

失われた惟神技術によって製造された符で、刃に元素力を付けている。

炎を付与している炎威、雷霆の力を付与している雷騰の二種類が登場。

エルマイト旅団

スメールの砂漠の民を祖とする傭兵団であり、報酬次第でどんな勢力にも与する。野伏衆と同じくまとまりのない組織で、内部に多数の派閥を抱えている。

通常の敵としてアックス、クロスボウ、ベクドコルバン、ラインブレイカー、ソードダンサーが、精鋭としてサンドウォーター、サンフロスト、デイサンダー、ゲイルハンター、ストーンエンチャンター、サンドロアマスター、フローラルリングダンサーが登場する。

部族竜戦士

ナタの六大部族の戦士達。各々の部族の名誉と栄光の為に戦う。竜と共に過ごし戦ってきた為、実際にフィールド上でも竜と行動を共にしている事が多い。その為か一部攻撃にそれぞれの竜の特性を取り入れた技を仕掛けてくる。

また特殊攻撃(名称不明)を仕掛けて来る事があり、その時は頭上にそれぞれの竜の図像を模したアイコンが表示される。…が、一般戦士は色々とポンコツな技が多く、戦士としての実力はお世辞にも高いとは言えない。

宝盗団や野伏衆のような賊でもエルマイト旅団のような傭兵でも、ファデュイのような完全な敵対勢力でもなく、あくまでも部族の誇りを背負った「戦士」という出自故か、ナタの竜と同様にエンカウントしてもすぐには敵対しない特徴がある。実際に彼らは戦闘を強盗や殺しとかではなく純粋な「戦い」「稽古」と捉えているらしき言動が多く見られる。

  • 鋳砂の勇士

こだまの子系。「インタロゲイター」「ジャベリニア」「シールドブレイカー」の3種が登場。共通して特殊攻撃時にはヘッドスピンの体勢を取って足で回転攻撃を仕掛ける。…が、最終的には地面に上半身がめり込み犬神家の一族状態になる。

上位個体として「砕晶のハンマー」「砕岩のブレード」が出現する。

  • 迅疾の勇士

懸木の民系。「シーカー」「ストームスカウト」「重刃の伝達使」の3種。特殊攻撃では自身の得物をブーメランのように投げる。…が、まだ扱いに慣れていないのか2発目をキャッチすると何故か自分が攻撃を食らって吹っ飛ぶ。ただし元素付着のみでダメージは受けない。

上位個体「飛葉の丸鋸」「鳴空の大砲」が登場。

  • 流刃の勇士

流泉の衆系。「遊撃手」「グリースソウ」「ジャベリックスロワー」の3種。特殊攻撃では波に乗って突進攻撃を仕掛ける。攻撃終了時に大きくよろめく為隙だらけとなる。

上位個体「裂波のスロワー」「裂礁のガトリング」が登場。

  • 結羽の勇士

花翼の集系。「空を舞う者」「羽を削ぐ者」「空を統べる者」の3種。特殊攻撃では高く舞い上がって踵落としを仕掛ける。…が、直後に足を抱えて滅茶苦茶痛がる。

上位個体に「鍛冶の槌」「蒼天の焔」がいる。

  • 霊覚の勇士

謎煙の主系。「掌意師」「念力師」「瞑思師」の3種。特殊攻撃では念力で武器に元素エンチャントを付与して氷攻撃を仕掛ける。…が、念力の扱いに慣れていないのか武器にぶん回されてスタンする。

上位個体に「寒流を運ぶ者」「氷晶の砲手」が登場。

野生動物

敵としては扱われないが、敵対行動をとり攻撃することがある動物が存在するため、ここで記述する。

  • イノシシ

何の変哲もないイノシシ。派生としてドラゴンスパインでは「雪のイノシシ」、スメールでは「キノシシ」が登場する。

接近すると猛ダッシュで逃げ出すが中にはこちらに向かって突進して来る個体もおり、ダメージこそ皆無に等しいものの一撃入れたら即逃げるという別ベクトルで腹が立つケダモノである。進む方向によっては崖下まで吹き飛ばされる事もある。

余談だが、璃月にはワープ後の硬直の関係で回避不可の突進を喰らうワープポイントが存在する。また、突進されて戦闘不能になると…?

  • 雪のイノシシ王

ドラゴンスパインで出現する大型のイノシシ。

いわゆる隠しボスで特定の世界任務クリアで開放される。その性質上HPゲージなどの演出はBOSSと同様の物が採られているものの、BOSSには分類されていないのでマップ上には場所が表示されず、また報酬も地脈の花を介してではなく倒した時点でドロップする仕様になっている。

出現させるにはフィールド上にある3体の氷漬けになったイノシシを炎元素で氷を溶かしてキルするというギミックを解く必要がある。このギミックは時間経過では復活しない為一度倒してしまうと翌日まで再戦不可能になる。

  • モジャモジャ駄獣

スメールで出現する大型の獣。貨物の運搬に利用され、エルマイト旅団ヒルチャールなどに飼い慣らされている個体も。

基本的にこちらから攻撃を仕掛けない限り敵対する事はないが、付近で別の駄獣か他のエネミーに遭遇すると普通に敵対してくる。突進攻撃のみでHPも低いので比較的倒しやすいが、巨体故に割と邪魔なのでさっさと倒してしまおう。

なお後述のスメールの動物達も含め、主なドロップアイテムが何かと不足しがちな獣肉(しかも通常の動物よりも数が多い)である為、旅人達の格好の獲物となってしまっている。「草の国」ならぬ「肉の国」なるミームもでき上がる始末だし…

なお、「駄」とは本来荷物を運ぶ事を意味する為、「駄獣」は敢えて訳すなら「運搬用の獣」となる。「駄目な獣」とかそういう訳ではない。

  • リシュボラン虎

同じくスメールで出現する虎。モジャモジャ駄獣と同じく中立の獣だが、中には自分から敵対する個体も存在する。特に樹上にいる個体は要注意。

  • スピノクロコ

同じくスメールで登場するワニ。リシュボラン虎と同様、基本的に中立だが敵対的な個体もいる。

  • ラクラク駄獣

スメールの砂漠地域で出現。基本的な挙動や扱いはモジャモジャ駄獣と同じなので省略。

  • サソリ

スメールの砂漠地域で出現。砂漠ではお馴染みのモンスター。攻撃を喰らっても毒状態にはならないのでご安心を。

  • 赤鷲

スメールの砂漠地域で出現。空を飛び、上空から突進攻撃を仕掛けてくる。ドロップアイテムは上記とは違い(当然ながら)鳥肉となっている。

  • トビヘビ

スメールの砂漠地域で出現するコブラに似た蛇。尻尾から石のような物を投げてくる。常に宙を浮いているがこれは中空の骨と風元素による物。

倒すとこれまでのスメールの動物達とは違い、「謎の肉」という怪しい肉を落とす。一部のスメール料理に使う他、調理台で他の肉に変換する事ができる。

  • テントガメ

Ver3.6で実装。同様に砂漠で出現する。接近するとトゲトゲ甲羅の中に隠れ込み、攻撃を加えると体をスピンさせて反撃してくる。

一番の特徴は完全無敵であり、一切ダメージを与えられないどころか元素付着はおろか凍結や鍾離の石化も無効、そして水没させて溺死させる事も不可能。「絶対に倒せない」という点では恐らく初めてのMobなのではないだろうか? 幸いにも自ら敵対する事はない為、見かけたらそっとしておこう。

派生として「玉璜ガメ」が沈玉の谷に出現し、特産品の「清水玉」を採る事ができる。言わずもがなこちらも一切の攻撃が効かない。

その他

  • ホタル/蝶々

厳密にはエネミーなどではなくフィールドで直接採取可能なアイテムの一つ。

それぞれポーションやポケットワープポイントの製作に必要なのだが、何故だかコイツらにはダメージ判定があり、しっかりキルできる仕様になっている。

しかも普通のエネミーにあるようなダメージ耐性が一切ないので中々に良いダメージが出る。ただし攻撃を当てるとその時点で消失し採取不可能になる。いきなりダメージ表記が出たら十中八九コイツら。

イベント限定エネミー

一部のイベントやクエストでのみ戦闘可能なエネミー。一度クリアしてしまうと基本的に再戦不可能。また図鑑にも登録されない。

  • 寄騎武士

甲冑を身に纏った稲妻幕府軍の武士。野伏衆でいう所の海乱鬼に相当する精鋭。ただしそれとは違いこちらは刀に元素エンチャントを行ったりパワーアップしたりはしない。

一部の任務やイベントでのみ戦闘可能。八重神子の伝説任務で魔物を迎撃する場面があるが、その魔物の中にちゃっかり紛れ込んでいたりする。

  • 幕府の足軽

幕府軍の一般兵。槍による刺突と薙ぎ払いを仕掛ける。塵歌壺で作成可能なアイテム「垣屋正門-『風清の門』」の説明文から、どうやら徴集されてきた兵士のようだ。「幕府の足軽頭」という隊長格の者も存在し、他の足軽に一斉攻撃の指示を出してくる。

  • 千岩軍兵士

璃月千岩軍の一般兵。隊長格の兵士もおり、行動パターンはどちらも幕府の足軽と同一。

以下のエネミーは全てボス。後述の週ボスにはならない。

地方伝説

Ver4.0以降実装のエリアで出現するネームドエネミー。

Ver5.0時点では計27体が出現。いずれも非常に強力で初見での攻略は困難を極めるが、各エネミーには明確な攻略法があり、それさえ理解してしまえば容易に攻略できる。

リポップする為、一度倒してしまっても日を跨げば何度でも再戦できる。倒すとアチーブ取得可能。

一部仕様や行動パターンが共通したエネミーが深境螺旋に出現する事がある。その場合は通常のエネミー名に「百戦錬磨の~」の接頭辞が付けられる。

共通して初回討伐時に報酬として宝箱が出現する。またドロップする素材は元となったエネミーと同一だがドロップ数は数倍多い。

フォンテーヌ

  • オーシャン巡回法官/鉄皮の獅子

巨大なヤドカニ型のエネミー。放ってくる砲弾を「重甲ヤドカニ亜種」のカウンター能力で弾き返すと効率的にダメージを与えられる。

なお、鉄皮の獅子に挑戦する際は事前にギミックを解いておく必要がある。

  • 深谷の剣・コルタナ&モーグレイ/双生妖精の騎士・ミドロ&アンジェリカ

狩猟刀エイ型のエネミー。両方とも2体セットで出現。2体同時攻撃の際に間に出現するリンクを「狩猟刀エイ亜種」のブレードで切断すると大ダメージを与えられる。

  • 隠者の王・ドアーチュ/消えゆく老兵

アザラシ型。戦闘中、透明化して衝撃波を放ってくる。透明化中に「プクプク獣亜種」の能力で攻撃を当てると状態を解除しスタンさせる事ができる。

  • 湖辺のニニアン/湖辺のヴィヴィアン

濁水精霊型。こちらは特に特殊な挙動を取る事はなく、純粋な力勝負となる。

…というのだが、特筆すべきはそのぶっ壊れ性能。世界ランクによるが有志の検証によるとそのHPは最大で270万に達し、鍾離のシールドですらものの数秒で破壊する攻撃力も持ち合わせている。おまけに凍結も無効、デコイも無効とやりたい放題の仕様。誰がここまでやれと言った

幸い攻撃は完全にパターン化されている為、攻撃のタイミングさえ見切ってしまえば後は簡単。また常に水元素付着の状態である為蒸発反応による攻撃が有効である。胡桃宵宮リネなど強力な炎元素アタッカーでガンガン攻めていこう。

また、戦闘場所によっては坂の上に陣取り遠距離から攻撃することでほとんどの攻撃を無効化することができる。離れすぎると上ってくるため注意が必要。

  • 自律スーパー・コンピューティング型力場生成装置

クロックワーク・マシナリー型。一見すると演算力増幅器がシールドを纏っているだけのザコに見えるが、実態は全くの別物

戦闘開始時点では岩元素シールドを纏っており、この間はダメージ耐性が高く、また実験用フィールド生成装置と同様周囲ではジャンプ力が上がる。その性質を利用して落下攻撃を連発してシールドを削るのが有効である。

シールドを破壊してもスタンしたりはせずそのまま攻撃を続行する。破壊したシールドも短時間で復活させてしまうが、一度破壊すると耐久力が大幅に減るので攻略は比較的容易。

  • 極彩色のルケア

チェルビックアプリシア型。複数の泡を生成し、それらを超高速で飛ばしてくる。飛ばすまでのチャージ中はかなりの隙がある為、その間に「クラゲ亜種」の爆弾で爆破すると効率的にダメージを与えられる。

  • イゾルト

ファデュイ従者・氷霜型。ニニアン・ヴィヴィアン同様非常にHPが高いがそれよりは控えめ。やはりこちらも特殊なアクションは取らず純粋な力勝負となる。

特に注意したいのがハントダウン攻撃。最初からコンボ攻撃を仕掛けてくる為、普通のエネミーと同じ仕様と思って油断していると非常に高い攻撃力も合わさってあっという間にお釈迦様。

…なのだが、過負荷や重撃、またはジンのスキルで簡単に吹っ飛ぶのでかなり倒しやすく、また戦闘フィールドが急峻な山という事もあって斜面に引っ掛かって攻撃もスカりやすく、おまけにデコイに簡単に釣られるオマヌケさんである。

とはいえスポーン位置から離れすぎると戦闘が強制キャンセルされるというゲームそのものの仕様上、ノリノリで殴り続けていたら急に敵が消えて戦闘やり直しという事態に陥りかねない為、戦う際はなるべく遠くへ吹っ飛ばないよう向きを調整する必要がある。

  • 魔剣クルージュ/シャサニョン

クラゲ型。こちらを追尾してくる泡爆弾を飛ばす他、周囲に爆弾をばら撒くが、「マンマルタコ亜種」のレーザー攻撃で弾き返す事でダメージを与えられる。ただし弾き返すにはレーザーを数秒当てなければならない為、本体に近い位置では逆に被弾してしまう。

なお、魔剣クルージュは挑戦するには特定の世界任務をクリアする必要があり、シャサニョンは世界任務の進捗によって出現位置が異なる。

討伐報酬の「不思議な色変わりの結晶」を「ザ・ラスティ・ラダー」にいるNPCのピコに3個連続で渡すとアチーブ取得可能。ただし同時に1個しか持てない為手に入れたらすぐにピコに渡そう。

  • ロッキー・アヴィルドセン

見た目はただのおっさんだが実態は筋肉モリモリマッチョマンの変態。その癖してイケボイケオジ。

隙の少ない拳法攻撃を繰り出す。イゾルトと違って比較的吹っ飛びにくく、またデコイも無効。凍結は効くが効果時間が極端に短い。搦手が効かないのでシールドキャラを編成してアタッカーでゴリ押しするのが結局は一番の策である。

  • リアム

出会い頭に 「盛り上がろうぜェ!!」 と叫ぶ熱血爆弾魔。

それぞれ雷元素と炎元素の薬瓶を交互に投げてくる。どちらも単独でのダメージはそれほど高くないが、特に注意したいのが過負荷反応。元素熟知どんだけ盛ってんの? と思いたくなるレベルで威力が高い。(地方伝説系全てに共通する事だが)鍾離のシールドですらコイツの前には紙耐久となる為、シールドキャラを組むにしても基本的に「回避に失敗した時の保険」と意識しておく必要がある。

  • スネージヴナのディアンナラ

ファデュイ従者・烈風型。世界任務「想定内の計画」クリア後のクエストエリアに出現。

ハントダウン攻撃が最初から連撃パターンとなっているなど、行動パターンの仕様はイゾルトと同様。なおこちらも重撃で簡単に吹っ飛ぶしデコイに簡単に釣られる為倒す事自体は簡単な部類である。とはいえノーモーションでカウンターを仕掛けてくる為、所詮はステータスだけのザコと舐めてかかると痛い目を見る事になる。

  • シネアス

アビサルヴィシャップ型。「往日の海」エリアで出現。

戦闘中、水元素シールドを纏うと共に周囲に味方の元素エネルギーを減少させるエリアを展開する。エネルギーが0に達すると代わりにHPを減少させる。

…のだが、この削れ幅がエグい。エネルギー満タンでもすぐに枯渇し、更にHPもゴリゴリ削っていく為(おまけにシールドで防ぐ事も不可能)、簡単に戦闘不能に陥る。なるべく回復量の多いヒーラー(白朮珊瑚宮心海ドリーなど)を編成し、近接戦は極力避けるようにしたい。

エリアはシールドを破壊すると同時に消滅し、その後短時間だがスタンする。シールドの特性上草元素に弱い為、激化や開花軸のパーティで挑むようにしよう。また氷元素も有効で、凍結ハメで一方的にボコる事ができる。

璃月

  • 赤璋巡岳府君・移即&天虞

ヴィシャップ型。沈玉の谷で出現。2体ペアであり、それぞれ移即が炎元素、天虞が氷元素を扱う。行動パターンは螺旋仕様のアビサルヴィシャップの群れと同一であり、どちらか片方を先に倒すと倒された方は復活状態に入り、一定時間経過で復活する。時間内にもう片方を倒す事で復活阻止&攻略完了となる。なるべく2体同時に倒す事を心がけていきたい。

突進攻撃をシールドで防ぐとスタンする仕様は相変わらずの為、その間に攻撃を叩き込むようにしよう。

ナタ

アチーブ取得に縛りプレイ条件が課されるなど、これまでの地方伝説と比べてハイレベルかつ上級者向け。

また初見殺しの技やギミックも多く、非常に高いステータスも相まって死にゲー的な要素も幾分強め。単純なキャラの強さだけでなくプレイヤー自身の腕も試される絶妙な難易度となっている。

なお、一部ダンジョン扱いの個体がおり、こちらはマルチ不可の完全ソロ専用モードとなる。ダンジョンの仕様上倒してもすぐに再戦できる。

ただし初回討伐ボーナスの宝箱は出現しない為、難易度の高さに対するリターンは微妙。

  • イチカウイピリの庇護

大霊の化身・疾葉型。HPを一定値削るとザコ戦のフェーズに切り替わる。ザコエネミー「夜魂戦士」の強さそのものは大した事はなく、また倒す数に応じて最大15層まで大量のダメージバフをスタックする事ができる。ボス戦フェーズに戻った際に大ダメージを期待できる。

…というのだが、ダメバフと同時にスリップダメージも付与されていき、10体を超える頃には物凄い勢いでこちらのHPが削れていく。最低でもヒーラーを2人組まないと回復が追い付かない。特に自傷スキル持ちの胡桃フリーナヌヴィレットを編成に入れる際は要注意。

はっきり言って倒すデメリットの方が圧倒的に大きい為、倒すにしても3~5体程度で、あるいはダメバフに特にこだわりがなければ無視してさっさとボス戦フェーズに戻ろう。

特に注意したいのがフェーズの入れ替わりであり、別フィールド扱いの為かフィールドに設置した全てのオブジェクトが消失する。この仕様上フリーナ八重神子ベネットなど設置系スキルのキャラとは非常に相性が悪く、しかも消えた際にCTがリセットされない為、タイミングを見誤ると戦いが相当もたつく事になる。

フェーズの切り替わりはイチカウイピリ本体のHPをおおよそ5分の1ずつ削ったタイミングである為、これを目安にしてオブジェクトを設置するタイミングをよく見計らおう。

  • アンデッド

カピバラ型。戦闘中、「必殺技・巨大アンデッド激突」と呼ばれるチャージ攻撃を行ってくる。チャージ中に中断性能の高い攻撃(過負荷、両手剣、ナヴィアジンなど一部キャラのスキル・爆発など)で妨害するとスタンさせる事ができる。

妨害に失敗した場合はシールドもお構いなしにキャラを一撃死させる威力の突進を仕掛けてくる。もっとも腕に自信があれば回避でも割と何とかなる。

  • アトラトの祝福

大霊の化身・岩窟型。こちらは主人公単騎かつパリィのみという特殊なルールでの戦闘となる。

特定の攻撃時に光るエフェクトが出る為、そのタイミングで防御スキルを発動(パリィ)すると強力なカウンターを弾き出す事ができる。パリィを連続で成功させると強力な斬撃スキルが使えるようになる為、積極的に使用して相手をボコしていこう。

なお、カウンターやスキルのダメージはキャラのパラメータが影響する(しかも確定会心)為、物理&会心ダメ全振りのビルドを組めば溶けるようにHPが削れていく。ただしパリィ成功が条件である為単純なステータスでのゴリ押しは非常に難しい。

ツシマフロムゲーの経験がある旅人にとっては最弱…かもしれない。

  • 異色三連星

ファデュイ先遣隊型。炎銃の「ヴァシリ」、雷ハンマーの「ノモンコノフ」、氷銃の「シドレンコ」の3体セット。恐らく地方伝説の中では一番の難敵。

エンカウント後すぐにシールド展開する事以外は基本的に通常の先遣隊と挙動は変わらず、高ステータスによる一撃死にさえ気を付けておけば対処法は特に変わらない。

シールドは拡散反応に弱い上に行動パターンの仕様上一ヶ所に集まりやすい為、まずヴァシリを集中的に狙い、ノモンコノフとシドレンコをおびき寄せたタイミングで拡散を起こすと一網打尽を狙える。ウェンティ楓原万葉を編成すると楽。なおヴァシリのシールドは拡散の影響を受けにくいので水キャラを編成していくと良い。

三人を倒すとそれぞれ特殊効果(というかトラップ)が発生する。ヴァシリは味方の攻撃力爆盛り、ノモンコノフはシールド耐久値全快+即死爆発、シドレンコは即死エリア設置となる。特にアチーブ取得条件である「1人を倒してから10秒以内に残りを殲滅」をクリアしたい際は超厄介なバフとなる。

なお1回の戦闘で全て倒さなければ攻略扱いにはならず、途中で離脱した場合は既にキルした個体も同時に復活する。

なお付近に池がある為、ヴァシリをそこへ誘導すると炎シールドの仕様上ハメ続ける事ができる。

  • トゥラカルワスクアウィトゥル

テペトル竜戦士型。通常の攻撃ではまともにダメージが通らないが、光るエフェクトのある攻撃をジャストステップで回避した直後に何かしらの攻撃を加えると大ダメージを与えられる。ジャストステップ成功時に画面がスローモーションになる演出が入る為、その隙に攻撃を加えよう。

また途中からシールドを張り、こちらの攻撃を完全無効化する。こちらもジャストステップで回避した上で攻撃すると耐久値を削る事ができる。シールド破壊後は短時間だがスタンし、またダメージ耐性が大幅に下がる為一気にダメージを稼ぐチャンス。

ジャストステップ後のダメージは最大6層までスタックする事もでき、3層スタックすれば一撃でシールドを破れる。ただし一定時間経過でリセットされる為、1~2層辺りで攻撃するのが無難。

なおジャストステップの判定は上記のアトラトの祝福よりかなり厳しい。本当にギリギリを狙わないと成功判定が出ない。しかもアチーブ3段目の取得条件としてノーヒットクリアを強いられる為、とにかく練習を重ねて覚えるしかない。

  • シェマリの陰

大霊の化身・噴流型。常に水シールドを展開した状態での戦闘となる。こちらを追尾する水弾を放ってくるが、氷元素で凍結させてから重撃で本体へ飛ばす事で効率よくシールドを削る事ができる。シールド破壊後は長時間スタンする為、その間に攻撃を叩き込もう。ただし水弾を吸収する事でシールドの耐久値を回復させる事もある(一定数吸収で即死技を放つ)。

またヌヴィレットよろしくハイドロポンプを放ってくる。例によって即死技なのでかすっただけでも一撃死だが、同時に出現する水柱を水弾と同じ要領で凍らせる事で盾として用いる事ができる。

素早い行動が要となる為、なるべく神里綾華甘雨リオセスリなどスキルに頼らず氷攻撃を行えるキャラを編成していきたい。

  • 神骨の蛇姫

ユムカ竜戦士型。空中に「カギ縄ポイント」を設置し、それにぶら下がって飛び移りながら空中から攻撃を行ってくる。カギ縄ポイントを破壊すると短時間だがスタンする。カギ縄ポイントは草元素である為、特に雷や炎攻撃が有効。

空中に設置されるという性質上特に近接攻撃が届かなくなる為、弓または法器キャラで破壊するのが得策。ただし弓・法器は脆いキャラが多い為、ヒーラーやシールドなどでしっかりサポートしてあげよう。

  • バラチコ

デットエージェント型。透明化してからの即死技を連発してくる。透明状態時の対処法は通常と同じである為、一撃死にさえ気を付けておけば特に変わりはない。特定の攻撃時に透明化を解く為、その時が攻撃のチャンス。凍結ハメや鍾離の石化で動きを封じてしまうのも有効。

戦闘中、複数のダミーを召喚してブレードを投げる事がある。召喚したシルエットの内、本体だけが赤いブレードを飛ばす為よく見極めて攻撃するとスタンを取れる。

実は戦闘エリア入口の段差が小さな滝になっており、僅かに水中判定があるためうまく誘導すると溺死させることができる。

  • 波のジャプー

コホラ竜戦士型。特に変わった動きをする事はないが、氷元素を周囲にばら撒く瓶を投げてくる。範囲が広いスリップダメージエリアな上に同時に水攻撃を仕掛けてくる為、早急にエリアから出るか瓶を破壊しなければ凍結ハメを食らう事になる。

  • コシーホ

亀型。周囲に設置されている電気水晶を炎攻撃で全て破壊すると出現する。

攻撃を与え続ける事でゲージが溜まっていき、満タンになると雷シールドを展開してくる。シールド展開中は一定距離内のこちらの攻撃を常にカウンターしてくる。近接攻撃で攻めるのは危険な為、弓キャラで遠距離から攻撃するのが望ましい。シールドは氷、炎、草攻撃で削る事ができるので、甘雨アンバーティナリなどをアタッカーでなくともシールド破壊要員として編成してくといいだろう。

特に注意したいのがスピン攻撃。こちらの足よりずっと速いのでただ走るだけではすぐに追い付かれ轢き潰される。しかもシールド展開中は即死攻撃を大量にばら撒きながら連発してくる。幸い障害物は乗り越えられないのでフィールドのすぐ近くにある岩に引っ掛けてハメる事はできる。

  • ポタポの応援

大霊の化身・凛烈型。戦闘中、一定のスパンで「加護の霊」を召喚する。加護の霊はこちらが回復を受けると回復量と同量のHP(余剰回復含む)をチャージし、HPが満タンになるとポタポ本体へ攻撃を行う(攻撃終了時に自動的に消滅)。攻撃の威力は総回復量に依存した固定物理ダメージ。超電導による物理デバフの影響は受けない。

特に注意したいのが本体の溜め攻撃で、シールド貫通+即死+フィールド全範囲攻撃といういつもの性能に加え、ジャストステップや爆発カットイン時の無敵時間も無視という鬼畜仕様。この手の攻撃には付き物の回避ギミックも妨害ギミックもなく、はっきり言って防ぐ手段が全くない為、多少時間はかかるが攻撃は加護の霊に任せて高HPキャラ(HP3万以上推奨)とヒーラーで回復ゴリ押しするのが最も安全な戦い方になる。開発側もそれを想定してか、アチーブ条件にノーダメクリアは課されていない。

  • 墜落せし晨星の霊

イクトミ竜型。フィールド上に3基設置された篝火に近付くと重撃に炎の追加ダメージが発生するバフが付与される。

一定時間経過で氷シールドを張り、篝火を凍結(バフ無効化)してからの吹雪攻撃を仕掛けてくる。篝火の効果はあくまでも重撃バフである為、篝火の氷を溶かしても吹雪攻撃が無効化される訳ではない事に注意。

実は篝火の氷の方が本体のシールドよりも遥かに硬く、削るには非常に時間がかかる。本体のシールドを破壊すると大ダメージと共にスタンさせられる為、むしろ本体の方を狙った方がいい。攻撃中は空中に浮かんでいる為、弓や法器などリーチの長い炎キャラを編成していきたい。上下方向への判定が大きいアルレッキーノの重撃や削れ幅の大きい鍾離の爆発も有効。

  • リライ

イクトミ竜戦士型。ジャプーと同様、特に変わった動きをする事はないがテレポートで距離を取りながら範囲攻撃を連発し、また攻撃後にタル爆弾を設置してくる。爆弾のダメージはリライ本体にも有効(大したダメージソースにはならないが)。

高威力による即死にさえ気を付けておけば攻略のハードルは低いが、テレポートの仕様上、移動を繰り返す内に戦闘エリア外に出てしまい戦闘がリセットされかねない為、戦う際はなるべく深く追わずにエリア内に誘導させておく事を心掛けておきたい。

余談だがジャプーとは作曲仲間らしく、二人の文通と思しき手紙が戦闘フィールドに残されている…

  • トゥパヨの協力

大霊の化身・焚焼型。連続衝撃波を飛ばす溜め攻撃を行ってくる。フィールドに設置される気体燃素風域で飛び上がる事で回避できるが、この風域から落下攻撃を行う事でチャージを中断させスタンさせられる。落下攻撃であれば何でもいいので楓原万葉千織のスキルでも可能。

  • 鉄髭

クク竜戦士型。地面に「溶岩の棘」を設置して爆発攻撃を仕掛けてくる。威力は非常に高いので一撃死の危険はあるが、範囲は狭めな上、実は設置すると必ず棘を攻撃する為実質デコイとしても働く。その為常に距離を取る事を意識しておけば攻略はそう難しくはない。

棘は岩攻撃が落下攻撃で破壊できる為、鉄髭本体が棘を爆破する前に破壊すればダメージと共に短時間スタンさせられる。破壊する場合はスキルで落下攻撃ができる楓原万葉千織、または岩キャラを編成に入れておくといいだろう。通常の攻撃そのものは、全体的に動きが緩慢なので対処は簡単。

  • 銅の掟

遺跡ドレイク・陸行型。基本的に通常の遺跡ドレイクのステータスを単純強化したバージョンとなるが、獲得した元素ダメージ耐性はスタンした後も効果が切れない。ダメージ耐性のタイプは受ける攻撃に応じて1タイプずつ入れ替わるので、なるべく複数の元素を利用して戦う編成(あるいはアタッカー2人以上)を用意して適宜交互に切り替えて攻撃していきたい。激化や蒸発、雷電ナショナルなどのパーティが有効か。

ギミックエネミー

以下のエネミーは、エネミーというよりはギミックに近い存在の為か敵として扱われていない。倒しても全くアイテムをドロップせず、図鑑やチュートリアルにも載っていない。

他にも元素攻撃を当てても元素付着が発生しないので元素反応を利用した戦いができない、元素視覚でエネミー名を確認できないなどの特徴がある。

  • クモ

遺跡や洞窟で時々蜘蛛の巣を張っている。一見すると何の変哲もないクモであるが、実は異常なまでのホーミング性能を持った糸弾を飛ばしてくる。ダメージはそれほど大した物ではないが、当たると少しの間移動速度が大幅に下がる。

層岩巨淵地下鉱区では紫色の派生種が登場。こちらは「流明石の触媒」のゲージを下げてしまう弾を飛ばしてくる。

  • 保護装置

ドラゴンスパインの特定のギミックを起動すると出現する、3枚の三菱模様状のプロペラを備えた機械。常に飛行した状態で、プロペラの軸から3点バーストで弾を放ってくる。

  • 汚染された元素生物

週ボス「アペプのオアシスの守護者」内のギミックと、関連する任務でのみ戦える。

複数の種類がおり、「飼育増殖生命体」「防御増殖生命体」などと呼ばれる。普通に殴ってくる個体もいれば壁を張ってこちらの動きを妨害したり、付近の仲間にシールド張るなどといったギミックを持つ個体も。

名前を覚えるべき強敵

ストーリー上で戦う事になる強敵達。その性質上ネタバレになる為閲覧注意。詳細は個別記事を参照。

攻略後は「征討領域」(いわゆる週ボス)という、天賦育成に必要なレア素材などといった豪華な報酬を受け取れるボスとなる。

各1体につき週に1回限定で受け取る事ができ、最大3体までなら消費する天然樹脂が半分で済む。受け取り回数は毎週月曜日にリセットされる。

余談だが、「北風の王狼、奔狼の領主」(アンドリアス)以外のステージは全て秘境(ダンジョン)扱い。通常のフィールド上で挑戦できるのはアンドリアスのみとなっている(その為かアンドリアスは征討領域でありながらフィールドボスというやや曖昧な分類になっている)。

風神眷属である「四風守護」の一柱、東風の龍トワリン。

奔狼領を見守る「ルピカ」。

ファトゥス第十一位。神の目と邪眼、暗闇の地で習得した武術を使う。

かつて岩王帝君が掘った巨龍。

ファトゥス第八位。氷の邪眼と全てを燃やす烈火で戦う。

人形の「雷電将軍」が永遠を脅かす敵に対抗するための姿。

教令院が創った人造の神。真の神に匹敵するほどの力を持つ。

草龍アペプの体内にあるオアシスを守護していた者。

「世界の滅亡」を飲み干し冒された結果今の姿となった。

星の内側で原始胎海を喰らっていた異界の鯨。タルタリヤと因縁がある模様。

放っておけばテイワットをも喰らい尽くす、完全なる水の権能の助けがなければ戦いにもならない怪物。

ファトゥス第四位。の意志と覚悟を見届ける為の姿。

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