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鳴神大社の宮司様であり、八重堂の編集長。華やかな見た目の裏には、思いもよらぬ知性と奸智が隠されている。


—— やはり、妾の気のせいじゃなかった。

異郷から訪れる風、この海域に新たな望みを吹き付け ——


概要編集

オープンワールドRPG『原神』の登場人物。

名前八重神子(日:やえみこ/英:Yae Miko)
レアリティ★5
国/所属稲妻/鳴神大社
種族妖怪妖狐
使用武器法器
神の目(元素属性)
誕生日6月27日
命ノ星座仙狐座
オリジナル料理福は内うどん(うどん)
CV佐倉綾音

あの鳴神大社の宮司様でさえ、副業をやることで退屈をしのぐ。巫女がどれほど退屈な仕事なのか、これで分かっただろう。だから私は、また巫女に戻るような真似は絶対にしない。

~八重神子について…久岐忍


人物編集

「妾(わらわ)」の一人称や『童(わっぱ)』の他称など古風な言葉遣いで話す、柔らかくも蠱惑的な雰囲気を持った桜髪の女性。


稲妻の神事と霊的守護の要である『鳴神大社』を束ねる宮司で、事実上三奉行に並ぶ有力者の一人。

同時に国内で人気の娯楽小説を扱う出版社『八重堂』の編集長でもある。


その立場に相応しい威厳と優しさと気遣いを兼ね備え、稲妻の神事を滞り無く回しているが、一皮剥けば人の世とそこで輝きを放つ人の在り方を見ることを何よりの愉しみとし(ちなみにその次に人の困り顔を見るのが好きで、両方あれば尚良いとのたまふ)、そのためならば持てる全ての手段を使い己の手の届く全てを転がしてみせる、種族だけでなく内面も女狐と表現するに相応しい腹黒な享楽主義者。


稲妻にやってきた旅人に目を付け、ある目的のために助力を行っていく。


能力と戦術編集

2022/2/16~3/8(復刻:2022/11/18~2022/12/7,2023/5/25~6/13)の期間限定祈願(ピックアップガチャ)「華紫櫻緋」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャのラインナップに加わる事は原則無いため、期間が終わると復刻が来ない限りは入手不可)。

最初の実装時には彼女自身と雷電将軍の伝説任務・第二幕実装と共に、復刻時にはVer3.2、Ver3.7のイベントに登場といずれもストーリーに関わる形となっている。



元素スキルでは待機中でも継続ダメージを与える設置物を置いて回り、元素爆発ではそれら全ての破壊と引き換えに爆発的な瞬間火力を叩き出す雷元素サブアタッカー。

常時重ねがけ可能な設置物で相手を囲い込み、雷撃の中に封殺する戦法をメインとする。


常に敵と自身の位置といった戦況を頭に入れ続ける必要がある上級者向けだが、基本的に元素スキルと元素爆発を撃つ事が仕事になるため、出突っ張りの運用を強制されないのは有り難い。

大火力の雷の雨を降らせたら自身は控えに引っ込み、雑事は仲間に任せると良いだろう。


天賦編集

  • 通常攻撃・狐霊罪喰い式

最大3段。御幣(厄祓いのあれ)を振り、雷元素で出来た狐霊を使役して攻撃を仕掛ける。

戦闘スタイルは凝光と同じく、通常攻撃では装備した法器を出すことすらしない。重撃の詠唱時に傍らに現れる程度である。


  • 元素スキル「野干役呪・殺生櫻」

八重神子

「具現化せよ」

回避判定を伴った素早い移動を行い、移動先に「殺生櫻」を1株残す。残せる「殺生櫻」は最大で3株まであり、スキルのスタック数も3つ。


「殺生櫻」は一定間隔で近くの敵からランダムに一体に雷を落とす。近くに他の「殺生櫻」があると個数に応じて階位がアップし(最小は壱、最大は参)雷の威力が上昇するが、極端に近くに設置しようとすると、既存の「殺生櫻」を破壊してしまう。

階位は「殺生櫻」に掛かった輪の数で確認可能な他、殺生櫻同士が繋がっていると同色の薄い靄のようなものが現れる。3本で三角形を描くように配置すれば、全てを最大階位に出来る。


特筆すべきはそのクールタイム。その時間僅か4秒。基本的には3つまとめて置くため実質的なクールタイムは12秒であるが、継続時間が14秒なので常時最大数展開が可能。また、前述の通り発動の瞬間は回避手段としても使うことができるため生存性も高めてくれる。後述の元素爆発までの時間稼ぎとしても申し分ないだろう。


  • 天賦「啓蟄之祝詞」

キャラ突破段階4(Lv60~70)で開封。八重神子自身の元素熟知の数値1につき、この殺生櫻のダメージが0.15%アップする。とは言え、殺生櫻のダメージを上げるこの天賦は当然元素爆発には関与しないため、熟知を上げ過ぎて攻撃力がおろそかになっては元素爆発など他のところに影響を及ぼしかねない。基本的には元素熟知は味方からのバフで補うのが無難。


  • 元素爆発「大密法・天狐顕現」

八重神子

「雷光、いと美しきかな」

雷を落とし雷元素範囲ダメージを与える。同時に元素スキルで設置した「殺生櫻」を破壊し、その後、破壊した「殺生櫻」の数だけ追撃の落雷「天狐雷霆」を発生させる。

実は「天狐雷霆」によるダメージの方が倍率が高いので、発動時は下記の天賦を活かして「元素スキル3発→元素爆発→間髪入れずに再度元素スキル発動」の流れが基本的な立ち回りになる。


必要元素エネルギーが90と非常に重い。雷電将軍と同じ元素エネルギー量であるが、あちらは性能の都合上聖遺物で元素チャージ効率を高めていることが多いため、実質的な回転率は八重の方がかなり下。

幸い、八重の主力は元素スキルであるため、元素爆発を打たなくても火力は大して下がらない。瞬間火力が必要になった時のみ叩き込もう。あるいは(元素爆発を戦術に組み込みたいなら)、前述の雷電将軍と組ませてしまうのも一つの手。こちらの元素エネルギーの重さをある程度ケアしつつ、そのエネルギーの重さがあちらの火力アップにも繋がると、一応のシナジーはある。


  • 天賦「神籬之御蔭」

キャラ突破段階1(lv20~40)で開封。元素爆発を使用するとフィールドに出ている「殺生櫻」を破壊後、「殺生櫻」のクールタイムをフィールドに出ている株数だけリセットする。


  • 天賦「野狐説禅」

探索天賦。キャラクターの天賦育成素材合成時、25%の確率で同じ地域で獲得可能な、異なる天賦素材をランダムで1個獲得する。レアリティは消費素材と同ランクで固定。


命ノ星座編集

第一重「野狐供真編」
元素爆発で天狐雷霆を1回発生させる度、八重神子自身の元素エネルギーを8回復
第二重「望月之吼噦」
殺生櫻の初期階位・最大階位を1上げ、攻撃範囲+60%
第三重「七化けの段」
元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15)
第四重「緋櫻誘雷章」
殺生櫻による落雷が敵に命中してから5秒間、チーム全員の雷元素ダメージ+20%
第五重「暴悪嗤笑面」
元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15)
第六重「大殺生呪禁」
殺生櫻による攻撃が敵の防御力を60%無視する

元素スキルの火力強化に重きが置かれている凸内容である。2凸と6凸は解放できれば、サブアタッカーとしての性能が大きく向上する。特に6凸は開放するとサブアタッカーとしては反則級レベルの火力を手に入れることが出来る。莫大な金元素を爆発させなければならないが、それに見合った火力を出してくれることだろう。

反面、元素爆発の火力強化はほとんどなく、使用時にスキルを破壊することも相まって、凸が進むほど元素爆発を使う必要性が薄くなってくる。


その他編集

やはりと言うか、法器アタッカー共通の弱点として防御面がかなり心許ない。幸い元素スキルと元素爆発を撃って交代するだけで最大火力を確保できるため常時HPに気を配る必要こそ無いが、念のためにシールド持ちやヒーラーを編成してカバーしておきたい。


また育成素材がほぼ全て稲妻でしか獲得できず(天賦素材の一つに至っては禍津御建鳴神命のドロップアイテムであるが故に、かなりストーリー進めないと集めることが出来ない)ビギナー泣かせであること(これに関しては八重神子に限った話ではないが)も留意すべき点か。


聖遺物は実装当時は完全に噛み合うものはなかったが、ver3.0で「金メッキの夢」が八重と大きくシナジーがある聖遺物として実装された。元素反応を起こした時、チーム編成に応じて攻撃力or元素熟知が大きく上昇されるため、元素スキルの火力がかなり高くなる。加えて、同バージョンで草元素に大きなテコ入れが入り、激化反応という新たな武器が加わった事で、さらにダメージを伸ばしやすくなった。


また、金メッキでなくとも、ちゃんと考えて聖遺物を持たせれば「アタッカー」の紹介に恥じない、十分な水準の火力をたたき出せるので、プレイヤーの腕の見せ所だろう。

その他にも、殺生櫻がこちらの動きにかかわらず敵を自動で攻撃するので、スキル撃ってシールド貼って見ているだけで敵が素材と経験値に変わっていくなどという彼女らしい愉悦ムーブをかますことも可能。


さらにVer4.0で追加された「黄金の劇団」は元素スキルのダメージを強化し、4セットでは控えに戻るとより強化される。注意点として元素スキルの強化のみのため元素爆発を強化できない所だが、毎回きっちり爆発を撃ちたいとかで無ければ激化パーティに縛られなくなるので、汎用性を求めるならオススメ。ただし既に厳選を終えているのなら乗り換える必要は無いくらいに微妙である。


余談編集

  • どうやら八重は狐の化身であるようだが普段は耳しか狐の要素がなく、八重は自ら「妾に尻尾はない」と言っていた。しかし元素スキルや元素爆発時、落下攻撃時には少しの間ではあるのものの九尾の尻尾が現れる。
  • 八重は耳に神の目をつけているようだがよく見ると他の稲妻キャラクター達とは違う形をしている。また、右耳に神の目、左耳にも神の目と同じ形の耳飾りをつけている。どうやらこの耳飾りは狐斎宮が使用していた髪飾りと酷似しているようだが何か関わりがあるのだろうか...?
  • 稲妻城下の居酒屋「鳥有亭」の常連客であり、大抵は好物の油揚げに串焼きを肴に酒を嗜んでいる(土産込み)。
    • 逆に嫌いな食べ物は漬物全般。素材や作り方を問わず発酵の臭気が耐えられないようで、そのような不潔で不浄なものを飲み込むことなど決して出来ぬと語る。
    • ただ「お新香」(きゅうりやナスなどを小さく切った物に軽く塩を振って短時間だけ置いたもの)については言及されていない。
  • なお、名前も見た目も「みこ」だが事実上の役職は宮司(会社で言うなら社長)であり、巫女(会社で言うならアルバイトに近い)ではないので注意。名前も平仮名だけを見ると「八重“巫女”」と書きそうになるが、「八重“神子”」なので注意。
  • 上記の通り、本人は巫女ではないが同時期ピックアップの武器の名前は「神楽の真意」である。ちなみに神楽は巫女が舞う神様に捧げる歌や踊り(舞)のこと。
  • 実は甘雨とは鎖国前から双方の交易業務を通して交流があり、年齢的に甘雨の方が遥かに歳上なため、彼女の事を「甘雨お姉様(※)」と呼んで尊敬の念を抱いている。
    • それまで稲妻は鎖国状態だったためしばらくの間は交流が途絶えていたが、影が開国宣言をしたため再び会える事を楽しみにしている。
    • 正確な表記は「甘雨の姉君」だが、この表記故に「甘雨に姉がいるのでは」と勘違いする旅人もいたとかいないとか。正確な解釈は上述の通り(尊敬の意味で)「甘雨お姉様」といったようなところ。
  • Ver2.6のイベント「華やぐ紫苑の庭」での祭り「光華容彩祭」にてクレーに対してクレーちゃんと呼び初めての(少なくともゲーム内では)「ちゃん付け」に多くの旅人を驚かせた。
    • その後Ver3.2のイベント「ワンダフルキノコンピック」では取材を兼ねた休暇で八重堂の作家たちを連れてスメールへと訪れ、ポk、もとい、キノコンを使役してのバトル大会「サウマラタ蓮杯」にグルグル雷キノコンの「百雷遮羅(ひゃくらいしゃら)」を率いて参加。そこで出会ったレイラに最初のうちは怖がられるものの1回戦が開催される頃にはお互いにレイラちゃん八重お姉さんと呼び合うくらいに仲が良くなった。またスメールのカードゲーム「七聖召喚」の販売も手掛けるようになる他、自身もいちプレイヤーとして、稲妻やスメールでも「変幻自在に戦況を変えるデッキを持つ決闘者」として有名であり、セノも機会があれば手合わせ願いたいと思っている。
    • なお、同イベントは時系列上は魔神任務第三章終了後になるため、プレイヤーの中には「旅人に敗れて昏睡状態のを引き取りに来たのだろう」と思った人も少なくなかったようだが、イベント終了後はすぐに稲妻に帰って行った。……あれ?放っておいていいのか?
    • その後の魔神任務間章で歴史改変が発生したため、彼は新たな存在となってしまい、神子たちとの因縁も全くというわけではないがなかったことになった。メタ的なことを言えば、この間章が控えていたため、ストーリーに矛盾が生じないようにするために多少不自然でも引き取る展開にできなかったとも推測できる。
  • 恐らく女好き神里綾華に神社に来ないかと誘ったり、珊瑚宮心海に自分を「お姉様」などと呼ぶよう催促したり、上記の通りクレーやレイラなどの美女に目をつけて仲良くなろうと距離を詰めてくる。ゴローを女体化させたり、旅人に巫女服を着せて写真を売ろうともしている。その為旅人からはこっち側かと疑られているとか。


元素スキルの調整について編集

2022年3月30日のVer2.6アップデートに際し、Ver2.5の戦闘体験に基づいた調整と銘打ち、「殺生櫻」が雷を落とす際の索敵方式が"近くの敵をランダムに一体"から"最も近くの敵一体"に修正された。運営としては「ランダム攻撃という挙動は本来想定していたものではない不具合」という認識だったようだ。


しかし蓋を開けてみると雷のランダム性が失われた事で「実質的な攻撃範囲が狭くなり、特に2凸以上させている場合、2凸効果の範囲拡大が宝の持ち腐れになる」「雷が落ちてほしくない敵(特に盾持ちヒルチャールやアビスの魔術師といった、殺生櫻の落雷で破壊しにくい防御手段を持つ敵が近くにいた場合)に勝手に攻撃が吸われてしまう」など、運用面での弊害が続出。

著しい弱体化にあたるとしてユーザーからの批判が殺到し、3日後の4月2日に次回の更新時(4月6日)において従来の"近くの敵をランダムに一体"に差し戻される事が決まった。


ランダム性の排除により、落雷のターゲットコントロールがしやすくなり、単体相手でのダメージを安定して稼ぎやすくなると受け入れるユーザーも一定数はいたと思われるが、「課金コンテンツである祈願から排出される最高レアリティの期間限定キャラクターであるにもかかわらず、弱体化に等しい修正が石を払わせ切った直後急に入った」事が、批判が殺到する原因になったと思われる。


運営はその後も何度も「全てが終わった頃に何の前触れもなく修正を入れる」という事例を起こし、そのたびに「八重神子の頃からまるで成長していない」と非難が殺到し、炎上の火種となってきた(むしろ前例がある癖に同じ失敗をする分どんどん規模が悪化した)。この「悪癖」が是正され、想定しない仕様への見解と修正予告がすぐに出されるようになったのは、3つ先の国であるナタが実装されたver5.0になってからである。


ストーリーにおいて編集


内心では自分の殻に閉じこもり暴走している将軍を心配しており、スカラマシュに返り討ちにされた旅人を助けたのを機に、旅人に助力することで将軍の目を覚まさせるべく動き出す。


対雷電将軍特訓編集

助力の具体的な方法は、雷電将軍の剣技を疑似再現する装置を用い、その剣技に対抗する術を練るというものなのだが、非常にクリアが難しい。


本人曰く、元々雷電将軍の剣技自体「(旅人の実力だけで)正面から打ち破って倒すのは不可能、せいぜいが回避できるかどうか」と言うほどのものであり、その言葉に違わず特訓も基本は攻撃を受けないように逃げ回ることになるが、最後の一撃だけはエリア全範囲に及び、三つあるコアのどれかを破壊して安全地帯を作らなければ確実に失敗になってしまう。

コアの破壊についても、予備動作から攻撃が来るまで余裕がない中高速で行う必要があるため、シールドなどでレベル差を無理矢理補っていると痛い目を見る。


更にコアは雷元素持ちのため、ディルック胡桃など炎元素アタッカーで破壊してしまうと過負荷反応が起き、これもクリア失敗の条件となっているため注意が必要。

その他にも、雷元素と反応する元素が付与されていると、それとの元素反応も被弾判定がなされるため、雨天では無条件でアウトになる等、気象設定など細心の注意を払う必要がある。


ちなみにこの特訓で使われる装置が放つ攻撃モーションは、実際に戦う雷電将軍のそれにかなり近い。クリアするのは至難の業だが、「対雷電将軍特訓」の名は伊達ではない。


ただし上述の通り、雷電将軍の剣技は破ることはまず不可能、回避できるかどうかと言うほどのものであり、この特訓は「本命の作戦」に繋がる前準備でもあった。

(詳しくはネタバレになるため下に記載)


準備が終わり天守閣に向かう旅人に「絶体絶命の状態でそれを取り出せば、危機から抜け出せるかもしれぬぞ。もちろん、妾に会いたいと思った時に取り出してくれても構わぬ。ひょっこり出てくるやもしれぬな?」とだけ伝え御守りを渡した。


関連イラスト編集

🌸八重神子🌸🦊  🤤

桜と八重神子八重神子

八重神子Yae Miko

関連タグ編集

原神 稲妻(原神) 巫女


八重桜……同社の別作品で原神の並行世界でもある『崩壊3rd』の登場人物で、八重神子のモチーフとなったキャラクター。

  • 姓が同じで、名前も彼女の身分が元ネタとなっている(桜は「八重村の巫女」という身分であり、巫女=みこ=神子)。
  • キャラクターデザインが酷似している。
  • CVも同一人物(日本語版も中国語版も同じ)
  • 口調が似ており、同じく「妾(わらわ)」「汝(なんじ)」のような人称代名詞を使っている。





※ここから先ネタバレ注意※






















ストーリーにおいて(ネタバレ注意)編集

その正体は雷神バアルことの眷属かつ友人。わかりやすく言えば、風神バルバトスにとってのトワリンのような存在。狐の化身らしく、稲妻では狐神使と呼ばれている存在の1人。

魔神任務中の会話からするに、影が意識を無想の一心に移すのに使用している"物体に意識を憑依させる術"は八重神子が伝授した思われ、術に秀でているようだ。

また、影のボイスで「どうせ彼女なら(夢想の一太刀を)躱せるでしょうし。」と言われるなど、身のこなしも優れている様子(ボイスは冗談めいた口調なので、本当に躱せるのかは不明)。


鳴神大社の前宮司であり、影の盟友にして影の姉・の眷属であった仙狐・狐斎宮が鳴神大社に赴任した時点で、まだ神子は生まれていなかった。

幼少の時は狐斎宮にくっついて回るただの小さな仙狐で、白辰の血を引く神子を狐斎宮は可愛がっていたが、狐斎宮の6人の弟子のうちの一人かどうかは不明。


500年前の漆黒の軍勢との戦争の折に狐斎宮は漆黒の軍勢の意識体に飲まれて消息不明となり、その後、引き継ぐ形で現斎宮になった経緯を持つ。


また、影本人が事実上放棄した雷神の神の心を保管していたが、スカラマシュに旅人の身柄との交換を条件に引き渡している。


伝説任務では稲妻の城下町にて奇妙な本が流行しており八重神子に相談しようとした所に神子に助けを求めていた村人の悩みを半ば無理やり押し付けられる。

解決後に神子はあえて放置しようとしていたが、ある報告により稲妻の危機を感じ取り重い腰を上げることになる。

(どう考えても八重堂の危機です。本当にありがとうございました)



その後も度々ストーリーに出演しており、光華容彩祭を開催したり、ワンダフルキノコンピックではスメールにも選手として向かった。ウェンティと酒を飲んでいたり、レイラにはちゃん付けで仲良くするなど、友好は広い。


魔神任務間章第3幕では、スカラマシュの記憶の中で登場する。

詳しくは分からないが、彼を自由にするよう将軍(影?)に提言したのは彼女である。

また、放浪者のキャラクターストーリーによれば、彼女は数百年前のたたら砂の件で雷電将軍に代わって過去のスカラマシュの話を聞き、援軍を編成してたたら砂へ向かったらしい。

すれ違いからその計画は成功しなかったが、少なくとも彼女のボイス(国崩について)で言うほど嫌っているわけではなさそうだ。ちなみに神楽の真意でも気にかけているような描写がある。

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