曖昧さ回避
- 太鼓の達人に登場するキャラクター→チャスカ(太鼓の達人)
- 原神に登場するキャラクター。本稿で解説。
プロフィール
トラロカンの「調停者」。幾千万の争いを終結させる者。
名前 | チャスカ(英:Chasca/中:恰斯卡) |
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レアリティ | ☆5 |
国/所属 | ナタ/ "花翼の集"トラロカン |
種族 | |
使用武器 | 弓 |
神の目(元素属性) | 風 |
誕生日 | 12月10日 |
命ノ星座 | ヴァルチャー・グリフィス座 |
オリジナル料理 | しばしの休息(--) |
CV | 甲斐田裕子 |
「…我々は、近頃の行動が思慮に欠ける軽率なものであったと深く理解した。これからは対立を捨て、共に歩むことに同意する…これは完全に自発的なものであり、異議は一切ない。また、和解のために尽力してくれた『調停者』に心より感謝を申し上げる」
――部族間の衝突を経て、双方の族長が和解合意書の中に記した「嘘偽り」のない言葉
人物
オープンワールドRPG『原神』の登場人物。
ナタの風竜の部族『花翼の集』出身の、ガンマンや狩人を思わせる出で立ちをした女性。
「超越(ヴーカ)」の古名を継承している、ナタの民の問題解決を請け負う"調停者"。その名前と手腕は各部族に轟いている。
彼女が「私の顔に免じて話し合わないか?」と話しかけてきたならば、すぐにでも振り上げた手を収めて形の上だけでも従うべきだろう。彼女の"提案"は最後通牒に等しく、それでも争いを止める気が無い愚か者達は彼女の流儀に則った激しい躾によって物理的に争いを終結させられる事になる。
幾千の争いの芽を摘んで回る彼女をナタの民はこう評する。まるで争いという「獲物」の匂いを嗅ぎつけ、それに吸い寄せられるように現れる「猛獣」のようだと。
能力と戦術
ver5.2前半の期間限定祈願で追加(以後は同名の復刻祈願か通算3回登場後の集録祈願で入手可能)。
空を飛び元素弾を撃ち出す巨大銃「スピリットリボルバー」に乗った空中戦を得意とする風元素アタッカー。
チームの元素属性に応じて自身の攻撃属性が変化するため、元素を事前に撒いておく必要がないという風元素キャラとしては異質な特性を持つ。
一方でチャージショットを軸とするため間隙無い攻撃で相手を封殺する戦法には不向きであり、対単体の性質が強い攻撃が多く対集団戦では威力にややムラが出がち。空戦主体という意味では放浪者と同類だがアタッカーとしての性質は正反対と言えるだろう。
天賦
- 通常攻撃「フェザー・フルーリー」
最大4段。重撃のチャージショットは風元素攻撃に変化する。
- 元素スキル「スピリット・レインズ」
自身の周囲に風元素範囲攻撃を行いながら夜魂値を80チャージし夜魂の加護状態に入り「スピリットリボルバー」の騎乗状態へと移行する。持続中は移動速度と中断耐性がアップし、浮遊状態を維持できる。
移動性能は放浪者のほぼ完全上位互換。放浪者が出来る移動は全て出来る上に、発動中の元素スキル長押しにより長押しの間だけ落下攻撃が発動する。着地すると騎乗状態が解除されるが、空中で解除すれば騎乗状態が維持されるため、高機動を維持したままの下移動という新たな機動ができる。
その代わりに燃費が最悪である上にやや制御が難しく、上記の放浪者を超える機動性も「使いこなして初めて発揮する」もので、クク竜と同等の機動が「出来てしまう」割に夜魂値と燃素消費はクク竜の完全下位互換であるため国外ではすぐに息切れを起こす。使いやすさを加味すると放浪者とほぼ同等であり、彼を持っているなら無理をして引かなくとも良い。
また、この状態での通常攻撃は「スピリットリボルバー」に装填された「シャドウチェイサー弾」による夜魂性質を帯びた砲撃となり、単押しでは風元素ダメージ(通常攻撃扱い)を、長押しではチャージ時間に応じた最大6発のマルチロックオンからの連続掃射(重撃扱い)を見舞う。
長押しでチャージされる弾丸は、チーム内に拡散可能な元素属性(炎・水・雷・氷)のメンバーが居ると一定確率でその元素属性に変化する(最大4発まで)。
この弾丸は天賦「弾丸トリック」によって、元素変化の条件を満たすキャラの人数に応じて、変化した弾丸のダメージと3発目の変化率にボーナスが付与される(ダメージ+15→35→65% / 変化率33→66.7→100%)。
- 元素爆発「ソウルリーパーの猛襲」
「ソウルリーパー弾」を放ち、夜魂性質を帯びた風元素範囲ダメージを発生させる。その後弾丸は6発に分裂し、近くの敵を攻撃する。このうち2発までがチームメンバーの持つ拡散可能な元素属性に変化する。
- 天賦「援護の気持ち」
夜魂バースト発生時、シャドウチェイサー弾の150%の威力を持つ弾丸を射出する(重撃扱い)。この弾丸はチームメンバーの持つ拡散可能な元素属性に変化する。
- 天賦「夜域の賜物・燻る灼心」
夜魂値が尽きても、燃素ゲージを消費して「夜魂の加護」状態を維持できる。
また、チームが燃素の使えるナタ地域におり、かつメンバーが空中にいる状態である場合、夜魂値32をチャージし「夜魂の加護」状態で登場できる特殊キャラ交代「夜魂トランス:チャスカ」が使用可能になる(クールタイム10秒/全キャラの夜魂トランスで共通)。
- 天賦「調停の真意」
探索天賦。チームキャラが敵を倒すと燃素を15回復する(クールタイム12秒)。フィールドマップにいる時のみ起動し、秘境などでは使用できない。
命ノ星座
第一重「--」 |
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第二重「--」 |
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第三重「--」 |
(通常攻撃/元素スキル/元素爆発)の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第四重「--」 |
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第五重「--」 |
(元素爆発/元素スキル)の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第六重「--」 |
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装備・編成について
- 武器
- 聖遺物
自分一人で複数元素ダメージを扱い、それが必ずしも元素反応に繋がるわけではないという特性を持つため、他の風元素アタッカーのような風元素ダメージをバフする聖遺物は足枷になり、元素熟知を盛る聖遺物もダメージのムラに繋がる。そのため純粋な攻撃性能を盛るのが最適解となる。無難な所では「黒曜の秘典」4セットあたりだろうか。
メインステータスは冠は会心系、時計と杯は攻撃力が良いだろう。
- 編成
自分以外の3人を炎・水・雷・氷のどれかで固めるのはほぼ必須。チャスカが表に出る時間が長くなるため、その時間を持たせられる持続性能か、逆にチャスカのクールタイム内だけで全火力を捻り出して退場できる瞬間火力か、どちらかに振り切ったキャラが良いだろう。
余談
- 名前の元ネタは、インカ神話の夜明けと黄昏と金星を司る女神と思われる。
- 赤ん坊の時難病に罹った事で捨てられアビスにも侵されるが、その際「闘争の種」と呼ばれし凶暴性を宿して生き延び、以降はクク竜に拾われて育ったという、レザーと申鶴を足して割ったような経歴の持ち主。
- 人間社会の里親に迎え入れられた後も、「闘争」の衝動に飲まれ度々争いや危険に飛び込んでいるようだが、義妹クイクやその両親の存在もあり、徐々に落ち着いていったようだ。
- ムアラニとは幼馴染で、当時のチャスカとは何度も取っ組み合いの喧嘩にまで発展したが、結果として気の置けない関係に。それ故、理性的な振る舞いを身に着けた調停者となった時は驚いたとムアラニは語る。
- 「スピリットリボルバー」はシロネンが拵えたものだが、見た目通りのチャスカ自身を乗せて飛行する巨大銃というトンデモナイ代物。
- 当然そんな物での銃撃戦など至難の業だが、補助装置組み込みの提案を「照準器だけ付いていれば後は自分で何とかする」と固辞し、その言葉の通りに不安定な空戦でも完璧に使いこなしてみせたという。