「取り立ての開始だ!」
概要
ファデュイに所属するエージェント。いわゆるフィールドエネミー(雑魚敵)で、ランク分類は「精鋭」級。原則として個体名を持たない(ただしデイリーイベント等で討伐対象になっている場合は体力ゲージの上に個体名が表示される)。
ファデュイの構成員・特殊部隊であると同時にスネージナヤの運営する「北国銀行」の債務取り立て人(Debt-Agent)でもあり、借金を踏み倒そうとする輩やスネージナヤに不利益をもたらす輩に対して十倍返しの制裁を見舞う。
攻略時のコツ・注意点
炎元素を扱い、自身も炎元素に耐性を持つ。
透明化し残像を残しながらフィールドを走り回る事でプレイヤーを翻弄し、その隙に姿を表し強烈な攻撃を叩き込んで来る。
元素を付着させればうっすらと影が見えるようになり、七七やタルタリヤなどの「印を撃ち込む」タイプのスキルの対象にすれば印のおかげで居場所が丸分かりになるが、逆を言えばそうでもしない限り背景がわずかに揺らぐ程度でまず居場所を判別できない。
出来る限り透明化される前に、されてしまった場合は範囲攻撃で無理やり、元素を付着させた状態を維持し続ければ楽に戦闘を進められるだろう。
ただし、原神の戦闘では、自動的に間近の敵を向いて攻撃するいわゆる自動ターゲッティング機能があるのだが、透明になっていると元素や印を付着させていてもこのターゲッティングが働かなくなる。剣などの近接武器なら向きを直接操作すればまだ何とかなるが、弓や法器だとほとんど攻撃が当たらなくなる。その場合は他のキャラに交代するか、透明化を解くまで待とう。
何度か透明化→攻撃、のコンボを許すと複数の残像を設置し、そこを起点に連続で突撃する攻撃を繰り出す。まともに食らうと確実に沈む威力を持っているため、これを撃たれる前に速攻で片をつけたい。攻撃力は非常に高いが幸い防御力はそれほどでもなく、雷蛍術師やファデュイ先遣隊達とは違いシールドを張らないためため、重撃や元素反応で怯ませれば勝ちも見えてくるだろう。
もし相手を吸い寄せる手段があれば(ジンや万葉の元素スキル、ウェンティやスクロースの元素爆発、★4弓「蒼翠の狩猟弓」の固有能力など)、消える前か消えた直後に打ち込めば動きを止めることができるので、一気に攻略が楽になる。たとえ透明になっていてもダメージ表記で巻き込めたかどうかはわかるので、後は再び移動されないうちに他の元素で追撃すれば完封も夢ではない。
また、弓使いである程度距離を離して狙い撃ちすると、こちらに真っ直ぐ向かってくる場合も多いため、透明化していても攻撃を当てやすくなる。特に超長距離から狙い撃ちできるうえに威力も高い甘雨なら接近するまでに余裕で倒せる。
また、怯んでいる最中は重撃で吹き飛ばすことが可能。そのため、水辺にいる個体なら水深の深いところに落として溺死が狙えることも。
これらのように、雷蛍術師や先遣隊よりも撃たれ弱く戦法次第では簡単に倒せるようになるので、ある意味ファデュイ最弱となってしまう(もちろん、油断は禁物だが)。
「取り立て……出来なかったか……」
余談
- 概要の通り彼らはデットエージェントであり、デッドエージェント(Dead-Agent)は誤り。これだとゾンビ兵か何かになってしまう。
- 北国銀行の取り立て人でもあるためか、支店が確認されていないモンド領内にはドラゴンスパイン付近を除いて基本的に敵として出現しない。だが主人公の「ストーリー」内でのパイモンとの会話によるとファデュイがモンドで拠点としているホテルには宿泊しており、酒代を巡って喧嘩したりと愉快な騒動を巻き起こした事があるらしい。
- タルタリヤのエピソードPVや伝説任務、鍾離、行秋、エウルアの伝説任務などにも登場する。動機や過程はそれぞれ異なるし本人は意図してもいないだろうが、主役が動かざるを得ない状況になるように場を引っ掻き回している。
- 特に行秋の伝説任務では「借金取り」という職務に忠実であり、立場やストーリーでこそ旅人達と敵対しているが、商戦敗北のツケを自分の武力に頼っての略奪で賄おうとした取引相手に心底呆れ果てていた。そのため、行秋との戦闘後は元々義理などないと取引相手を見捨てて立ち去った。
- 稲妻の北側の崖には同じファデュイのミラーメイデンと仲良く海を眺めている姿が見られる、もしかしてそういう仲なのだろうか。
- 七聖召喚にもキャラカードとして登場。元素スキルで与ダメージ強化と被ダメージ軽減を付与しつつ、強力な元素爆発を放つまで凌ぐという速攻&自己完結型の性能。
- エネミー扱いなので武器を装備できないのがネックだが、裏を返せばゲーム開始直後からほぼフルパワーで暴れまわることが可能であるため、晩成型のキャラの準備が整うまでの前座としては十分すぎる力を持つ。