ピクシブ百科事典

Ghost_of_Tsushima

ごーすとおぶつしま

サッカーパンチプロダクションズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売したアクションゲーム。
目次[非表示]

概要

サッカーパンチプロダクションズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売したオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム。対象レーティングはCERO:Z欠損出血といった表現あり。オプションで流血の表現を個人で(ありorなし)のどちらかにいつでも切り替えられる。

2020年7月17日に発売され、上記の通りZ指定にも関わらずわずか3日間で世界実売240万本を達成。SIEの新規IPとしては過去最速の初動を叩き出し、各方面から絶賛の声とユーザーからも非常に高い評価を得ている。
その後も売上は増加し、2020年11月21日時点で世界500万本を超えたことが、TV番組世界ふしぎ発見内で判明した。
プレイステーション5が2020年11月20日に発売を控えていたため、また、SIEの子会社である、インファマスシリーズを手掛けたサッカーパンチプロダクションズとしてはPS4向けの新規ゲームタイトルでもあって、ps4向け最後の作品。

海外ではあまり知られておらず、日本でも語られることが少なくなった『元寇』が題材となっている。海外のメーカーによる日本を舞台にしたゲームタイトルには珍しく、スタッフによる徹底した現地取材の裏付けのもと、歴史学者がストーリーの監修を務めている。また、ゲーム中のモーションや殺陣に関しても専門の剣術家の協力による実践武術としての細かい再現がなされている。

そのため、作り込みは非常に細やかであるが、やはりエンターテインメントとしての観点から、あえて部分的に歴史考証を改変している部分はなくもない。いわば「歴史ゲー」ではなく「時代劇ゲー」であるともいえる。しかし、その歴史考証も日本の歴史マニアでもなければわからないほどに世界観に親和しており、むしろ発売前には歴史ゲーとしての期待が高まりすぎて公式が予防線を張る事態に発展している。なお、開発元であるSIEの完全子会社サッカーパンチプロダクションは、本作を史実を題材にしつつも独立したファンタジー作品であると公言しており、事実作中に登場するキャラクターたちや脚本は史実では存在しないオリジナル要素で構成されている。

史実と違う部分の一例としては、「現実の対馬よりも平地が多い」「武士の鎧に数百年先の意匠(戦国や幕末など)がある」「武士があくまでも高潔な戦士として扱われている」「高麗兵や南宋兵の姿がない」などがある。
特に最後に関してはやはり大人の事情か、コレクターズエディションも韓国で発売中止、日本でも未発売となっている(とはいっても海外版エディションのみ国内版より豪華になる仕様は他作品でも数多くみられる事例であるので確固たる根拠はない)。

グラフィックは非常に美麗かつ高精細で、とりわけその豊かな色彩表現は、数多の洋ゲーにありがちな写実的、というよりもある意味絵画的な側面をもつ。時間経過はもちろん、天候から雲の動き、各種エフェクト調整まで細かくカスタマイズ可能なフォトモードを実装していることもあり、スクリーンショットがはかどる観光ゲームとの評判もある。画面のHUD表示は最小限とし、オープンワールドによくある目的地を示すマーカーも「風」で表現するなど、没入感を増す工夫もされている。

さらにオープンワールドでは必須ともいえる従来の「ファストトラベル」システムにおいて、職人技とも呼べる非常に高いレベルのプログラミング技術とグラフィック処理を駆使しており、ノーマルのPS4本体(HDD)でもファストトラベルのロード時間が平均5秒前後という驚異の爆速ロードを実現し、異次元の没入感とストレスフリーで快適なプレイを体験することができる。しかも開発中は早すぎてロード中に表示される豆知識を読む時間が無いため、これでも意図的に少し遅くしたという。

また、開発者の時代劇愛を象徴するシステムとして「黒澤モード」がある。これは黒澤明時代の映画のように画面をモノクロ調にし、より時代劇気分を味わえるというもの。単に白黒になるだけでなく画面にノイズが入るフィルム粒子も再現、サウンドも古い映画のようにこもった音になるという凝りようである。プレイ中にいつでもON・OFFの切り替えが可能だ。

戦闘は侍らしく正面から戦う場合、攻撃を受けると比較的すぐに体力がなくなるため、受け流しや回避を駆使する必要がある。剣術には四つの型があり、それぞれ剣兵、盾兵、槍兵、剛兵に対して特攻を持っているため、それらを習得すれば多少はゴリ押しプレイも効く。
ひとりで多数の敵を相手取ることが多く、いわゆる暗殺者プレイが重要となってくるが、一方メインクエストの要所では正々堂々1対1の死合も強いられるため、『武士』と『冥人』両方の技を強化していくことが重要となる。
武器は近接の刀と遠距離の和弓のほか、元軍から奪ったてつはう爆竹も使用可能。
そして武士の道を外れていくにつれて苦無(くない)や煙玉吹き矢といった後世のジャパニーズアサシンたちを先取りした武器を考案してゆく。

2020年10月17日には大型アップデートが実施され、後述の冥人奇譚に加えて強くてニューゲームや鎧ごとの装備一括変更機能などが追加された。2周目以降は難易度が上昇するが装備強化の限界突破の他、新素材の「幻の花」で交換できる新スキンや装備、果ては縛りプレイ用の弱体化アイテムまで用意されている。

対馬市とのコラボレーション

現実の対馬市とのコレボレーションも行われる、Z指定の作品とは異例の快挙となっている。
公式サイトでは観光地や名産品紹介やも行われているので聖地巡礼の際は参考にするとよいだろう。
公式サイトはこちら

冥人奇譚 LEGENDS

上記アップデートで実装された協力マルチプレイモード。
本編とはストーリーも登場人物も違い、ゲームとしてもシステムレベルで別物ゆえ該当記事参照。

ストーリー

文永モンゴル帝国は東方世界の征服をもくろみ、立ちふさがるすべての国を蹂躙していた。 東の果て、日本に侵攻すべく編成された元軍の大船団を率いるのは、かつて高麗を征討した冷酷にして狡猾な智将、コトゥン・ハーン。ハーンは、侵攻の足掛かりとして対馬に上陸する。これを防ぐべく集結した対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅。島はたちまち侵略の炎に包まれる。 だが、かろうじて生き延びた一人の武士がいた。境井仁。誇り高き武士として鍛錬を積んできた仁は、対馬武士団が元軍との合戦で敗北したことで、究極の問いを突き付けられる。 武士の名誉を重んじて勝ち目のない戦いを続けるのか。それとも、邪道な戦い方に手を染めてでも敵を討ち、対馬の民を守るのか。 対馬を奪い返すためには、身分や立場を問わず、さまざまな島民の力を借りなくてはならない。 仁は、境井家の最後の生き残りとして、たとえ侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意する。 冥府から蘇った者「冥人」として、あらゆる手段を使って故郷を敵の手から取り戻すのだ。
Wikipediaより抜粋)

登場人物

境井仁(さかい じん)
本作の主人公。モンゴル帝国軍から故郷を守るため、侍の道に反する戦い方に手を染めることを決心し、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として敵に挑む。
メイン画像はこのキャラのものを使用。
ゲーム中では『ジン』と呼ばれるが、ローカライズチームから「設定上は『ヒトシ』が本来の読み方で、『ジン』は通称」であると明かされている(当時の武家の諱(いみな)はほとんどが訓読みであったが、親や主君以外が諱で呼ぶことはなかったため)

志村
仁の伯父。対馬の地頭
家族を失った仁の養父として、侍の誇りと技を伝授してきた。
侍の道に反する戦い方をする仁を心配している。
モチーフは現実の文永の役緒戦で元軍の対馬上陸を迎撃した地頭宗助國(宗助国)
志村と異なり本人も戦死し、その後は小茂田浜神社に祀られている。
またGoT発売直後の2020年8月、現実の小茂田浜にて宗助国の銅像の除幕式が行われた。

ゆな

女野党ゆな


ハーンに倒され、浜に流れ着いた仁を救った女野盗。
蒙古にさらわれた弟・たかを助けるため、仁と共同戦線を持ちかける。
暗殺術に長けており、仁に盗賊の戦い方を教える。

たか

たか詰め


ゆなの弟。腕の良い鍛冶屋で、仁に救出された後はその技術で協力する。
本作における力なき民の代表。

堅二
対馬の酒売り兼山師で金儲け主義者。
蒙古に脅されて酒を売っており、仁とゆなが蒙古の拠点へ潜入するのを手伝う。
その際、仁に感化されて自分なりに人助けを行おうとするが、毎回トラブルを起こしている。

竜三

Ryuzo


浪人のグループ・菅笠衆(すげがさしゅう)の一員。
プロローグで戦死した頭領の後を引き継いでおり、蒙古に対しゲリラ的な襲撃を行っているが、深刻な食糧不足に頭を悩ませている。
仁とは身分違いの親友で軽口を叩きあう仲であるが、これは鎌倉時代の浪人はそこまで卑しいな身分ではないため(本格的に鼻つまみ者になるのは江戸時代から、また平安以前の浪人は江戸時代で言う無宿であり別物)。
本作の日本史に対する理解の深さを思わせるキャラクターである。

安達政子

対馬のバーサーカー


我が一族の仇!ウワア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!
対馬の豪族・安達家の女傑。
蒙古襲来の際に夫と息子二人を亡くし、残った家族も別の豪族に族滅され、復讐の鬼と化した。彼女のクエストはただでさえ重いストーリーな本作ですら1、2を争う一切情け容赦のない非常に重いものである。
……はずなのだが、その行動があまりに苛烈すぎてシリアスな笑いを連発する迷シーン製造機と化してしまっている。敵を目にするや即座に突撃する脳筋っぷりは必見。人呼んで「対馬のバーサーカー」
その有様は普段モンゴルスレイヤーをやってる仁が抑えに回るどころか、政子が海岸で蒙古相手に暴れている一報を聞いた仁が「蒙古が心配だ」と漏らすほど(該当クエストの噂を聞く前に現場の「最澄の峰」周辺に行くとスキップしてクエストが始まってしまうので注意)。
その後も、シリアスなシーンで笑えない復讐鬼ジョークを飛ばして仁を閉口させたりしている。
無論、嘘だ

石川先生
かつて長尾家の弓術指南役を務めた男性。
弓の腕前は確かだが人格面に問題があり、作中でも批判されることが少なくない。
作中で己の過去の過ちを次々と暴かれることからプレイヤーからの評価も右肩下がり。
とはいえネタキャラとして愛される程度には嫌われてはおらず、
石川ストックなる実用性がなくもないネタまで誕生してしまった。
なお、サントラなど海外でも「Sensei Ishikawa」呼びである。

典雄

ゴーストオブツシマ四コマ4


対馬中部に位置する櫛寺の僧兵。
心優しき大男であり、侍の援軍に向かう途中で蒙古に捕らわれ、狭い牢獄に入れられたのち実の兄も殺されたことから心に深い傷を負っている。
なお、本作にはほかにも難民の避難場所となっている寺が存在するが、当時の寺は彼のような僧兵たちが守りを固めていた。後世の石山合戦からも分かるとおり、信仰心によって戦う者たちを屈服させるのは容易ではなかったため、理に適った設定といえるだろう。

百合
仁の乳母。母、そして父を早くして亡くした仁にとっては親同然の存在。
父を失った仁に対し、「お父上は風となり導いてくださり、お母上は鳥となり見守ってくださいます」と告げている。
蒙古を倒すため毒の製法を求める仁に、非道と知りつつも親子の情からトリカブトから猛毒を抽出する製法を伝授するが、仁の運命を大きく揺るがすことになる。
彼女のクエストを最後まで完了すると混乱毒の製法も教えてくれるのだがこの場合、毒のレシピが○○となってしまう。他のキャラクターの運命もそうだが、脚本は少年漫画某四天王並のサディストである。本作はZ指定だが。

コトゥン・ハーン
モンゴル軍を率いる大将。本作の世界で朝鮮半島を蹂躙したのもこの男。
チンギス・ハーンの孫であり、元王朝皇帝フビライ・ハーンの従兄弟。
非道な手段を躊躇わず使う一方、倭国の言語・文化に精通し、正面からの一騎討ちでも仁を圧倒する武力の持ち主。
ハーン(またはカーン)は姓ではなく君主の称号であり、当時それを名乗る資格があるのはフビライのみのはずである。
しかし、劇中で手に入る文書などでフビライへの反逆の意志を匂わせているため、当人が勝手に名乗っている可能性がある。
名前の由来は史実における元軍の司令官・クドゥンと思われる(ただしクドゥンはチンギスの家系ではない)。
プロローグでは彼との負けイベントが展開されるが、一応HPをゼロにすることも可能。
ただし、HPをゼロにできるだけで不死身である。倒し方(?)は後述。

蒙古兵

殺した数も覚えていないモブにして、それだけよく見る影の主役
Z指定を存分に生かした暴虐非道ぶりは嫌でもプレイヤーに強烈な印象を残す。奪い犯し殺すのみならず、生首で団子三兄弟を作るわ首級を刈った後の胴体を早贄にしたりと1000年後の地球の裏側ヒャッハーしてる人たちの如き非道な行いを繰り返す。
これは遊牧民同士の作法・仁義なき戦いを経験してきたこと、チンギス・ハーンの時代から恐怖戦略で敵を屈服させてきたこと、そして兵士に給料が支払われない上に上納金を徴収される制度のため、略奪の限りを尽くさなくてはそもそも生活できないことなどが理由である。

征服した中国や西アジアの技術を取り入れている為、数だけでなく科学力でも対馬の武士団を上回っている。ただし、上記の通り史実と違い高麗兵や南宋兵などの被征服民の姿は見られない。

そんな彼らだがモンゴル語の空耳や、捕虜を殺す際に獲物を前に舌なめずりして後ろから闇討ちされるお間抜けっぷりなどネタにできる部分もなくもない。蒙古の拠点では彼らの日用品・武具を集めることができ、当時のモンゴルの文化に触れることもできるのもその一因だろう。中には遥か彼方の国から持ち帰った品などもある。

大別すると剣兵、盾兵、槍兵、剛兵の前衛4兵種と、投擲兵と弓兵の後衛2種が存在する。また、どの兵種かは不明だが、また空から仁の居場所を知らせる鷹、俊敏な動きで襲ってくる軍犬(おそらくチンギスの時代から使われていたチベタン・マスティフ種)なども使役する。
ファミ通によるとこれらは兵種ごとに別の部族とのこと。

剣兵
全体的におそらく最弱。最下級の兵士は鎧すら来ていない。
上位種には二刀流剣兵などが存在する

盾兵
片手に盾を持った兵。防御は硬いように見えてそうでもなく、冥人奇譚で相性の悪い型で挑むでもない限りは強攻撃のゴリ押しでわりとなんとかなる。
むしろ上位種が盾を使って油を塗った剣を摩擦熱で発火させるので完全の攻撃寄りの兵種である。

槍兵
実は盾兵よりも防御が硬い。相性の言い方を使わなければ防御を破るのも一苦労。
一方で強攻撃のスキが大きくパリィに弱い。プレイヤースキルを鍛えてくれる道場主である。

剛兵
重量武器をもった巨漢。全体的にみて最強。冥人奇譚における最大の脅威。
ほぼ防御不能な攻撃ばかりで剛兵自体に大盾兵(仮)、鉄球兵(仮)、原始的な銃を仕込んだ棍棒を使う兵など多数のバリエーションがいる。
一番の脅威はよろめきにくくガード不能を連発する鉄球兵だろう

投擲兵(仮)
てつはうや閃光弾をなげてくる後衛。本編ではウザい程度だが、冥人奇譚では閃光弾のダメージも馬鹿にならず脅威と化す。

弓兵
本作屈指の空耳要員。冥人の登場に「どーしよ!どーしよ!」と狼狽えてるのではなく、これはモンゴル語で下がれとか伏せろという意味である
ランクが上がると3点バーストや火矢の使用を始め、最終的に毒矢を使うようになる。
特に毒矢は気合で解毒できるスーパー冥人の仁さんはともかく、冥人奇譚では解毒できないまま吐血して致命傷に繋がりかねない最悪の部類となる。

名も無き人々


小次郎の六本刀
蒙古に寝返った剣の鬼、小次郎と彼の配下の5人の剣客たち。
実は配下にも名前がありモーションもそれぞれ異なるが、字幕ではモブ扱い。
彼らとの戦いはすべて正面からの死合形式で行われるため、プレイヤースキル、なければパラメータを鍛える&難易度下げてのゴリ押しが必要となる。

鑓川(やりかわ)の民
蒙古襲来前、地頭に謀反を起こした一派。
当時のことを根に持っているものも少なくなく、なかには恨みを忘れられずに蒙古など知ったことかとばかりに主人公を襲撃する者もいる。
しかし忠誠心に厚く屈強な者が多いため、味方につければ良い戦力となる。

裏切り者、賊
対馬の民でありながら蒙古に寝返った、あるいは混乱に乗じ火事場泥棒を働く日本人たち。
恩賞目当ての真性のクズもいれば、飢えと敗者への仕打ちに屈してやむを得ず軍門に降ったものもいる。
また作中で手に入る文書から、純粋にコトゥン・ハーンのカリスマ性に惚れ込んだ者もいることが分かる。
特に浪人はこちらの手の内を知っているため、一騎討ちでは蒙古兵よりずっと手強い。

行善
琵琶法師のこと。盲目の和製吟遊詩人達。詳細は小学校の教科書でも開こう。
検索では同名の僧しか出てこないせいか、雑誌などでは琵琶法師と呼ばれる方が多い。
本編では奥義や新武器を解禁するための特殊クエストギバーとして重要な役割を果たす。

行善(冥人奇譚)
箒サイズの大筆を持つ特別な行善。彼に話しかけるとマルチプレイモードに移行できる。
奇譚の語り部であり、後述の通りそのストーリーは彼が史実(?)の冥人の活躍を大幅に脚色したもの。
ぶっちゃけめっちゃうさんくさい。
詳細は後述。目の前にいるのが本物の冥人だと知ったらどう思うのだろうか。
本作では非敵対NPCにも当たり判定があるが、彼には故意に一太刀入れた仁も少なくないのでは?

ハーンに心酔する僧(仮)
作中で拾える書状(フレーバーテキスト)の「ハーンとの対話」シリーズの著者。
最初こそハーンに恐れをなしていたが瞬く間にそのカリスマの虜となり、恐怖を畏怖へとかえ完全に惚れ込んでしまう。以降は再三に渡り仁を「あの冥人め」と罵ったり、事もあろうにハーンが京都を制圧した未来を夢見るヘイト要員。カリスマの虜といえば聞こえはいいが、脅されたり食い詰めたりで文字通り“売”国奴となった者ばかりの中、見返りなしに心の底からハーンを褒め称える様は売国奴以下の真の裏切り者といえる。
そのせいか、現場の数々の惨状を見てきた仁は彼の亡骸に対してお辞儀をしても罪人扱いするという小ネタがある。

野生生物

ゴーストオブツシマ四コマ9



クマ
クマー。強い(確信)。OWゲームのクマは強くなければならない法律でもあるのか。
対馬でも強い。とにかく強い。
ある作品では野生化した最強生体兵器を(こっちも異形化しているとはいえ)怯みでハメ殺し、またある作品では不老不死の最強種族を(条件付きとはいえ)寄ってたかって嬲り殺してきたが、本作においても13世紀末ヒャッハーな蒙古、そしてその蒙古の屍山血河をダース単位で築き上げる仁すらも一撃で確定ダウンさせる恐るべき野生動物。
攻撃は防御不能の「ダウンさせて投げ飛ばす」の一つのみだが、いいかえればガー不しかしてこない上、拘束時間が異常に長い。運が悪ければ起き攻めでハメられることすらありストレスフル。仁が育ってくれば面倒なだけで遠距離攻撃や消耗戦で対処できるが序盤ではまさに脅威であり、その後も運悪く崖下に放り投げられたら仕様上瀕死か即死である。
嫌なこと嫌なことのエネミーだが装備強化に必要な「獣の皮」を得るためにはクマとの戦いは避けて通れない
襲ってくる前に立ち上がって威嚇する習性があるので、そこを弓矢で攻撃するのが最も安全だろう。
群れで現れないことが救いであり、蒙古兵と戦っていることも多いので、漁夫の利を狙う手もある。

イノシシ
3匹一組で現れるなんの変哲もないイノシシ。
しかし、こちらも攻撃がクマ同様のガード不能ダウンのみかつ、一撃入れたら即逃げるという別ベクトルにストレスフルなケダモノである。すばしっこく背が低いので暗具も当てづらい。
だが、クマ同様、獣の皮を得るために戦いは避けて通れない
仁(とプレイヤー)が育ってくればうまくすれ違いざまに斬ってこれまでの鬱憤を晴らすこともできる。
また、仁が騎乗していると攻撃せずに逃げていくため、馬上から弓で攻撃するのが楽。

シカ
野山の至る所で見ることのできる草食獣。
奈良や宮島の鹿と同様に神獣扱い。
仕留めても皮は手に入らないので、そっとしておこう。

キツネ
巣穴に近づくと現れ、稲荷の社へと導いてくれる。
場所によっては撫でることもできる、本作屈指の癒し要素

黄色い鳥
鳴きながら周囲を飛び回り、追いかけると未発見のロケーションやサブイベントの場所へ案内してくれる。

育成システム

日本リスペクトがふんだんに取り入れられている本作。
キャラクターの強化も実にJAPAN。ゲーム的には該当のロケーションを見つけるのだが

  • 体力(HP):温泉に入る
  • 気力(MP):竹を斬る稽古
  • 護符(アクセサリ):神社にお詣りする
  • 護符のスロット:お稲荷様にお参りする
  • 頭防具:景勝地で和歌を詠む
  • 弓の強化:素材にイチイやシイ(≒神社によく植えられている木々)が存在
  • 奥義:各地に伝わる武人の伝承を紐解き習得
といったものとなっている。

注意点、取り返しのつかない要素

  • プロローグで愛馬を選び名前をつけることになるが、とある理由で後に新しい馬に乗り換えることになる。その際は最初に選んだ馬と同じ色、同じ名前は選択できない。初回特典の馬も例外ではない。OWゲーでまずはメインクエストをさっさと済ませてしまうスタイルの方は注意。
  • 一部のトロフィー取得やサブクエストではタッチパネルのフリックが必須となる。つまりタッチパネル機能のついていないコントローラーではトロフィーやクエストのコンプリート不可能なのでDUALSAHOCK4がお釈迦になっている人は要注意。
  • SIEのライセンスを正式に受けたタッチパネル付きのHORI製コントローラーでも、トロフィーのコンプが可能。

一応、スマホ用リモートプレイアプリで対処できるが、本格的にお辞儀や笛、納刀といった要素を楽しむにはちゃんとタッチパネル機能付きコントローラーを用意するのが望ましい。なお、VITAはタッチパネル押し込みにしか対応していないので注意。

  • 上記の通り、冥人奇譚では最初は1クラスのみの選択となり、他はプレイが進むと解禁となる。好みや得意分野に合わせて慎重に選ぼう。

負けイベント攻略法

上述の通り、プロローグの負けイベントは一応ハーンのHPを削り切ることが可能。
距離をとって大ぶりの攻撃を誘い、隙ができたらステップで背後に回り込んで連撃を叩き込んだらまた距離を取り…を繰り返すと良さそうである。
突進と振り下ろしの隙が大きめである。

参考動画


ローカライズ聖地巡礼、その他余談


ローカライズ

日本が舞台なだけあって誤訳らしい誤訳は見当たらないのだが、やはり洋ゲーだけあってむしろ原語版がトンチキなネーミングになっている部分は存在する。一例を上げると

  • Ghost(英)→冥人(日)
  • heavenly strike(英)→紫電一閃(日)
  • haiku(英)→和歌(日)
  • black powder bomb(英)→てつはう(日)

などなど。ローカライズチームの尽力に感謝したい。
この辺の苦労は週刊ファミ通2020年10月29日号のインタビューに詳しく書かれている。
特にhaikuに関しては、海外では普通のポエムで済んでいたところを57577のルールを守って和訳、それが1首に付き意味の通じる3×3×3の27パターンを19首用意することになりとても苦労した模様。
また、冥人とは他ならぬGhost_of_Tsushimaの「Ghost」のことなのだが、直訳だとありきたりでインパクトに欠けることから冥人という造語になった。
この結果、ゆなのでっちあげた冥人の伝承を行善が「冥人奇譚」としてさらに盛りに盛ってエスカレートする事態になってしまった。
この他、トンチキではないがモンゴル式黒色火薬爆弾を歴史の授業で「てつはう」と特別扱いする日本人としては「black powder bomb」のシンプルさには物足りなさを感じるところか(なお「てつはう」も日本独自の名で本国での正式名称は震天雷)。

その他、「お前の首で恩賞をいただく」とのたまう敵将に仁が「貴様が得るのは六文銭だ!」とかっこよく返すシーンがあるのだが、これも日本人でなくては意味が分からないため、英語版では「気をつけろ、死んだら恩賞はもらえないぞ!」というあまり捻りのないセリフになってしまっている。

イースターエッグ

制作側もPS4最後の大作の意気込みで作ったゆえ、サッカーパンチの過去作品だけでなくPS4の名作の数々が仕込まれている。

参考動画


聖地巡礼対応表

まだまだあると思われます。追記修正大歓迎。

作中現実備考
黄金寺万松院日本三大墓地
漂流の果て小茂田浜小茂田浜神社所在地。宗助国像あり
木城の小島豆酘崎ゲームでは島
雲日神社和多都美神社
神社の各参道白嶽神社ガチ聖地のためハシゴなどがかけられない、リアルアスレチックステージである
金田城金田城跡白村江の戦い後に建立されたが、文永の役当時は存在しない。日露戦争で近代要塞に
城岳の歌(鯨捕りの海辺)上対馬町鰐浦釜山の見える韓国展望所

原住生物など

  • 仁を物品へ誘導する蛍だが、現実の対馬に生息するアキマドボタルは大陸由来で日本では対馬のみに生息する県指定天然記念物である。
  • フィールドの各所にトラップとして配置されている蜂の巣。現実の対馬では、蜂洞と呼ばれる特殊な巣箱での養蜂が行われていた。また、現代では希少になりつつあるニホンミツバチがいまなお多くせいそくしている。
  • 逆に狐は生息していない。残念。
  • この他、岩の質感や洞穴なども現実の岩場の質感を見事に再現している。


世界ふしぎ発見に採用

2020年11月21日放送の世界ふしぎ発見は本作を引用しながらの聖地巡礼と題した対馬特集となった。レーティングがCERO:Zであることを考慮すれば、週末ゴールデンタイムということを考慮すればまさに快挙、いや、誉れである。
主に対馬の自然や名所、特に神社などのリアル聖地が紹介され、改めて現地取材の恐るべき徹底ぶりが明らかになった。
蒙古襲来を取り扱った番組終盤は舞台が対馬から本土に移ってしまったのが残念だが、そこは史実を考えれば仕方ないか。
また、「仁(ひとし)という名前に悪い人はいません」(by草野仁)という名言も生まれた。

予告CM


バグ、その他

  • ver1.05までは闇討で首を刎ねた蒙古隊長が瀕死で這いずるホラーなバグが存在した。グロではあるがシュールなので体制のある人は一見の価値はある。これを上回るのは肉片が再集合するfallout4の大虐殺ヘルムバグくらいであろうか?参考動画はこちらだが、CERO:Z全開に付き閲覧はくれぐれも自己責任で。繰り返しますが、ネタフリではありませんので自己責任で。


関連イラスト

Ghost of Tsushima
ゴーストオブツシマ


ツシマ
無題


関連動画

ストーリートレーラー(2020年5月)


関連タグ

個別

アクションゲーム 洋ゲー 和風 元寇 対馬 境井仁 サッカーパンチプロダクションズ
石川ストック

表記ゆれ一覧

まだ発売されてまもなく原題が英語表記のため、ばらつきが多く、いまのところ統一されていない(2020年7月現在)
GhostOfTsushima ゴーストオブツシマ ゴースト・オブ・ツシマ

関連作品

  • SEKIRO:同じく時代劇アクションの代表作。
  • アンゴルモア元寇合戦記:同じく元寇時の対馬を描いた漫画作品。
  • アサシンクリード:『歴史上の出来事が題材』『ステルス・暗殺アクション』『オープンワールド』と共通点が多いため、発売前から本作が「和風アサクリ」と呼ばれるなど、よく比較されていた。上述の通り本作は「時代劇ゲー」という趣のため、舞台となった時代の再現度で見ればこちらの方がより「歴史ゲー」であるほか、実在の人物も数多く登場する。ただし、こちらもゲーム的な脚色はある(「女主人公が古代オリンピックに出場する」「クレオパトラ7世の時代なのにクフ王のピラミッドが建設当初の姿を保っている」など)し、そもそも物語の中心であるアサシン教団テンプル騎士団からして史実を大幅に膨らませ、「表の記録からは抹消された裏の歴史」という設定で物語が進行する。


関連人物


外部リンク

関連記事

親記事

SCEI そにーこんぴゅーたえんたていんめんと

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「Ghost_of_Tsushima」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1150482

コメント