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竜三

りゅうぞう

竜三(りゅうぞう)とはゲーム『Ghost of Tsushima』の登場人物である。
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曖昧さ回避編集

  1. 声優・石野竜三
  2. ゲーム『Ghost of Tsushima』の登場人物
  3. ゲーム『ペルソナ5』の坂本竜司三島由輝のカップリングタグ
  4. 漫画『スラムダンク』の三井寿のカップリングタグ

本稿では2.について解説する。


概要編集

CV:多田野曜平

Ryuzo

『Ghost of Tsushima』の登場人物。


腕利きの牢人(主君を持たない侍)で構成された戦闘集団「菅笠衆」の長。

また主人公・境井仁の無二の親友でもある。


性格は仲間想いで、部下のためなら自ら戦いに赴くことも厭わない。境井とは古い付き合いで幼少時は共に悪戯をし合う仲だったと言う。境井は竜三のことを高く評価しており、事実打倒蒙古に加勢してくれそうな人物として石川先生安達政子の他に竜三の名前を挙げていた。


物語序盤、境井と再会するという形で登場する。境井から蒙古に捕らわれた志村救出に加勢するよう乞われる。しかし菅笠衆は深刻な食糧難に直面しており、部下が皆飢えに苦しんでいるとして、竜三はとても手助けできるような状況ではないと境井の頼みに渋い顔をする。


だがどうしても助けが必要な境井は、ならば菅笠衆を救うために手助けするとして、竜三と共に食料確保のあてとして蒙古の輸送船が停泊する砦を襲撃する。しかし食料は全て船に運ばれた後で、沖までその船を追いかけるも食料は手に入らず襲撃は徒労に終わる。落胆する竜三を、境井は志村を救出すれば褒美が出るだろうと説得する。


その後、部下の菅笠衆が蒙古に襲われ捕虜にされたとの知らせが入る。境井と竜三は菅笠衆が捕らえられている蒙古の野営を奇襲し、彼らを助け出す。蒙古は菅笠衆に利用価値があると考えていたのか、飢えていた彼らに飯を食わせていた。しかし境井と竜三によってただ無駄骨となり、皮肉にも蒙古は敵対勢力に塩を送る形となった。


菅笠衆の食料難を根本的に解決することはできなかったものの、竜三は二度助けられた恩と境井への仁義から、志村が捕らえられている金田城の攻略に菅笠衆を連れて加勢すると約束する。


関連イラスト編集

初描き竜三さん頭


関連タグ編集

Ghost_of_Tsushima 境井仁 親友


ネタバレ編集

※以下、本編中盤以降のネタバレが含まれます










































金田城攻略において編集

竜三のほか、ゆなとその弟たか、石川先生、安達政子らの協力を取り付け、彼らと金田城の前で集まる約束を交わした境井。しかし決行の時間になっても竜三と菅笠衆は姿を見せなかった。おそらくここ一番のタイミングで手柄を奪いにやってくるだろうと、境井は竜三を待たず、集まった仲間達と共に志村が囚われている金田城に侵入する。


だが金田城内部で境井を待っていたのは、加勢を約束したはずの竜三だった。


実はコトゥン・ハーンは密かに竜三そして菅笠衆へ、食料を提供する代わりに蒙古側へ寝返るよう取引を持ち掛けていたのであった。捕虜にした菅笠衆に飯を食わせたのも、彼らを引き入れるための策の一つだった。飢えで限界を迎えていた竜三は、友への仁義よりも腹をすかせた部下達を選び、蒙古に寝返ったのだった。


友の裏切りに境井は怒り、太刀を抜いて対決するも、勝負は付かず竜三は蒙古兵と共に城から撤退する。友だったはずの竜三そして菅笠衆は、境井ひいては対馬の敵となった。


その後編集

だが境井を裏切った竜三を待ち受けていたのは、更なる苦難だった。


竜三はハーンと共に志村城まで赴く。篭城していた民衆に対し、ハーンは城門前で捕らえた百姓を磔にすると、門を開けなければ百姓を生きたまま燃やすと言い放つ。ハーンは慄く民衆を一瞥すると、隣にいた竜三に火の付いた松明を手渡し、先の百姓をその火で殺すよう命じる。あまりの非道な振る舞いに竜三は恐れ戦くが、裏切った手前、反発することはできず、竜三は恐怖と罪悪感で顔を引き攣らせながら百姓に火を付ける。


それからしばらく、境井の活躍で着々と志村城攻略の準備が整っていく中、竜三はハーンから境井を始末するよう命じられる。竜三は直接対決では境井に勝てる見込みはないと一度は断るも、ハーンに唆され「城に向かう志村勢を背後から奇襲する」との噂をわざと志村勢に流し、境井を奇襲の拠点である(とされる)野営まで釣り出すという策に出る。


竜三の策は成功、境井は罠とは知らず単独で野営に侵入する。竜三は部下の菅笠衆と連携し、境井を不意打ちで気絶させる。捕らえた境井の処遇をハーンに任せ、自身は志村城へと帰還する。だが境井は隙を見て自力で脱出。竜三の策はむしろ境井の怒りと憎しみを助長させ、彼に冥人としての決意を固めさせる形となった。


ほか境井への刺客として部下の菅笠衆を送り込むが、その全てが返り討ちに合う。


やがて志村城が本土からの援軍を連れた志村率いる武士達の襲撃を受ける。迎撃に差し向けた蒙古兵と菅笠衆は殺され城内手前までの進撃を許すが、城内に続く橋を破壊するというハーンの策により志村勢を食い止める。志村勢は橋を修理して正面突破するという愚直な策を講じるつもりであり、一転して蒙古が戦の主導権を握る形となった。勝利を確信したかあるいは、ハーンは城を竜三に任せて北へと向かう。


だが冥人と化した境井に戦の常識は通用しなかった。境井は志村の命に背き、単独で城内に侵入。宴を開いていた蒙古兵の酒に毒を混ぜることで、その場に居た蒙古兵を全滅させる。唯一、宴に参加していなかった竜三だけが難を逃れた。


竜三は城内の最奥にて境井を迎え、ハーンは城を自分に任せて北に向かった事を伝える。部下の菅笠衆を全て失った竜三が蒙古の味方をする理由は最早無く、一度は裏切った境井に対し共にハーンを討とうと持ちかけ、更には「寝返ったのではなく蒙古の情報を探るために潜入していた」と皆を説得してくれと、厚顔無恥な提案をする。境井は「お前ほどの友はいなかった」と竜三との仲を惜しみつつも提案を断り、投降して裁きを受けるよう諭す。


だが投降すれば死罪となるのは火を見るより明らか。竜三は抗う意思を見せ、境井もせめて武士として見送ろうと思ったのか、両者は一騎討ちを始める。しかし境井は竜三が「対馬いち腕が立つ」と認めるほどの手練れ。敵うはずもなく、竜三は斬られて地面に膝を付き、境井に介錯を乞う。


せめてもの情けか、最期は境井に脇差の短刀を腹に突き立てられ果てる。部下を思いやった故の選択が、その部下の破滅に繋がり、また自身も友に討たれるという皮肉な末路を迎えたのだった。


余談編集

物語終盤、境井はもし竜三が裏切らなければ今頃蒙古を討ち取った数で自慢話を聞かされていただろう、竜三を斬りたくはなかった、と振り返っている(秘湯での思い返し)


選択を誤り悲惨な末路を迎えた竜三だったが、対馬の敵ではなく友として境井の記憶に残ったことは、せめてもの救いと言えるだろうか。

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