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白朮

びゃくじゅつ

オープンワールドRPG「原神」の登場人物。璃月きっての名薬師。
目次 [非表示]

薬舗不卜廬の店主。長生という名の白蛇を体に乗せている。薬に精通しており、いつも深く考えを巡らせているが、他人が彼の思考を読み取ることは難しい。


概要

オープンワールドRPG『原神』の登場キャラクター。

名前白朮(日:びゃくじゅつ/英:Baizhu/中:白朮)&長生(日:ちょうせい/英:Changsheng/中:长生)
レアリティ☆5
国/所属璃月/不卜廬
種族人間
使用武器法器
神の目(元素属性)
誕生日4月25日
命ノ星座懸壺座
オリジナル料理清熱降火湯(瓊玉果湯)
CV遊佐浩二&庄子裕衣(長生)

「白先生、考えごとがあっても、全然言ってくれない…『死』が大嫌いなのに、いつも『死』を探究してる…よく分からない…でも大丈夫。七七、分かってるから。白先生、いい人。」

——何者かによって破られた、七七のノートのある1ページより


人物

璃月港にある薬局「不卜廬」の店主。

オズのように言葉を喋る白い蛇『長生』を首に巻き付けている。キョンシーである七七を弟子として店に置いており、様々な雑事を担当してもらっている模様。


薬局の店主を務めているだけあり、彼の調合する薬の効き目は抜群だが、同時にどれも凄まじく苦いらしい。

また薬屋であると同時に医者でもあり、腕は確か。時折依頼の元、璃月の各地に往診へ赴いてもいる。


彼の見せる笑顔と彼の処方する薬に多くの患者が救われているが、彼自身の体調が極めて悪い事を知る人物は多くない。しかし彼は患者に不安を与えまいと、近しい者以外に決してそれを見せず、近しい者にもそれを語ることはしないという。


璃月を舞台にしたイベントにはちょくちょく弟子である七七と一緒に登場していたが、長らくNPCであった為情報量が少なく、彼がどういった人物なのかはイマイチ分かっていなかった。その辺りのバックボーンは、実装と共に解放された伝説任務で語られる。


能力と戦術

原神リリース時より登場していたが、2年半という最も長い期間を経て、ver3.6後半の期間限定祈願「心珠循琅」に実装が決定。また、Ver4.2前半で復刻されることも告知された(PU限定☆5キャラは限定祈願開催中のみ入手可能)。

様々な回復手段を持つ原神屈指のヒーラーであり、おまけでシールドまで付与できるため、パーティの生存率を大きく上げられる。


天賦

  • 通常攻撃「金匱鍼解」

最大4段の草元素攻撃で、単純な元素攻撃ではなく、秘孔を突くような所作である。

重撃では草元素の蛇を放ち、前方に範囲攻撃を行う。

通常、重撃共に射程がクレーより短く、かなり密着しないと攻撃を当てることが出来ない。基本的に通常攻撃をするタイプでは無いが注意されたし。


  • 元素スキル「太素診要」

白朮先生

「薬も毒になり得ます」

「遊糸徴霊」を放ち、近くの敵に最大3回の草元素攻撃を行う。攻撃回数を使い切るか近くに敵がいない場合、遊糸徴霊は戻って周囲チーム全員のHPを回復する(回復量は白朮のHP上限によって決まる)。

時間差はあるが、かなりの全体回復量を持つ。


  • 元素爆発「癒気全形論」

【原神】白朮

「命の重みを知りなさい」

14秒間「脈象宣明」状態に入り、2.5秒ごとに草元素ダメージに対し250%の吸収効果を持つ無隙シールドを生成する。

無隙シールドが消滅する時(2.5秒おきの再展開時、効果終了時、シールドの破壊時)に、フィールド上の自身のキャラクターのHPを回復する(回復量は白朮のHP上限によって決まる)。また、霊気脈を発動して敵を攻撃し、草元素ダメージを与える。


また、キャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「地に在りて形を成す」が開放されると、無隙シールドで治療を受けたキャラは6秒間、白朮の最大HP1000につき、燃焼・開花系ダメージ+2%、激化系ダメージ+0.6%のボーナスを得る(最大HP50000分まで参照される)。


シールド強度は雑魚敵の攻撃でも容易く割れるレベルだが、割れる=回復であり、絶えず張り直されるため、「対象のHPまで含めた」耐久性はかなり優秀。元素爆発の真価はその回復と定期的な草ダメージにある。必要元素エネルギーが80と重いため、元素チャージ効率もある程度気にしたい。


  • 天賦「五運終天」

キャラ突破段階1(Lv20~40)で開放。フィールド上のキャラのHPが50%未満のとき、自身の与える治療効果+20%。50%以上のとき、自身の草元素ダメージ+25%。


  • 天賦「草木の滋養」

探索天賦。編成時、フィールドの一部の採取物を獲得した際に白朮の最大HPの2.5%分、フィールド上のキャラのHPが回復する。


命ノ星座

第一重「至微呻吟」元素スキルの使用回数+1。
第二重「脈絡明哲」フィールド上の自身のキャラの攻撃命中時に元素スキルに似た「遊糸徴霊・切」を放つ。1回の攻撃で帰還し、ダメージは自身の攻撃力の250%、回復量は元素スキルの20%分となる。この攻撃は元素スキルとみなされる。(クールタイム5秒)
第三重「八正之気」元素爆発の天賦Lv+3(最大Lv15)
第四重「古法故視」元素爆発発動後15秒間、周囲のチーム全員の元素熟知+80。
第五重「盈虚蔵象」元素スキルの天賦Lv+3(最大Lv15)
第六重「真邪離合」元素爆発の霊気脈のダメージに【自身の最大HPの8%】分のボーナスが乗る。また、「遊糸徴霊」および「遊糸徴霊・切」の最初の攻撃命中時に無隙シールドを生成する。

1凸はシンプルに強力。CTの長い元素スキルの使用回数を増やすことの利便性の高さは先に夜蘭申鶴などが証明している。

使用感が明らかに変わるのは2凸と完凸。特にニィロウカーヴェと組んだ開花パーティや、キャラ交代がデメリットになるセノと組んだ際は、自分が場に出ていなくても5秒に1回草元素散布と回復を行い、完凸時に至ってはそのままシールドも張ってしまうという凄まじい効果をもたらす。


装備・編成について

HPを高めるのはもちろんだが、元素熟知と元素チャージ効率もバランス良く欲しくなる。

  • 武器

モチーフ★5「碧落の瓏」はこれら全てを高めてくれる実質専用装備。言い換えれば汎用性がないため(この武器以外が狙いの場合は)ハズレ枠とも言える。鍛造★4「金珀・試作」も碧落の瓏を一回り控えめにしたような性能であるため、下手な★5を装備するよりヒーラーとして強くなる。サポーターの定番、★3「龍殺しの英傑譚」もぜひ。


編成は現状、激化・開花のどちらかの運用の回復サポートとして起用すると良い。


激化では現状居座ることの多い雷アタッカーのセノ刻晴との相性が抜群。長時間回復しながら草を撒いてくれるため、激化反応を安定して行えるようになった。草アタッカーのアルハイゼンティナリとは、ナヒーダを起用しない際の編成候補になる。


開花では現状ニィロウの豊穣開花での起用が中心。従来の編成が既に強力だったのだが、登場によりパーティーの選択肢を増やした。現状はニィロウ、ナヒーダ珊瑚宮心海、白朮の組み合わせが最も汎用的で強力。

単体戦に特化させる際は行秋を起用すると良い。心海や行秋を起用する際、従来の回復ビルドでは回復過剰になるため、聖遺物「楽園の絶花」を持たせた熟知特化ビルドがおすすめ。心海には「祭礼の断片」、行秋には「サイフォスの月明かり」といった強力な熟知武器を持たせよう。


余談

  • 2022年7月11日にティナリコレイが発表されるまでは、神の目の所持が確認できるキャラクター達の中で唯一草元素の神の目を有していた。
    • Ver.3.4からは同じく初期設定のあった璃月キャラのヨォーヨが、彼を追い抜く形でプレイアブルされている。
  • 細いフレームの眼鏡にタレ目、敬語などから、一部の旅人達には神里綾人同様の胡散臭い系として散々な印象を持たれており、パイモンからもそう思われていた。
    • 胡桃からは良い印象を持たれておらず、常日頃から警戒されているが、これは彼らの師匠の代から続く「生死」への考え方の違いによるものから。
    • 事実、多少マッドな面はあれどひた向きに「患者を救いたい」という志を持つ人物として紹介され、個人としての不安要素は払拭された形になる。
    • なお、彼の伝説任務は『その胡桃の伝説任務クリアが前提』となるので、未だならクリアしておこう。
  • 立ち絵の発表以前にNPCとして登場した白朮と比較して、若干だがデザインの変化が見られる。具体的には服に柄が追加され、腕の装飾にも手が加えられている。
  • 「白朮」という漢字はともかく、読み方が難しく変換ですぐに出てこないためネットでは「白ポ」(カタカナの「ポ」が「朮」の見た目に近い)と表記されることがある。
    • なお、機種によって違いはあるものの「おけら」と打つと簡単に変換が可能である(「白朮」と書いて「オケラ」と読む薬草が存在する為)。
  • また、モチーフの「碧落の瓏」が読めない&辞書登録していてもパッと出てこないためネットでは(心海のモチーフ武器「不滅の月華」がドーナツと呼ばれるのに対して)抹茶ドーナツと呼ばれている。
  • 医師を生業としているが、それ以上に薬の調合が趣味であったりもする。
  • 医療に携わる者であるからこそ偏食や過食を是としておらず、「病は口から」の考えに基づき、自身も食べ物の選り好みをしないようにしている。
    • それとは別に、苦い薬を調合する彼自身も薬の苦味を苦手としており、薬を飲むたび砂糖漬けを口に放り込んで後味を誤魔化しているとか。
    • オリジナル料理も薬草入りの果物のスープとなっている。元ネタと推測される中国料理「冰糖雪梨」はナツメなどを加えた梨の氷砂糖煮で、デザートであると同時に喉の薬にもなる。

関連イラスト

無題無題白朮白朮


関連タグ

原神 璃月(原神) 不卜廬

七七 長生






















ストーリーにおいて

  • 魔神任務第一章

送仙儀式に使う「永生香」を準備するために不卜廬を訪れた際に知り合う事になる。

なお価格は脅威の300万モラ(後に299万モラ)也。支払いはタルタリヤ何とかしている


なお、不卜廬は基本的に必要経費以上をぼったくることはしない良心的な薬屋だが、しっかりとした理由があってこういった高額品も扱っているという。


  • 伝説任務・懸壺の章

白朮のキャラクエスト。ある重病を抱えた男と、白朮と同門の薬師である彼の妻をめぐる小さな騒動の中で、彼の抱えたものが明らかになってゆく。


白朮の師は元往生堂の次席にして胡桃の祖父の弟であったが、ある時道を違え野に下り薬師として活動を始めたという。そのため往生堂と不卜廬には両方、本来の使命である「魔神が遺す災疫に対抗する」ための秘術が伝わっている。


また、長生もただの喋る蛇ではない。「生気や病を移し替える」異能を持った旧き仙獣で、衰えた今では誰かと契約をし生気を共有しなければ生き長らえることが出来ない身である。


契約者の条件は「人間であること」「誠実であること」「前契約者の縁者であること」。それ故この医術の一門は、初代から白朮の師に至るまで、誠意を燃やし病を引き受け、多くの命を救うかわりに自らの命を散らしてきた。



白朮もまた、すぐに命に影響はないとはいえ、多くの病をその身に引き受けている。

だが彼にはそれまでの契約者とは決定的に違うところがある。契約者の命を削る自らの運命を厭い、故郷に戻り死を待ってもいいという長生さえも救う気でいるのだ。そのためには自らが不死の存在となり、長生の契約が誰にも渡らないようにするしかない。


自らを光に焦がれつつも火を恐れる蛾に、そしてその望みを「そんな蛾は月にでも飛んでいくしかない」とたとえる男は、それでも自分なりの信念のために、今日も生死の理を覆そうとしている。


  • 余談(ネタバレあり)
    • ver4.4で実装された璃月北西地方"沈玉の谷"には伝説任務中のBGMのアレンジがフィールド音楽となっているところがあり、また、「薬」や「蛇」に関する文献が残っている場所もある。その関連性が現地で直接語られる事はないが、色々と捜し物をしてみるのも面白いかもしれない。

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