「原神フレンズ大紹介。貴公子、牧師兼アイドル、新人シェフ、非常食……」
パイモン
「全然違う!」
概要
原神の登場人物
本作における主人公のナビゲーター
一人称は「オイラ」
性別 | ?(ストーリー内では自他共に女性として扱われているが、公には性別は明らかになっていない) |
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年齢 | 不明 |
出身 | 不明(外の世界から来た主人公とは違いテイワットのことについては詳しい) |
誕生日 | 6月1日(荒瀧一斗と同じ) |
所属 | なし→冒険者協会(主人公と同じ) |
特技 | 恥ずかしい? あだ名をつけてやる事《吟遊野郎》など |
分類 |
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性格 | お宝と食べ物に目がない、ボケとツッコミの両方をこなせる |
好きな食べ物 | スライム(好んで食べる人は珍しいが、この世界ではスライムを好んで料理に使う新人シェフがいたり、手土産のお菓子としてオリジナルのスライム料理を贈られても特に問題視しないスイーツコメンテーターもいるため、スライムを食材とすること自体はそこまでおかしなことでもない模様。ちなみに味はどれも同じらしい) |
装備 | 武器などは持っていないが浮遊して移動可能な《幻想の翼》という魔法で飛ぶことができるアイテムを持っている。なお、主人公たちが溺れたり危険な区域に近づいたり(風龍廃墟の塔の下へ落下した場合)した場合、パイモンが引っ張りあげて助けているようだ「危ない! そこにちかづくなよ!」 相当な出力があるアイテムだと窺える、またパイモン自身の腕力も相当なものだ |
能力 | 消えたり出たりできる、どうやってやっているのかと主人公に聞かれるも解らないらしい(ちなみに主人公たちも武器を瞬時に出現させたり消したりできるのでそれに対してパイモンもどうやってるんだよと突っ込んでいる。 |
CV | 古賀葵 |
出会い、活躍
ゲーム開始後に何故だか溺れていたところを謎の神による封印から抜け出した旅人に《釣り》上げてもらう形で出会う事になる(釣れた事から後に魚、非常食というネタにされる)。
パイモンの浮遊力は相当なもので旅人などを引っ張り上げるほどの力があるのだが、崩壊3rdのコラボ時に「なぜそのような能力がありながら溺れていたのか」というツッコミをコラボ先のキャラから入れられている。
常に浮遊しており容姿は子供だが、具体的にどういった存在なのかは不明。なおパイモン自身でも自分のことをいまいちよくわかっていない模様。
ちなみに自分で意識して浮遊しているわけではないようで、睡眠も浮遊したまま行えるらしい(本人曰く「空気は一番ふわふわなベッド」)。
璃月編にて 主人公と一緒に逃げ出す際に《幻想の翼》というアイテムのおかげだということが本人の口から告げられる「思いやりが足りないぞ! オイラの幻想の翼はめちゃくちゃ疲れて…」
動いたりすると小さい星座のような軌跡が現れるという特徴がある。また、現れたり消えたりも自由自在。
性格は見た目通り子供っぽく食い意地が張っている面もあるが、プレイヤーの分身である旅人に色々なアドバイスをしてくれるのでそれなりの知識も有している事が分かる。
ゲーム内のキャラクターをしばしば渾名で呼んでおり、怒ると相手に恥ずかしい渾名を付けるという仕返しを行うこともある。(あと妙にネーミングセンスが悪い)
後にウェンティに対し「大人にはなりたくないな」と言った趣旨の発言をしているため、現在のパイモンは子供である可能性はある。(ただし内容は皮肉で発言しているため、実年齢とは関係ないかもしれない)
一方で誰かに子供と言われると否定している素振りも見られるため年齢は不詳。・・・と言うか人間なのかも不明である。
また、正真正銘の人間の子供と接するときには結構面倒見の良い様子も見せており、精神年齢はそれなりに高いことが窺える。
またフォンテーヌ編辺りから旅人同様だいぶ他人に対し空気が読めず、デリカシーのない発言が目立つようになった。(フリーナの伝説任務など)
これは恐らくライターの問題かと思われる。
日本語版の声優を務める古賀葵は「天然系かと思いきや、元気でヤンチャな子だった」とコメントしており、実際主人公のプロフィールメニューの「ボイス」で見られる旅人との会話では、何かと彼/彼女を振り回している様子が見られる。
しかし本編では、選択肢によって時に素っ頓狂な発言を行う旅人に対してツッコミを入れるのはもっぱらパイモンの役目であり、良くも悪くも非常に個性豊かなキャラクターが数多く並ぶ作中においては、何気にかなりの常識人でもある(ある意味ボケもツッコミもこなせる逸材)。
容姿や能力的には非常に不思議な存在であるが、その反面内面はやたらと俗っぽく、上記の通り食いしん坊であることに加えて金銭欲もかなり強い。
ボイスでの旅人との会話や本編のストーリーでも大金を儲けてお金持ちになるという野望や、その方法について語ることが多く、お宝や宝箱も大好き。本人曰く、宝箱を自分の手で開けない期間が長く続くと体調が悪くなるらしい。
ストーリー中である仙人と接した際には、その態度に腹を立てて上記の通り彼にも恥ずかしい渾名を付けようと考えたものの「仙人の恨みを買ったら宝箱からキャベツしか出てこなくなりそうで怖い」と思い直して辛抱するなど、宝箱に対しては並々ならぬ情熱と拘りを持っている模様。
ちなみにとある世界任務では、会話の選択肢次第で旅人も任務の依頼主から呆れられるほどのお宝好きであることが明かされたり、さらには鍾離の伝説任務でも彼から旅人の特技として「決して宝箱を見逃さない能力」を持っていると紹介されるなどこちらも筋金入りであり、ある意味似た者同士のコンビともいえる。
食べ物は何でも好きだが、海灯祭(2024)では甘い物が好きであることが嘉明の口から語られている(パイモンも僅か数日で好みを把握したことに驚いている)
真面目な性格の人間を好ましく思っているようで、ジンやディルックなどには好意的に懐いている一方で、飄々として掴みどころのないガイアやウェンティ、行秋などには少し当たりが強い。
テイワット大陸の七国を統べる七神に対しては相応な信仰心と尊敬の念を抱いているようで、物語の最序盤で旅人が初めて七天神像から元素の力を受け取った際の選択肢で「おかしいよ」を選ぶと「『おかしい』は神様に対して失礼だぞ!」と強めの口調で旅人をたしなめたり、岩王帝君や仙人に対する反抗心を堂々と語る刻晴に対しては困惑する様子も見せている。
しかしその神当人とストーリー上で直接交流した後は認識が変わることもある様子で、実際とある神はパイモンから「恥ずかしい渾名」を付けられてしまっている(正確には神だと判明する前に付けられたが、正体発覚後も継続して呼ばれている)。
勿論逆に交流を通じて相手を見直すこともあり、上記の仙人については初対面ではかなり腹を立てていたものの、そのすぐ後の時間軸の話を描いた彼の伝説任務(キャラクエ)では、本編の約3000年前に璃月で勃発した魔神戦争の時代から続いている彼のあまりに重すぎる辛苦を知り、涙ながらに同情した上でそれ以降は彼に敬意を払うようになっている。
性別についてゲーム中で言及されている箇所は少ないが、自らの冒険譚を『少女パイモンの快楽』というタイトルの本にしようと語っている他、英語版の代名詞はshe/herが使われているため、女性であることが示唆されている。
ただし前者の本のタイトルについてはver1.1のアップデート後は『妖精パイモンの快楽』に変更されており、やはり性別については意図的に隠されている模様。
──と思いきや旅人がパイモンの事を「彼女」と称していたり、Ver4.0以降、即ちフォンテーヌへ入国してからはもう隠す気がないのか、他キャラクターから「お姉ちゃん」、「ミスパイモン」、「小さなレディ」と頻繁に女性として見られていて、それにパイモン自身も喜ぶ様子もあり、自他共に女性であるという認識が現状は強い。
また、Ver5.0では公式による水着姿が披露され、ツーサイドアップと女の子物のワンピースで多くの旅人をメロメロにした。
ちなみに、名前の元ネタとなったであろうソロモン72柱の悪魔のパイモンは「王冠を被り女性の顔をした男性の姿を取り、ひとこぶ駱駝に駕しているとされる」。
非常食
ストーリー序盤、西風騎士団の偵察騎士アンバーとの出会いでの出来事。
見慣れない身なりの旅人、そして、その傍でふよふよ浮いているパイモンを見て「そのマスコット?は何?」という質問に対し、旅人は……
・友達だ
→・非常食だ
「全然違う!マスコット以下じゃないか!」
パイモンを代表するこの名台詞と、劇中の食い意地キャラも相まって、なにかと食べ物と絡めた扱いをさせられるようになったパイモン。
二次創作はおろか、主人公のプロフィールボイス「スライムについて」「太ることについて」や公式のCMでも非常食呼ばわりされてしまう。(本項冒頭のセリフ及び後述の関連動画参照)。
ついには、ピクシブ百科事典に非常食(原神)という専用のタグまで出る羽目に……。
ちなみに非常食以外にも「白いフライム(白フラ)」「白いふわふわ」など作中で様々なあだ名が付けられてしまっている。
余談
- 運営からのメッセージの送り主が「P・A・I・M・O・N」となっている。関係の有無は不明。ただし例外もあり、全てがそうではない。
- ストーリーにおけるウェンティとのやり取りで発した、「『えへっ』てなんだよ!」という台詞が海外で大きな人気を博している。「Hehe(Ehe) te nandayo」とローマ字で表され、Youtubeでは雑コラ、音MADまで作られるなど一種のネットミームと化している。探索範囲外に行こうとすると突然現れ「また後で来よう!今はほかを探索しよう!」と言い凄い力で主人公を強制的に引き戻す(パイモンの力で動いているのか主人公が自主的にパイモンの言葉に応じているのかは不明) なお、このセリフは《旅行日記/伝説任務》《ウェンティ編第一章》で遺跡守衛(厳密に言うと遺跡守衛ではないが。詳細は実際にプレイして確かめて欲しい)を見た際に、主人公に【パイモンいつものセリフを言おう!/あのセリフを言わないのか?】と半ばネタにされる形で発言している。余談だが、このセリフを無視し続けると「清泉町」にある湖へと強制移動させられる。確かめてみたい場合、早柚の元素スキル「嗚呼流・風隠急進」を用いて探索範囲外に向かって移動し続けると簡単に見ることができる。
- 空飛ぶマスコットキャラかつオイラという独特な一人称、喋らない主人公の代わりに多くを語るというポジションからグランブルーファンタジーのビィから多大な影響を受けていると推察される。ちなみに古賀葵氏は原神のリリース1ヶ月後に向こうでも出演している。
- 古賀葵氏は『崩壊3rd』でロザリア・アリーンを担当しており、『崩壊3rd×原神』コラボではなんとロザリアとパイモンでコンビを組むという中の人ネタが発生。しかもロザリアが開口一番「なんで同じ声なの?」と強烈なメタ発言をかましている。
- もう一つ中の人ネタとして、Ver.2.0にて追加されたボイスで「お可愛いこと」と言い放つものがある。(その後の主人公の反応からして中の人ネタである事はほぼ確定)
- メニュー画面を開くとパイモンが現れるのは原神ユーザーにはおなじみだが、Ver3.5での魔神任務第三章第六幕ではパイモンと別行動となり、そのためかメニュー画面を開けなくなる(開こうとすると「任務を中断しますか?」と表示される)。
考察
- 『崩壊3rd』と『原神』の双方をプレイしてるユーザーなら気づいたと思うが、髪型・髪飾り・白を基調としたデザイン等、パイモンは、デフォルメ化したキアナ・カスラナにそっくりなのである。
- また、両者でアプリのアイコンを飾りポーズやウィンクも互いによく似てること。お互いに食べることが好きであること。天理の調停者と空の律者の特徴が酷似していること等からも、パイモンとキアナに何らかの繋がりがあると思われる。
- その他に、名前の由来が、ソロモン72柱の悪魔の一人パイモンから来ていること。72柱の名は「魔神」に取り入れており、さらには魔神自体が『崩壊3rd』の律者と設定的に似ていることも、パイモンは魔神とも繋がりがあると思われる。
関連イラスト
関連動画
そして、Ver1.3記念の新CMでも……。
関連タグ
……えへっ「えへってなんだよ!」
そして、その後も……
「非常……」
「んん!?」
「……に可愛い子」
「ん?……ううっ」
「そして……、可愛さいっパイモン」
「ふえっ!?」
「面白くなかったか…」
「冗談かよっ!……いっパイモン」