「指切りげんまん嘘ついたら氷漬けにさーれる、指切った!」
CV:田村睦心
概要
ゲーム『原神』の登場キャラクター。
ファデュイ執行官"公子"タルタリヤの末の弟で、彼のキャラクエスト「伝説任務・空鯨の章」に登場。
兄譲りの手腕でスネージナヤから兄に会うために密航して来るという、子供とは思えないほどの行動力を発揮して璃月まで来たのだが、その兄は自らが国の暗部であるファデュイの執行官である事を弟には知らせておらず、弟の前では「おもちゃ販売員」として身分を偽っている。
そして兄からの情報で、遺跡守衛の事を正義のメカ「独眼坊」だと信じて疑わず、周りの大人が指摘しても逆にその大人を噓つき呼ばわりするほど。
当初は旅人が子守を押し付けられるも、その驚異的な行動力でタルタリヤが執行官としての仕事をしようとする場に駆けつけ、そのたびに「おもちゃ販売員」としてその場を取り繕いながらも執行官の任務をなんとか片付けていく様がコミカルに描かれる。
最後には遺跡守衛の闊歩するダンジョンに入っていってしまうが、追いかけるタルタリヤの弟の夢を守るための覚悟は必見。
一見するとワガママに見えるが、疑うことを知らない子供である以上、ある程度は仕方ないのだろう。まあ、あえて誰が悪いかというと、遺跡守衛を真逆の安全なものと教えてしまったタルタリヤが悪いのだが。
当のタルタリヤも甘やかしすぎたとは悟っており、テウセル自身も調子に乗ってワガママに振る舞いすぎた事は自覚していた。
なお、旅人の事は兄からの手紙で知っていたらしく、初対面で躊躇わず同行を求めたのもその為。
執行官のタルタリヤではなく「弟を溺愛するただのお兄ちゃん」としてのタルタリヤを見て以降は旅人は大幅に態度を軟化させており、本編中一貫して敵であったいわゆる「どの面さげて勢」であるプレイアブルキャラのタルタリヤが旅人と共闘できる理由付けの一助にもなっている。