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演:柳沢慎吾

概要

ビートル隊に所属する隊員で夢野ナオミとは叔父と姪の関係。既婚者であるが、夢野家は代々女性しか生まれないため、ナオミの母・圭子の妹の夫、もしくは圭子の夫の弟(いずれにせよナオミの義理の叔父)と考えられる。

テツコ(自称:キャサリン)という中学生の一人娘がいる。娘との関係はややぎくしゃくしたものになっていたが、第18話におけるある事件がきっかけで徐々にではあるが良好な方向へと向かっているようである。

組織内での地位については長らく不明だったが、現場検証の際には指揮を執っていると思われる描写があったことや、第24話で長官の菅沼と共に司令室にいたことなどから、それなりの要職に就いていると考えられていた。その後、最終話にて情報特務隊隊長であることが明かされ、ジェッタから「渋川さんって偉い人だったの?」と驚かれていた。

人物像

責任感の強い性格で、義理堅く頼りになる存在。

怪奇現象を追いかける危なっかしい姪っ子のナオミらを心配しているが、怪事件が発生するとSSPに情報提供や相談を持ちかけることも多いなど、内心ではかなり信頼を寄せている節が窺える。

柔道五段と空手三段の猛者で、自身も腕前には相応の自信を持っていたようだが、ナックル星人ナグスには敵わず、頭突き3発を食らってあっさり敗北してしまった。一方で、第3話ではマガジャッパの攻撃に巻き込まれながらもほぼ無傷で生還するという地味に凄いところを見せている(この時も含め、怪獣が倒されてからメンバーの前に姿を現すことが多かったことから、一時期ジェッタからはオーブの変身者ではないかと疑われたこともあった)。

また、とっさの機転が利くところもあり、18話のシャプレー星人カタロヒとの戦いでは、格闘戦では終始圧倒されて追い詰められたものの、たまたま近くに爆発物があったのを発見し、それを利用してカタロヒを撃退するという大金星を挙げている。

以下、最終局面のネタバレ注意

そして超大魔王獣マガタノオロチとの最終決戦では、SSPが太平風土記を解読してもたらされた重要な情報(マガタノオロチの弱点が首にあること)を菅沼長官に連絡、情報が信頼のおけるものであること情報特務隊の隊長として全責任を持つことを伝え、長官の総攻撃命令発令を促すのに一役買った。

長い間行動を共にしてきた、SSPと渋川との確かな絆と信頼が垣間見えたシーンでもあった

余談

『オーブ』メイン監督の田口清隆によると、防衛チームのメンバーではあるが、従来のシリーズにおけるナントカ特捜隊やらカントカ防衛隊のメンバーのようなエリートではなく、市井の人々に寄り添う「おまわりさん隊員」として設定されているキャラクターだという。

渋川一徹役の柳沢慎吾氏は、かつて『ウルトラマンG』にて、UMAチャールズ・モルガン隊員の吹き替えを担当した事がある。

柳沢慎吾氏といえば「あばよ!」の台詞が有名であるが、本作でも度々使用されている。特に第18話では最高にカッコいい「あばよ!」が聞けるので、柳沢ファンは必見である。

ガイも劇中で度々使用しており、イベントなどではオーブ変身後にも使用している。最近ではオーブに強い憧れを抱くとある悪役も使用した。

所持する無線機は柳沢慎吾氏の持ちネタである「警察24時」のタバコの箱を使った無線通信機を意識したものである。

最終話で、朦朧とした意識の中、ジェッタとシンが天使の幻を目にするシーンがあるのだが…そのシーンは色々な意味で必見である。

「天使って…渋川さんみたいな顔してるんだなぁ…」

また、『ウルトラマンオーブ』の再構成番組にあたる『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』第16話において、

彼の主役回である第18話「ハードボイルドリバー」が「ハードボイルドリバー シブカワの長い一日」として再放映された際、何故か冒頭のクレナイ・ガイによるナレーションシーンにおいてガイの背景に満面の笑みでサムズアップを向ける渋川一徹のホログラム映像が映し出されるという謎の演出がとられ、視聴者の笑いを呼んだ。

関連タグ

ウルトラマンオーブ ビートル隊

夢野ナオミ SSP(ウルトラマンオーブ)

太陽にほえろ!:この番組のOPテーマが彼のテーマ曲であるBGM「シブカワのテーマ」の元ネタと思われる。

小金村巡査→尼崎巡査(電光超人グリッドマン)、柿崎太一(ウルトラマンギンガ):ウルトラシリーズのレギュラー警察官

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