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概要編集

SSPキャップである夢野ナオミ叔父渋川一徹が所属する防衛チーム

公式略称はVTLVersatile Tactical Lerder)。

本部は科学特捜隊DASHと同様、フランスパリに置かれている。


田口監督のツイッターによると、「言うなれば国連軍であり、元々オーブの世界は怪獣災害が頻発していなかった事もあり怪獣対策組織ではなかったのだが、相次ぐ魔王獣の復活に伴い法改正による活動範囲拡大及び装備強化が図られるようになった」との事。

但しあくまで田口氏の後付け設定的な呟きのため、SSPメンバーがマガバッサーをUMAと認識していたり、ゼットン星人で初めて宇宙人を見た台詞などオーブ劇中初期と辻褄が合わない部分がある。


作中では、一徹以外の人員はあまり登場せず、表立った活躍もない(怪獣は大抵オーブが先に倒してしまうため、ジェッタからは「(出動が)遅い」とよく言われている)ため、詳細に関しては不明な点が多い。

しかし、その後第24話および25話にて(日本支部のみではあるが)詳細が明かされた。

また、第1話でシンが「機密機密で隠し事ばっかり」と言っている事から、かなり閉鎖的な組織で、公には明かしていない秘密情報も多数握っているのではないかと推測されている。


第17話では度重なるサンダーブレスターの暴走を前に遂にウルトラマンオーブを攻撃対象に指定してしまうが、その際ゼッパンドンよりもオーブを優先ターゲットに指定してしまうという悪手を打ってしまった(もっとも、実際に被害を出しているサンダーブレスターとその段階ではまだ極端な被害は出していなかったゼッパンドンとを比較した場合、オーブが優先ターゲットにされたこと自体は、悪手ではあったがそこまでおかしな判断ではないと思われる)。

ただし、これについては実際出撃したパイロットからも「本当に攻撃するんですか!?」という躊躇いの言葉が漏れており、組織の方針ではなく、上層部がオーブ排斥に傾いた世論を意識しすぎたが故のものと思われる(実際、同話ラストで世論の変調を受けあっさりオーブ撃退の方針を撤回している)。


第24話では、身柄を確保したジャグラーからの警告を受け、地底に眠るマガタノオロチへ向けて大陸間弾道ミサイル「スパイナーR1」を打ち込むが、逆にその熱エネルギーを吸収されてオロチの復活を許してしまう(もちろん、ジャグラーは最初からこうなることは想定済みで発言しており、ビートル隊は完全に彼の仕掛けた罠に嵌って利用されてしまう形となった)。


最終話では、地上と空中からマガタノオロチへ攻撃を行い、敵の猛攻を受けて大損害を被りながらも、マガタノオロチの弱点が判明するとそこへ攻撃を集中させ、苦戦するオーブとジャグラーを援護する活躍を見せた。


メンバー編集

※ OP等で名前の記載されている者のみ記述する。


隊員編集

渋川一徹

演 - 柳沢慎吾

詳しくは担当項目参照。


阿部、田口、津留田、武居

演 - 三濃川陽介(阿部)、高橋麻琴(田口)、西野大作(津留田)、那須佳瑛(武居)

一般隊員。津留田隊員以外の苗字は、本作で監督を担当した人物のものが使われている(漢字違いの鶴田氏なら『ウルトラマンオーブ』プロデューサーである)。


上層部編集

菅沼龍太郎

演 - 佐野史郎

第24~25話に登場した、ビートル隊の日本支部長官。

田口監督によると、軍人ではなく政府関係者らしい。

マガタノオロチ対策の陣頭指揮を執る。

虜囚であるジャグラーに対しても丁寧な口調で接したり、住民の避難が完了していないことからミサイルの発射をためらったりと、良くも悪くも温厚な性格の持ち主として描写されている。

長峯の進言を受け、マガタノオロチへのミサイル攻撃を行うも、結果的にそのエネルギーを利用されてマガタノオロチの復活を許してしまうことになる。

無事にマガタノオロチが倒された際には、表向きは淡々とした態度を取っていたものの、陰では胸を撫で下ろして表情を緩めるというちょっと微笑ましい様子が描かれた。


長峯、阪井

演 - 伊藤正之(長峯)、中野剛(阪井)

第24~25話に登場。いずれもビートル隊日本支部に属する菅沼の側近で、長峰が陸上、阪井が航空担当。肩書きは完全超全集では参謀長、田口監督のツイートでは幕僚長とされる。

長峯は、ジャグラーの忠告を受けてマガタノオロチへのスパイナーR1の使用を菅沼に進言するが、阪井はまだ開発段階の兵器であることや、素性の知れない異星人の忠告に耳を貸すことに疑念を抱き、長峯の意見に反対する。


武装編集

元々『オーブ』の世界には怪獣が殆ど出現してこなかったため、スーパーメカの類はあまり登場せず、比較的現実に即した武装が登場している


武器編集

スーパーガンリボルバー

隊員の所持しているニューナンブM60およびスーパーガンに似た拳銃。

光線銃であり、リボルバーの中には弾丸ではなくエネルギーカートリッジが納められている。

第6話では一徹がナックル星人ナグスに対して使用するが通用せず、逆に彼の銃撃を受けて破壊されてしまった。

第18話でも一徹がシャプレー星人カタロヒを相手に激しい銃撃戦を展開し、最後の一発で劇的な逆転勝利を飾った。


89式5.56mm小銃

普通科の隊員が携行する自動小銃。


メカニック編集

ゼットビートル

ビートル隊が所有する多用途VTOL機。

詳しくは該当記事を参照。


スパイナーR1

ビートル隊の保有する大陸間弾道ミサイル。

半径1km一帯を破壊しつくすほどの凄まじい破壊力を秘めているらしいが、まだ開発段階の代物であり、使用にあたっては反対の声もあった。

第24話で地底に眠るマガタノオロチへ攻撃を加えるために使用されたが、逆にその熱エネルギーを吸収されてしまう。

名前の由来は、『ウルトラセブン』第28話に登場したスパイナーと第26話に登場した超兵器R1号だと思われる。


プロボックス

地上車両として用いられている。側面にビートル隊のマークがプリントされている以外に市販車との差異はない。


余談編集

  • 名前の由来は科学特捜隊の保有していた戦闘機「ジェットビートル」か。
  • 菅沼長官を演じた佐野史郎氏は、『ウルトラQ dark fantasy』と『ウルトラマンマックス』でナレーションを担当したことがあるほか、ほぼ同時期に公開されていた映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』でDr.パックマン/財前美智彦/ゲノムスを演じている。
  • また、阿部隊員役の三濃川陽介氏は、ジャグラー役の青柳尊哉氏の所属事務所の後輩である。
  • 17話での隊員の台詞「了解」は青柳尊哉氏が担当している。
  • 本来、『ウルトラマンオーブ』には防衛チームは登場させない予定であったが、田口監督の要望により、「主体的に描写しない」ことを条件に、急きょ登場させることが決定したのだとか。
  • スパイナーR1の命名者は樋口真嗣。オーブ終盤の展開が同年に公開された樋口監督の『シン・ゴジラ』と被った事(東京での大量破壊兵器使用の是非をめぐる展開)を田口監督が飲み会で報告した所、「そんなのどうでもいいからさ、スパイナーR1って名前にしなよ」と特に気に留めず、逆にこの名称を提案してきたという。
    • なお、田口監督を始めとしたスタッフは脚本段階ではまだ『シン・ゴジラ』を見ておらず、完成してからようやく見に行ったらしい。

関連タグ編集

ウルトラマンオーブ

Xio - 前作の防衛チーム。

AIB - 次作の防衛チーム。


XioSSP/ビートル隊星雲荘/AIB

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