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ギャラクトロン

ぎゃらくとろん

『ウルトラマンオーブ』および『ウルトラマンジード』に登場するロボット怪獣。
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空の贈り物
永遠(とわ)なる勇者

データ

別名シビルジャッジメンター(オーブ、ジード) 奇機械改竜(劇場版オーブ)
身長61m
体重6万1千トン
出身地別次元


概要

別次元からやってきた謎のロボット怪獣

本来の名称は不明で、ギャラクトロンという名前はジェッタの案の「ギャラクシードラゴン」とシンの案の「サルヴァトロン(イタリア語で救世主の意)」をナオミがミックスして命名した。

長い髪を束ねた人型のドラゴンのようなフォルムをしており、白いボディと相まって神秘的な印象を与える。起動中はソナー音のような音声を発しながら行動する。

ゲル状のバネによるサスペンション機構など、全身が未知の物質や地球の物理法則を越えた部品で構成されている。
また、身体の中央部分にある赤い球体状の機関から相手をスキャンして対象のデータを採取することも可能。また、外部の者とコンタクトを取る際はこの部分に対象者を取り込み、コードを脳内に直接接続して取り込んだ人物の口から直接語り掛けさせる機能が搭載されており、劇中ではナオミを専用車のSSP-7ごと拉致してコミュニケーションの媒体としていた。

全ての戦いを終わらせることを自身の使命としているが、いつ、誰が、何を目的に製造したものなのかは不明である。
劇中では些細な喧嘩程度なら争いを鎮める穏やかな音楽を流す程度に留め、地球の平和を守るスーパーロボットとなる期待を抱かれていたが、後述するようにあまりにも過剰にその使命を実行しようとして破壊活動を行った姿勢から、「手に負えなくなった作り手が別次元(地球)へと不法投棄したのではないか」と推測されていた(あくまで推測なので、真偽は不明。もし本当なら地球人にとってはいい迷惑である)。

戦闘能力

後頭部から伸びる大きな鉤爪の付いたギャラクトロンシャフトや、左腕の回転式の大剣ギャラクトロンブレード腕から切り離して砲塔にできる右腕といった武装をはじめ、眼と胸部からの閃光光線など強力な攻撃を有している。光線の当たった地点には魔法陣が出現し、それから爆発する。この魔法陣をバリアの様に使用することもある。最大の技は魔法陣を複数纏わせたギャラクトロンシャフトを天に伸ばし、上空に浮かび上がった後エネルギーを充填して胸部から発射する破壊光線、ギャラクトロンスパーク。命中すると着弾地点に超巨大な魔法陣が出現し、山一つを消滅させ辺りを焦土にしたほどの驚異的な威力の大爆発を発生させる。

暴走する正義



劇中での活動

ウルトラマンオーブ

第14話「暴走する正義」、第15話「ネバー・セイ・ネバー」に登場。

第14話

「別の世界でもそうしてきたように、全ての争いを止める。即ち、この世界をリセットする。それが我が使命、我が正義」

魔法陣のような円形のゲートを通して突如出現し、シンが仕事を手伝っている工場の敷地内に着地する。

地球に現れた当初は文明の分析をしており活動を停止していたが、分析の結果「地球人は紛争や差別などの問題が絶えず、争いの火種を生む危険な存在である」と一方的に断定。起動と共にナオミを内部に捕らえ、争いを終わらせる為に人間そのものをリセットすることを彼女の口を介して宣言し破壊活動を開始してしまう。
なお、つい先日まで降臨地周辺で頻発していた怪獣とウルトラマンの小競り合いについては人間同士の紛争よりもよほど危険そうなのにもかかわらず一切触れていない(単なる「害獣騒ぎ」で片づけられた可能性も捨てきれないが。実際そういうのもいたし)。

破壊活動の際は単純に街やビルを破壊するのではなく、路上でスマートフォンを手に自身を撮影しようとしていた野次馬や、オフィスから避難していた会社員など、人間に狙いを定めて光線を発射しており、明確な描写こそされていないが多数の人間を殺傷した様子が伺える。

駆けつけたウルトラマンオーブに対しては、すぐに交戦することなくスキャンによりデータを分析し、一度は無視する(オーブが地球とは無関係の存在であるため)も、それでも自身を阻止しようとするオーブに攻撃を受けると反撃を開始した。事前にデータを分析したこともあってオーブの攻撃は終始無力化され、放たれたスペリオン光線も魔法陣で吸収して無効化した(この時、オーブはギャラクトロンの動きを止めようと足を狙ったのだが、その狙いすらも先読みして足元に魔法陣を展開しほぼピンポイント防御で防いでいる)。
さらにハリケーンスラッシュのトライデントスラッシュも跳ね返し、逆にギャラクトロンシャフトでオーブを締め上げて動きを封じ、ギャラクトロンブレードを起動、オーブの腹に突き立てたところで物語は終わる。

第15話

「耳が痛いか。だから君達は耳を塞ぐ。都合が悪いからと無視する。だが、この星は、君達の都合で存在しているのではない」

オーブを打ち負かし、ジェッタやシンらに「人間の文明から争いが無くならないのはこの星の残虐な生態系を模倣しているから」「宇宙にはあり余るエネルギーがあるので別の生物からエネルギーを奪わなくても済むのに、自分の命を永らえさせるために他の命を奪う食物連鎖という間違った進化を選んだ」という一方的な持論を展開し、人間どころか自然を含めた全ての生命体を消滅させることを宣言する。しかし、その直後ジェッタに「平和が望みなら他の星の女の子を拉致ったりするなよ!」と指摘された際には何かを考えるように一時的に活動を停止しており、彼の言葉に何かしら思う所はあったのかもしれない(一部では言い返せなくて黙っただけじゃないかとも言われるが)。
その後活動を再開し、ギャラクトロンスパークにより周囲の山岳地帯を焦土に変え、その光景を見て覚悟を決めたガイが変身したサンダーブレスターとの戦闘が始まる。

まず右腕から放つビーム、さらにはそれを分離させての遠隔攻撃を行うが、オーブにあっさりその右腕を掴み取られた上に投げ返されて右腕を喪失、続いてギャラクトロンシャフトも引き千切られてしまう(この時コードが外れてナオミが正気を取り戻している)など、先ほどとは一転して不利な状態へと追い込まれる。

正義


取り込まれたナオミの身を顧みない激しい攻撃を受け地面に倒れた所を馬乗りにされ、破損部から漏れ出たオイルによって白いボディが黒く汚れるほど激しく殴り掛かられた挙句、もぎ取られたギャラクトロンブレードを鈍器にされて激しく殴打され、そのブレードを赤い球体へ突き刺されそうになるも、ジェッタの悲痛な叫びを聞いたオーブが一瞬思い止まったことで難を逃れる。その隙を逃さず光線を発射したが、ブレードを盾代わりに防がれてしまい、完全に戦闘能力を失ってしまう。

シビルジャッジメンター


再び立ち上がりオーブと対峙するも、それ以上攻撃することはなく何かを伝えようとするように争いを鎮める音楽を発し続けた(よく命乞いをする悪役がやる「待て!話せばわかる!」という様子にも見える)が、それすらも無視したオーブのゼットシウム光線を喰らってナオミもろとも爆散
結果、ナオミは大怪我を負ってしまったが奇跡的に一命はとりとめた。

過剰なまでに自らの正義を全うしようと暴走した末、闇の力を制御できず暴走する戦士に倒されるという、何とも皮肉な最期を遂げた。
そして、命まで奪ってしまうという最悪の事態こそ回避できたものの、ガイは大切な人を守ることができずに戦いに巻き込んでしまうという、108年前と同じ過ちを再度犯してしまうことになり、彼の心に大きな影を落とすことになるのだった。

劇場版

劇場版『絆の力、おかりします!』にて別の機体が登場。
ムルナウが改造を施したカスタム機となっており、赤い球体からはギャラクトロンスパークに代わり、物体を宝石に変える虹色の光線『ギャラクトロンジェムスパーク』を放つ。

物語開始時に、ハワイでオーブオリジンと戦っており、相変わらずの強敵振りで彼を追い詰めるが、ウルトラマンゼロが加勢してからは劣勢となり、最後は2人の光線技を同時に受けて爆散した。

ちなみにこの時の別名はムルナウにカスタマイズされたことを強調する為なのか、(おそらく)彼女によってサイボーグ改造を施され復活したサデスや、配下のデアボリックと同様に“奇機械怪竜”となっている。


ウルトラマンジード

第7話「サクリファイス」、第8話「運命を越えて行け」に登場。
ジードクローの必殺技を浴びながらも、腕とギャラクトロンシャフトを持ってかれるだけで済み、その五体不満足な状態でもレムのシミュレーションにて想定される17通りの戦い方全てでジードが敗北すると断定されるなど、前作登場怪獣ながら相変わらず強豪として描かれている。

第7話

「さあ、新しい騎士の誕生です…」

伏井出ケイが開催していた自身の講演会の最中、ゼロを抹殺するためにライザーでスキャンした怪獣カプセルから出現。

原典同様魔法陣から転送されるかのように出現すると、ギャラクトロンスパークで市街地を破壊しながら(ただしエネルギーを充填せずに放っていたため、一射でビルを数個破壊する程度の威力になっていた)、ゼロのいる講演会の会場に接近する。
観客を人質に取られて変身できないゼロに代わって出撃したジードをものともせずに進撃を続け、遂にはケイの要求を受け入れて現れたゼロ(厳密にはゼロが一体化していたレイト)に対して右腕の砲塔から発した熱線を浴びせてゼロを消滅させてしまう(レイトはゼロが身を挺して庇ったことが幸いしてほぼ無傷で済んだ)。
その後ジードが繰り出したコークスクリュージャミングをバリアで防ぐがギャラクトロンブレードとギャラクトロンシャフトを失う痛手を負う。それでも致命傷には至らずなおもジードに迫り続ける所で物語は終わる。

第8話

目の前でゼロを消滅させられ、怒り狂ったジードの猛攻を悉くあしらい追い詰めるが、ケイの指示でいったん活動を休止。

その後、ジードが再び変身可能になった20時間後に活動を再開、再び戦いを挑んだジードをものともせずに圧倒するが、やがて復活したゼロと2対1の構図になると劣勢となる。

しかし、ここでケイはなんと2体目のギャラクトロン(無論五体満足の状態)を召喚し、これをゼロへと差し向ける。
苦戦を強いられるゼロであったが、ここでウルトラマンヒカリがゼロへとライザー新たカプセルを授け、ゼロビヨンドへの変身を果たすと、形勢は逆転。
先ほどとは打って変わって一方的に叩きのめされ、必殺光線のバルキーコーラスをバリアで防ごうとするも敵わず体をぶち抜かれて爆散した。
ジードと戦闘していた1体目もアクロスマッシャーのスマッシュビームブレードによる猛反撃を受け、最後はディフュージョンシャワーを浴びせられて撃破された。

ウルトラマンフュージョンファイト!

フィギュアの発売と同時に本格実装、オーブリングでリードできるほか、本編で出来なかったオーブ、ジード、ゼロとの共闘も実現できる。

ちなみにカードの属性は。一見するとなぜ風なのかわからないように見えるが、これはボコボコにされたサンダーブレスターに対しては不利な属性である

また、キングジョーフュージョンライズしたゲームオリジナルのベリアル融合獣キングギャラクトロンが後に登場しており、「ウルトラマンフェスティバル2017」のライブステージにて先行登場している。

余談

  • 地球や自然を守るために人類を断罪しようとする悪役は各方面でしばしば見かけられるが、ギャラクトロンは自然の摂理(食物連鎖)すらも間違った進化として否定する点で彼らと決定的に異なる。
  • 別名の「シビルジャッジメンター」の由来となった言葉と思われる「civil judgment」は英語で「民事判決」を意味する言葉。
  • 本作のライターの1人である中野貴雄氏によると、ギャラクトロンは玩具への音声収録のために先に名前と鳴き声だけが決定され、デザインは後から考案されたとのこと。
  • 実は「ギャラクトロン」という名前は中野氏が長い間悪役キャラ用に温め続けていた名前であり、ようやく世に出せたことをツイッターで喜んでいた。
  • 第14話でオーブの腹を刺すラストシーンが、腹ではなくヤバい場所を刺しているように見えると一部のファンから指摘されている。しかしこれはカメラアングルの関係でそう見えるだけで、よくよく見ればちゃんと腹を刺しているのがわかる。
ウルトラマンアッー♂ブ


  • どことなくそのデザインから『怪獣バスターズ』に登場するゼヴォス(カラーや模様から)やギラ・ナーガ(頭部から)を思い出した人もいたはず。奇しくもゼヴォスとは目的が似ている。
  • また、その過剰ともいえる正義執行の姿勢は『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス』に登場した、デラシオンの使者であるグローカーシリーズと被った人も多いかもしれない。
  • 脚本では3Dプリンターのように出現するという描写であったが、異世界から来た存在であることを出したいという事から魔法陣から出現するという描写になった。
  • 明確なバックボーンがなく、人類との共存が不可能で、おそらく量産型ということもあり、アベユーイチ監督にも、使い勝手が良い怪獣と言われている。また、「いつか、ギャラクトロンが味方になる話をやってみたいものだ」とも語っている。
  • 右手が射出された後の腕、破損したギャラクトロンシャフトとギャラクトロンブレードの換装パーツが有るようでジード8話はそれらの付け替えと合成でギャラクトロンが2機いるように見せていたと思われる。

フィギュアについて

ギャラクトロンは10月8日にウルトラ怪獣DXにてソフビ化されているが、褒め言葉的な意味で)従来のシリーズに比べてかなりとち狂ったことになっている。

まず何よりも目を引くのがそのサイズ。なんと全高約240mm
参考までに今まで発売されたウルトラ怪獣DXの中でもかなり大型のマガオロチのソフビですら全高200㎜である(なお、設定上はマガオロチの方が70mとギャラクトロンよりも大きい)。
値段も4000円オーバーとかなり高額になっている。子供涙目である。

この値段を踏まえてか、10月8日より開催される「魔王獣マガゼットン」ゲットキャンペーンでは、通常はウルトラ怪獣DXソフビ二個の購入が必要なのに対しギャラクトロンのソフビを購入した場合はそれだけで対象になっている。

とはいえ、それだけ値を張るだけのことはあって、完成度はかなりのものであり、元のデザインの秀逸さもあって、ファンからの評価は(値段が高すぎることを除けば)概ね上々。ギャラクトロンブレードの展開ギミックも再現されている。

関連イラスト

大怪獣倉庫(仮)【226~227,229,234~235】
ギャラクトロンさん



関連タグ

ウルトラマンオーブ ウルトラマンジード ロボット怪獣

ノスフェル - 民間人を体内に取り込み、その民間人もろとも撃破された怪獣。ただし撃破したのは防衛チームであり、加えて民間人が取り込まれていたことを知らなかった。
グローカー デラシオン サイキ-ウルトラシリーズにおける歪んだ正義繋がり
ゼヴォス:恐らく元ネタ

ギガバーサーク:文明破壊破壊を目的としたロボット。しかし、デロスによって動いていたり、生態系には干渉しなかったりと相違点もある。
ビートスター:自らの世界を守るために住んでいる人間を滅ぼし、さらには他の宇宙の有機生命体をも滅ぼそうとしたロボット。

ハイパーゼットン:ウルトラ戦士1人分の力だけでは絶対に倒せない強豪怪獣仲間。

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