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メカグールギラス

けんどちょうらいかいじゅうめかぐーるぎらす

メカグールギラスとはアニメ『SSSS.GRIDMAN』に登場する怪獣である。
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データ編集

別名捲土重来怪獣
体長72m
体重6万t
誕生日2018年10月13日

概要編集

第8回「対・立」に登場。


学園祭をめちゃくちゃにし、あわよくばグリッドマンも抹殺しようと、第1回で倒されたグールギラスを基に新たに新条アカネが作り出した怪獣。


作りの甘かった所も多く見られたグールギラスより時間をかけて制作された模様で、アカネが「めっちゃ強化した」と悠々と語るほどの自信作。同話のあらすじでは「最強の怪獣」と紹介されていた。


全体的なフォルムはグールギラスと似ているが、体のパーツのほぼすべてがメカになっており、さらに、肩にライフルのようなものが備わっているのが特徴。口からは火球に代わって強力な破壊光線を発射することが可能で、その威力は(スケールダウンしてたとは言え)バスターボラーバトルトラクトマックスですらたじろいだ程。


設定ではグリッドマンのいかなる攻撃も防ぐバリアで身体を守っており尚且つ首をもがれても戦えるように改造されているとされており、それもまたアカネの自信の根拠になっていたと思われる。

また、首から頭部にかけてを装甲で覆うことでドリルを形成し相手を攻撃することもできる(ちなみにに、頭部をドリル形態にして短い腕を大きく振りながらドタドタ走りで突進していくシーンは妙にコミカルで可愛く見えるとの声も)。


尚、背中の造形はキングジョーの頭部に近いデザインをしているほか、手や足の指の形状が昭和版メカゴジラのフィンガーミサイルを思わせるものになっている。また、肩のライフルの形状も『ゴジラVSメカゴジラ』に登場した戦闘機ガルーダのハイパワーメーサービームキャノンとよく似ている。さらに、肩から突き出したライト(?)の形状は『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場したMOGERAに似ている。

さながらキングジョーとメカゴジラ、ガルーダがグールギラスに取り込まれたかのような姿。


デザインはどちらかと言えばカッコイイ系だが、アカネと仲が良い亜子蘭萌にはずんぐりむっくり体型とつぶらな瞳をした顔のように見える背中のデザインからゆるキャラに見えたのか「カワイイ」と評されている。


活躍編集

アカネは、手始めに原形の人形を学校に持っていってグリッドマン同盟の面々に見せ、「学園祭当日にこの怪獣を暴れさせるから止めてみろ」と彼らを挑発。

当然、同盟の面々からはそんなことはやめるように説得されたが、アカネが聞く耳を持つはずがなく、遂に学園祭当日を迎えてしまう。

しかし、先んじてグリッドマンが出現し(学園から追い立てるような形で)学校の関係者や来場者を避難させたために学園祭をぶち壊しにするという計画は頓挫、憤慨したアカネはアレクシスに頼みメカグールギラスを実体化させる。


序盤は重装甲と高火力に物を言わせグリッドマン陣営を圧倒しアカネも勝利を確信するが、直後にグリッドマンは全アシストウェポンと合体しフルパワーグリッドマンになってしまう。怪力や豊富な重火器で応戦するも、堅牢な装甲を誇るフルパワーグリッドマン相手では全く効果を上げられず、奥の手として頭部をドリルに変形させて攻撃するが、逆に受け止められて(グールギラスと同様)頭部を首の根本からへし折られてしまう

最後は、動きが鈍ったところを高空から地面へと叩き落され、グリッドフルパワーフィニッシュを受けて一刀両断の下に切り捨てられ爆散した。


学園祭をぶち壊しにする計画を邪魔されただけでなく、精魂を込めて作り上げたメカグールギラスを倒された事でアカネは完全に自信を喪失し、この件をきっかけに内心秘めていた苦悩を加速させることなる。


第11回では他の怪獣と共に再生産メカグールギラスとして復活。再生産ヂリバーと組み、再生産ヂリバーの支援を受けつつ自身の豊富な武装によりグリッドナイトを苦しめるが、駆け付けたフルパワーグリッドマンにより形勢逆転される。

その後第12回にてフルパワーグリッドマンのグリッドフルパワーフィニッシュとグリッドナイトのナイト爆裂光波弾を受け倒された。


なお、最終回にてグリッドマンはこの後に予告通り真の姿を見せるため、アニメ版の(後藤氏デザインの)グリッドマンによって倒された最後の怪獣となる。


コラボ編集

スーパーロボット大戦30では中盤から登場。武器は熱線とドリルになっている。 初登場時は試作機として結託したビクティムの護衛機(おそらくゲーム未登場のメカザウラー(ロボット怪獣)の代わり)として現れ(そのため登場時はグリッドマン単体で戦うことになる)状況に新世紀中学生がもめていた所で六花の「ブレイブポリスを見習って。」と指摘され原作通りの流れとなりフルパワーグリッドマンに合体した(おそらくこのシナリオはブレイブポリス側にとって主人公2号ロボ合体すると言うパワーアップ回の要素を組み合わせたと思われる)。中盤以降は量産の雑魚敵として立ち塞がる。


また、アズールレーンとのコラボPVにもアカネが作った塑像が登場。より強化されているようで、もともとグールギラスの皮膚が見えていた部分も全てメカで覆われている姿が確認できる。


余談編集

デザインはグールギラス同様西川伸司

アカネが機械に明るくないとする想定から先鋭的なデザインは避けられ、キングジョーを彷彿とさせる機械部やシャンパンゴールドのカラーリングが取り入れられている。


別名の捲土重来(けんどちょうらい)とは、『一度敗れた者がふたたび力を盛り返し、反撃に転じること。転じて、物事に一度失敗した者が再起を期して準備を整え、再挑戦してくること。』を意味する四字熟語で、かつて敗れたグールギラスをモデルにしては時間を掛け、精魂を込めて作り上げてリベンジ(実際は逆恨みだが)するこの怪獣には合う言葉と言える。


【ネタバレ感想】シン・ウルトラマン見てきました


なお、2022年に公開された映画シン・ウルトラマンに登場したメフィラスが、上述の言葉を苦手としているため、もしアカネが劇場に行ってこれを聞いていたらどんな心境になっていたのかは皆目検討もつかないだろう。


登場の意図としては、原典において2クール目以降に登場した強化型メカ怪獣のオマージュと思われる。


作中、学園祭にて裕太たちのクラスである1年E組の出し物「男女逆転喫茶」を考えたのは本来問川さきるたちであったと明かされているため、結果的にはメカになる前のターゲットだった人物たちの遺産をも破壊しようとしていたとも言える。


第8回では、おそらく造形の参考資料としてアカネの自室のガラスケースにキングジョーブラックファイティングベムメカバルタンゴブニュ(オグマ)バイオスインペライザークレージーゴンカオスクレバーゴンデアボリックギャラクトロンなどのロボット系やサイボーグなどの機械と生物が融合したタイプの怪獣フィギュアが確認できる。

さらに、将と裕太が訪れたコンビニでは第4回に続いて今作ではなみこ役で、『怪獣娘』でキングジョーことクララ・ソーンを演じた三森すずこ氏の『夢飛行』が流れていた。


学園祭ではおそらく天文部の部員が自分達の出し物用の看板に『ウルトラマンキッズ』のピグコとミドリを描いている。


鳴き声は上田麗奈氏の声を加工したもので、「うふふ」という笑い声を発しているとのこと。


関連タグ編集

SSSS.GRIDMAN 怪獣(SSSS.GRIDMAN)


ロボット怪獣

メカギラルス:メカグールギラスのように始まりの怪獣がサイボーグ化された事実上の先輩格。

メカゴジラ メカゴモラ

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