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スーパーメカゴジラ

すーぱーめかごじら

ゴジラVSメカゴジラに登場したメカゴジラ、合体前のメカゴジラ(93)とガルーダも記載する
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国連G対策センター戦闘部隊Gフォース所属の対ゴジラ兵器「メカゴジラ」と「ガルーダ」が合体したスーパーロボット

メカゴジラ(93)のデーター

怪獣図鑑・メカゴジラ
メカゴジラ1993 【ニコニコ動画用イラスト】


型式名称:UX-02-93
全長:120メートル
重量:15万トン
飛行速度:マッハ1
動力:レーザー核融合炉
材質:超耐熱合金NT1
装甲:人工ダイヤモンドミラーコーティング
乗員:最大5名
メイン操縦士:佐々木拓也大尉
副操縦士:キャサリン・バーガー少尉
爆撃手:曽根崎淳少尉
メンテナンス:青木一馬(不祥事により左遷)
メンテナンス:今井博司
臨時隊員:三枝未希
予備隊員:ジョニー・オーエン

Gフォースがガルーダに続き開発した二号ロボット。小笠原海溝から引き上げたメカキングギドラの残骸から得た23世紀のオーバーテクノロジーを解析し、メーサー兵器やスーパーXシリーズを始めとする従来の対ゴジラ兵器で培ってきた技術を組み合わせ、人類の持てる叡智全てをつぎ込んで完成した対ゴジラ兵器である。
また開発の背景には再び23世紀の未来人による再侵略の可能性が挙げられ、意のままに動く人造ゴジラを必要としたという説が一部資料に記載がある。国連軍がゴジラ討伐を大義名分に各国への軍事的威嚇目的で開発されたという説もある。

性能

重水素ヘリウム3ペレットを燃料とするレーザー核融合炉による強大な出力を活かし、ゴジラの放射火炎と同等の威力を誇るメガバスターを始めとする絶大な破壊力を持っている。後述の超耐熱合金NT1とミラーコーティングの防御力も相まって、ゴジラを圧倒するほどの戦闘力を持たせることに成功した。
その半面、巨体と重量の問題で機動性は劣悪極まりなく、関節可動域の限界もあり、劇中では近接格闘能力を発揮していない。ゴジラやラドンに至近距離まで近づかれて危機に陥った場面もある。よって基本戦法はホバーアタックによって距離を取っての射撃戦が必須である。ただし設定上は武装と格闘性を考慮してゴジラ型のこの姿で造られたという経緯があり、ゴジラやラドンに近付かれ押された時もオーバーヒート中や不意をつかれた場合のみのため、決して格闘能力が皆無というわけではない。
メガバスターやプラズマ・グレネイド等の大出力兵器は、長時間の使用するとオーバーヒートしてしまう。この間は補助システムに切り替わるが、性能は圧倒的に低下しホバーアタックもできなくなるので、劇中では殆ど棒立ちでゴジラにボコボコにされている。後に機動性はガルーダとの合体で応急解決はした。

これらの欠点を踏まえ、後継機であるMOGERAでは、ローラシステムによる機動性の追加、冷却装置の増設、プラズマ・グレネイドのオミットなど、より機動性と安定性を重視した設計がされ、総合能力ではスーパーメカゴジラを凌駕する性能を獲得した。

装甲

無重力空間で精錬される「超耐熱合金NT1」を装甲素材として採用し、スーパーX2のファイヤーミラーの応用である「人工ダイヤモンドミラーコーティング」を施すことにより、ゴジラの放射火炎を完璧に弾くことが可能となった。更に反射した放射火炎のエネルギーを吸収し、内部のエネルギー転換システムでプラズマエネルギーに変換・増幅して、腹部より大口径プラズマビーム砲「プラズマ・グレネイド」として放つこと出来る。その威力はゴジラですら一撃で吹き飛ばし大ダメージを与えるほどでメカゴジラ最大の武装となっている。連続使用するとオーバーヒート招き、ミラーコーティングが何らかの原因で損傷すると使用不能になるのが欠点。
超耐熱合金NT1自体の防御力も非常に高く、上述のとおり棒立ち状態でゴジラにボコボコにされたもののそれを耐え切り、機体の接続部は危機に陥ったが装甲そのものはほぼ無傷であった。ブースターMAXによる体当たりすらも披露している。また劇中でファイヤーラドンが風化した際に発生した膨大なエネルギーを浴び、ミラーコーティングが融解してしまった状態で、ゴジラ最強の熱線である「赤色熱線」をNT1で直に浴びているが、合計で7発も耐えて見せた。後にNT1の改良型のNT1Sにミラーコーティングを施したスーパーXⅢが赤色熱線の直撃に2発耐えているので、メカゴジラもミラーコーティングが万全ならば、もう少し耐えられたと思われる。

武装

  • メガ・バスター

口部から発射する極彩色のビーム砲。メカキングギドラのレーザー砲を応用した武器で、ゴジラの放射火炎と互角の威力を誇る。メカゴジラ頭部のセンサーの性能も相まって、飛行中のラドンも正確に捉える事ができる。長時間連続使用するとオーバーヒートを起こすのが欠点。
劇中ではゴジラの赤色熱線に対しても、少しだけ対抗してみせたが、耐え切れず破損してしまった。

  • レーザーキャノン
眼から発射する牽制用レーザー砲、初戦でしか使われていない。発射時に口中が発光し余剰熱を発散させ連射時間も長いが、威力はメガ・バスターに大きく劣る。ラドンとの戦闘で右眼が破壊されているが、スーパーメカゴジラに合体した際に何故か直っている。このレーザーキャノンを改良したのが、MOGERAの主兵装であるプラズマレーザーキャノンである。

  • パラライズ・ミサイル
両肩より発射される麻痺薬を装填したミサイル。単体での連続発射の他、オールウェポン攻撃時にも発射される。装弾数60発だが最終決戦ではどうみてもそれ以上発射されている

  • トランキライザー・ミサイル
両腰より発射する麻酔薬を装填した大型ミサイル。ゴジラの動きを鈍らせる威力。

  • ショックアンカー
メカキングギドラのマシンハンドを応用した、腕部から発射するアンカー。ゴジラの体内に撃ちこみ高圧電流を流し込む。劇中ではアンカーからゴジラの体内放射によりエネルギーが逆流してしまい、機関室が火災を起こしメカゴジラは機能低下してしまった。

  • Gクラッシャー
ショックアンカーをより高電圧・逆流防止に改良したもの。三枝未希の超能力によりゴジラの「第二の脳」をロックして撃ち込まれこれを破壊。一度はゴジラを倒した。
MOGERAのスパイラルグレネードミサイルはこれを応用したもの。

  • プラズマ・グレネイド
ゴジラの熱線を吸収し数倍にして撃ち返すメカゴジラ最大の兵器。装甲の項目を参照

ガルーダのデーター

ガルーダ1号機


型式名称:UX-01-92
全長:84メートル
重量:482トン
飛行速度:マッハ4
動力:不明
材質:超耐熱合金NT1
乗員:1名
操縦士:アンディ・ジョンソン少尉
無断出撃:青木一馬

武装

  • ハイパワーメーサービームキャノン

メカゴジラとの合体後はメカゴジラからも操作可能

Gフォースが最初に開発した一号ロボット。
スーパーXシリーズを始めとする現代科学の粋を集めて建造されたが、優れた飛翔能力に比べ、攻撃力がハイパワーメーサービームキャノンのみである為、対ゴジラ兵器としては不適当であるとされ、メカゴジラが建造されることになった。
格納庫内で保管されていたが、開発スタッフである青木一馬が無断で細々と改造を続けており、メーサーキャノンの出力上昇、機体の機動性の向上、メカゴジラとの合体システムの設置などが行われていた。Gクラッシャー計画に乗じて、メカゴジラの開発主任であったアシモフ博士にゴリ押ししたことでメカゴジラの強化パーツとして使用されることになった。

装甲はメカゴジラ同様にNT1が採用されていると思われ、ラドンの攻撃で墜落した際も外装に目立った損傷は無く、メカゴジラ諸共赤色熱線を喰らった際も、5発までは耐えている(6発目でビームキャノンが吹っ飛んでいる)。
劇中では正規パイロットであるジョンソン少尉ではなく、青木が無断で出撃してラドンに敗退しているので、ジョンソン少尉が乗ってたらどうなっていたか偶にネタになる。


スーパーメカゴジラのデーター

ファイヤー、オールウェポン
スーパーメカゴジラ 【ニコニコ動画用イラスト】


型式名称:UX-02-93
全長:120メートル
重量:15万482トン
飛行速度:マッハ2
動力:レーザー核融合炉
材質:超耐熱合金NT1
装甲:人工ダイヤモンドミラーコーティング
乗員:最大5名
※パイロット・武装等はメカゴジラ・ガルーダと同じ

メカゴジラとガルーダが合体した形態。鈍重だったメカゴジラのホバーアタックから一転、凄まじい飛行能力を得ることに成功し、ゴジラが旋回するよりも早く飛行できるので、背後も簡単に取れる。メカゴジラの武装に加え、ガルーダのビームキャノンも加わり火力は更に増大。パラライズ・ミサイルとともにそれらを一斉発射する「オールウェポンアタック」は平成VSシリーズの中でも最大級の破壊力を誇る。
合体後の操縦系等は、火器管制システムは全てメカゴジラ側で制御し、飛行はガルーダ側で操縦する。この為、ガルーダ側に不具合が生じた場合飛行することは出来ず、唯のオモリを背負った状態になり益々機動性が低下するという欠点がある。
劇中では途中で青木がガルーダの操縦をほっぽり出して行ってしまったので、ゴジラ復活後は飛行できずにパワーアップしたゴジラと真正面から相対してしまうことになった。スーパーメカゴジラが敗退した原因の一つである。
ただしガルーダ側にはメカゴジラのような緊急脱出システムが備わっておらず(青木は自作のロボットで離脱)、もし最後まで残っていれば青木は確実に戦死したと思われる。

劇中での活躍

ゴジラ上陸の報を受けて初出撃し、(この際メンテナンス担当の青木が無断で外出していたのでジョニー・オーエンが代わりに搭乗)、鈴鹿山脈でゴジラを迎え撃つ。
ゴジラとの初戦はホバーアタックで距離を取りつつメガ・バスターで攻撃、放射火炎をミラーコーティングで防ぎ、プラズマ・グレネイドで圧倒する。ショックアンカーでゴジラに大ダメージを与えるも、アンカーからエネルギーが逆流してしまい、機関室が火災を起こして機能停止。ゴジラの体当たりでダウンしてしまう。倒れたメカゴジラに興味を失ったのかゴジラは去っていったが、とても戦闘できる状態では無く、やっとのことでG対策センターに帰還する。

帰還後、ベビーゴジラを分析したことでゴジラの「第二の脳」の存在が明らかになり、そこを攻撃する「Gクラッシャー計画」の為、機動性向上も兼ねた強化改造が行われていた。その間に青木によるアシモフ博士へのガルーダを利用した強化プランが採用され、ガルーダとの合体システムが組み込まれた。
小笠原の無人島でベビーゴジラを囮に決戦が行われるはずであったが、出撃間近になってベビーゴジラと五条梓の乗ったコンテナを輸送中のヘリがファイヤーラドンに襲撃され、コンテナを捕らえたラドンは幕張へ陣取ったので、救助の為にメカゴジラ、ガルーダ共に急遽出撃することになった。
コンテナの側にラドンが居るため、メカゴジラはプラズマ・グレネイドが使えないので、ガルーダによってコンテナから引き離すも、操縦に不慣れな青木がパイロットだったのも相まってラドンの攻撃でガルーダは墜落し、システムエラーで動けなくなってしまう。
メカゴジラもラドンの機動性に手こずるが、メガバスターとプラズマ・グレネイドのコンボでラドンを叩き落とす事に成功する。だが追撃に入った所にラドンに懐まで入られクチバシで右のレーザーキャノンを破壊されてしまう。

プラズマ・グレネイドのゼロ距離射撃でラドンは倒せたが、その直後の消耗した状態幕張に上陸したゴジラと戦うことになってしまった。エネルギー転換システムが加熱しており、プラズマ・グレネイドは使用できず、正面からメガバスターで放射火炎を迎え撃つが、長時間の使用により機体が完全にオーバーヒートを起こし、禄に動くことも出来なくなってしまう。
間一髪ガルーダが復帰してきたので、機体を持ち直すことに成功し、体当たりでゴジラをふっ飛ばした隙にスーパーメカゴジラに合体する。

スーパーメカゴジラに合体後はオールウェポンでゴジラを圧倒、遂にGクラッシャーでゴジラを倒したが、ズタボロになったファイヤーラドンが戦場に乱入。メガバスターで撃ち落としたが、ラドンはゴジラの上に落下し自らを風化、発生した膨大なエネルギーでゴジラは復活してしまう。
更にエネルギーの影響でミラーコーティングが融け出してしまい、プラズマ・グレネイドは完全に使用不能となり、ガルーダは青木が操縦を放棄してコンテナの方へ行ってしまってたので(またお前か)、飛ぶことが出来ず真正面からゴジラの「赤色熱線」を受けてしまう事になった。
超耐熱合金NT1の防御力と、メガバスターで何とか抵抗を試みるも歯が立たず、合計7発も耐えたが遂に機体は大破・炎上してしまう。

設定上はこの後回収され、G対策センターで修理中との事で、後継機であるMOGERAと共に、ゴジラ撃滅作戦「Mプロジェクト」に参加する予定だったらしいが、MOGERAはスペースゴジラとの決戦で大破。バーニングゴジラ出現の際もメカゴジラはまだ修復中であり、Gフォースは火器中心の装備の為出番は無かった。


余談

実は撮影スケジュールの関係上、ラストでゴジラに破壊されて炎上するシーンの後にも撮影が残っていた(大爆発したのち、修理してGフォースドッグから飛び立つシーンを取らなければいけなかった)のだが、燃やした後スタッフが消火器を掛けるタイミングを誤り、着ぐるみ表面が黒焦げになって修理に時間を要したそうな。
火薬の量もクライマックスということで最大限派手にしたため、着ぐるみは頭と右腕が吹っ飛び見るも無残な姿となり、撮影班の横で造形班は殺気立っていたという。


本作のメカゴジラはのちの三式機龍と同じく「人類の守護ロボット」という扱いであるが、実はストーリー的には悪役である。
というのも、本作の主人公たちである五條梓や青木一馬、三枝未希といった面々はベビーゴジラを通じて「人間の時代に、間違って産まれてしまった怪獣たちの孤独」「ゴジラやラドンはこの世でただ一人の同族(兄弟)を求めて彷徨う孤独な存在である」ということを理解していくストーリーである。
しかしメカゴジラおよびG対策センターの面々はそうした想いを斟酌せずに殺しにかかるため、結果として悪役となっている。
(作中の戦法も、ベビーゴジラを囮にしたり内臓や脊髄の破壊を狙うなど「正義の味方」としてはやることがえげつない)
しかしこうした複雑さや「それぞれの正義や信念の交錯」が、本作およびメカゴジラの魅力となってもいる。

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