概要
平成ゴジラシリーズのうち『ゴジラVSメカゴジラ』以降の作品に登場する架空の軍事組織。
1992年、度重なるゴジラの脅威に対抗するため日本が中心となって国連G対策センターが設立され、その中の実働部隊として設立された。
「ゴジラ大百科」では組織としての規模は小さいため、メカゴジラやMOGERAといった超兵器の一極集中とし、通常兵器は旧型戦車を改造した無人戦車などを運用していると解釈している。
なお通常兵器(メーサー兵器を含む)と人員は主に自衛隊からの出向である。
主なメンバー
- 麻生孝昭(Gフォース司令官)
- 兵藤巌(Gフォース副司令官)
- 佐々木拓也(メカゴジラ隊隊長、パイロット)
- 青木一馬(ガルーダチーム所属ロボット技師)
- 結城晃(MOGERA隊指揮官)
- 新城功二(MOGERA隊パイロット兼ガンナー)
- 佐藤清志(MOGERA隊コーパイロット)
保有する兵器
- ガルーダ
- メカゴジラ
- MOGERA
- 92式メーサー戦車
- 93式自走高射メーサー砲
- 93式メーサー攻撃機
- 設定のみで未登場。空軍所属とされている。
- 61式改戦車
- 74式改戦車
- F-16改
- F-15
- 『怪獣プラネットゴジラ』のみ登場。
- AH-1 コブラ
- はつゆき型護衛艦
- キャリコM110
- AR-15
- ベレッタM92FS
- M72LAW
余談
富山省吾プロデューサーは、メカゴジラのような超兵器を自衛隊所属として描くと自衛隊の協力が得られず、また物語に制限が生じることから自衛隊が登場しない作品にする必要があったと述べている。川北紘一特技監督も同様にGフォースの設定のおかげで超兵器を登場させることが出来たと語っている。
助監督の手塚昌明は富山の受け売りとして「メカゴジラを建造するには世界的な規模でなければ難しい」こと、ゴジラが海外に出現する場合を想定したと証言している。
ロゴマークのデザインは石森達也。航空自衛隊を意識して翼の意匠を用いている。
制服は大河原孝夫監督の「現実的な軍隊にしたい」という要望から米軍の軍服をモデルにしたとされている。『ゴジラVSメカゴジラ』では既存の衣装の流用だったが、『ゴジラVSスペースゴジラ』では出川淳子デザインの新規の衣装が登場している。この衣装は『ウルトラマンX』および『ウルトラマンオーブ』でXio・ビートル隊一般隊員の制服に流用されている。
『ゴジラVSデストロイア』では脚本の大森一樹の担当作品にGフォースが登場していなかったことから登場しない予定だったが、逆にGフォース初登場作品の監督だった大河原監督の要望で登場することになった。
ちなみに漫画版では事故でデストロイアを誕生させてしまった上に壊滅してしまっている。