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データ

型式名:ASTOL-MB93
全長:15.2メートル
重量:8.2トン
飛行速度:時速650km
動力:ターボジェットエンジン×2
所属:陸上自衛隊

ゴジラVSモスラ』に登場。


概要

空陸一体からなる対怪獣集中攻撃を目的に開発された初のメーサー航空兵器。

富士山重工(一部資料では富士山製作所)と米Bill社の日米共同開発機で、外観からわかるようにAH-1Sコブラを機体開発の母体としており、タンデム式コックピットや着陸用スキッドを残したままジェット機化した特異な風貌をしている。


2次元ノズルとターボジェットによって短距離離着陸が可能なジェット攻撃機だが、当初より対怪獣戦闘を想定した装備のためか陸上自衛隊の所属となっている。そのため、塗装もオリーブドラブを基調としたマーキングである。

固定翼機の速度や航続距離とヘリコプターの運動性能を兼ね備えた機体であり、その高機動を生かした一撃離脱戦法をコンセプトとする。


主武装は主翼両端に備えられた80万ボルト93式省電力メーサー砲。そのほか機首に20mm3銃身ガトリング砲(一部資料ではバルカン砲との記述もある)を装備している。劇中では使用していないが70mmロケット弾や対怪獣用ナパーム弾など通常の攻撃ヘリ用の兵装も装備可能。


劇中では京浜地域へ侵攻するゴジラに対し2機が出動。丹沢山中で陸上部隊と連携し、ゴジラの顔面にメーサーを直撃させて足止めに成功するが、反撃の放射熱線を受けて1機が撃墜。残る1機も撤収を余儀なくされた。


余談

デザインは青井邦夫

企画段階では完全な攻撃ヘリコプター型やティルトローター型のデザイン、果てはスーパーXⅢの登場まで検討された。ちなみにこのときのスーパーXⅢデザイン案は『ゴジラVSデストロイア』のそれとは別物で、SF作品の潜水艦を思わせるデザインだった。固定翼機案としてはC-1の機首にメーサー砲を取り付ける案もあった。


最終的に川北紘一の意向により脚本上での描写のあったヘリコプター案をもとにしつつも、操演が難しいことからローターのないジェット機型に変更した。こうした経緯からメーサーヘリという愛称で呼ばれていた。コックピットがAH-1そのものである理由は、AH-1の実機でパイロットの描写を撮影する構想だった名残である。

川北は最も気に入っている兵器であると言及している一方で、本作の主軸がモスラバトラだったためメカの描写は控えめになったこと、実際の映像では線が細かったことからA-10V-107のようなボリュームがあってもよかったと語っている。

グッドラック

なお、『ゴジラVSスペースゴジラ』でもGフォース所属機として登場する予定だったが実現しなかった(書籍等ではGフォース塗装の機体が掲載されている)。このため本機の登場作品は僅か1作だけとなっている。


関連タグ

ゴジラVSモスラ

東宝自衛隊 メーサー殺獣光線車

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