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データ編集

型式名:MBAW-93
全長:13.5m(一部資料では18.5m)
重量:112.5t(一部資料では90.5t)
走行速度:時速42km(一部資料では65km)
動力:空冷・水冷併用2サイクル2気筒ディーゼルエンジン
所属:陸上自衛隊・Gフォース

ゴジラVSモスラ」、「ゴジラVSメカゴジラ」、「ゴジラVSデストロイア」に登場


概要編集

局地戦防空用に開発されたメーサー車。正式名称は「93式自走高射メーサー砲」。通称はツインメーサータンクで、一部資料では「93式ツインメーサー戦車」との表記もある。

一部資料ではキングギドラ戦での戦訓から対空防衛能力強化を目的に開発されたとの記述もある。

その名の通りメーサー砲が2基装備され、仰角が大きく空中の目標を狙うことも可能。ただしパラボラ式ではないため92式には収束力と火力に劣る。

調達価格が高いため自衛隊でもGフォースでも配備が進んではいないものの、レーダー連動射撃管制などの高度なベトロニクスを持っており、その高い情報処理能力を活かした指揮戦車として1部隊に最低1台配備されている。


『VSデストロイア』では、メーサー砲を超低温レーザーに換装し、冷凍弾ランチャーを増設した改良型「93式自走高射メーサー砲<改>」が登場し、スーパーXⅢらと共にデストロイアに止めを刺した。


余談編集

デザインは西川伸司87式自走高射機関砲ゲパルトなど実在する対空戦車をモチーフにしている。当初は3本の砲身を束ねたスパイラルメーサーとしてデザインされたが、モスラバトラなどの飛行怪獣が登場することから対空戦車型となった。もっとも『モスラVSゴジラ』の劇中では飛行する怪獣に向けて発射する場面はなく、『ゴジラVSデストロイア』で飛行して逃げるデストロイアに発射したのが初となる。

青井邦夫による原子熱線砲を模したデザイン案もあった。

川北紘一伊福部昭による『サンダ対ガイラ』のメーサーマーチの復刻を望み急遽登場させたと述べている。また丹沢山中での戦闘では93式メーサー攻撃機ともどもゴジラの片目を潰す活躍を描く予定だったが全体のバランスを考慮してカットされてしまった。川北はもっと活躍させたかったとも述べている。

撮影用模型は1台のみが作られた。細い砲身の先端に金属製のパーツを取り付けたために走行する際に砲身が揺れてしまったことから、『ゴジラVSメカゴジラ』以降は支柱が追加されている。


撮影用模型は『超星神グランセイザー』の超古代文明の兵器に改造された後、『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』でレストアされて再登場した。


関連タグ編集

東宝自衛隊 対空自走砲

メーサー殺獣光線車

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