『NINJA DUELER』
『SINGLE BLADE』
『TWIN BLADE』
『FEVER』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する武器。ニンジャレイズバックルを使用したフォームで召喚可能な拡張武装。
バックルとの連動は無いが、両刃と二刀流の両方を兼ね備えた武器となっている。
外見・機能
弧を描く両刃刀「シングルブレード」と、中央から2つに分離した脇差のような短刀「ツインブレード」へ姿を変える。
ツインブレードは長い刀と短い刀とがあり、短い方には柄部分の8字手裏剣型必殺発動操作盤「シュリケンラウンダー」が備わる。これの回転回数に応じて、「インプットリガー」入力で放つ必殺技を使い分ける事ができる。
柄「デュアルグリップ」には特殊グリップテープが巻かれ、シングル、ツインはもちろん逆手持ちしても高い保持力を発揮する。黄緑色の刃「コゲツブレード」はエネルギーチャージに応じた攻撃力を得るほか、チャージ段階によっては斬撃も飛ばせる。素の攻撃力も高くポーンジャマト程度ならば一撃。
グリップ付近のブレード刃は「カウンターカーブ」と呼ばれる特殊な曲線形状になっており、敵の刃を絡め取りカウンターのチャンスを生み出せる。
ちなみに、英寿/ギーツはシングルブレードで戦ったが、景和/タイクーンは時期的にジャマトの大群を相手取ることが多かったためか、ほぼツインブレードの逆手持ちで戦闘している。
劇場版冒頭ではシングルで登場した後ツインに分離してそのまま切り払う活躍も見せている。
必殺技
- タクティカルスラッシュ
『ROUND 1』/『2』
『TACTICAL SLASH』
シュリケンラウンダー1回転または2回転後、トリガーを引くことで発動する。
8話でギーツ・タイクーンがラウンド1で使用。緑色の斬撃を放った。
28話ではタイクーンがラウンド2かつシングルブレードで発動。緑色の斬撃を繰り出し、爆発の瞬間に敵がシュリケンラウンダー型のエネルギーに包まれている。
- タクティカルフィニッシュ
『ROUND 1・2・3』
『FEVER』
『TACTICAL FINISH』
シュリケンラウンダー3回転後、トリガーを引くことで発動する。
7話でギーツが使用した際には無数の分身と共に刃に火・水・土・風のエネルギーを纏わせ突撃、ナイトジャマトを上から見て十字になるような残光を残してダメージを与えた。
47話でタイクーンが使用した際は壁に突き刺してジャンプ台にしてダイビングパンチに繋げている。
玩具
2022年10月15日に「DXニンジャデュアラー」として発売。
劇中通りにシングルブレード、ツインブレードの2モードに分離・合体ができ、シュリケンラウンダーの回転と必殺技遊びも可能な玩具となっている。
剣撃音や必殺技はシングル・ツインで音がしっかり違い、ラウンド1と2でも必殺技音も違うため、計6種の必殺技遊びができる。
欠点はシュリケンラウンダーの感度が高く振っただけで「ROUND1」の音声が鳴ってしまうこと。
防ぐには親指でラウンダーを押さえるか、中のラウンダーの出っ張りを削る改造を施すしかない。
余談
コゲツブレードの「コゲツ」は、恐らく漢字に直すと「孤月」。三日月などの孤をイメージしたような本体形状から来ているのだろう。
ルーブスラッガーとは1つの剣を上下に分離して2つの短剣にするという構造が似ている。発表時には似ていると話題になり、現在でも検索するとサジェストに表示される。
関連タグ
ガタックダブルカリバー:2号ライダーが使用する分離可能な剣型武器。
風双剣翠風:和風の武器かつ分離可能な風属性の剣。
2号ライダー武器
ライブガン/エビルブレード←ニンジャデュアラー→ヴァレンバスター