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大型バックル

おおがたばっくる

特撮番組『仮面ライダーギーツ』に登場するキーアイテム・レイズバックルの分類の1つ。 (画像はブーストレイズバックル)
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概要編集

仮面ライダーギーツ』に登場するレイズバックルの分類の1つ。


バンダイの玩具開発部にて用いられている用語の模様。厳密には劇中の用語では無いが、分かりやすさを優先し本記事にて説明する。


特徴編集

比較的大きい方のレイズバックル。サイズが大きい分ギミックも豪快になっている。

デザイアドライバーにセットする事により、上半身若しくは下半身に装甲を纏い強力な武装と特殊能力を得られる。

ゲーム的に言えばスーパーレアもしくは切り札であり、アタリ装備とも言える強力な性能を持つ。


形態名は「フォーム」が使われ、身に纏う「拡張装備」は専用の独自形状。サイズも半身を覆う大掛かりな物で装備自体に武器が備わっている場合がある。

上半身時の複眼は各専用のカラーになり、クラッシャー部分が変化するのも特徴。


召喚される拡張武装は単体で必殺技を放つ事も可能だが、中には拡張装備による戦闘に特化した「武装を召喚しないバックル」も存在している。

大型の装甲を纏うので走力とジャンプ力に関してはエントリーフォームより低下する物もあるが、少なくともパワーは強化される。


通常の大型バックル6つは、フィーバースロットバックルと組み合わせた際、スロットバックルの絵柄次第で特殊形態のフィーバーフォームになる事が確認されている。


バックルとライダーコアIDには相性が存在している。ただし運営側から説明された描写は無く、作中で言及されたのもマグナムとゾンビのみ(他のバックルについては雑誌などに記載がある)。

なお相性が良いと言っても特殊な音声が鳴ったり、他ライダー使用時よりも(数値化された)スペックが高い…といった劇的な変化が起きる訳では無い。劇中の描写から察するに、各自の人物像や戦闘スタイルに合ったバックルを指していると思われる。


排出されて飛行する際にわざわざギーツの方を向いて一時的に静止するブースト、タイクーンの勇敢な忍の心に共鳴しギーツを拒絶してまで単独飛翔し彼のドライバーに自ら装填して力を貸したニンジャ、必殺技使用後休眠状態になるとご丁寧に目を閉じて寝息をたてるモンスター、ミッションボックスを経由せずに自らギーツの手元まで飛行して来たコマンドジェットと、まるで意思を持っているかの様な一面を見せる事も。


これとは別にゾンビには何か副作用がある事が示唆されており、単なる拡張アイテムとは思えない側面も有している。


序盤から複数個あることが描写されていた小型バックルと違い、大型バックルにはそのような描写がなかったため基本的には一つしかない物だと認識されていたが、MOVIEバトルロワイヤルにて浮世英寿が2つ目のビートレイズバックルを五十嵐一輝に渡し、複数存在する事が判明。

27話にてグレア2が洗脳したジャマトライダーを武装する際に2つ目のマグナムレイズバックルを使用している。


劇中では当記事の呼称は使われていないが、35話にて祢音沙羅に渡したゲームの一連の流れを記載したノートには「小さいバックルよりも大きいバックルは超強力だからゲットしたらラッキー」と当記事の様な簡単な解説が記載されている。


慕情編の最終盤にて完全にDGPの管理から逸脱したブーストマークⅢバックルが誕生。創世編以降では更に元の運営に依らないバックルが次々と登場している。


一覧編集

複眼の色は該当バックルが上半身側に使用された場合に反映される。

使用者は各フォーム及びバックルを参照。


一般バックル編集

メインで登場するライダーの基本フォームに使用されるバックル。ブーストバックル以外は下記のフィーバースロットバックルの「レイズジャックポット」に絵柄が存在する。



特殊なバックル編集

謀略編以前には未実装だったバックル。一部は乖離編以後に正式採用されて登場した。


バックル名単体形態拡張武装初登場複眼
ジャマトバックルジャマトフォーム※5-※611話グリーン/イエロー※7
フィーバースロットレイズバックル(ランダム)(ランダム)11話(ランダム)※8
コマンドジェットバックル※9レイジングフォームレイジングソード13話(グレー)※10
コマンドキャノンバックル※9-※11※1213話(イエロー)※9
パワードビルダーバックルパワードビルダーフォーム※13ギガントウエポン※14MOVIEバトルロワイヤル、17話クリムゾン
シノビレイズバックル※15シノビフォーム不明(スティッキークナイ?)ギーツエクストライエロー

※5:ジャマトライダーはジャマトバックル単体使用が事実上の素体に当たるが、バックルは使用するのでエントリーフォームとも付かず、フォーム名が無い

※6:茨型ユニット「ブロイアームズ」を展開する能力を持つ。

※7:ジャマトライダーは緑、ジャマトフォーム時は黄色。クラッシャーは素体のまま。

※8:フィーバーフォーム時は装備にかかわらずイエローとなる。

※9:2つ合わせて「コマンドツインバックル」。

※10:オレンジ色のゴーグルをつけている。コマンドフォームはフィギュアによると黄色。

※11:コマンドジェットバックルと併用することでコマンドフォームに変身。単体使用は仕様上不可。

※12:レイジングフォームに引き続きレイジングソードを使用。

※13:ギーツが単体使用した際はギガントコンテナバックルレイズバックルホルダーに自動で装着されていた。

※14:ギガントソードギガントブラスターギガントハンマーの三種。パワードビルダーバックル単体では使用できず、展開には対応するギガントバックルが必要。この3種は同時展開が可能。また、ウエポンレイズバックルを使用することで別の装備を展開することも可能。

※15:シノビメンキョカイデンプレートで誕生したもの。


創世の力によるバックル編集

本来のDGPには存在しておらず、創世の女神及びその後継者らが新たに生み出したレイズバックル。他のバックルと比べても遥かに高性能なフォームを実装する。

※14:ブーストバックル5つが女神の力で融合されて誕生。経緯上マークⅢ以下と違い、このバックルのみ一応DGP運営の管理下にある。

※15:女神が生み出したバックルでは無いが便宜上ここに記載。単体では使われず、ブーストマークⅡバックルとデュアルオン・ハイパーリンクすることでレーザーブーストフォームに変身する。

※16:変身後にレイズライザー本体をデザイアドライバーから取り外してライズカードリッジを取り付け、拡張武装代わりに用いられる。

※17:ギーツワンネス変身時にギーツバスターQB9を召喚しており、ブーストマークⅢでも使用できる可能性がある(ブーストフォームマークⅢ変身時はまだギーツバスターが創造されていなかったため未使用)。

※18:ブーストマークⅢバックルが分離したもの。

※19:黒い複眼の上から赤いバイザーを付けていたが、劇場版及び47話から複眼は赤くなった。

※20:「ファンタジーエフェクト」という幻想を具現化する機能があり、任意の武器を生成する事ができる。

※21:4人に分裂した英寿のうちこの3オパビニアジャマトを媒介に吸収して誕生。創世の力を内包する。

※22:ワンネスカードをスリットに装填して使用。ブーストマークⅢバックルとのデュアルオンでギーツワンネスに変身する。

※23:左腕と一体化したクローつきのシールドを使用。名称不明。


その他編集

現状出自不明なバックル。

バックル名単体形態拡張武装初登場複眼
ドゥームズギーツレイズバックルドゥームズギーツ※24ジャマト・アウェイキングレッド

※24:ギーツバスターQB9のリカラー版を使用。名称不明。


非公式編集

バックル名単体形態複眼備考
シャークレイズバックルシャークフォームシアンレイズバックルデザインコンテストでデザ神賞に輝いた作品(作:山本まゆ氏)。リールを回すギミックが付いている

余談編集

  • MOVIEバトルロワイヤル』でリバイとバイスが使用したレイズバックルのフォームは変身後の複眼カラーがレックスゲノムと同じ。恐らく(頭部の一部の改造)複眼の色を変える手間が省くというメタ的な理由で選ばれたと思われる(偶然にも、複眼の色以外にもそのフォームにはリバイとバイスにそれぞれ通ずる点がある)。

  • その複眼カラーは公式の説明ではフォームごとに別の色を冠しているが、実際の設定画・造形では橙(マグナム、ゾンビ)・赤(ニンジャ、ビート)・青(モンスター)・黄(ブースト、各フィーバーフォーム等)の4パターン程である。参考

  • 謀略編(第2シーズン)以降は小型バックルの登場頻度が激減し大型が主力になってはいるが、バックルの争奪戦は引き続き劇中でも何度か行われている。


モチーフ編集

PLEXの山下貴斗氏曰く、レイズバックルの原型となった「ミニバックル」は武部Pの助言によって『映画のジャンル』を参考にしている(※1)。ゲームのステージごとにアイテムを変えたいという思惑もあったとのこと。

一方でブーストレイズバックルの存在は主人公にはスペシャルなアイテムが必要なのでは?という意見を取り入れ、『ブースター』というバックルを考案した事に端を発し、映画ジャンルからは外れている。

デザインも試行錯誤を繰り返し、ライダーらしくバイクモチーフに立ち返ったもので、本作のゲーム性に着目した石ノ森プロの山辺浩一氏の後押しもあって本編への採用が決まった。


なお、ファンタジーバックルは企画初期から存在していた為、デザイアドライバーに音声が収録されたが、序盤で登場するのがビートフォームとなり、結果としてファンタジーフォームの登場は終盤になった。リボルブチェンジフィギュアシリーズ『PB02 仮面ライダーナーゴ&仮面ライダーパンクジャック パーツセット』がプレバン行きとなったのもこれに端を発する生産の調整によるものである。


(参考『フィギュア王No.310』(ワールドフォトプレス/2023)「MAKING REPORT OF KAMEN RIDER GEATS REVOLVE:01 GEATS参詣記」(P26~27)、「MAKING REPORT OF KAMEN RIDER GEATS REVOLVE:04 GEATS参詣記」(P63)より)


脚注編集

  • (※1)ちなみに公募で選ばれたシャークレイズバックルも偶然にもこのコンセプトに合致している

関連タグ編集

仮面ライダーギーツ レイズバックル

小型バックル ギガントバックル ジャマトバックル

レジェンドバックル

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