『READY FIGHT』
概要
バックル型プレイヤーライダー拡張アイテム「レイズバックル」によって展開される装備の総称。
デザイアドライバーにレイズバックルをセットし、バックル毎に決められたコマンド入力を行う事で、レイズバックル内の装備が展開・実装されてプレイヤー達の戦闘能力を向上させる。
ドライバー右側が上半身・左側が下半身に対応しており、リボルブオンで入れ替える事が可能。1つしかセットしていない場合、もう半身は(少なくとも外見上は)素体になる。
- 小型レイズバックルの場合は一律で胸部と右肩、または大腿部と左膝に「アームド装備」と呼ばれる簡易的な拡張装備が実装される。
- 大型レイズバックルの場合は胸・両肩・両腕の5か所(+複眼とアゴ)。下半身の場合は両大腿・両膝・両脛の6か所に装備されるのが基本となる。
- ドライバーに2つのバックルをセットした場合はそれぞれの半身に異なる装備が展開される。
異なる技術体系で製造されているジャマトバックルは事情が異なっており、ドライバーの装填箇所に関わらず上半身、それも胸部にのみ装備が実装される。
- 右側に他のバックル / 左側にジャマトを装填した場合は上半身にのみ拡張装備が上乗せされる(デュアルオン形態ながら下半身はほぼ素体のまま)。
- 右側にジャマト / 左側に他のバックルを装填した場合は従来通りのデュアルオン状態になる。
大型バックルを使用した各種フォームには、拡張武装とは別に各種装備と一体化している武器(マグナムフォーム両腕/両足の「アーマードガン」やゾンビフォーム左手/右足の「バーサークロー」等)が存在している。
モンスターバックルから展開されるモンスターフォームには拡張武装・拡張車両が存在せず、代わりに拡張装備「モンスターグローブorビッグブーツ」そのものに強力な攻撃性能が備わっている。
大型バックルは「同一の物」が「その場に複数」存在した事がなく、該当形態の拡張装備を同時展開するには、ランダムで装備を実装するフィーバースロットバックルを使って「フィーバーフォーム」になる必要がある。
- 例えば「モンスターグローブ/ビッグブーツ」の同時装備ならモンスターバックルとスロットバックルを使って「フィーバーモンスターフォーム」になるしかない。
一覧
上半身
対応レイズバックル | 胸部 | 肩部 | 腕部 |
---|---|---|---|
各小型バックル | オーバープレート | ショルダーシェル※1 | - |
マグナム | マグナムチェスター | マグナムガードSA | ガンスリンガーアーム※2 |
ブースト | レッドゾーンチェスター | ブーストディスチャージャーSA | ブーストパンチャー |
ゾンビ | アンデッドチェスター | ゾンビスパイクSA | ポイズンチェンバーアーム※3 |
ニンジャ | ニンジュツチェスター | ニンジャアーマーS | シュリケンアーム |
モンスター | キラボシチェスター | スターアーマー | モンスターグローブ※4 |
ビート | ファンダチェスター | アクティブビートA | スペクトルエフェクター |
コマンドキャノン | キャノンシンクロジション | ブラストディフェンダー | ツインハンド |
コマンドジェット | ジェットシンクロジション | エアロディフェンダー | ツインハンド |
ジャマト | エングレスチェスター | - | - |
パワードビルダー | チェストビルダー | パワーディストリビューター(右)/ショルダージブ(左) | アームビルダー |
ファンタジー | マジカルチェスター | ローブコンダクター | マニフェスリーブ |
下半身
対応レイズバックル | 大腿部 | 膝部 | 脛部 |
---|---|---|---|
各小型バックル | アンダープレート | ニーシェル※1 | - |
マグナム | マグナムサイ | マグナムガードNA | ガンスリンガーレッグ※2 |
ブースト | レッドゾーンレッグ | ブーストディスチャージャーNA | ブーストキッカー |
ゾンビ | アンデッドサイ | ゾンビスパイクNA | ポイズンチェンバーレッグ※5 |
ニンジャ | ニンジュツサイ | ニンジャアーマーN | シュリケンレッグ |
モンスター | パワフルサイ | スターアーマー | ビッグブーツ※6 |
ビート | ファンダサイ | アクティブビートA | スペクトルエフェクター |
コマンドキャノン | キャノンボトムポジション | ブラストディフェンダー | ツインフット |
コマンドジェット | ジェットボトムポジション | エアロディフェンダー | ツインフット |
※1:単に「装甲」として記載されている。
※2:固定式短銃「アーマードガン」を内蔵。
※3:左腕のみ。更に左手部拡張装備「バーサークロー」を備える。
※4:正確には腕部ではなく手部拡張装備。
※5:右足のみ。更に右足部拡張装備「バーサークロー」を備える。
※6:正確には脛部ではなく足部拡張装備。
パワードビルダー、ファンタジーは下半身側での使用例が無いため割愛。
「創世の力」のレイズバックル
「創世の力」によって新たに誕生した特殊なバックルの拡張装備。
ブーストマークⅡ
頭部 | 胸部 | 肩部 | 手部 | 膝部 | 足部 |
---|---|---|---|---|---|
ヘッドエグゾースト | バーミリオンブイツイン | レッドゾーンチャージャーS | バーミリオンパンチャー | レッドゾーンチャージャーN | バーミリオンキッカー |
ブーストマークⅡバックルをドライバー右側に装填すると全身に実装される拡張装備。
従来には存在しなかった頭部装備が実装され、逆に大腿部装備が無くなっている。また腕部と脛部の代わりに手部と足部になっているのも特徴。
レーザーブーストフォームでは拡張装備そのものは変化しないが、胸部に「クロスリアライド」という"増加装甲"が実装される。
ブーストマークⅢ
胸部 | 肩部 | 手部 |
---|---|---|
レッドコアチェスター | ノーブルチャージャーS | ピュアブーストパンチャー |
ブーストマークⅢバックルをドライバー右側に装填すると実装される拡張装備。
通常のバックルと同じように上半身にのみ装備が展開されており、見た目を一言で表すと『白い上半身版ブーストフォーム』。
頭部には「ブーストヘッドガードマークⅢ」という"強化装備"が、腕部には増加装甲「Gモノクローマー」が実装される。
ブーストマークⅨ
胸部 | 肩部 | 手部 | 大腿部 | 膝部 | 脛部 |
---|---|---|---|---|---|
カノミックエンジン | ショガンデスティー | イリーナブーストパンチャー | レッドコアレッグ | ノーブルチャージャーN | イリーナブーストキッカー |
ブーストマークⅨバックルの拡張装備。
「真の力を解放したマークⅢバックル=マークⅨバックル」であり、ドライバーの両側を使用するため全身に装備が展開されている。変身時にリボルブオン相当の行程を踏むので増加装甲「Gモノクローマー」を含め、マークⅢの装備が下半身を構成している。
ブジンソード
胸部 | 前腕部 | 上腕部 | 肩部 | 大腿部 | 膝部 | 脛部 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソードマスターチェスト | フェンサーアーム | ソードマスターバングル | ブジンアーマーS | アジャスティングサイ※7 | ブジンアーマーN | ノワールレッグ |
※7:左脚のみ。
ブジンソードバックルの拡張装備。
腕部装備が前腕と上腕に細分化されているのと、背面に「デルードマント」というジャミング機能を持つマント型拡張装備を実装しているのが特徴(これ以前のマントはパーソナルアクセサリーかトロフィーアイテムであった)。
またブジンソードバックルの片方を別のバックルと交換しデュアルオンする事も可能。追加で最適化した装備をカスタマイズする事ができる。
劇中では上半身のカスタマイズを行い、胸部と腕(手)部が該当バックルの装備になった。
余談
- ギーツのアクションフィギュアシリーズ「リボルブチェンジフィギュア」と同じギミックのため基本的に胸部↔大腿部・肩部↔膝部・腕部↔脛部という構成になっており、設定上も同等の機能を有している。
- 上半身時は複眼とクラッシャーも変化し機能も拡張されるが、装備は実装されない。
- 第13話で初登場したレイジングフォームとコマンドフォームは「コマンドグラス」というゴーグルを装備しているが、拡張装備ではない模様。
- その後の第26話にて頭部拡張装備が実装されるブーストフォームマークⅡが登場した。
- 運営とサポーターのライダーは、変身にデザイアドライバーとレイズバックルを使用しないため当然拡張装備も実装されない。それらのライダーは基本的にプレイヤーライダーよりも高性能なため、そもそも「拡張装備が必要ない」とも言える。
- 公式HPの仮面ライダーナーゴ アームドクローハンマー紹介ページはプレートの説明が逆になっている誤植がある。