『COMMAND TWIN BUCKLE』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するレイズバックルの一種。一対の大型バックルで13話から登場。
今までのレイズバックルと違い、「コマンドツインレイズバックル」ではなく「コマンドツインバックル」が正式名称(玩具版含む)。
邂逅編までのシーズンのデザイアグランプリには存在しなかったアイテムだったが、謀略編にてギロリにより追い込まれた英寿を見かねたニラムとサマスの独断により追加実装された。
デザイア神殿からモニタリングしていたギロリは「あんなアイテムは実装していない」と動揺を見せたがその有用性については評価しており、16話にて同型機をどこからか調達し、桜井景和/仮面ライダータイクーンに進呈している。尚、同話にてニラムらがゲームマスターのギロリより上のゲームプロデューサーであることが判明し、唐突な実装もその権限故であると思われる。
乖離編からは正式に実装されたらしく、ケケラが諸事情でバックルを持っていないタイクーン向けのシークレットミッションを設定、クリアさせて使う様支援した他、ジャマトグランプリ開始後にはベロバが吾妻道長/仮面ライダーバッファに支給している。道長に関してはグランプリ終了からかなり経つ42話でも大事に持っていたようでジャマ神の力を失った彼のその時点での最高戦力となった。
しかし、今作のライダー達は相性の良い大型バックルをメインで使う傾向があり、作中ではコマンドツインバックルも他と同じ大型バックルとして扱われている為、出番は少なめ。
外見・機能
ベースは黒と銀。
「コマンドリアクター」は青から赤へグラデーションがかかっており、目盛りやメーターのようになっている。
後述の操作方法からさながら飛行機や戦闘機などの計器と操縦席を思わせる。
左右一対の特殊な仕様で、オレンジの「コマンドジェットバックル」と青い「コマンドキャノンバックル」の2つで構成される。
コマンドジェットバックル
銀色にオレンジ色が差し色となるツインバックル。
単体でエントリーフォームをレイジングフォームへ強化変身(と言っても頭部とレイジングソードのみだが)させる機能があるが、その際にはドライバーのどちらかに装填する。レイズバックル唯一の特徴として、レイジングフォームの場合はドライバーのどちらに装填しても変身体が変わらない。
起動ボタン「ジェットレイザー」を押す事で、レイジングフォームへの変身、拡張武装のレイジングソードの召喚、必殺技発動などを行う。
コマンドフォーム時、ジェットバックルがドライバーの右側に装填されている際はジェットモードとなる。
コマンドキャノンバックル
銀色にライトブルーが差し色となるツインバックル。
最初はレイジングソードに装備されており、そのままでは使用する事が出来ず、レイジングソードから取り外す事も出来ない。レイジングソードで敵を倒し続けてエネルギーの充填を行い、「フルチャージ」状態になる事で初めて使用が可能となる。
ソードから外してドライバー反対側に「ツインセット」し、操作レバー「キャノンスラストレバー」を内側へと倒すことで、レイジングフォームから真の姿・コマンドフォームへ強化変身する。
ジェットレイザーにあたるボタンを押す事で目標を「ロックオン」、キャノンスラストレバーの再操作で必殺技を放つ。
コマンドフォーム時、キャノンバックルがドライバーの右側に装填されている際はキャノンモードとなる。
玩具
後述のキャンペーン対象商品として発表、12/3発売。
レイジングソードとのセットで、キャノンバックル側に電池及び音声がついている。
レイジングソードでフルチャージすると変身するかボタンを押すまで待機音が続く(タクティカルレイジングを発動しても鳴る)劇中遵守の仕様がある。
余談
トイザらスの公式に突如ページが出現し、その後バンダイのタイクーンコアID配布キャンペーンの対象商品として突然発表された。音声バレを避けるためか、公式動画が公開されるまでは音声関連は記載されていなかった。
公式動画
- コマンドキャノンバックルがエネルギー未充填の状態ではレイジングソードから取り外すことができないことから、ファンの間では「不破さんならそんなの関係なしに無理やり取り外しそう」といった声が相次いでいる。
関連タグ
マイティブラザーズXXガシャット: 同じ脚家による仮面ライダー作品に登場する1段階目の中間フォームへ変身するためのアイテム。(自称)ゲームマスターにとって想定外なアイテムであり、オレンジと青に近い配色が用いられている、強化も実質2段階ある等共通点が多い。
バリッドレックスバイスタンプ←コマンドツインバックル→エクスガッチャリバー
2号ライダー中間フォーム変身アイテム
ホーリーウイングバイスタンプ←コマンドツインバックル