概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダーの1人である、仮面ライダータイクーンのライダーコアID。
他のIDコアの例に漏れず、触れた人間のデザイアグランプリに関する記憶を呼び戻す機能があり、第1話終盤では景和の、第8話ではその姉沙羅の記憶が取り戻された。
同話では景和の脱落に伴ってコアIDも消失したが、第12話ではゲームマスターの計らいにより第1話と同様、ビックリミッションボックス001に入れられた状態で再登場した。
玩具
仮面ライダータイクーンは初期から登場し、かつ明確に本作の2号ライダーと明言されているにもかかわらず、放送開始時に発売されていたコアIDはギーツとバッファのものだけだった。
当初はギーツとバッファ以外のライダーが基本フォームを持っていないという本作特有の状況が理由だと予想されていたが…。
2022年9月30日の情報解禁にてタイクーンの基本フォーム「ニンジャフォーム」の関連商品である「DXニンジャレイズバックル」および「DXニンジャデュアラー」にはタイクーンコアIDが付属しないことが判明。
更にこれより後に発売された「DXモンスターレイズバックル」、「DXビートレイズバックル」にはそれぞれに対応するパンクジャック、ナーゴのコアIDが付属することが相次いで判明。
1、3、4号はもちろんゲストのパンクジャックまでなりきりアイテムが順調に発売される中2号ライダーのみが商品化されない事態にネットは大いに困惑、第8話でタイクーンがヒーローらしい大活躍を見せたこともこれに拍車をかけ、「IDコア」が何度もTwitterでトレンド入りすることに。
そして2022年11月21日、一時退場していたタイクーンが復活した日に合わせ、タイクーンのコアIDが対象商品を購入するともらえる、その名も「仮面ライダータイクーンコアIDキャンペーン」が12月3日より開始すると発表された。
本編に登場した変身アイテムにこのような措置が取られたことは以前にもあったが、いずれも派生フォームや4号以降のサブライダー、もしくは番外戦士の変身アイテムに相当するものであり、2号ライダーのなりきり商品でキャンペーンが実施されるのは前代未聞である。
また、かなり生産されているらしく、一部の店舗ではキャンペーン開始から数か月がたっても入手可能である。(編集者は家電量販店で働いているが、あと6個ほどタイクーンコアIDが残っている。※2023年3月26日編集)
2023年2月28日にキャストのセリフが収録された「DX仮面ライダーサウンドコアIDセット」の予約が開始された。うち「セット01」はギーツとタイクーンのコアIDがセットになっており、これにより仕様は異なるもののキャンペーン品を入手できなかったファンへの救済措置となった。
中国バンダイだとデザイアドライバーとブジンソードバックルのセットで販売されている。
余談
本体カラーはグリーンとなっているが、グリーンバックを使用しての撮影時は抜け防止の為に青色のコアIDを使用している。その後編集でグリーンに塗り替えていると思われる。