キードラゴンフォーム
きーどらごんふぉーむ
『ドラゴン! ロック!ベストマッチ!』
『Are you ready?』
『封印のファンタジスタ!キードラゴン!イエーイ!』
仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。第10話で初登場。
ビルドドライバーにドラゴンとロックのフルボトルを装填することで変身する。
ドラゴンフルボトルの強さを示すフォームであり、他のベストマッチフォームよりも非常にパワーが強すぎるため、ベストマッチのロックフルボトルによる制御によりパワーを抑えている状態になっているが、それでも上手く制御しきれていないため、戦兎のハザードレベルが上昇するまでは長時間の使用には耐えられなかった。また、その強さゆえにドラゴンフルボトルを用いたトライアルフォームは本編中に登場していない(ガンバライジングでは登場している)。
その後、ドラゴンフルボトルを使う仮面ライダークローズが登場してからはこのフォームは登場していない。ハザードレベルが上昇し耐えられるようになった際にはキードラゴンハザードフォームで使用している。
このフォームでもドラゴンフルボトルのパワーは強力であり、それまで互角だったナイトローグを圧倒するほどの力を見せた。
身長 | 198.0cm |
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体重 | 108.0kg |
パンチ力 | 19.7t(右腕) / 16.9t(左腕) |
キック力 | 17.6t(右脚) / 24.1t(左脚) |
ジャンプ力 | 47.4m(ひと跳び) |
走力 | 5.1秒(100m) |
ドラゴン
イメージカラーは紺。
複眼はドラゴンの横顔を模しており、角がアンテナ風になっている。
胸部装甲「ブレイズチェストアーマー」の機能でドラゴンフルボトルの成分を蒼い炎に変換し、蒼炎を纏った部分は「ブレイズアップモード」に移行し攻撃力が上昇する。
また「BLDインファイトショルダー・グローブ」等の機能により格闘戦で真価を発揮する。複眼にある「ドラゴンフェイスモジュール」の効果により、感情が昂ぶると全身の装甲が融解寸前まで加熱し、必殺技の威力を底上げする。
また、腕の白い刃は「ファングオブレイド」と呼ばれ、敵を切断する為に使われる。
攻撃一辺倒という訳では無く、頭に内蔵された機能により、反応速度が上がっており、最適なディフェンス動作を織り交ぜた高い命中率と回避率を誇る戦法をバックアップしている。
ロック(キー)
イメージカラーは金。
複眼は南京錠を模しており、掛け金がアンテナ風になっている。
左腕は鍵を模した「バインドマスターキー」になっており、鎖で繋がった肩部「BLDセキュリティショルダー」で生成した鎖と錠前を射出する。胸の「シャッターチェストアーマー」は二重の防護シャッターが付いており、致命的な損傷は2回までなら耐えて貴重品を防護する他、腕の「BLDセキュリティグローブ」の機能で変身者の鍵の開け閉めを記録、閉め忘れを防止してくれる。その上敵の武器の安全装置を強制的に作動させる事までできる。
頭部の「ロックフェイスモジュール」はハーフボディの暴走や全身各部の異常が起こった際にその原因機能を抑制する安全装置であり、これでドラゴンの力を制御している。また、ロックとロックオンを掛けたシャレで「ライトアイロック」の機能で敵を捕捉できる。足には敵の特殊能力を無効化する接触式の妨害装置が存在する。仮面ライダーグリスがロックフルボトルで発動し、ラビットタンクハザードフォームを封じた能力はこれだと思われる。
- ボルテックフィニッシュ
相手を鎖で拘束し右手から強力な火炎弾を放つ。
ガンバライジングではバインドマスターキーの能力で発生させた鍵穴状の異次元ゲートに放り込んだ敵を上空に転移させ、落下してきた敵をカウンターキックで仕留める技となっている。
食玩のアクションフィギュアシリーズ『創動』では、ビルド3弾でキードラゴンフォームを再現できるのだが、それとは別に仮面ライダークローズを再現する為にも(キードラゴンでも使用する)ドラゴンハーフボディが必要となるので揃えて飾りたければ二個買い必須。
ドラゴンは北欧辺りの伝承では財宝を守る存在とされており、ここに貴重品を守る仕掛けである鍵との共通点が見出せる。
変身音のイントロは恐らく童謡の「パフ」の歌い出しの部分が元ネタだと思われる。
仮面ライダービルド ビルド(仮面ライダー) ベストマッチフォーム キードラゴンハザードフォーム
仮面ライダークローズ:同じくドラゴンフルボトルを使用して変身する。こちらは完全にドラゴンフルボトルの力を制御し、使いこなしている。
アイアンガッチャード:同じく手札を殆ど失った状態で誕生した危険形態繋がり。こちらは逆に1つの力では危険性が高いが、2つの力で解消される点がある。