『ベストマッチ!』
『Are You Ready?』
概要
仮面ライダービルドの変身形態のうち、ベストマッチと呼ばれるフルボトルの組み合わせで変身した形態の名称。相性の良い組み合わせであるため、純粋な戦闘力ではトライアルフォームに勝る(当然ベストマッチの組み合わせが分からなければ変身できない上、能力の組み合わせによる臨機応変な対応が可能なためトライアルフォームが下位互換という訳ではない)。
変身時にはスナップライドホルダー(ハーフボディが形成されるフレーム)が出現する(一部例外あり)。
一部の名前は省略されたり英名になったり、フルボトル名と異なったりする。
なお、全部という訳では無いが、ベストマッチの組み合わせとなるモチーフには何らかの共通点や対照的な面がある事も。
また、ウェブサイトなどで詳細な能力を確認すると分かるが、モチーフによっては便利は便利だが戦闘以外の場面の方が活躍できそうな機能が盛り込まれていることも(主にこれとかこれとか)。
一覧
本編登場
「鋼のムーンサルト」。
ビルドの基本形態。
「輝きのデストロイヤー」。
葛城巧が主に使用していた形態でもある。
「天空の暴れん坊」。
ホークガトリンガーを武器に戦う。
「忍びのエンターテイナー」。
4コマ忍法刀を武器に戦う。
葛城忍が主に使用していた形態でもある。
「ぶっ飛びモノトーン」。
「レスキュー剣山」。
「たてがみサイクロン」。
「封印のファンタジスタ」。
「定刻の反逆者」。
カイゾクハッシャーを武器に戦う。
「稲妻テクニシャン」。
「不死身の兵器」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
「つながる一匹狼」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
「情熱の扇風機」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
「未確認ジャングルハンター」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
「天駆けるビッグウェーブ」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
「嵐を呼ぶ巨塔」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』にも登場。
番外編登場
「ハチミツハイビジョン」。
てれびくん超バトルDVD第1弾『誕生!クマテレビVS仮面ライダーグリス』に登場。
「独走ハンター」。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』完結編に登場。
『ガンバライジング』限定フォーム
個別のカードおよび「フルボトルスキャン」によるフォームチェンジで登場。
バースト面の説明は、フォームの能力を知る貴重な資料としての側面も持つ。
メリークリスマスフォーム | ドッグマイクフォーム | ビートルカメラフォーム |
---|---|---|
「聖なる使者」。 | 「癒しの大爆音」。 | 「密林のスクープキング」。 |
タートルウォッチフォーム | ユニレイサーフォーム | シカミッドフォーム |
「時をかける甲冑」。※ | 「一角消去」。 | 「王家の守り神」。 |
ペンギンスケーターフォーム | マグゴーストフォーム | |
「氷のすべり芸」。 | 「彷徨える超引力」。 |
※本編でも一瞬変身シーンが流れたが、姿は映らなかった。
玩具発売のみのフォーム
ビジュアルは玩具パッケージにのみの登場で、「フルボトルスキャン」にも非対応。
全体像は『公式完全読本』などに収録されたデザイン画でのみ確認できる。
スパイダークーラーフォーム | ハチマリンフォーム |
---|---|
「冷却のトラップマスター」。 | 「深海の仕事人」。 |
サイドライヤーフォーム | バットエンジンフォーム |
「超熱大陸」。 | 「暗黒の起動王」。 |
必殺技
Ready Go! ボルテックフィニッシュ!イェーイ!
ベストマッチフォームの必殺技。
正式名は「ボルテックフィニッシュ!」。
技の内容はフォームにより様々である。
余談
スパイダークーラーからバットエンジンのベストマッチはデザイン画が存在するにもかかわらず、ガンバライジングのフルボトルスキャンでのフォームチェンジに何故か非対応となっている。これを受けて全てのフォームが葛城巧仕様のガンバライジングカード化される事は終ぞ無かった。(ガンバライジングカードのバースト面の説明はそのフォームの能力を知る貴重な資料としての側面を持つ。)
次回作のアーマータイムも一部のライドウォッチはスキャン効果が現れるだけでフォームチェンジしない展開が続いている。(ジオウに関してはデザインが起こされているものは創動で立体化されていたり、ディケイドアーマーのファイナルフォームタイムなどでフォローされているが。)
関連タグ
本編登場のアイテムの組み合わせで実現できる未登場ベストマッチ。
本編未登場の玩具のみ発売された組み合わせで実現できる未登場ベストマッチ。
本編未登場ベストマッチ。アイテムも未登場、玩具でも発売されていない。
仮面ライダーW:非常に似た能力を持っている先輩ライダー。基本となる三形態(サイクロンジョーカー、ヒートメタル、ルナトリガー)は能力や出力のバランスが最も良い組み合わせという設定があり、その他の六形態が完全な下位互換ではない辺りも近いものがある。
ガッチャンコケミー∶アイテムを2つ使って変身する後輩の相性のいい組み合わせ達。ただしこちらはトライアルフォームに当たる形態が存在しない。
オリジナルベストマッチ・・・二次創作タグ。
ベストマッチの真実(ネタバレ注意)
第41話でベストマッチの意味が明かされた。
惣一の記憶から60本のボトルを生み出すため、惣一に憑依したエボルトは惣一の精神に好きなものを30個挙げさせ、彼は娘の美空が好きだったウサギやパンダ、ハリネズミ等を挙げていった。
そしてエボルトは次にその命を奪うものを挙げさせる。惣一は最初、戦車やガトリング等の兵器を挙げたが、徐々にマンガや消しゴムなどドンドン意味の分からないもの(おそらくそれらも美空が好きだったもの)を挙げていったという。これについて戦兎は「大切な思い出を守りたかったんだろう」と推測している。
ほとんど意味不明な組み合わせだったベストマッチだが、逆にその意味不明さにこそ「惣一から美空への愛」という意味があったのだ。
なお惣一はあくまで60個のエレメントを選出しただけでありベストマッチとなる組み合わせを考えたのか否かについては不明なため、誤解しないように注意が必要。「エレメントを選んだ」ことと「ベストマッチの組み合わせ」は別の事項の可能性があり、美空の思い出を守りたかった惣一の抵抗もあったため必ずしも「有機物とそれを殺せる無機物」の組み合わせになっているわけではないということは覚えておきたい(そのため、「ベストマッチの真実」ではなく「フルボトルの成分の真実」などの方が正しいのでは?という意見もある)。
「サンタとケーキ」とかどうしろって言うんだ。