トラユーフォーフォーム
とらゆーふぉーふぉーむ
『トラ! UFO! ベストマッチ!』
『Are you ready?』
『未確認ジャングルハンター! トラユーフォー! イエーイ!』
『仮面ライダービルド』に登場する、仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。
トラとUFOのフルボトルをビルドドライバーに装填して変身する。
トラの俊敏さと、UFOを作り出してその上に乗ることで行う変幻自在な動きを組み合わせて相手を翻弄する。
ネットムービー『ハザードレベルを上げる7つのベストマッチ』に登場する形態で、本編でも第22話で登場。グリスとの代表戦で使用された。
葛城巧の手記曰く、「模擬戦闘中、研究所の上空に無数の発行体を目撃したとの報告が入る。トラユーフォーの怪電波は何かを呼び寄せるようだ…。」
トラ
イメージカラーは黄。
複眼はトラを模しており、たてがみがアンテナ風になっている。複眼に搭載された威嚇装置から放つ鋭い眼光で敵の動きを足止めし、相手の真意まで見抜ける。格闘戦に特化できるように反応速度と嗅覚が上げる機能があるが、マタタビには弱い。またかよ。
トラのような優れた格闘能力を手にすることができる。パンチやキックのみならず、固め技も得意。
肩に付いた虎の頭を模したBLDタイガーヘッドショルダーは取り外して腕に装着する事も可能で、戦闘の際は倒した敵の数だけ牙が伸びる。また指には鋭利な爪が生えており、これで敵を切り裂く。
装甲は硬い毛皮に似た防護布で覆われており、虎の尻尾部分は弱点なのか攻撃した相手を肩のユニットで噛み砕いてしまう。
主にこのボディの真価が発揮されるのは密林の中で相手に気づかれる事なく近づいてトドメをさす事ができる。なお、脚の内部には爪や肉球が隠されているとのこと。
UFO
イメージカラーはピンク。
複眼はUFOを模しており、そのままアンテナ風になっている。オーバーテクノロジーで偶に形が変形するが大して気にする事ではないらしい。良いのかそれで。なお、ユーフォーの縁に当たる部分からは信号音が発生して怪奇現象を起こすらしい。また、目には見えない物を可視化できるようだ。
ピンチの際には胸のアンノウンチェストアーマーを破って小型のユニットが支援してくれたり、火星人の足やユーフォーから射出された怪光線を思わせる形状のアブダクションビーマーの働きで敵を縮めて肩部のBLDポータルシップショルダーに組み込まれた異空間ゲートに放り込んでしまうなどオーバーテクノロジーの塊であり、腕には溶解液が出るニードルが仕込まれているのだから恐ろしい事この上ない。
また、UFOを呼び出して宇宙人と意思の疎通を測ったりできるかと思えばUFOのコントロール権を掌握するなど下手すりゃ宇宙戦争にも勝利しかねない恐ろしい能力も秘めている。
本当にこれが地球のエレメントから作られたのか怪しいところである。
モチーフに共通する点は「牛などの動物を襲う物」。虎は野生化では巨大な牛を狩る姿が目撃されており、UFOはキャトルミューティレーションのテンプレとして牛が狙われる事が多い。
また、ベストマッチ時の音声はオカルト系や探検系のバラエティを思わせる静かな早口になっている。