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ゴリラモンドフォーム

ごりらもんどふぉーむ

ゴリラモンドフォームとは、『仮面ライダービルド』に登場するフォームの一つ。 ゴリラフルボトルとダイヤモンドフルボトルで変身する。
目次 [非表示]

ゴリラ! ダイヤモンド! ベストマッチ!

Are you ready?


戦兎「ビルドアップ!」


輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イェイ…!


概要

ゴリラダイヤモンドフルボトルビルドドライバーに装填することで変身する、仮面ライダービルドベストマッチフォームの一つ。


エグゼイド』にも先行登場しており、本編初登場は第2話。


ゴリラのパワーとダイヤモンドの防御力を兼ね備えたベストマッチフォーム。


スペック

身長189.0cm
体重112.0kg
パンチ力25.9t(右腕)/15.8t(左腕)
キック力17.3t(右足)/16.5t(左足)
ジャンプ力ひと跳び32.5m
走力100mを8.4秒

容姿

ゴリラハーフボディ

イメージカラーは茶色。

複眼はゴリラの頭部を模しており、左腕がアンテナ風になっている。

巨大な右腕「サドンデストロイヤー」はパンチの威力を2倍に引き上げる炸裂パワーユニットが内蔵されており、低確率で敵を即死させる効果を持つ。

脚部筋力と関節も強化され、必殺パンチを放つための強靭な足腰を作り上げる。

拳が非常に大型だが、器用にドライバーのハンドルを回す。


ダイヤモンドハーフボディ

イメージカラーは水色。

複眼はダイヤモンドを模しており、反射した光のエフェクトがアンテナ風になっている。

複眼を発光させて敵の目を眩ませたり、幻影を作り出す能力を持っている。

装甲はダイヤモンドのように硬く、物理攻撃を受けても傷つくことはない。

雑魚敵や優位の物体を触れるだけでダイヤモンドに変換する能力を持ち、肩のダイヤモンドから展開した光の防壁で敵のエネルギー攻撃を反射することも可能。


ベストマッチ考察

「パンチ特化」「防御特化」の組み合わせにより、近接戦闘に特化したベストマッチとなっている。

低確率とはいえ即死効果も持っており、室内など狭いエリアでの戦闘では殺意の塊とも言える強さを発揮できるだろう。


欠点としては機動力が低く、高機動で飛び道具を使う敵などには防戦一方になってしまうことだろうか。


必殺技

  • ボルテックフィニッシュ

周囲の物体を変化させた大量のダイヤモンドで相手を拘束し、ライダーパンチを叩きこみ粉砕する。

砕いたダイヤモンドを石つぶてのように飛ばして攻撃するパターンもある。


ガンバライジングでは敵を巨大なダイヤモンドに閉じ込めて落下した相手をサドンデストロイヤーで粉砕するという技になっている。


ダイヤモンドはとても硬いことで有名だが瞬間的に力を加えられることには弱く、瞬間的に強力な力を叩き込む必殺技は理にかなっていると言える。


先行登場

仮面ライダーゲンムレベル0との戦闘の中でビルドアップするが、右腕の一撃でゲームオーバーにしてしまった。

「えっ…もしかして死んじゃった…?」との発言から、即死効果はこの時に初めて知った模様。

残りライフ3でコンティニューした檀黎斗神が目当ての「エグゼイド」でなく「ゲンム」である事を知ると、「ごめーん!間違えちゃった!」と適当に謝って立ち去って行った。


 バグスターと戦うエグゼイドレベルXX達の前に現れたビルドがビルドアップ。

エグゼイドレベルXX Rから変身した仮面ライダーパラドクスレベル99と対決し、必殺技で変身解除に追い込んだ。


余談

これらの共通点は「強靭さと脆さを併せ持つ」ことだろうか。

ゴリラは怪力を誇る割にはちょっとしたことで脱毛症を発症する程ストレスに弱いデリケートな生き物であり、ダイヤモンドはその硬度ゆえ傷こそ滅多な事では発生しないが、それが仇となりハンマー等で叩くと容易く割れてしまう(ダイヤモンドカットはこの性質を最大限に利用して行われる)、その性質を「硬くて脆い」と表現される物質である。

これらの強靭さはダイヤモンドの別名「金剛石」、ゴリラの「剛力」と「力が強いこと」を表す”剛”の字でも表現される。


パラドクスを圧倒したりゲンムのライフを削ったりと結構な強さを誇るベストマッチなのだが、本編では最初の第2~4話の3回しか登場しておらず、年末の大量フォームチェンジ回にも呼ばれていない。


変身者である戦兎は「敵も味方も死なせない」という信念を持っていたため、即死能力を持つゴリラモンドを使いたくなかったのかもしれない。北都との戦争時も戦兎はゴリラ・ダイヤモンドのフルボトルを手元には置かず、別の場所で保管することを選んでいる

第19話ではゴリラ、掃除機が猿渡一海に奪われている。後に第21話でダイヤモンド、ライオンが既に奪われていることが判明している。


一方でOP映像では一瞬だけとは言え長い事登場し続けており、ボトル単体で能力を発動する場面は終盤までそれなりにあった。


ビルド発表当時、児童誌などで「ビルドは様々なボトルで予想外なモノを組み合わせる戦士」と表現されており、実際ウサギと戦車忍者と漫画等は確かに意外な組み合わせとも言えるモノだが、ゴリラとダイヤモンドという攻防併せ持つ素人目に見ても最強な組み合わせが存在することが度々ネタにされることもあった(上記の通りゴリラもダイヤモンドも特徴と相反する脆さを併せ持っているのだがイメージが先行していたためスルーされていた)。


関連タグ

仮面ライダービルド ビルド(仮面ライダー) ベストマッチフォーム

先行登場フォーム


サゴーゾコンボ:同じくゴリラのモチーフが含まれている複合フォーム。

パンチングコング:ゴリラのみをモチーフとするフォーム。

仮面ライダーウィザード:宝石繋がり。魔法使いとダイヤモンドの組み合わせでウィザードフォームに変身する。

コングゲノム:ゴリラフォーム。


玩具先行発売

シャカリキスポーツガシャットゴリラフルボトル/ダイヤモンドフルボトルビルドライドウォッチ


外部リンク

ゴリラモンドフォーム 仮面ライダー図鑑




















以下、平成ジェネレーションズFINALを含む一部ネタバレのため閲覧注意
















ゴリラフルボトルの謎(ネタバレ注意)

「平成ジェネレーションズFINAL」にて、「エグゼイド」のストーリーに先行登場したビルドは悪魔の科学者こと葛城巧であることが判明した。

だが、「本編内で初めてゴリラフルボトルを入手したにもかかわらず、本編の数年前に葛城がゴリラモンドフォームに変身していた」という矛盾が生まれてしまった。

更に細かいことを言うと、「エグゼイド」でのビルドは桐生戦兎(もとい演者の犬飼氏)の声であり、戦兎が改造したと明言されている「ベストマッチ!」の音声も矛盾してしまっている。


スタッフによると、上記の先行登場はすべて「平成ジェネレーションズFINAL」冒頭で戦兎の見ていた夢であり、戦兎視点で補正がかかっていたらしい。

演出面はともかく、葛城巧がなぜゴリラモンドフォームに変身できたのか、長らく謎のままであったが……


真相

本編の第34話にてついに真相が判明した。

葛城はファウストから脱退しようとしたのではなく、ブラッドスタークことエボルトを倒すために彼と対峙しており、ゴリラモンドに変身しようとした。だがスタークがドライバーを試作品とすり替えており、試作品の不具合でゴリラフルボトルの成分が消失していたのだった。


これにより、「何故葛城はゴリラモンドフォームを使用できていたのか」という問いに対しては「葛城と戦兎の使っていたゴリラフルボトルは別物だった(葛城の持っていた初代ゴリラボトル・第1話で成分を入手した2代目ゴリラボトル)」という解答が示されたこととなった。


葛城はエボルトを倒そうとしていたため、即死効果を持つゴリラモンドに変身しようとしていたのはごく自然であると言える。

当時は既にハザードトリガーも完成していたはずだが、自身が暴走したら自分が世界の脅威になりかねないため、ゴリラモンドの即死効果に賭けるしかなかったとも推測できる。


物語の中では、目的のためなら非情にも徹す「葛城巧のビルド」を象徴するフォームとなっている。

※意識しているのかは不明だが、仮面ライダー図鑑では基本フォーム変身アイテムが置かれる配置で、戦兎がラビットとタンク、忍が忍者とコミックフルボトルなのに対して巧はゴリラとダイヤモンドフルボトルが配置されている。

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