テッテレテッテッテー♪
「フハハハハハハハ!」
概要
「仮面ライダーエグゼイド」第31話にて、檀黎斗改め新檀黎斗が変身する仮面ライダーゲンムレベル0とパラドが変身する仮面ライダーパラドクスレベル99が対峙。
ゲンムはレベル0の力でパラドクスのバグスターウイルスを抑制しレベルダウンを図るが、反撃に遭いあっさりゲームオーバーに。
前話で奇跡の復活劇を遂げた割には酷くあっけなく消滅してしまう……
パラド「あっけない最期だったな・・・」
しかし突如パラドの背後から高笑いが。
そこには・・・
\テッテレテッテッテー/
新黎斗「フハハハハハハハ!」
満面の笑みを浮かべつつ、土管より復活する新黎斗の姿があった。腕組みをしながら、ゆっくりと生えてくるように。
新黎斗「このガシャットは私が一番最初に開発したアルファ版でね…コンティニュー機能が搭載されている。
ちなみに私のライフは1つ減って、残り98個だ!」
パラド「ハァ・・・しらけるぜ」
予告の時点で一度死亡しても復活が可能という事が示唆されていたので、復活できること自体はそれなりに想定されていたが、その復活方法があまりにも斜め上をいくものであった為、多くの視聴者の腹筋を見事に崩壊させた。
詳細
これはプロトマイティアクションXガシャットオリジンに搭載された「コンティニュー機能」によるもの。
99回の回数制限こそあるが、ライフがある限りいくら倒されても土管から復活することができる。
新黎斗がプロトマイティアクションXガシャットオリジンのバグスターとして復活したこともあり、変身後の能力というよりは新黎斗自身の特性というべき能力である。
土管の位置は自由に操作が可能のようで、空中に土管を出したり変身を維持したままコンティニューして戦闘を続行するなど、融通が利く模様。
さらに最終回では相手の不意を突く「時間差コンティニュー」を披露した。
永夢「今だ!」
貴利矢「おい神!」
黎斗神「ヴェハハハハ!時間差コンティニューだぁ!」
変身者の特性ゆえに変身前の死亡でもコンティニューが可能で、ハイパームテキガシャットの再開発時には過労死からコンティニューにより体調を回復した(その数なんと12回)。
だが、クロノスとの戦闘で20回以上コンティニューを繰り返した際には流石に本人へのダメージが累積したのか、フラフラになっていた。
新黎斗として復活してからは専らゾンビアクションゲーマー レベルX-0に変身することがほとんどだった為、ゾンビが死んで復活するという非常に矛盾した光景を何度も見ることができた。
リプログラミングの影響でデンジャラスゾンビの不死性こそ失われているが、別の形で不死(回数制限あり)となったわけである。
プロトガシャットの副作用に耐える→デンジャラスゾンビの不死性→バグスターとして復活し残機99と、どこまでいっても不滅。
その後の作品から見るに、人間としての最期の言葉に何の嘘もない。恐ろしい限りである。
死亡内容内訳(劇場版のネタバレ含む)
話数 | 相手 | 残りライフ | 備考 |
---|---|---|---|
EP31 | パラドクス | 99→97 | 復活して初のゲームオーバー |
EP32 | パラドクス | 97→96 | 変身したままコンティニューした |
EP33 | クロノス | 96→95 | クロノス攻略のためにあえてゲームオーバーに |
EP35 | レーザーターボ | 95→94 | 土管から勢いよく飛び出した |
EP38 | クロノス | 94→70 | 時間稼ぎのために何度もクロノスに挑んだ |
EP40 | クロノス | 70→69 | 空中に土管を出現させた |
EP40 | (リセット) | 69→94 | リセットにより時間が巻き戻る |
EP41 | (過労死×12) | 94→82 | リセット対策も兼ねたハイパームテキガシャット再開発、そして立ち上がった際におそらくエコノミークラス症候群(急性肺血栓塞栓症)を発症 |
EP42 | ゲムデウスウイルス&レーザーターボ | 82→4 | ゲムデウスウイルスの抗体を獲得するべく感染しながらデスマッチを繰り返す |
EP44 | ビルド | 4→3 | エグゼイドと勘違いされ戦闘に※ |
最終話 | クロノス | 3→2 | クロノスの隙を突くため時間差コンティニュー |
トゥルー・エンディング | 忍者プレイヤー | 2→1 |
※それまで特段ダメージを受けていなかったのに突然ゲームオーバーになっており、ビルドが変身していたゴリラモンドフォームが持つ「低確率で敵を即死させる」能力が発動したという説もある。
立体化
プレミアムバンダイにて装動に対応したコンティニュー土管の販売が決定。
土管から飛び出すシーンを再現するために、市販の「装動」の台座が支柱として取り付け可能となっているほか、クリアの台座と支柱パーツも付属する。
2018年5月にはS.H.Figuartsの「檀黎斗神~神の喜と怒~(灰色のジャケット)」と「新檀黎斗~新たな哀と楽~(黒色のジャケット)」の予約が開始された(2018年11月配送予定)。
このうち神の方には土管が付属しており、「神の復活台座」と呼称されている。
余談
だが、土管から復活するという演出は本家ではないのだが、DSソフト『Newスーパーマリオブラザーズ』の対戦モードではミス時の復活演出がこれその物である。
第35話では遂にマリオのように土管からジャンプして飛び出してきた。
更に更にファイナルステージではコンティニューではないものの、緑色の土管から登場する演出も見られた。
ついには演者の写真集でもネタにされる始末。
檀黎斗を演じた岩永徹也氏いわくこの土管は「ドラム缶を使って撮影し、後から(土管の)CGでドラム缶を消していた」とのこと。
また、土管が出現するSE(BGM)は、実は仮面ライダーフォーゼ11話において同じメロディラインのものが使われていた。
関連タグ
仮面ライダーゲンム アクションゲーマーレベル0(プロトオリジン)
Vシネマのネタバレ注意!
『ゲームオーバー』
レーザーLevel0との殴り合いの末、ライフが全て尽き、消滅。