ガメル「俺の、コアメダルがぁ…!」
「しかも、三枚…!!」
アンク「上出来…いや、それ以上だ…!」
「アンク、これってメダルの“コンボ”…」
アンク「おい、待て!“コンボ”はヤバい!」
「…でも、ここはやるしかない!!」
♪サゴーゾ!サゴーゾォッ!
パーソナルデータ
イメージカラー | 灰色 |
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テーマソング | Sun goes up |
コアメダル | サイ・ゴリラ・ゾウ |
頭部 | サイヘッド。複眼の色は赤。刺突武器にして重力コントロール装置でもある大きなツノを持つ。ただし、視力は他のヘッドに比べて低い。ゾウレッグと組み合わせて地底の敵を感知する。 |
腕部 | ゴリラアーム。ガントレット状の武器・ゴリバゴーンを発射可能。その怪力は常人の20倍で1tの握力を誇る。サイヘッドと連動して重力場に干渉する。防御力も非常に高い。 |
脚部 | ゾウレッグ。地面を踏み込み振動を起こす。地面に伝わる振動をキャッチし、聴覚認知範囲の拡大も行う。 |
コンボ特性 | 重力操作 |
概要
仮面ライダーオーズの数あるフォームの一つ。
太い角による頭突き、凄まじい腕力によるパンチ、超重量のストンプ攻撃など、パワーファイトに特化した「重量系コンボ」。
防御力はタトバをはるかに上回り、後日談の『小説仮面ライダーオーズ』ではロケット砲を撃ち込まれても微動だにしなかった。
ドラミングする事で重力を操作する能力を持ち、周囲の無重力化や敵への重力増加などが可能。飛び回ったりするような素早い敵の機動力を奪ったり、トラクローやカマキリソードではダメージを与えられない程堅固な装甲を持つ敵に対し有効なコンボで、素早さが目立つガタキリバ・ラトラーターとは正反対のバトルスタイル。
ガメルのキャラもあいまって仮面ライダーキバドッガフォームを髣髴とさせる。先代オーズこと800年前の王はこの力で巨大な地割れを起こし、大軍団を殲滅した。
スペック
身長 | 205cm |
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体重 | 110kg |
パンチ力 | 8t |
キック力 | 10.5t |
ジャンプ力 | ひと跳び55m |
走力 | 100mを6.5秒 |
技
- サゴーゾインパクト
下記の「ズオーストンプ」によって白いリング型の重力波を3連射し、敵を捕捉。その敵を地面に半分埋め込んだまま自らの間合いへ引き寄せ、サイヘッドの頭突きとゴリラアームの両拳による一斉攻撃で粉砕する。
『ガンバライジング』では、最初がズオーストンプではなく地面へのパンチに変更された。
- サゴーゾ・クエイク・スリー
『ガンバライド』オリジナル技。足踏みによる無重力化で相手を浮かせ、その足を掴み地面へ叩きつける。再び無重力化で相手を浮かせて鯖折りに繋げ、そのままサイヘッドによるヘッドバットを決める。
- ズオーストンプ
ゾウレッグの技。
両足を揃えたまま空中から落下して踏みつける。
サゴーゾコンボ時には重力波を放つ効果が追加され、上記「サゴーゾインパクト」の初撃にもなる。
- バゴーンプレッシャー
ゴリラアームの技。
ゴリバゴーンを発射しぶつける遠隔攻撃。言ってしまえばロケットパンチ。発射してもすぐに次弾が装てんされる。
活躍
- 第12話で登場。アゲハヤミーの空中攻撃、ウヴァとガメルの猛攻になす術無くやられていたが、ガメルに捨て身の攻撃を行い、運良くサイ・ゴリラ・ゾウのコアメダルを奪い取った。その後アンクの警告を無視し変身、重力さえ狂わせるパワーで1対3という圧倒的不利な状況をいとも容易く覆し、サゴーゾインパクトでアゲハヤミーを倒した。
- 第13話で素早い動きのシャムネコヤミーを追い詰めるが、ヤミーが宿主に逃げ込んだため、倒すには至らなかった。
- 第15話ではカザリ、ガメル、リクガメヤミーと戦った。しかし苦戦を強いられ、オーズがラトラゾへチェンジしたことで出番を終える。なお、この戦いでオーズはサイ・ゴリラ・ゾウのコアメダルを奪われたため、長期に渡りサゴーゾコンボの出番が鳴りを潜める。
- 第33話でプトティラコンボへの変身をアンクが阻止するため変身させフクロウヤミーと戦闘。重力操作で圧倒するが、ヤミーが後藤慎太郎を盾にしたため、結局逃亡を許してしまった。
- 第35話でウヴァと戦う時にサジャゾから変身したが、この時はプトティラコンボのメダガブリューを使用し、サゴーゾ対策にウヴァが出した屑ヤミーを一掃した。
- 第38話ではカザリ、ガメル、メズールと戦った。
- 『MOVIE大戦CORE』では、「ノブナガの欲望」にも登場し、サゴーゾインパクトで鎧武者怪人を撃破した。
- 『MOVIE大戦MEGAMAX』では暴走した湊ミハルや大量の戦闘員を相手に変身した。
- 最終回後の小説版で、戦争を止めるためにオーズが変身。ロケットランチャーを取り上げて怪力でひん曲げた。
変身回数は多いが、ヤミーに逃げられたりグリード相手に多勢に無勢だったりと不遇なシーンが多い。
TV本編で倒した名有りヤミーはアゲハヤミーだけである。さらにTV本編において火野映司がタトバコンボ以外で初めて生身から直接変身したコンボである。
余談
シャウタコンボ同様、東日本大震災による描写の自粛の影響で不遇な扱いになっていると思われる。震災後は地震的なエフェクトが使われないようになった。
関連イラスト
※これはS.I.C.のサゴーゾコンボ。
関連動画
関連タグ
仮面ライダーガイ:脚本家が同じ作品の犀がモチーフのライダー。カラーリングが銀、手に装着する武器を使用する、必殺技がパンチ技である点も共通。
ゴリラモンドフォーム、パンチングコング、コングゲノム、バーニングゴリラ:同じくゴリラのモチーフを含む形態。ゴリラモンドは複合フォームの一つであり、パンチングコングは必殺技の際に腕を飛ばす。
ブレイキングマンモス、マンモスゲノム、フェアリーマンモス:ゾウ……ではなくマンモスをモチーフとする令和ライダーのフォーム。