プレス!
オーソライズ!
「変身!」
プログライズ!
Giant Waking!ブレイキングマンモス!
"Larger than life to crush like a machine."
概要
飛電或人が飛電ゼロワンドライバーとブレイキングマンモスプログライズキーを使って変身した姿。第9話にて初登場。
他の形態のようにゼロワンが「ライダモデル」を纏った姿ではなく、通信衛星ゼアに搭載された巨大装備を操縦する形態。
本来は大規模災害を想定した大型救助システムとして設計されたものである。
変身時にはゼアから分離した「衛星フォーム」が分離・変形して「ジェットフォーム」となり、ビームに変換されて或人の頭上に転送される。
※この際に「量子圧縮」が行われ、数メートル大にダウンサイジングされる。
その後プログライズに伴い、或人をゼロワン・ライジングホッパーとして内部に格納した後、人型に変形する。
フォームチェンジした場合に変身するとどうなるかは不明。
また、キーのオーソライズで呼び出すだけでもジェットフォームのまま機内に乗り込んで移動に利用する事ができる。
それだけでなく、物理的な実体が存在する事から、プログライズキーを使用しなくても宇宙空間に浮かぶ本体に直接乗り込む事でも操縦が可能となっている。
変身音声で流れる英文の意訳は「巨人の目覚め」/「重機の如く破砕する超巨体」。
スペック
身長 | 768.0cm |
---|---|
体重 | 6920.0kg |
パンチ力 | 25.2t |
キック力 | 38.6t |
ジャンプ力 | 10.9m(ひと跳び) |
走力 | 6.5秒(500m) |
とにかくデカい。
7m級のその巨体は、スイカアームズ(ヨロイモードで311cm)の倍以上あり、タイムマジーン(ジオウ・ゲイツ機で728cm)よりも僅かに大きい。
高さだけ比較すればリボルギャリー(772cm)とほぼ同等である。
見た目通り、馬力と防御力を生かした重量級の戦いを得意とする。
マンモスの牙を思わせる錨「グレインゴット」はアンカーとして利用するほか、切り離して手持ちの武器としても使用可能。
腕部にはプログライズキーを模した盾「マンモスプレッサー」を装備している。
ただし、元が災害救助システムであるためか見かけの割にパワーはそれほど高くない(パンチ力・キック力共にそれぞれに特化したパンチングコングやライジングホッパーには及ばないどころか、スイカアームズには両方で負けている)。
必殺技が重量を利用した押し潰しなのは、パワーの低さを補うためだろうか?
第11話では仮面ライダー滅相手に必殺技を発動したが、ライダモデルの防壁を張られて耐えられてしまっている。
とは言え、ギーガーをマトモに相手出来る形態はブレイキングマンモスのみ(シャイニングアサルトホッパーもメタルクラスタホッパーも複数のギーガーを相手に苦戦を強いられており、シャイニングアサルトはシャインシステムを使ってやっとギーガーを粉砕していた)であり、その体格と重量は他にはないアドバンテージと言えるだろう。
第41話ではアークに乗っ取られたゼアから昴が強引に切り離し、雷が乗り込む事で見事アークの裏をかき、ゼアごとアークの本体を破壊するという大金星を挙げた。その後は地球上にて飛電インテリジェンスで管理されていると思われる。
※実は衛星破壊時、量子圧縮のプロセスは経ていない為(少なく見ても)数十メートル級の機体サイズだったりする。
ブレイキングマンモスプログライズキー
プレス!
マンモスのデータが反映されたプログライズキー。カラーはライトグレー。
他のプログライズキーとは異なり「ライダモデル」は有しておらず、ゼアから大型救助システムを召喚するためのもの。
マンモスの「ロストモデル」を宿すマンモスゼツメライズキーとは全く性質が異なる。
刃唯阿から提供されたマンモスゼツメライズキーを解析したイズが、既視感から飛電インテリジェンスのデータベースを検索しブレイキングマンモスの情報を発見。
巨大なギーガーへ対抗すべく製造され、戦闘中の或人の元に自らダッシュして届けた。
ちなみにマンモスを模したキーがプログライズキー、ゼツメライズキー共に用意されているという数少ないキーの1つ。
必殺技
- ブレイキングインパクト
マンモスプレッサーを分離・巨大化させて足底に装着し、キックと共に相手を地面ごと押し潰して粉砕する。
他の形態と同様に技名が表示される。
ガンバライジングでは空中高くからのパンチとグレインゴッドで敵を切り裂くバージョンの2つが存在している。
余談
上記の通りマンモス自体は既に絶滅種であるものの、「絶滅危惧種に指定すべきである」という議論が起きている。
これはマンモスの生存が疑われているとか再生の試みが進んでいるから等では無く、象牙取引に端を発する政治的な理由からである。
絶滅危惧種であるアフリカゾウの象牙はワシントン条約で取引が厳しく規制されているが、永久凍土から出土した氷付けマンモスの象牙は規制に引っ掛からない。
これら二つは加工後だと見分けるのが非常に困難な為、アフリカゾウの象牙をマンモスの象牙と言い張って取引を行う悪質な業者が現れてしまった。
よって、マンモスを絶滅危惧種扱いする事でこれらを象牙同様規制の対象にしてしまおうという発想が出た訳である。
衛星からの分離、地上への転送に際しての「量子圧縮」は公式設定、並びに公式完全読本のインタビュー記事で語られている事柄である。
関連タグ
ライジングホッパー シューティングウルフ:同じ(似た)動物がモチーフのゼツメライズキーが存在する繋がり。
ファイナルベンティング龍騎:ブレイキングマンモスの変身音を基にしている。
ビッグモス:造形的なイメージが近く、似ているという声も。
スイカアームズ :同じく巨大ロボの枠となる主役ライダーの形態。
タイムマジーン:前作の巨大戦力。
マンモスレンジャー:マンモス繋がりの先輩戦士。
守護獣ジュウマンモス、リボルバーマンモス、キシャモス:同じくマンモスモチーフの巨大戦力。
ハルクバスター:同じく社長が変身するヒーロー用の巨大アーマー繋がり。使用時に衛星から射出される点も共通する。
サウンドウェーブ(実写二作目):映画内で披露することはなかった(映画以外のメディア展開では披露している)が、この作品では「人工衛星」「ジェット機」「人型」と変形できる形態が全く同じである。
ハードマンモシャー:巨大マンモスメカ。