「ヒューマギアは人を傷つける、人類の敵だ!一つ残らず…ぶっ潰す!うおぉぉぉぉーーっ!!」
唯阿「何!?」
バレット!オーソライズ!
(Kamen Rider… Kamen Rider…)
「変身」
ショットライズ!シューティングウルフ!
("The elevation increases as the bullet is fired.")
概要
狼の力を宿した「シューティングウルフプログライズキー」で変身する形態。
エイムズショットライザーで変身した仮面ライダーバルカンの基本形態である。
変身音声で流れる英文の意訳は「撃てば撃つほど猛り出す」。
スペック
身長 | 197.2cm |
---|---|
体重 | 95.6kg |
パンチ力 | 10.5t |
キック力 | 27.0t |
ジャンプ力 | 16.2m(ひと跳び) |
走力 | 2.9秒(100m) |
2km先の標的を撃ち抜く程の超精密射撃ができる射撃統制システム「シューティングリーダー」(出典:『仮面ライダーゼロワン超全集』小学館(てれびくんデラックス愛蔵版)、2020、P66)が搭載されており、エイムズショットライザーによる銃撃戦を得意とする。一見すると高火力の射撃武器であるアタッシュショットガンとも相性が良さそうだが、当初はアタッシュショットガンの反動をパンチングコングでもないと相殺できず、強みを打ち消し合っていたが、次第にこの姿でも制御できるようになり、数々の戦果を挙げている。
射撃のみに特化しているわけではなく、ウルフクローを備えた右半身の装甲には超硬鋼「ZIA209-03」が使用され、格闘戦能力と防御力も強化されており、インファイトしながら射撃するという戦法も難なく取れる。その証拠に変身完了と同時に車を殴って止められたり(これに関しては不破さんの腕力がやや人外じみているからというのもありそうだが)、本来はゼロワンの武器であるはずのアタッシュカリバーも使いこなせていた。
キック力やジャンプ力はゼロワン・ライジングホッパーには遥かに劣るものの、腕力と走力では勝っている。流石にチーターがモチーフのバルキリー・ラッシングチーターには敵わないが、狼モチーフというだけあって敏捷性にも優れている。
シューティングウルフプログライズキー
バレット!
オオカミのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。
刃唯阿の反応から察するにショットライザー同様勝手に持ち出したと思われる。
ブログライズキーはキーモードへの展開に「オーソライズ(認証)」が必要であり、使用には技術顧問の唯阿の許可が必要だったが、諫はヒューマギアへの憎しみから強引にロックを抉じ開けて変身している。
ちなみに、モチーフはオオカミという事になっているが、実際には「werewolf(狼男)」と発声するため狼男もモチーフになっている可能性がある(バルカンのデザインも俯瞰してみると特殊スーツを着込みながらも半身が露出した狼男といった感じである)。架空の生物の名が使われたプログライズキーはこれだけ。
必殺技
- シューティングブラスト
敵に着弾すると杭に変化する青いオオカミ型のエネルギー弾で対象の四肢を拘束し、トドメの一撃で撃ち抜く。
マギアはおろか4つのコンテナを溶解させながら貫通しており、変身者のヒューマギアへの憎悪を体現しているかの様な過剰威力である。
また、変身状態でも反動を抑えきれず、初使用後の諫はしばらくの間右腕を吊る羽目になっている。
ゼロワン同様、技が当たる瞬間に技名バレットシューティングブラストが表示される。
一方で、他の多くのライダーが発動時と撃破時で技名が2回鳴るのに対し、こちらは珍しく撃破時に文字と同時に1回鳴るだけである。
玩具版においては、通常版では他のキーと同様に技名→攻撃音の順で鳴るが、メモリアル版では「バレット!」の直後に待機音が流れると同時に拘束エネルギー弾の射出音が鳴り、トリガーを引くと攻撃音→「バレットシューティングブラスト!」(1回)の劇中の特殊な流れが再現されている。
「令ジェネ」では発動方法は本編と同じだが、エフェクトがやや異なっており、狼型のエネルギー弾は杭に変化せず、敵が脱出を試みても何度も敵の四肢に噛みつく狼の生態を思わせるエフェクトになっている。
シティウォーズではレーザービームを発射する技になっている。
- シューティングブラストフィーバー
ガンバライジングで使用。
ショットライザーを連射して、敵を光のリングで拘束。
回し蹴りでトドメを刺す。
こちらは上述のシューティングブラストと異なり、一般的な待機音→技名1回目→攻撃音→技名2回目の流れとなっている。
ゼロワンver.
撃ちまくまくりスティ!シューティングウルフ!
"The elevation increases as the bullet is fired."
飛電ゼロワンドライバーで変身した、仮面ライダーゼロワンの形態の一つ。
映像作品の公式サイトで玩具音声のみのフォーム(現時点)を公開すると言うのは非常に珍しい。
フライングファルコンなどと同様に、ライジングホッパーから「ハイブリッドライズ」した形態であり、各部には黄色の装甲が見られる。
人狼が機械的なマスクをかぶったようなバルカン版から一転、こちらはゼロワンが人狼になったようなフォルムが特徴的で、足には狼の爪が装備されている。クラッシャーの形状は少し特殊であり、狼の口吻を正面から見た構図を中心に様々な角度から見た構図を取り入れた形状になっている。
名前こそ「シューティング」だがゼロワンが銃系の武器を持っていない事もあり、こちらは斬撃攻撃と格闘攻撃が主体になっている(格闘のファイトスタイルはシュートボクシングだろうか)。
飛び道具としてはアタッシュカリバーから狼型の斬撃「ファングバレッツ」を連続で放つ能力がある。
また、格闘攻撃の命中性能やスピードの強化と言ったオオカミの名に恥じない能力も持つ。命中率の強化もシューティングという名前に相応しい補正だろう。
ブットバソウルにも参戦し、そちらでのイラストはタトバコンボのような獣を思わせる構えを取っている。
属性は射ではなく、斬撃が得意な為か『斬』となっている。
変身音の元ネタはビジュアル系バンド「La'cryma Christi」だと思われる。
『ブットバソウル』にも登場している。
関連動画
関連タグ
アサルトウルフプログライズキー:同じくオオカミのライダモデルを宿すプログライズキー。
ベストマッチングビルド:シューティングウルフの変身音を基にしている。
ゲーム限定フォーム:ゼロワンの場合は実質的なこれ。
シューティングウルフ → ライオン戦記
本編終了後のネタバレ注意
- 『仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ』
本編後と劇場版の間に起こった出来事
天津に変身能力を復元してもらった為、再度変身可能に。
- 『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
エスの率いる仮面ライダーアバドンの軍団と交戦。
アバドンにやられる事こそ無かったが、美味しい場面は基本的にランペイジバルカン譲る形になっている。