データ
- 対象ヒューマギア:坂本コービー、119之助/体育教師、消防士
- 身長:188.1cm
- 体重:146.8kg
- 特色/力:マンモスの絶滅種/鼻/怪力
概要
『仮面ライダーゼロワン』第7話「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」から登場。
シンギュラリティを超えて自我に目覚めたヒューマギアが、マンモスゼツメライズキーをゼツメライザーに装填して変貌したマギア。
がっしりとした屈強なフォルムで、頭部と胸部アーマーでマンモスの顔になっているのが特徴的。両腕にはマンモスの脚をあしらったアーマーを着けている。
その屈強な見た目に違わぬ怪力とエイムズショットライザーの銃弾を浴びてもビクともしない高い防御力を兼ね備えており、戦闘ではその凄まじいパワーと硬さを生かした肉弾戦を得意としている。
また、胸部のマンモスの顔から伸びた鼻「エクスヘイラー」で相手の攻撃を吸引・噴射することで跳ね返す事ができる他、胸部から生える伸縮自在の牙を突き刺す攻撃も可能。
だがモデルのような厚い毛皮は有さないためか、冷気を用いた攻撃が弱点。
他のマギア同様、有線接続で外部機器やヒューマギアへ干渉する事も出来る模様。
活躍
- 第7話「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」
四村裕太「コービー先生……!?」
CV:海東健
コービーの契約主である佐藤との賭けで、試合に負ければラーニングをリセットされる賭けをしていたコービーだったが、日頃の練習虚しくバスケ部は敗北。
佐藤は早速コービーをリセットしようとするも、コービーは「部員の勝利を見届けたい」との想いに至りシンギュラリティを超えて自我に覚醒。或人達を驚愕させる。
だが、自我に目覚めた事で迅に目をつけられてしまい、ヒューマギアの自我を危険視して破壊しようとする諫と或人が揉めている隙にゼツメライザーを取り付けられて暴走し、ゼツメライズして変貌。ゼロワン・フレイミングタイガーとバルカンと交戦する。
ショットライザーの弾も受け付けず、フレイミングタイガーの火炎を吸引・放射して跳ね返すなどライダー2人を相手に圧倒的な戦闘力を見せる。
更にデータ収集の為に唯阿が細工を施した暗殺ちゃんがゼツメライズしたドードーマギアも乱入し2対2の混戦に発展するも、バルキリー・ライトニングホーネットが放った「フリージングカバンショット」で凍りつき一時的に動きを止められる。
その隙にバルキリーからプログライズキーを受け取ったゼロワンがフリージングベアーに変身し、動きを鈍らされる冷気を操る相手に苦戦し始める。
最期はゼロワンの「フリージングインパクト」の冷気にエクスヘイラーから放つ息で対抗するも打ち負かされて凍りつき、続く一撃で粉砕・破壊された。
- 第26話「ワレら炎の消防隊」
CV:島丈明
消防士型ヒューマギア・119之助が、天津垓の命令を受けた唯阿にゼツメライザーを装着されることで変貌。
スカウティングパンダレイダーによって引き起こされた火災現場を中継しているテレビクルーに襲い掛かろうとしたが、すぐさま或人によって人気の無い場所へと移動。フリージングベアーに変身したゼロワンと戦闘になるが、両足を凍らされることで動きを封じられる。
そこへ現れた仮面ライダーサウザーに狙われ、サウザンドジャッカーでフリージングベアーのデータをコピーして繰り出した「ジャッキングブレイク」で破壊されかけるが、ゼロワン・メタルクラスタホッパーが庇ったことで助かり、プログライズホッパーブレードで繰り出された「プログライジングストラッシュ」を受けて、元の119之助の姿に戻った。
アークマギア(マンモスタイプ)
第20話「ソレが1000%のベストハウス」から登場。
「人間の悪意」をキャッチして負のシンギュラリティに覚醒したヒューマギアが、通信衛星アークの遠隔プログラム改変を受けて変貌した、アークマギアの一体。
姿形はマンモスマギアそのものだが、ゼツメライザーを装着しておらず、プログラム改変時に仕込まれたマンモスマギアの能力が発現する事で生み出される。
活躍
- 第20話「ソレが1000%のベストハウス」
新屋敷達巳「ヒューマギアごときが人間の仕事を奪ってんじゃねぇよ!!」
CV:長江英和
大工型ヒューマギア・最強匠親方が通信衛星アークと同期して変貌。
住田スマイルが資産家・大城銀之丞に紹介した物件を建設しようとした所、勝負に勝つ為にそれを破壊しようと目論む新屋敷達巳に罵倒を浴びせられ、しかもヒューマギアが人間に手を出せないのを良いことに痛めつけきたことで、新屋敷の「人間の悪意」をキャッチして負のシンギュラリティに覚醒し、アークマギアに変貌。
新屋敷が変身したスプラッシングホエールレイダーと交戦し、乱入した仮面ライダーバルカン・パンチングコングに意に返さず戦うも、その場へ駆けつけた仮面ライダーサウザーがパンチングコングのデータをサウザンドジャッカーでコピーして繰り出した「ジャッキングブレイク」を受けて破壊され、ホエールレイダーに「弱っちいな~」とバカにされた。
- 第42話「ソコに悪意がある限り」
演: 深澤京花
名称不明のメイクアップアーティスト型女性ヒューマギア他、複数のヒューマギアが自らの意思で変貌。
本格的に人類滅亡を再始動した滅が行った極秘通信に応じ、人類を滅亡させる為に動き出す。
イズが説得している最中に不破と刃が現れたことで交戦を開始し、2人が変身したランペイジバルカン、バルキリー、単身で向かったイズの事を追って駆けつけた或人/仮面ライダーゼロツーに滅と他のアークマギア達と共に襲いかかる。
最初に変貌した個体はゼロツーがビームエクイッパーで生成したプログライズホッパーブレードの力で元の姿に戻った。
マンモスゼツメライズキー
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マンモス!
"A Magia who brandishes it's giant tusks."
哺乳類の絶滅種「マンモス」のデータイメージ「ロストモデル」が保存されているゼツメライズキー。カラーはブラウン。
玩具版で確認できる英文の意訳は「巨大な牙を振りかざすマギア」。
第7話での戦闘後、迅より早く密かに唯阿に回収されており…
モデル
モデルの「マンモス」は、第四紀更新世、俗にいう氷河期に生息していたゾウの一種であり、絶滅した動物の中でもメジャーな部類に入る生物。ゾウの類縁にあたるが、現生するゾウの直接の祖先ではない。
絶滅の明確な理由は不明で、氷河期末期の気候変動や植生の変化などが考えられているが、ヒトの祖先の狩猟により絶滅した説も有力とされている。また同話で共闘したドードーマギアのモチーフのドードー鳥も人間によって絶滅に追い込まれている。
氷に弱いという点は、氷漬けにされたマンモスの発見例が多いからだろうか。氷漬けのマンモスのDNAを用いたクローン製造による現代への蘇生も長年試みられている。
余談
- マンモスがモチーフの怪人は今まで多く登場してきたが、頭部がマンモスの顔そのものでは無いデザインの怪人は珍しい。また、マンモスマギアの頭部はマンモスの頭頂部を意識したものとなっている。
- 『公式完全読本』にて、ブレイキングマンモスにつながるデザインで描かれたことや、(茶色く丸みを帯びた頭部が)「チョコフォンデュみたい」とデザインチーム内で言われた旨が語られている。