「人類を、絶滅させる……」
CV:崎本大海
データ
- 身長:212.8cm
- 体重:138.9kg
- 特色/力:角/怪力
概要
『仮面ライダーゼロワン』第11話「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」に登場。
俳優型ヒューマギア・松田エンジが、アルシノゼツメライズキーをゼツメライザーに装填して変貌したマギア。
サイに酷似した姿を持ち、鎧武者のような装甲を着用している。目はアルシノイテリウムの鼻の辺りに位置している。
頭部には超硬質化した2本の角「Vホーン」を備えており、猛烈な突進攻撃を得意としている。
活躍
- 第11話「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」
大和田伸也との芝居を通じてシンギュラリティへと到達し、自身に求められる芝居について思い悩んでいたエンジが、楽屋に現れた滅にゼツメライザーを装着され暴走。撮影現場でゼツメライズし変貌した。
現場で警備に当たっていたバルキリー・ライトニングホーネットと交戦し、得意の突進で優位に立つが、屋外に出ると飛行能力と射撃武器を駆使されほとんど手出しできなくなり、「サンダーライトニングブラストフィーバー」を叩き込まれ破壊された。
- 第24話「ワタシたちの番です」
変貌元になっているのは、第11話同様に松田エンジ。
メタルクラスタホッパーのデータを奪うべく、高い演技力で飛電を裏切るフリをして天津を騙し、見事ZAIAに潜入してデータを入手する役目を果たしたエンジだったが、それが天津にバレてしまい、ヒューマギアに騙されたことに憤る天津によってゼツメライザーとアルシノゼツメライズキーをセットされ変貌。
マギア化させられた上、サウザーに破壊されそうになるも、メタルクラスタホッパーを制御したゼロワンが現れたことで窮地を脱する。
その後、ゼロワンの必殺技を回避しようとするサウザーの盾にされてしまうが、プログライズホッパーブレードの機能によって、元のエンジの姿に戻ることができた。
アークマギア(アルシノタイプ)
第42話「ソコに悪意がある限り」から登場。
「人間の悪意」をキャッチして負のシンギュラリティに覚醒したヒューマギアが、通信衛星アークの遠隔プログラム改変を受けて変貌した、アークマギアの一体。
姿形はアルシノマギアそのものだが、ゼツメライザーを装着しておらず、プログラム改変時に仕込まれたアルシノマギアの能力が発現する事で生み出される。
活躍
- 第42話「ソコに悪意がある限り」
名称不明の警備員型ヒューマギア他、複数のヒューマギアが自らの意思で変貌。
本格的に人類滅亡を再始動した滅が行った極秘通信に応じ、人類を滅亡させる為に動き出す。
イズが説得している最中に不破と刃が現れたことで交戦を開始し、2人が変身したランペイジバルカン、バルキリー、単身で向かったイズの事を追って駆けつけた或人/仮面ライダーゼロツーに滅と他のアークマギア達と共に襲いかかり、最初に変貌した個体はゼロツーがビームエクイッパーで生成したプログライズホッパーブレードの力で元の姿に戻った。
日を跨ぎ、滅に率いられてアークマギア(ネオヒタイプ)と共に別個体が出現。シーンはなかったが、突如乱入した仮面ライダーアークワンの一撃で粉砕された模様。
- 第43話「ソレが心」
とある理由で人間との共存する未来を望めなくなり、悪意を生み出す人類を滅亡させる為に滅が流した極秘通信に賛同したヒューマギア達が変貌。既にアークマギアに変貌している。
滅の進言から人類を滅亡させようと動くも、そこへアズの情報を元に滅を破壊しようとアークワンが乱入。
滅と共にアークワンに襲いかかるが圧倒的な戦闘力を持つ相手に太刀打ち出来ず次々と撃破されてしまい、最後まで残った個体もアークゼロの悪意の力で身動きが取れない所を、アークワンに向けて滅の放ったアタッシュアローの一撃の巻き添えになった。
アルシノゼツメライズキー
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アルシノ!
"A Magia with two powerful horns".
哺乳類の絶滅種「アルシノイテリウム」のデータイメージ「ロストモデル」が保存されているゼツメライズキー。カラーはコバルトブルー。
玩具版で確認できる英文の意訳は「2本の強力な角を持つマギア」。
戦いの後にバルキリーによって回収され、天津垓のもとへ渡っている。
第16話ではアークによって、このゼツメライズキーのモデルの力を進化・発展させたアウェイキングアルシノゼツメライズキーが生成されている。
尚、ガンバライジングでこのゼツメライズキーを使用するとアウェイキングアルシノゼツメライズキーという扱いになり、仮面ライダーサウザーが登場する。アウェイキングアルシノゼツメライズキーにQRコードが付いていない為の措置だろう。
モデル
モデルの「アルシノイテリウム」は、新生代古第三紀始新世後期後半~同紀漸新世末期に生息していた大型の哺乳類。頭部に4本の角が生えており、前側の巨大な2本の角が特徴。
モデル同様目立ちにくいが、アルシノマギアにもVホーンのほかに小さな2本の角が生えている。
外見はサイによく似ているがこれは収斂進化の結果であり、サイとは類縁性はない。分類としてはゾウやジュゴンと同じ近蹄類に属している。
特徴的なツノも現生するサイのようにケラチンで出来たものではなく、頭部から直接生えた骨格の一部である。
余談
実際の造形と比べて、デザイン画では頭部がよりサイらしい生物感のあるものになっており、角は太く短く、両肩の装甲もより重厚なものとなっているのが確認できる。
また、鎧の意匠があるサウザーを意識してこちらにも和風の鎧の装飾が両肩に配置されている。
関連タグ
エラスモテリウムオルフェノク:絶滅した大型哺乳類モチーフ繋がり。だが、エラスモテリウムは正真正銘のサイの一種であり、近縁ではない。