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「イズを破壊して…心は痛まなかったのか……?」
「少しも苦しいと思わなかったのか!?」
「俺はお前を許さない!!」
『アークワン!』
「変身!」
『シンギュライズ!』
『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!』
『コンクルージョン・ワン…』
ソコに悪意がある限り
CV:高橋文哉
スーツアクター:縄田雄哉
変身者
・飛電或人
概要
『仮面ライダーゼロワン』第42話「ソコに悪意がある限り」より登場する新たな仮面ライダー。
仮面ライダーアークゼロから派生したライダーであり、同作の実質的なラスボスでもある。
変身音声は意訳すると「只一つの結論」といったところ。
アークドライバーゼロがアークワンプログライズキーをセットする事で変形したアークドライバーワンにより、ライダモデルとロストモデルを対消滅させる「アークライズ」のプロセスに人間の悪意を加えて技術的特異点に達する「シンギュライズ」を行い高純度のエネルギーを得ている。
変身時には半壊した衛星アーク型のビジョンが出現し、悪意のエネルギーと共に変身する。
初変身時にはキーを起動すると同時にアークドライバーが出現し変身した。
公式人気投票 | 53位(184票) |
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容姿
ゼロワンを模した装甲を纏ったアークゼロと言うべき容姿をしている。
不気味なフォルムを持ちつつも、ゼロワン・ライジングホッパーに近いヒロイックさを兼ね備えている。
尚、上述した変身者や後述する情報を踏まえて見ると、ゼロワンに似ながらも「色」を失ったその姿は骸骨や亡霊にも見え、単なる「悪意」に留まらないあらゆる人間の負の感情が仮面ライダーの形を取った様な痛ましくも恐ろしい見た目、とも解釈出来る。
スペック
身長 | 199.9cm |
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体重 | 100.1kg |
パンチ力 | 54.2t |
キック力 | 104.4t |
ジャンプ力 | 93.6m(ひと跳び) |
走力 | 0.6秒(100m) |
全体的に只でさえ強力なアークゼロを更に上回るスペックを持つが仮面ライダーゼロツーには及ばず、特にジャンプ力と走力は大きく差をつけられている。演算能力についても進化前から変わらず「億」単位のままであり、ゼロツーの「兆」には及ばない。
本編でも敵の攻撃は可能な限り予測能力で避けるゼロツーとは対照的に、敵の攻撃をそのまま受け止める形で後述のスパイトネガによるカウンターに重きを置いたファイトスタイルを取る。また、ゼロツーより劣ると言っても億単位の優れた演算能力を持つ事は変わらないので、後ろから撃たれたランペイジバルカンやバルキリーの攻撃を振り返る事なく全て避け切っている他、滅のスティングディストピアに対してはそもそもキックを初動で潰して発動させないという驚異的な戦闘力を見せた。
基本的な機能はアークゼロと同じであり、最大の特徴として変身者の「悪意」を力に変換し悪意の波動「スパイトネガ」を生み出すことができる。これはやろうと思えばただのパンチですら爆発的なエネルギーを秘めた攻撃手段として活用出来、通常のマギア程度ならば軽く殴っただけで爆散する。更に、スパイトネガの射出はアークワンの意思で自由にコントロールできるため、触れた相手に対して直接悪意を流し込むカウンター攻撃としても利用可能(劇中ではサウザンドジャッカーによるジャックライズでデータを奪われそうになった所をスパイトネガを逆流させる形でジャッカーを破壊した上、サウザーを変身解除させている)。
また、変身者の悪意以外の感情を鎮静化させ、意識をネガティブな面に集中させる事で悪意の化身とも言うべき存在と化し、変身者の悪意の赴くままに一方的に殲滅を行う。引力と斥力を操る能力も持ち、敵の自由を完全に奪ったりある程度の飛行も可能。本編でのアタッシュカリバーを何処からともなく操作して敵に撃ち込む場面は、この引力と斥力に干渉する能力の応用と思われる。
アークゼロが使用していた3Dプリントによる武装の生成も可能であり、最終回では大量の武装を次々と生成しアークスコーピオンと激闘を繰り広げた。
使用アイテム
アークドライバーワン
アークドライバーゼロがプログライズキーのセットにより変形したドライバー。
アークワンプログライズキー
人類の悪意の歴史と自我に目覚めたヒューマギアのビッグデータ、そしてアークの概念を保存したプログライズキー。
オーソライズの必要は無く、スイッチを押すだけで接続状態になる。
アタッシュカリバー
ゼロワンの初期の主力武器であり、劇中では複数個配置されたカリバーを用いた二刀流での戦闘も行った。
プログライズホッパーブレード
メタルクラスタホッパー用に設計されたゼロワンの専用武器で、メタルクラスタに変身した状態で無くともクラスターセルを用いた攻撃・防御機能は健在。
必殺技
- パーフェクトコンクルージョン
キーを押し込むことで発動。
ドライバー上部の「アークローダー」を押し込む事で「悪意」、「恐怖」、「憤怒」、「憎悪」、「絶望」、「闘争」、「殺意」、「破滅」、「絶滅」、「滅亡」の10段階の悪意を貯め込み、ラーニングレベルに応じて必殺技の威力を変える。
名称を和訳すると「完璧な結論」、或いは「完璧な終末」と言った意味合いになる。
劇中では「絶望」までの「ラーニング5」ではスパイトネガを全方位に放っての衝撃波、最高レベルとなる「滅亡」で発動する「ラーニングエンド」ではエネルギーを溜め込んでのライダーキックを放っている。
文字演出はアークゼロのそれに近いが、それに比べてさらにノイズが増えていたり、より歪んだ筆文字になっており、画面いっぱいに表示される時には文字が「倥」「螺」「儡」、「蟆」、「怜」、「譁」等の漢字に一瞬変化しては元に戻ったりを繰り返すため、目が良くても技名が非常に読み辛い。また、通信衛星アークを覆う様に回路図のエフェクトがあるのも特徴。
また、発動後暫くは、歩く度にエネルギーの跡が残る様で、アークワンに破壊されたマギアの破片はこのノイズに溶かされる用な描写がある。
- オールコンクルージョン
劇中での行動
- 第42話「ソコに悪意がある限り」
第42話の冒頭で滅が変身したが、それはアズがイズに見せたアークのシミュレーションであった。
イズはシミュレーション通りの「アークの復活」を防ぐべく滅を説得し止めようとするが、己の心の存在を否定し動揺した滅によってイズは破壊されてしまう。
その後、人類滅亡のために行動を開始した滅亡迅雷.netとそれを止めようとするバルカン・バルキリー、更に滅をアークにさせまいと乱入した迅の前にいきなり空から出現。上述の能力を駆使していとも簡単にライダーたちを圧倒し変身解除に追い込んだが、直後に苦しみだし自らも変身を解除。姿を表したのは…
飛電或人だった。
或人は、イズを滅に破壊された事で深い悲しみと憎悪に取り付かれてしまい、そこに付け込んだアズから渡されたアークワンプログライズキーにより変身、滅への復讐を果たそうとしていたのである。
- 第43話「ソレが心」
アークが最後に導き出した結論が「人間とヒューマギアの争いの果て、全てが滅亡する」というものだったことを聞かされる。
他方、滅はヒューマギアとの融和を提唱していた或人がアークワンと化したことを根拠に人類滅亡を唱えるが、迅は「悪意があるのは本当に人間だけなのか?」と問う。
滅を狙ってデイブレイクタウンへと向かう途中、或人をアークから救うべく立ちはだかったランペイジバルカン、バルキリー、サウザーと交戦するが、攻撃を一切気に留める事無く躱し先を急ぐ。
そしてサウザンドジャッカーでデータを奪おうとしたサウザーを返り討ちにしてサウザンドライバーを破壊、更に不破と唯阿の脳内チップのデータを抹消することで変身不能に至らしめ、自身も変身解除して姿を消す。
垓「何故我々の命を滅ぼそうとしない?」
或人「ほっといてくれ……! これは俺と滅の問題なんだ…」
3人は或人がアークに操られていると踏んでいたが、このやり取りとアークワンのモーションパターンがゼロワンと殆ど一致している事でアークワンの行動は全て或人自身の意志である事に勘付く。
或人と滅の争いが、やがて悪意の感染の果てに「人類とヒューマギアの争い」に発展し、それを以てアークは全ての人間とヒューマギアの心に宿る……それこそがアークの真の狙いにして最後の結論だったのである。
そして滅亡迅雷.netのアジトに辿り着くも、そこは既にもぬけの殻。
現れたアズを拒絶しつつも彼女が突き止めた滅の居場所に向かい、滅と集結したマギア達と対峙する。
或人「滅……イズを破壊して心は痛まなかったのか?
少しも苦しいと思わなかったのか!?」
滅「黙れ!俺に心など存在しない!!
人類の悪意を滅ぼすまで俺は戦う……それが“仮面ライダー滅”だ!」
或人「俺はお前を許さない……!!」
群がるマギア達を蹴散らしながら滅を集中攻撃し、強大な悪意を込めた最大レベルの「パーフェクトコンクルージョン」を叩き込んで滅を粉砕せんとする。
しかし、その一撃は滅を庇って割り込んできた迅を直撃。ボロボロになっていた滅も満身創痍ながら駆け寄るが、迅は「滅の心を失いたくなかった」と言い残して爆散してしまう。
その光景にイズや自身の父親が破壊された時の光景がフラッシュバックして我に返った或人は恐慌状態に陥るが、一方で慟哭する滅も漸く己の心を認め…
「悪意の連鎖はもう止まんないね♪」
アズは楽しげにつぶやき、滅に新たなプログライズキーを渡して「悪意」へと扇動するのだった……
- 第44話「オマエを止められるのはただ一人」
戦いの後、不破の言葉に思う所はあったのかゼロツープログライズキーを手にゼアに「どうするべきなのか」と問い掛けると、そこには飛電ゼロワンドライバーを手にした父親が現れ…
そして誰にも止められない悪意の中で新たな力を手にした滅と改めて対峙。互いに大切な存在を奪いあった相手に対し、或人は力強く叫ぶ。
「滅…。お前を止められるのはただ一人…俺だ!」
そして、結局誰も止められないまま、最後にして最悪の戦いが遂に幕をあける……
果たしてその先にあるものとは…?
「悪意」と「夢」
或人がこれまで幾度と無く人間の「悪意」に晒され、時にゼロワンの力や自分の居場所を奪われてもヒューマギアと自身の夢を信じて進んで来られたのは、いつでも自分のそばにイズという「希望」があったからだった。
だが最後の最後、たった一人のヒューマギアの「悪意」によって、自分に残った最後の「希望」を破壊され、人間にもヒューマギアにも絶望した彼は、復讐のために破片すら残さず滅亡させる最悪の存在となった。
「誰よりも希望を信じ」、「誰よりも夢に向かって飛んでいた」或人は、故にこそ全ての望みを絶たれ「誰よりも悪意に染まった」果てに、文字通りの「絶望」そのものと化したのだ。
加えて、アズによる誘導があったとは言えアークの意志たる「悪意」は既にヒューマギア含め誰の心にも蘇りうるものであり、仮にアークワンを倒した所で全てが「滅亡」しない限り「アーク」そのものが「終わる」事は決してない。
現に滅の呼び掛けによってヒューマギア内にも人間への不信が広まりつつあり、中には悪意の果てに自力でトリロバイトマギアと化する個体も現れている(アークが心に蘇りアークマギアと同じ原理で変貌したのだろうか)。
そもそも或人がアークワンと化した原因は滅の無自覚な悪意が発端であり、やがて或人の悪意は悲劇を生んだ上で滅の悪意を呼び起こした。総じて、文字通り止まらない悪意の連鎖が形成されてしまっていた。憎しみが憎しみを呼び、やがて憎み合い激突する2人のアークの行き着く先は果たして…。
視聴者からの反応
物語の最終局面で登場したライダーという事もあり、アークワンの存在が確認された段階でこれがラスボスとなるであろう事は多くのライダーファンから予想されていた。
胸のマークがザイアスペックのマークと酷似している事から「人間が変身する」という予想もあり様々な変身者予想があったが、予想外の人物だった事で衝撃が走った。
歴代ライダーとの比較
実質誘導された形だったとは言え、主人公が自らの意思で闇堕ちし、あまつさえラスボスポジションに就くのは今までのライダーシリーズでも前代未聞の出来事であり、或人役の高橋氏の演技やイズの破壊と併せて衝撃を受けた視聴者は少なくなかった。
そのためか、アークの声を担当した速水奨氏のオールアップは41話時点で伏せられ、42話放送後に明かされた(ベルトのシステムボイス自体は引き続き速水氏のもの)。
仮面ライダーとしての立ち位置
仮面ライダー公式サイトの『仮面ライダー図鑑』において、ゼロワンの形態の一つとして扱われているが、「アークの心を宿した形態」という別項目になっており、特殊な立ち位置として扱われている。更に「仮面ライダーアークゼロ」の項目にも「アークを心に宿した仮面ライダー達」としてアークスコーピオンと共に掲載されているため、ゼロワンの特殊形態且つアークゼロの系譜というのが公式の立ち位置だと思われる。
仮面ライダーシリーズにおいて戦う理由が身内を殺された復讐に起因しているライダーはこれまでの歴史では数多く(風見志郎、城茂、霧島美穂、照井竜、不破諫など)、アークワンもその系譜の一つであると言える。ただし、殆どの場合、彼らは戦いの最中に新たに守るべき物を見付けるというパターンが多いが、アークワンの場合は変身者が仮面ライダーになった元々の動機が復讐では無い(=物語の途中で身内を殺された事による闇堕ち)という点が決定的に異なる。
本編の路線変更について
ガンバライジングではフレーバーテキストで「ゼロワンに立ちはだかる」等と紹介されていたり、変身演出ではアークゼロから変身していたり、児童誌の先行情報や特写では「ゼロツー対アークワン」という構図(上記イラストとほぼ同じ)が掲載されていたが、TV本編では収録話の短縮等もあってか設定・ストーリーが大きく変更されたらしく、これらの内容は実現しなかった。
実際に本編終了後には様々な媒体で、予定されていた内容について触れられており、劇場版公開後の公式Twitterの発言や、製作陣への雑誌インタビューによれば、本当に或人がアークワンになるのは予定されていなかった様だ。
当初はゼロツーに敗北したアークゼロが、その後別個体のヒューマギアに宿り、様々な人間をラーニングしていくことで進化した姿とされており、最終的な変身者は滅で上記の「ゼロツー対アークワン」の構図になる予定だった(アークワンのデザインが比較的シンプルなのもゼロツーとの対峙を想定されていたからである)。しかし、コロナ禍の影響で街での撮影が困難になり人間をラーニングしていくという描写がし辛くなってしまった事、またその展開では或人が抱えている物があまりにも薄っぺらく、ただ単調な善意の塊として良い事を言うだけ(実際視聴者意見としても少なからずあった内容である)で、滅との対決も最終的に説得で終わってしまうという懸念から、善悪を逆転させる意義も込めて或人がアークワンの変身者となった。
テーマ曲
Mission Critical
1 Revolution Musicのライブラリー音楽。アークワン初登場時に使用されたことから視聴者の印象に残り、流用曲でありながら「アークワンのテーマ」と呼ぶファンも存在する。
その後、『復活のコアメダル』の前日譚ネットムービーの予告BGMとしても使用されたことでちょっとした話題になった。
ガンバライジングでの扱い
バーストライズ6弾にて登場するものの、本編登場前だったのでアークゼロのフォームチェンジとして扱われていた。また、フレーバーテキストも「ゼロワンに立ちはだかる」という上述の路線変更前の設定のものになっている。
やはりというかその後のズバットバットウ1弾ではゼロワンのフォームチェンジとして扱われるようになった。また、続くZB2弾でボイスが実装された。ちなみにZB1弾以降もライダーズクレストはアークゼロと同じものであり、カード番号も滅亡迅雷のライダーやサウザーよりも後なのは変わらない。
その約1年後のリリリミックス2弾ではメモリアルフィニッシュに抜擢。43話のパーフェクトコンクルージョン(相手がアークワンに原作ではスティングディストピアに当たるカウンターを放とうとして不発に終わるシーン)が再現されており(台詞は「イズの仇だ」から「終わりだ」に変更されている)、迅が庇いにくるシーンはなんと相手チームの他ライダーが庇いに飛んでくる、超絶バトルなどで相手が1人のみの場合は必ず迅バーニングファルコンが誰であろうと庇いに飛んでくるという非常にシュールだがトラウマを抉る演出がなされている。
また、何気にスキャン演出には本編でも無かったソロ変身シーンがある(43話変身シーンの画角が変わってる感じ)。
実はパラレルを除けばLR枚数はゼロツーと同じであり、そこからさらにプロモを除けばアークワンの方が多い。ただし、パラレルやイズゼロツーもカウントすれば流石にあちらの方が多くなるが。
立体物
その立ち位置とキャラクター性、本編での活躍から根強い人気を博したアークワンだけあってフィギュア化の機会にも恵まれており、RKFシリーズではアークゼロとパーツの組み換えで再現できる「シンギュライズセット」が発売。
食玩ではお馴染み「装動」、「SHODO-O 仮面ライダー10」などで立体化。豊富な武器やシール再現が可能であった装動版と、塗装は少ないが値段はある程度控えめでシールもないSHODO版で差別化がされていた。
意外にもS.H.Figuartsでは登場から三年以上経過した現在でも発売はされていないが、参考出品として魂ネイションで滅・アークスコーピオンと共に展示された。
余談
- 最も多くのライダーに変身した俳優は複数作品で3人のライダーに変身した武田航平氏だが、001・ゼロツー・アークワンをゼロワンとは別のライダーとして数えるならば或人を演じる高橋氏が記録を更新する事になる。
- 尚、公式ではすべてゼロワンの一形態扱いされている。変身者位しか共通点がないのだが…。
- 実は単独で変身するシーンは登場しておらず、劇中でエフェクト込みのちゃんとした変身を見せたのは滅との同時変身のみとなっている(劇中での単独変身としては、シミュレーションで滅が変身するもエフェクトは省略、アズにキーを渡された時も直接変貌した形となっている)。
- スーツは仮面ライダーアークゼロワンに改造されたと思われる。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーゼロワン ゼロワン(仮面ライダー)
闇墜ち 悪堕ち トラウマ オレがアークで仮面ライダー アーク堕ち 黒い東映 どうあがいても絶望 バッドエンド 白い悪魔
ダークライダー ネガライダー 悪堕ちライダー アークライダー
アズ(仮面ライダーゼロワン) 通信衛星アーク ラスボスライダー
???
- アークオルフェノク:数字表記の作品の『アーク』の名を持つバッタがモチーフの白いラスボス。サブライダーの変身ベルトを破壊している。
- ゴルドドライブ、エボル・ブラックホールフォーム:ガンバライジングのトリプルビッグバンキャンペーンでチームを組んだライダー/怪人&ライダー怪人。共通点は「ボスライダー」。
- カリバー・ジャオウドラゴン:ガンバライジングのレジェンドクロスキャンペーンでチームを組んだライダー。共通点は「闇堕ち&悪堕ちライダー」。
- スパイダーゲノム:変身音でフレーズが似たようなワードをいくつか並べている繋がり。
- ヨドン皇帝、ネオキングビョーゲン:令和のニチアサ第1作目のラスボス繋がり。
○号ライダー
ゼロワン/ゼロツー/アークワン(1号) → バルカン(2号)
平成ライダーラスボス
アナザーディケイド←
令和ライダーラスボス
仮面ライダーアークワン/仮面ライダー滅(アークスコーピオン)→仮面ライダーストリウス
アークライダー |
---|
仮面ライダーアークゼロ |
仮面ライダーアークワン |
仮面ライダー滅(アークスコーピオン) |
仮面ライダーアークゼロワン |
仮面ライダーエデン |
仮面ライダールシファー |
仮面ライダーサウザンドアーク |
アークワンが初登場した回の30分後の世界ではキラメイシルバーが闇堕ちしていた事から。
こちらは次回予告の段階でその兆候が放送されており、サブタイトルが「闇落ち」とそのものズバリだったのに対し、アークワンは別のショックが大きく予想が困難だったためその衝撃は非常に大きかった。
そして、ウルトラマンタイガでも黒幕によってもたらされたアイテムで主人公が闇堕ちしてしまった上、同時期に公開された劇場版では父も諸事情あって闇堕ちしてしまっているため、三大特撮における令和一号ヒーローは誰かが必ず闇堕ちしているというとんでもない事態になってしまった。等と言っていたら遂にニチアサ全体でやらかしてしまった。→邪悪な力に負けないで下さい
関連キャラクター
闇落ち要素を持つライダー・怪人
仮面ライダークウガ・アルティメットフォーム(『仮面ライダークウガ』) |
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元号最初のライダーの最終フォーム、黒を基調としたデザイン、闇堕ちによって生まれる(筈だった)、目の色は黒と赤、ラスボスと同質の存在、怒り・憎しみ等の負の感情がトリガーとなって生まれるライダー。しかし、こちらは予めアークルの安全装置のお陰で変身前にその存在と危険性が認知されていた上、変身時には一条薫という無二のパートナーが見守っていたお陰で闇堕ちを免れており、イズを失った事で変身したアークワンとは(メインカラーも含め)寧ろ対照的である。 |
仮面ライダーオーマジオウ(『仮面ライダージオウ』) |
アルティメットフォーム同様似通う点が多く、更にこちらは仲間を失った怒りによって変身したという共通点もある。しかし、こちらは「平成」という時代を守護する「最高最善の魔王」であり、最終的に強大な敵を倒し全てをやり直す事で世界を救っているため、悪意に取り憑かれたアークワンとはやはり対照的である。 |
仮面ライダーオーガ(『仮面ライダー555』) |
人間と怪人の共存を目指していたが、他者の悪意によって大切な仲間を失ってしまった事で夢や希望が消えて闇堕ちしてしまったダークライダー。しかし、或人は共存については絶望的な結論を出していないのに対して、こちらは怪人サイドとして共存そのものに絶望的な結論を出しており、彼を止められる只一人の友によって打ち倒された事で人類と怪人が手を取り合える希望を託したという点においては大きく異なる。 |
仮面ライダー龍玄・黄泉(『仮面ライダー鎧武/ガイム』) |
敵に唆されて大切な人の為に闇堕ちしてしまったダークライダー。最終的には変身アイテムを破壊される点も共通しているが、その変身アイテムを破壊したのは彼を止められる只一人の友。 |
牛鬼(『仮面ライダーディケイド』) |
「倒したい」という気持ちが強くなり過ぎた結果、仮面ライダーが変貌した姿。 |
ディケイド激情態(仮面ライダーディケイド) |
主人公が闇堕ちした訳では無いが自らの意思で敵となった例。歪んで感情が剝き出しになった様なマスクを持つという共通点もある。こちらはキャッチコピー通り全てを破壊して全てを繋ぎ、役割を終わらせるために最後に自ら死を選んだ。 |
仮面ライダークウガ・ライジングアルティメット(『仮面ライダーディケイド』) |
敵の手によって闇堕ちした主役ライダー繋がり。アルティメットフォームやアークワン同様に憎しみが力の源だった。 |
仮面ライダー鎧武・闇(『仮面ライダー鎧武/ガイム』) |
ネガライダー繋がり。主役ライダーの色違い、サブライダー達を上回るスペック・実力を持っている、負の感情が戦いの原動力である為に戦闘スタイルも荒々しい、敵の策略によって闇堕ちした主人公本人が変身する、主役ライダーの一形態として扱われる事もある、最終的には闇を打ち払う事に成功し元のライダーに変身する等の点も共通。 |
仮面ライダーリュウガ(『仮面ライダー龍騎』) |
アナザーリュウガ(『仮面ライダージオウ』) |
主人公の負の側面が変身するダークライダー・アナザーライダー。主人公自身が自らの悪意に操られて変身した事もあった。 |
仮面ライダー幽汽・スカルフォーム(『仮面ライダー電王』) |
仮面ライダーエボル・ラビットフォーム(『仮面ライダービルド』) |
こちらは乗っ取られた形だが、主人公が変身したダークライダー。 |
外部リンク
仮面ライダーアークワン|仮面ライダーゼロワン - テレビ朝日
仮面ライダーアークワン | 仮面ライダー図鑑 | 東映
悪意に呑まれ、その中で導き出した『飛電或人の結論』
最終話ネタバレ注意
- 最終話『ソレゾレの未来図』
迅「悪意に染まっていく心を、自分ではどうすることもできなくて…止められるのは、滅だけだって思ったんだ」
唯阿によって復元された迅の知能がアズに語る。或人がこの戦いに挑んだ真意は、悪意に染まっていく自分を滅に止めてもらうという命懸けの結論であった。
唯阿「命を懸けて、滅に教えようとしているのかもしれない。心とは何なのか…」
不破「誰よりもヒューマギアを…滅のことを信じたのは、あいつ自身だったのか」
そして、滅が恐怖した心とは何なのか、それを教えるために…。
戦いの最中、アークワンは持っていたアタッシュカリバーを突然投棄。憎悪に燃える滅は「どういうつもりだぁーーっ!!」と攻撃を続け、アークワンはそれを一身に受け続ける。
そして、滅が放った「ヘイトレッドインパクト」によってアークワンは敗北、ドライバーとプログライズキーが破壊され、これによって或人はアークの呪縛から解き放たれた。
迅「今度は…飛電或人の番だ!」
『絶望』から解き放たれた飛電或人は、未来のために『希望』となる。