仮面ライダーアークゼロワン
かめんらいだーあーくぜろわん
アズ「仮面ライダーは私が滅ぼす…」
アークゼロワン!
オーソライズ!
「感じるわ~…私の心の中に宿る愛しきアーク様を…」
「変身」
プログライズ!
Final Conclusion!
アーク!ライジングホッパー!
"A jump to the sky to gain hatred."
『仮面ライダーゼロワン』のファイナルステージに登場する、アズが変身する仮面ライダー。
変身直後はアズとアークが混ざった声だったが、最終的にはアークの声で活動した。
「負の感情」が存在する限り、その存在に力を与える形でアークは何度でも復活する。その言葉を具現化したアークワンやアークスコーピオンに続く、新たなアークの概念を宿した存在。
ファイナルステージ限定のライダーである為、例によってスペックは判明していないが、アークの概念を宿しているだけあってその戦闘力はアークワンやアークスコーピオンにも匹敵する程高く、アークゼロと互角以上に戦えるようになったメタルクラスタホッパーや滅、迅を纏めて退ける、バルカン、バルキリー、サウザーも圧倒する等或人がゼロツーに変身するまで全く味方陣営を寄せ付けない強さを見せ付けた。
変身音を直訳すると「憎悪を得るための空への跳躍」。意訳すると「飛翔し憎悪に染まる」といったところか。
歴代敵ライダーは主役ライダーと同型のベルトで変身することも多かったが、ゼロワンでは何気に初となる主役と同ドライバーで変身する敵ライダーである。
変身音の「プログライズ!」は、劇中で省略された部分である。
フォルムは上半身こそアークワンと全く変わらないものの、下半身はアークゼロ(ライジングホッパー)、変身ベルトはゼロワンドライバーであり、全身アズのパーソナルカラーである赤色に変化、顔の半分も黒から白色になっており、その様相を一言で表すなら「血に染まったアークワン」。変身時に「ライジングホッパー」と読み上げていることから、アズが変身したライジングホッパーとも見て良いかもしれない。
飛電ゼロワンドライバー
変身ベルト。
アークゼロワンプログライズキー
変身に使用するプログライズキー。アークワンプログライズキーの色違い。入手経路等は不明だが、他のアークのプログライズキーがアークワンプログライズキーが変化して誕生したことを考えると、こちらも同様の経緯で誕生した可能性が高い。
「『人類滅亡』…それがアーク様の定めた結論だったのに…
仮面ライダーのせいでぶち壊し…」
「アイツらが憎い…仮面ライダーを滅ぼしたい…!」
「これは…私の中の悪意…
まさか…私の中にもアーク様が…」
アークを倒されたアズのなかに「アークを倒された負の感情」が目覚め、アークが宿る。その力は仮面ライダーアークゼロワンへ変身する力となり、変身。イズを探していた或人が変身したライジングホッパーのゼロワンと交戦し、退ける。
そして、まず手始めに暗殺ちゃんをアークゼロの状態で復元させ、滅亡迅雷.netの暗殺を企てるが、それを止めに入った亡と雷を暗殺ちゃんを介して洗脳する。そして、全ての仮面ライダーを滅亡させる為に「暗殺亡雷.net」を結成する。
次にアークゼロワンはZAIAを襲撃。サウザーと交戦し、サウザンドジャッカーでジャックライズされるもこれを物ともせず、サウザンドジャッカーを奪って自身のデータをジャックしたジャッキングブレイクで叩きのめす。
一方、「暗殺亡雷.net」は滅と迅を破壊するため2人を襲撃。加勢に来た或人が変身したメタルクラスタホッパーのゼロワンとも交戦。ここにアークゼロワンも出現し、ゼロワン達を一度は追い詰めたが、迅には逃げられてしまった為、新たな予測を検出し、その場を後にする。
その後、撤退した迅を「暗殺亡雷.net」に任せ、自身は天津の計らいによって再度変身が可能になったバルカンとバルキリー、サウザーと交戦。それぞれ圧倒的な力で追い詰め、アークゼロが迅に止めを刺そうとした所を滅が駆け付け迅を庇う。そして、滅は今の滅亡迅雷.netの夢を語り、迅も自身の想いを語る。2人の「夢」と言う言葉に反応した亡と雷の洗脳が溶け、2人に離反されてしまう。
最終決戦ではゼロツーと交戦。仮面ライダー達に暗殺ちゃんとマギア達を倒され、自身もゼロツーの予測をまたしても上回る事が出来ずに圧倒され、最後は倒される。
だが、アズを完全には倒せておらず、或人に対してこう囁く。
「これだけは忘れないで…
人類に悪意がある限り…アーク様は再び生まれる…
そしていつの日か…この世界が滅ぶのよ…」
- スーツは上半身はアークワン、下半身はライジングホッパー(恐らくアトラク用)を改造、リペイントしたもの。その後上半身は仮面ライダーサウザンドアークへ改造され、そのまま残っていた頭部はアークワンに戻された。現在アークゼロワンのスーツは現存していない。