「私は夏木花。またの名を……仮面ライダーアギレラ……!」
「かかっておいで、ベイル」
CV:浅倉唯(現・椛島光)
スーツアクター:林本奈々
変身者
・夏木花
概要
『仮面ライダーリバイス』に登場する仮面ライダー。
かつてのアギレラことウィークエンドの夏木花が変身する。第36話より登場。
本作ではさくらの変身するジャンヌ以来の2人目の女性ライダーである。
変身ポーズ
左腕をあげてその後手を顔の横に持ってきてセットしたバイスタンプを倒した後に腕組みをする。
変身ポーズはアギレラのスーツアクトレスである村本氏が考えたものでアギレラが着用していたひらひらとしたドレスを彷彿とさせる動きを入れている
形態
なお、「仮面ライダージャンヌ・コブラゲノムとラブコフの各ゲノムのコンビ」という形式をとるジャンヌとは違い、派生形態を含めアギレラ自身のゲノムチェンジという形で表記される。
設定上はジャンヌと同じく武器とする悪魔のゲノムチェンジであるはずだが、ラブコフとは違い固有の名前や姿がないためだと思われる。
基本形態
『uh~Wow! Just believe in myself!』
ウィークエンドライバーにクイーンビーバイスタンプを押印して変身する基本形態。
派生形態(ゲノムチェンジ)
『Y~eah!バッファロー!』
ウィークエンドライバーにバッファローバイスタンプを押印して変身する派生形態。
使用アイテム
変身ベルト。新たに開発された量産型ドライバー。リベラドライバーの完成形とも言える為、基本的なシステムや構造は同じ。ただし、カラーリングが赤とオレンジであり、開閉部分も檻ではなく女王蜂モチーフであるためか垂れたハチミツのような構造となっている。
- ニードルクナイ
余談
- 変身の際は白い大きな蜂が変身者の周囲を旋回し、それと同時に金色の小さな蜂が回転しながら変身者に纏わされることでスーツが形成され、大きな蜂が真正面からぶつかる様にして変身が完了する。ジャンヌやベイルと似たような演出なのは、ドライバーのカラーと言い開発者の趣味だろうか。
- テレビ本編に2人目の専用かつレギュラーの女性ライダーが登場するのはシリーズ初。
- 2人目の女性ライダーも専用の変身ベルトを使用するのも初である。
- 令和3作連続でハチをモチーフとした女性ライダーが出る事になった。
- TVや雑誌では存在を明らかにされておらず、次回予告でも一切触れられないだけで無く、ミスリードで玉置豪がバッファローバイスタンプによって変身するシーンが映されていた(但し、ベルトのメインカラーが赤である事や、さくらのリベラドライバーと類似している事に加え、「女性ライダーのドライバーの発展型を男性が使うとは思えない」と予想されていた事、基本形態がレジェンドライダーをモチーフにしたバイスタンプで変身するとは考えにくい事等から、変身失敗し花が変身するだろうと言う予測もあった)。
- 元々、アギレラ時代から人気のあるキャラクターである為、彼女が変身する事を望む声が一定数あったが、満を持しての変身になった。また、生きる意味を見失い長きに渡り苦悩・迷走していた花が新たな居場所で「贖罪」と「過去の自分を否定せずに受け入れる」事を兼ねてライダーとなるストーリーラインを評価する意見も多い。
- 豪のピンチに駆け付けた花の構図は、嘗てアギレラをお守りしていたフリオの流れとは逆になっている。
- 初登場の36話にてベイルのアキレス腱を狙って攻撃するシーンがあったが5~7話で花(その頃はアギレラだった)がさくらをリバイスのアキレス腱=弱点として捉えており、その発言がまさかの形で伏線回収される事になり一部ファンの中で話題になった。また、奇しくも36話ではベイルがさくらに、花の事を「お前の弱点はあの女か?」と尋ねている。
- スーツはおそらくガントレット・脛当て・ブーツが仮面ライダーカノンスペクターのリペイントで、それ以外は新規造形と思われる。ニードルクナイも仮面ライダー鎧武・イチゴアームズの武器であった「イチゴクナイ」のリペイントと思われる。
- 初見で勘違いされやすいが、目は顔面の赤い部分や蜂の尻に当たるひし形の部分では無くその下に先代の蜂ライダーの様なツリ目が存在している。何者かによって姿がリークされた際、「一つ目で不気味」、「敵のデザインの方がしっくりくる」等の否定的な意見もあったが、本編で変身直後に複眼が発光した事で正しい目の位置が判明した為、誤解は解かれた。
- 2022年7月3日にスピンオフ作品『ガールズリミックス』の配信が発表され、場面写真も数枚公開されたが、その中にモノクロカラーのアギレラが登場していたが、これは後にアギレラに似た謎のライダーであることが明らかとなった。
- 立体化において装動より先にS.H.Figuartsの発売が発表されるというレアケースが発生している。
- pixivではオリジナルライダーとして似たようなイラストが多数投稿されていた。
- クイーンビー・デッドマンとの演じ分けについては、仮面ライダーアギレラのスーツアクターを担当した村本女史が「クイーン・ビーデッドマンが"相手を上から目線で見ている感じ"を出していたのに対して、花に見えるように意識しながらも、あくまで"仮面ライダーアギレラ"と名乗っていることからアギレラの要素も少し入れている。」とインタビューで語っている。
- 実際の本編や『ガールズリミックス』での戦闘シーンを見てみるとデッドマンズ時代のアギレラを彷彿とさせるような立ち住まいや戦い方も花としての戦い方を入れつつも20話でデッドマンに変身して一輝と共闘した時に使った蜂の針を模したエネルギー弾を飛ばすような攻撃をしている。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーリバイス 夏木花 アギレラ(仮面ライダーリバイス)
仮面ライダー一覧 サブライダー 女性ライダー
ホワイトヒロイン レッドヒロイン
ライダーシステム(リバイス) Wリンクシステム
関連・類似キャラクター
- クイーンビー・デッドマン:花がデッドマンズの幹部だった頃に変身していたデッドマン。
- 仮面ライダーダークアギレラ:『ガールズリミックス』で初登場した黒いアギレラ。
- 仮面ライダースーパー1、仮面ライダーザビー、ムカチリコンボ/仮面ライダーゴーダ、ハチマリンフォーム、ライトニングホーネット:蜂がモチーフのライダー。ライトニングホーネットは女性ライダーの派生形態である。
- 仮面ライダーチェイサー:元敵勢力のメンバーだった人物が変身したサブライダー。敵勢力に所属していた頃は別の姿で戦っていた点も似ている。
- 仮面ライダーハート、仮面ライダーブレン:元敵勢力のメンバーだった面々が変身したサブライダー。ただし、番外戦士である。
- 仮面ライダーサーベラ:ハチがモチーフに含まれる女性ライダー。待機音や名乗りが類似している。
- 仮面ライダーストリウス:前作の敵組織のリーダー格が変身するサブライダー。組織が壊滅した後に変身したが、彼は特に別の組織に属する事もなかった(絡む事はあったが)。
- ジェントルー:話のパターンは根本的に異なるが、多くの視聴者が彼女のような未来を往くと予想されている。
女性ライダー
剣斬(先代)/カリバー(4代目)/サーベラ → ジャンヌ/アギレラ/ダークアギレラ → ナーゴ/レター/ロポ/ベロバ/グレア2/ハクビ