ウィークエンドライバー
うぃーくえんどらいばー
ウィークエンドライバー!
Subvert up!
『仮面ライダーリバイス』に登場する変身ベルト。
夏木花が仮面ライダーアギレラへの変身に使用。
仮面ライダージャンヌが使用するリベラドライバーの簡易量産型として狩崎真澄が開発。
元々リベラドライバーは量産化を想定して開発されるも、悪魔が解放される問題から頓挫した経緯があり、父親の手で正式な量産型として完成した事になる。
『ガールズリミックス』では花の体を乗っ取った悪魔花が仮面ライダーダークアギレラへの変身に使用した。
劇中では玉置豪を介してアギレラに渡ったものと、真澄が装着していたものの2つが確認されている。
アギレラのものは第47話にてある目的を果たさんとする狩崎によって花が襲撃を受け、その際に玉置が持っていたデモンズドライバーもろとも破損させられたが、後にファイナルステージにて修理された。
カラーリングはベイルドライバーと同様。
形状はリベラドライバーのリデコで基本的な構造も同一。
テールグリップに蜂の巣のようなディテールが施され、リフレクターオープナーが蜂蜜を思わせる造形になっているのが特徴。
量産前提、つまり同型のドライバーを使用した集団戦闘を前提としており、部隊の行動を高効率化する「Wリンクシステム」が搭載され、連携攻撃を最大化する事が可能。
従来の「ゲノムパワー」と比べて変身者への負担が少ない「グローバルゲノムパワー」を生み出す設計で、変身の敷居を低くしてある。
リベラドライバーの悪魔が解放されるという欠点も、最初から悪魔をゲノムウェポン化させる事で制御下に置いている。このゲノムチェンジ機構は『ガールズリミックス』にて初めて使われた。
また、リベラドライバーとは根本の製作者が違うせいか、あちらの「変身時にバイスタンプの起動に反応して鉄骨の様な特殊フィールドを展開して変身妨害を防ぐ」機能がウィークエンドライバーにはオミットされている。
代わりとして、装填したバイスタンプの生物のデータを実体化したものが周りを浮遊している。
なお、ダークアギレラの場合は、悪魔が乗っ取っているためゲノムウェポンは使用不可能だが格闘能力がアギレラより上昇している。
- 当初、ウィークエンドライバーで変身する仮面ライダーはアギレラと熊モチーフの量産型ライダーがデザインされたものの、前者のみ採用された為、事実上アギレラの専用変身ベルトとなった。量産を前提とした設定の数々はその名残である。
- システムボイスに関しても、リベラドライバー同様担当CVが公表されておらず、不明のままである。だが、システムボイスの声質がリベラドライバーとほぼ同じであることは確かである。
- ゲノムチェンジ時の待機音は「Buki!Buki!」。
- 玩具版では、スタンプを装填せずドライバーを回転させて戻す事で、ダークアギレラへの変身モードに切り換えることができる。
- 劇中では何故かバイスタンプを装填した時の音がリベラドライバーとも違う新規のものと、バイスタンプを押印した時と同じ音声の2種類が存在する。玩具で採用されているのは後者の方である。
リベラドライバー:本家及びプロトタイプにあたる。メタ的にはリデコ元。