変身する仮面ライダー
概要
第33話終盤にて五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌに敗北しクイーンビー・デッドマンから分離して以降、アギレラの名を捨て···というより過去の自分かつその名を冠する新たな戦士として割り切り、こちらを名乗っている。
pixiv上では第34話以降、洋服姿もしくはウィークエンドの制服(これに合わせて服装もウィークエンドの制服(?)に変更された(襟の大きい白シャツ、メッシュの黒インナーとロングコート&ワンピース)を着用しているイラストにこのタグが用いられている。
人物像
ウィークエンドに入ってからは、アギレラの時のぶりっ子や女王様気質の性格は鳴りを潜めており、持ち前の心優しい性格で一輝やヒロミと共に年長者としてさくら、光、玉置をフォローしている。また、後述の光の誘いに乗るなど年上の女性としての余裕も持っている。
気の強さも健在なようであり、かつては洗脳の影響で盲信していたギフすらも、「自身の運命を狂わし、人類の平穏と自由を脅かす存在」として敵視している。なお、ギフだけでなくギフに与していた赤石、オルテカにも例外なく敵意を向けている。(特にオルテカに対しては、デッドマンズ時代の一件もあり、彼の顔を見るだけで怪訝そうな顔をしていた。)
ただ、ギフの力を目の当たりにした影響で流されるように隷属の道を選んだ大二に対しては「さくらの大事な家族」であることと自身の境遇もあり、厳しい言葉ではあるものの、説得しようとするなど上述の2人とは対応が異なっている。
私服ではアギレラカラーである赤のシャツと白のホットパンツを着ていることが多い。
第34話以降
第33話までの活躍はアギレラ(仮面ライダーリバイス)を参照
- 第34話「悪魔が悪魔を呼んでいる」
さくらと共にカフェへ行ったりショッピングしたりとデート···否、JKの休日(的なもの)を楽しんでいたが、自称さくらのボディーガードと花の元下僕による尾行(というよりほぼストーカー)のせいで気が散ってしまい、「誰かさんたちがついて来なけりゃもっと楽しかったけどなぁ〜」とさくらと共に愚痴っていた。その後、赤石の緊急放送が突如行われた際には玉置とともに不穏な表情を浮かべていた。その後、ウィークエンドの基地にてさくらの安否を心配していた光に「さくらちゃんなら大丈夫!」と励ましていたが、赤石の圧倒的な強さと無限に増産されるギフテリアンを見て、ただ見守ることしかできなかった。
- 第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」
フェニックス基地内での悲惨な状況を見ていられなくなり飛び出して行こうとした光を太助とともに制止していた。その後、何とか帰還しギフとの戦いで負傷したさくらを手当した。
赤石率いるフェニックス側の企みに危機感を抱いていた狩崎真澄に頼まれたさくらについて行く形で街の様子を見に行っていたが、そこにベイルが出現。さくらが変身したジャンヌとベイルの交戦する様子を銃で援護・応戦しながら見守ることしかできず、さくらに「花!早く逃げて!」と言われると、彼女の言う通りにその場を逃げようとしたが、さくらの弱みが花であることを見抜いたベイルが標的を花に定めたことで襲われそうになるが、玉置の決死の突撃により難を逃れた。しかし、玉置はベイルによって拉致されてしまい、自身の無力さを痛感する。
その後、ベイルのアジト屋外にて、玉置が落としたウィークエンドライバーを拾い上げ、真澄によってクイーンビープロトバイスタンプが調整されたクイーンビーバイスタンプを起動。
「そう……私はかつて、悪の女王として罪を重ねて来た。だから……全力で償うわ」
「さくら……これが私の覚悟よ!」
「変身!」
玉置、さくら、一輝、そして対峙するベイルの前で仮面ライダーアギレラへと変身した。
実は、これこそがウィークエンド正式加入のための最後の試練であり、彼女は「自身が犯した罪を全力で償う」ことを目的に真澄に頼んで自身に試練を課すように頼んでいた。覚悟を持って変身した彼女は、ベイルすら取り込んでいないクイーンビースタンプの力、しなやかな身のこなしとスピードで彼を翻弄。アキレス腱を切りつけ、足の甲にニードルクナイをぶっ刺して地面と固定させ「クイーンビースタンピングブレイク」を喰らわせたりすることでベイルに撤退させるほどの深手を負わせた。
- 第37話「激戦必至!決死の悪魔奪還ミッション!」
牛島光/仮面ライダーオーバーデモンズとともにギフジュニアの掃討を行った。その際に、光から「どちらが多く倒せたか競争しませんか?」と誘われ、その誘いに乗っかったものの、2人とも倒すことに夢中になりすぎて途中で数えることをやめてしまっていたため、結局この勝負は無しになった。
- 第38話「父と子が紡ぐ!究極のリバイス!」
ギフが生成した悪魔軍団に一輝、さくら、光とともに立ち向かう。その際に、「ギフに味方するやつ全員、ギッタギタにしてやる!」とメンチを切っていた。(さすがに、光から「花さん、綺麗な顔が台無しですよ」とたしなめられてしまったが。)
その後、仮面ライダーアギレラに変身して悪魔軍団相手に善戦していたものの、突如ヘルギフテリアンが出現、不意打ちでジャンヌとともに変身解除させられた。
- 第39話「希望と絶望、三兄妹の葛藤」
ヘルギフテリアンによって牛島公子が犠牲になったのが原因で泣き崩れる玉置を「嘆くな!立て!」とキツくではあるが励ました。また、ホーリーライブから五十嵐一輝をかばい、「兄弟で戦わせたりしない!」と全力で大二を止めようとしていたが、ホーリーライブの攻撃を受け、吹っ飛ばされてしまう。
- 第40話「家族か世界か…魂の兄弟喧嘩!」
大二と戦うことになった現実を受け入れきれずにウィークエンドのアジトから逃げ出したさくらを追いかけ、さくらに拒絶されてもなお彼女をハグして慰めていた。その後、悪魔軍団の襲撃に際して、さくら、光とともに応戦。悪魔軍団を全滅させることはできたものの、赤石のギフデモスにはさすがに敵わず変身解除させられた。その後、牛島太助の命令でシェルターの人々の避難誘導を行った。
- 第41話「父の真意、息子の決意!」
ベイルと赤石がリバイスと戦っている間に、リバイスを邪魔しようとしていたホーリーライブを止めるためにアギレラに変身して彼と交戦、凄まじい空中戦を繰り広げる。
大二/ホーリーライブに対して、「あんたバカじゃないの!?大切な居場所を自分から手放すなんてね!」と諭すが、苛立つ大二は「お前に何がわかるんだ!」と返答。それでもなお、花は「私だからわかるのよ!」とかつての自分たちと同じ過ちを大二が犯さないようにという願いを込めたかのように強く反論、 「クイーンビースタンピングデストロイ」をホーリーライブに向けて放ったが、全て躱されてしまい、飛び去っていく大二を追跡した。
(余談だがこの空中戦、背景CGが「REAL×TIME」にて迅(バーニングファルコン)とシンクネットの戦闘機がチェイスを繰り広げた場所に似ているため、一部映像及びCG背景を流用していると思われる。)
前話に引き続きホーリーライブを追跡していたが、地面に叩き落とされてしまい変身解除されてしまう。その際、バイスに「大丈夫?大丈夫ですか?」と心配されていた。
- 第43話「永遠の終わり、後悔の向かう先」
光、さくらとともに赤石がギフから新たに授けれた力を以て変身したギガデモスに立ち向かうが、圧倒的な防御力で傷一つつけられず苦戦を強いられる。そんな中、光から特訓の末会得した最大出力のゲノミクスチェンジで必殺技を赤石/ギガデモスに叩き込むこととその時間稼ぎを提案され、さくらとともに承諾。2人で時間稼ぎのために再び立ち向かったものの、やはり圧倒的な実力差から赤石の進撃を止めることはできず変身解除してしまった。ギガデモスの足止め自体はアルティメットリバイが引き継ぎ、その後光のフルゲノミクスによる決死の攻撃をさくらとともに見守った。
- 第44話「全身全霊をかけて、決断の行方」
余命わずかの真澄に付き添っていたが、真澄の容態が急変したことを受け、ジョージ・狩崎の元に向かい父親を看取るように説得した。
- 第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」
ラブコフのケガを心配するさくらを不安そうな表情で見守っており、その後、悪魔軍団に苦戦するさくらを援護した。
尚、その際にさくらが一方的に変身解除させられたヘルギフテリアンを奇襲とは言えど周囲のギフテリアン共々一撃で撃破するという戦果を挙げた。
- 第46話「向き合う勇気…真に護るべきものは何?」
ラブコフとの在り方に悩むさくらに対して、「2人とも足手まといだから来ないでって言ってるの!」とわざと強い口調で叱責し、「大事な相棒の話、ちゃんと聞いてあげたら?」とさくらにラブコフとの対話を促した。その後、アギレラに変身して悪魔軍団に立ち向かっていたが、物量から苦戦を強いられる。そこへ光からの意志を受け継いだ玉置が参戦。玉置に対して、「顔が硬い!笑え!」とアドバイスし、仮面ライダーオーバーデモンズに変身した玉置と共闘。「初心者には、難易度高くないですかこれ!?」と愚痴を漏らす玉置に「弱音を吐くな!」と叱りながらも協力して悪魔軍団を撃破した。
- 第47話「狩崎の反乱、変身の代償」
さくらにお別れの挨拶をしにしあわせ湯の前を訪れ、デッドマンズとしての罪を償うことを彼女の前で宣言するとともに別れを告げた。しかし、その後狩崎が変身した仮面ライダージュウガの襲撃にあい、負傷。ウィークエンドライバーも強奪された。どうやら、アギレラには変身したが圧倒的なスペックの差が原因で完膚なきまでに叩きのめされたと推測される。
- 第48話「覚悟の証明!これが…日本一のお節介!」
第47話で負傷した花と玉置は同じ病室で入院していた。
お見舞いに来て僅かな記憶を無くしそうになろうと狩崎を止めに行こうとする一輝のことで相談をしに来たさくらに、玉置と大二がそれぞれ一輝のお節介で救われたという話をしていく中、花は「さくらもお兄ちゃん(一輝)に似たお節介で救われてちょっとウザかった(笑)」と愚痴っていたがどこか嬉しそうだった。そのうえで「お節介してくれる人が近くにいるのって幸せなのね」とさくらを励ました。大二が「お節介じゃない兄ちゃんはどうなんだろ?」と言った際に玉置がお節介じゃない一輝のモノマネをしたところ、それを見た花は大二、さくらとともに「似てない」と言い、その後みんな笑ってみんなお節介な一輝が好きだったんだなと大二達と振り返り、花も感慨深くなっていた。
- 第49話「戦いの果て…残ったのは悪魔だけ」
一輝とバイスの戦いを悲しくて見ていられないさくらに対して、「バイスの想いを無駄にしないで!」と言って見届けるように論した。
- 最終話「あくまで家族、いつかまた会う日まで」
一輝とバイスの戦いを見守る。その後、ブルーバードに所属する。
花が大二にかけた言葉が「私達に猶予と居場所を作ってくれてありがとう」と感謝を告げてたことから、花と玉置は保護観察の名目でブルーバードに入ってると思われる。
- ファイナルステージ
序盤は一輝の記憶世界の中の存在として登場しており、バイスを差し置いてさくらと一緒に東京ドームシティで遊びに行こうとしたり、もんじゃを食べに行ったりと相変わらずの仲の良さを見せた。
現実世界では、ベイドの襲撃でバイスの記憶を復元する装置に繋がれてる一輝を人質に取られ身動きが取れない狩崎の元にさくらと大二と共に駆けつけて大二と狩崎を一輝の元へと向かわせた。ベイドの力の根源が憎しみである事を知ると悲しい力と憐れみを感じた。その後ヒロミが変身したデモンズと共闘した際に「おじいちゃんは無理しないで!」と軽口を叩くなど本編ではなかなか見られなかった一面を見ることができる。
ガールズリミックス
夏木ユリ子が自分の姉を名乗っていることが予告映像から明らかとなっていた。
タイトルにもあるようにさくらとのダブル主人公となっており、さくらとの関係性や自分のあり方について共に先輩女性仮面ライダーから家族のことに対して葛藤しながらもそれを克服していった。
第1話
姉を名乗る者からの手紙のこともあってか若干浮かない顔をしており、それに加え亜樹子から家族のことを聞かれて終始イライラしていたため、一触即発の状況に。その場は相方のさくらが収めた。その後もさくらとはかなりギスギスしており、しあわせ湯を出て1人浮かない顔していた。姉を名乗るものからとされる手紙が来たことを亜樹子に相談している中、突然謎の敵の襲撃を受け、一緒にいた亜樹子がブラックサタンの化けた偽物であったことが判明。それを知って駆けつけたさくら、神代玲花と共にブラックサタンとの戦闘になった。喧嘩していた花とさくらだったが、喧嘩しながらも抜群の連携を見せて玲花も「まるで姉妹ね」と戦闘しながら2人の連携を見て評価していた。そして戦闘後、相変わらずさくらにそっぽを向いたままその場を後にし手紙に書かれた場所に行くと、ブラックサタンと戦闘してる時に助けた女性が夏木ユリ子を名乗る女性であり、そのことに驚いていた。
第2話
夏木ユリ子を名乗る女性に気絶させられてしまう。気づくと教会のような場所におり、精神世界にて現れた自分の中の悪魔に乗っ取られてしまった。
その後、イズ、玲花と共に助けに来たさくらによって、無意識に花の地雷を踏んだことに対する謝罪とさくらの渾身のライダーキックを受けて元に戻り、ガールズリミックスのメンバーと共にブラックサタンとの最終決戦へと向かう。
第3話
雑兵の相手をした後苦戦してる花と玲花の援護に向かおうとしたが、ユリ子/ブラックタックルが立ちはだかる。ユリ子をデッドマンズに騙され心を囚われていた昔の自分と重ね、彼女を救うためにブラックタックルと1VS1に。
しかしブラックサタンの首領によりユリ子の装着していたマスクに据えられていた自爆装置(オリジナルである電波人間タックルの最強の必殺技ウルトラサイクロンのオマージュか)を起動させられてしまう。しかしさくらにユリ子を抑えてもらった後、スタンピングデストロイでブラックタックルのマスクを破壊し自爆を阻止。ミスサタンに対しても、さくらに続く形で「(自身にカリスマ性がないから)私を担ぎあげようとしたんでしょ」とストレートにぶつける。全員でのライダーキックを噛まし、藤本光子を倒して大門凛子が直ぐ様取り押さえた。花もユリ子と和解することができた。
全てが終わったあと、とある撮影所にて強い女の子を特集した雑誌の撮影を受けていた。その待機時間で、玲花が剣と言った際にイズが自らの主の影響かギャグを言い周りが笑う中、花が1話での自分が不貞腐れてたことを謝罪しており、イズがたくさんの笑顔を検出と言ったあと亜樹子が、「仮面ライダーは女の子の涙を拭う」とどこかのハーフボイルドな仲間の探偵がよく言うようなセリフを言って花の周りにさくらたちが集まり「照れてるでしょ」と言われて「照れてない」と嬉しそうに返した。
ED後、さくらから「私がお姉ちゃんね」と言われたため、「私の方が年上じゃない!?」と言うが、さくらは「私の方が背が高いじゃん」と返されるという可愛い痴話喧嘩をしておりそれを見てたイズたちから「ホントの姉妹みたい」と評されてさくらと頬を寄せ合い最高の笑顔を見せた。
バトルファミリア
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
本作にも登場。さくらの安否を心配してヒロミとジョージからの連絡を受けて駆けつけた。その際に、後を追って付いて来た玉置に呆れた顔をしていた。オルテカの姿を見ると、これまでの仕打ちもあってヒロミ共々むちゃくちゃ嫌そうな顔をしていたが、ジョージの仲介により渋々共闘を承諾。久しぶりに玉置が用意したアギレラ時代の衣装を着て三兄妹の助太刀へと向かった。登場の際に、久しぶりに「グラシアス!デッドマンズ!」と3人で叫んだが、息が揃いすぎたためか玉置と共にオルテカに向かって舌打ちしていた。その後、さくらの援護に向かい、仮面ライダーアギレラに変身。戦闘中、さくらに「楽しいね!」と声をかけたが、さくらからは「若干怖いんですけど…」と少し引かれてしまった。
悪魔達を片付けた後、エリア666の爆発からヒロミ達と共に脱出。オルテカが狩崎から借りたキメラドライバーを猫ババしようとしたところを、ヒロミと玉置と共に制止した。
また何気にアギレラの姿で仮面ライダーに変身するのは初めてである。
玉置もフリオの姿でオーバーデモンズに変身している。
MOVIEバトルロワイヤル
本作でもブルーバードの一員として登場。基本的にはサポート等の後方支援に回っていたものの、イザンギ・バリデロとの決戦では大二やさくら、玉置、ジョージたちと共に迎え撃ち、さくら、玉置とともにバリデロと交戦。三人がかりでも苦戦するが何とか喰らい付き、ゲットオーバーデモンズの「デモンズフィニッシュ」と共に「クイーンビースタンピングブレイク」を発動。変身解除してしまうが、インビンシブルジャンヌが必殺技で相打ちとなる形で一度はバリデロを倒すことに成功した。(直後にイザンギによってバリデロを蘇生させられてしまったが)
その後はバイスの復活、アルティメットリバイ&バイスの最終決戦を仲間と共に見守った。
リバイスForward
ブルーバードの一員として登場。予告にてヒロミが指名手配を受けたという報を聞いた際は、「ヒロミさんが!」と驚愕していた。また予告の別カットでは、ブルーバードの隊員服から動きやすい私服になり、銃を構えていた。
『ガールズリミックス』で探偵と協力した事に影響を受けたのか、手書きの「夏木探偵事務所」と紙で出来た看板を用意して探偵となっていた。
ブルーバードの隊員服と私服の両方を着用しているために詳細は不明だが、おそらくブルーバードの隊員としての役割と兼業しているのだと思われる。
指名手配されたヒロミの真偽を確かめるために大二からの要請を受け、助手となっていた玉置、相談に来ていたさくらと共にヒロミがムラマサと交戦している現場に突入するも、ムラマサの演技に騙されて本物のヒロミに玉置と一緒に殴りかかってしまい、最終的には銃を向けるもヒロミにあっさり奪われてしまって撤退を許してしまった。これで出番を終えてしまうものの、エンディングでは五十嵐三兄妹、狩崎、ヒロミ、玉置、留美と共に遊園地で楽しそうに遊んでいた。
また、監督が坂本監督なのもありテレビ本編ではあまり見せなかったガッツリとした生身でのアクションを見せている。
仮面ライダージュウガVS仮面ライダーオルテカ
前編ラストにて登場。黒いローブを身に包み、謎の人物の主導の下で新生デッドマンズを復活させようとするが…?
実は、後編において芝居の為に近付いていた事が判明。
オルテカを慕ってた信者達も夏木探偵事務所の依頼者である事が判明。要するに、全員サクラだったのである。
また、この依頼者を演じていたのは、アギレラのスーツアクターである林本奈々氏とラブコフのスーツアクターである五十嵐睦美氏である。
依頼者に「請求書をブルーバードの文書室宛によろしく」と伝えていた事から、普段は今回のオルテカの脱獄事件の様な面倒事を引き受けてる事が判明した。
その後、狩崎から今回のオルテカ脱獄の手引きをした黒幕の正体を聞いたヒロミと共に黒幕の部下を確保しており、狩崎とホモ・ギフテクスの契約者との戦いをのんびりお茶しながら見ていたオルテカに対して「何も変わってない」と呆れていた。
尚、信者のふりをしてオルテカに近づいて握手した時にも嘗てのアギレラの時のようなぶりっ子の表情をしながらキツめに握手し、笑顔とは裏腹に「アンタの新生デッドマンズ、私がギッタギッタにしてやる!」と吐き捨てた。
一連の騒動の後、オルテカが懲りずに脱獄した際には、一輝達と一緒に追い掛けている。
余談
- もともとデッドマンズにいた時も、人間界で行動する際この名を名乗っており、当初は偽名か本名か不明であったが、残る幹部2人の人間界の名が本名だったことで、この時点から本名である可能性は濃厚となっており、第33話をもってこれが確定する形となった。
- アギレラ時代からなにかとさくらと絡んでいた回数が多かったせいか、2人が同じ画面に映って会話したりするのは視聴者にとっては一種のシリアスな雰囲気に疲れた際の清涼剤となっているようだ。
- 第34話でのさくらとのデートシーンの撮影では、花を演じている浅倉がスタッフから「画が繋がらなくなるからアイスはまだ食べないで。」と忠告されていたにもかかわらず、カメラが止まる隙を狙ってちょっとずつ食べていた。後に、インタビューにてこのことをさくらを演じている井本に暴露された。
- 第38話で上記のようにギフを呼び捨てしていたため、ギフを相当恨んでいることが窺えるが、第28話でギフからビンタされた上で見捨てられたことを根に持っているのかどうかは不明。 その上、あまりのアギレラの頃のギフへの慕い方からは信じられない言い様から一部視聴者からは失笑や苦笑混じりの反応が寄せられた。
- 『ガールズリミックス』でも、さくらから「(お姉ちゃんに)会ってきなよ!」と言われた際に気分を損ねてしまった事から、利用されてたとはいえ、孤児であることがかなりコンプレックスになっていたことが分かる
- 最終回で保護観察処分でブルーバードにいる花と玉置だが、保護観察処分で済んでるのは、花の場合は幼少期からデッドマンズに洗脳されていた上に騙されていたことやデッドマンズ時代の実質的な主犯は主にオルテカで花自身はお飾りの客寄せパンダでしかなかったこと、玉置と共にウィークエンドとしてギフと戦った戦果に加え、大二やヒロミ達と言った終盤共に戦った仲間達の擁護があったからだと思われる。
- 『ガールズリミックス』でさくらに「私の方が年上」と返してたことや、本編にて大二が花のことを「花さん」と呼んでいたこと、ヒロミに対してはさん付けで呼んでいる一輝が花を呼び捨てにしていることから、年齢は一輝以下、大二以上かと思われる。上記の事柄と、本編から17年前の時点で一輝が5歳、大二が2~3歳だったことを考えると花の年齢は推定20~21歳だと思われる。
- 浅倉は「洗脳されていたとはいえ、人間をギフテリアンに変えてしまうような組織に加担していた。たから、ウィークエンドに入ってからは償いの日々が始まり、仮面ライダーアギレラに変身してからの花は過去を償いたい一心で戦っている、そこには濁った気持ちや迷いはまったくなく、ひたすら信念を持って戦いに身を投じている」とコメントしている(『仮面ライダーリバイス オフィシャルキャラクターアルバム Familia Diabolica』p.44より)。
- 演者の浅倉唯は、2022年12月30日に事務所を移籍し、芸名を「椛島光」へと改名したが、その芸名の「椛」には奇しくも「夏木花」の「木」と「花」が含まれている。
- 後のインタビューにて、「そこは考えてなくて。本当にたまたまだった。」と語っており、意図したものではない模様。
- 演者の浅倉は絶叫マシン等の類が大の苦手であり、Vシネマ『リバイスForward』のラストシーンで乗った際にはあまりの恐怖に泣いてしまい、さくら役の井本に心配されている様子がメイキング映像で明らかになっている。
関連イラスト
関連タグ
ウィークエンド(仮面ライダーリバイス) ブルーバード(仮面ライダーリバイス)
ハナ/コハナ:名前が「ハナ」のヒロイン。彼女は変身しないが、生身ではかなり強い。
チェイス:当初は敵だったが、後に味方になったサブライダー。怪人体を持つ点も似ている。ただし、彼は黒幕が変身した怪物から親友を守る為に命を落とした。
ライダーヒロインの系譜
須藤芽依→五十嵐さくら/アギレラ(夏木花)→鞍馬祢音/ツムリ