演:芹沢凜
概要
Vシネマ『リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』の登場人物であり、謎の組織「アリコーン」の被害者。両親は既に他界しており、天涯孤独の身。自分を救ってくれた門田ヒロミのことを「おじちゃん」と呼んでいる。組織に狙われ逃亡中の身でありながら「ラーメンを食べたい」とわざわざ人目につくラーメン屋に入るようヒロミにせがんだり、熱々のメンマをヒロミの口の中にぶち込むイタズラを行うなど年相応の無邪気さを見せていた。
ヒロミの悪魔であるムラマサに誘拐されてしまうが、果たして…。
余談
- ヒロミを「おじちゃん」と呼んでいたためか、鑑賞したファンの間ではコレを思い出した人が多かった。
- 演じた芹沢女史曰く、「台本に書かれているイメージが、自分の実年齢よりも少し幼く感じたため、台詞を言う際には普段よりも声を少し高く出すようにした。」とコメントしている。
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実は、治癒能力及び細胞分裂活性化能力を先天的に有したミュータント(突然変異体)である。
そのため、遺伝子工学の権威である市村景孝から目をつけられ、幼少期からアリコーンの下で酷使され、その能力を徐々に奪われていた。しかし、五十嵐大二率いるブルーバードの部隊がアリコーンのアジトを襲撃したことで解放され、一時的にしあわせ湯に預けられていた。その後、ヒロミに保護されるものの、すぐに違和感を察知。彼をヒロミではないと判断して逃げ出してしまう。なお、この時留美を保護したヒロミは留美の読み通りヒロミに成りすましたムラマサであった。
その後、ムラマサのせいで勘違いで全国に指名手配されてしまった本物のヒロミと再会し、「遊園地に行きたい」と約束したことに言及して早く叶えるように急かすが、その最中にアリコーンの幹部であるユキオとマリコが部下を率いて留美の奪取を図るが、ヒロミの機転により近くの清掃会社の社用車を盗難して逃走に成功した。
その後も逃避行を続けるが、彼女を追ってムラマサが出現。ヒロミがムラマサと交戦するものの、ムラマサの攻撃でヒロミが負傷してしまう。さらに、大二からの依頼を受けてさくら、花、玉置が駆けつけたものの、ムラマサの戯言で花、玉置が騙されてしまい本物のヒロミを攻撃したため、「違う!おじちゃんは悪い人じゃない!」と叫んでいた。その後、分が悪いと判断したヒロミの手で逃走した。
その後、遊園地周辺で上述の能力を使用してヒロミの傷を治し、自身の過去を吐露した。その最中に大二を裏切ったカゲロウによって誘拐され、遺伝子研究所で市村の実験の材料とされてしまう。
その後、自身の研究の成果であるヒューマンミュータント達がことごとく撃破されていく姿を見た市村がパニックを起こし、留美は市村諸共融合してしまい怪人態「トランザムザ」レベル4へと変貌。
自身の身体が混ざってしまったことでヒロミに自分ごと怪人態を倒すように懇願するものの、ヒロミは「諦めるな!」と彼女に檄を飛ばした。
そして、ヒロミが大二に対してリバイスドライバーの「悪魔と分離できる」システムに一縷の望みを賭けることを提案し、大二もこれを了承。カゲロウは理解できないままだったが、3人が怪人態相手に必殺技を同時発動させて怪人態を撃破。留美は大二にお姫様抱っこされる形で無事に救出され、ヒロミに感謝の気持ちを伝えていた。
一連の騒動が終結した後、ヒロミ、大二、花、玉置、狩崎といったブルーバードの面々や一輝、さくらと共に遊園地で楽しく過ごしていた。なお、ヒロミ曰く「彼女の先天的な能力は一連の騒動で既に失われた」とのこと。これで彼女の身に危険が及ぶことはかなり減ったので、この方がよかったのかもしれない。
ヒロミにとって留美の存在はとても大きく留美もヒロミの事をおじちゃんと父親のように慕っており、留美を救うために再びインペリアルデモンズに変身する際も「我が命に誓って俺は留美を救う」と奮起してることから逃亡してる中でヒロミにとって留美は大切な存在になったことがうかがえる。