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概要

ギフの超常的な力を直接注ぎ込まれた人間が、凄まじい戦闘能力を以て禍々しき異形へと変貌した姿。


デッドマンギフテリアンに続く、第3の異形の生命体だが、先述された2種を軽々と凌駕する程の脅威的な戦闘能力を備える。

悪魔に変身するという点ではフェーズ2以降のデッドマンと同じだが、自ら生み出した悪魔獣との融合ではなく、埋め込まれたギフの細胞やエネルギーを用いるため地球上に存在する(していた)生物に該当しない容貌となっている。


変貌した人間によって姿形も異なり、本編では下記の2タイプが登場した。



ギフデモス(御子柴朱美)

未来なき悪魔像


英雄は『絶望』の意味を知る必要があるようだ。朱美くん、君の選択を披露したまえ」

朱美「大二くん、ごめんね……。私、人類の未来が、“見えない”……」


英雄「彼女もまた悪魔の囁きに負けたんだ。いずれ君も……」


バイスタンプ不明
身長193.7cm
体重86.3kg
特色/力/衝撃波/格闘
CV藤岡沙也香
スーツアクター宇佐美紗風

ギフへの恐怖と見据えない人類の未来に絶望し、赤石長官の下僕にならざるを得なくなったフェニックスの医者・御子柴朱美が禍々しく変貌させられたギフデモス。


トランプのジョーカーを思わせる、渦巻き模様が入った赤と黒のカラーリングが目を引く容姿が特徴。統一感があるように見えるが、よく見ると四肢の造形はバラバラで、赤色の上半身は鳥類や人の肋骨の意匠が施され生物感があるのに対し、黒一色に染まる下半身は機械的。

一貫性がないその容姿は様々なパーツを取り付けた人造人間を思わせる。また、顔部分を見てみると仮面ライダーの顔の様な造形になっている。


能力

左前腕にギフテリアンの「フェアグド」のように突き出した、空間すら切り裂く切れ味を誇る剣「デスペティア」を装備している。

このデスペティアの威力は凄まじく、一撃でライダー達を倒した描写が続いた為、後に登場したヘルギフテリアンより強いのではと視聴者の間で話題となっている。


更に両掌から放つ衝撃波で独自の力場を発生させ、相対するものを圧倒する。


ギフテリアンとは異なり人間が変身したタイプの怪人である為、朱美自身の意識はあり対話は可能だが、既に未来に絶望しきり赤石長官の下僕に成り下がってしまい、まともな意思疎通は出来なくなっていた。しかもギフデモスの姿でいればいるほど朱美自身の自我が消えていく危険性も孕んでいる。


活躍

  • 第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」

第34話でギフに力を注ぎ込まれ、ギフデモスに変貌した朱美。人智を超えた力を持った赤石長官の放つ衝撃波によって、首に重傷を負った大二を踏みつけデスペティアでトドメを刺そうとする。


大二の救援に駆けつけたジャンヌやそれまで無敗だったリバイスをデスペティアの一撃で変身解除に追い込む力を見せつけた。

するとベイルがエネルギー切れを起こし実態を保てなくなった為赤石長官の指示で撤退を指示され、「大二くんも、きっといつか分かる…」と一言告げてその場を後にした。


翌日、赤石長官の演説の際に再び出現。赤石長官が演説を見ている民間人に「仮面ライダーですらギフに敵わず、今の人類の力は到底無力」と見せかけ、人類のギフの下僕化を推し進める為の自作自演を完遂しようと駆り出される。

ギフの召喚する複数のギフテリアン(TRUE)や、ベイルと共にホーリーライブを始めとする仮面ライダー達を圧倒。更に赤石長官の指示でわざと衝撃波を浴びせ、彼を殺害したように見せかける。


ギフの攻撃によって変身解除に追い込まれ、赤石長官の計画を止めるはずが、あれよあれよと計画の布石となる演説を赤石長官に進められてギフの脅威を人間達に知らしめる結果となり、四面楚歌の状況に陥った仮面ライダー達を救うべく仮面ライダーオーバーデモンズに変身したの乱入によって、彼らを取り逃す。

たが赤石長官の目論見は成功したのでその場に留まった。


  • 第36話「岐路に立つ人類、それぞれの決意」

前回での計画を成功させた後はギフの世界へと留まっていたようだが、再度人間界へと送り込まれ、が危険も承知でベイルの居場所を突き止め、彼と戦うリバイス達を強襲する。

リバイスを圧倒するほどの戦闘力は健在で苦戦させるが、ギフデモスは何かを伝えようとする仕草を見せる。

これを見て、朱美との分離を試みたリバイスの「爆爆リバイストライク」を食らい倒れ込んでしまうが、満身創痍で立ち上がり、リバイスの元へ歩み寄ると朱美の自我が復活し、「ギフを倒すには、ギフの力が必要よ……私を使って……」とリバイス達に伝える。


しかし、再度自我が封じられて暴走。デスペティアによる斬撃を連続で浴びせて変身解除に追い込み、苦しみながらその場を走り去って行った。


  • 第37話「激戦必至!決死の悪魔奪還ミッション!」

赤石の元へと現れた一輝とさくらを迎え撃つため、ヘルギフテリアンとともに出現。前回よりも大幅に強化され、自我もほぼ消えかけた状態となっており、前回以上にリバイスを圧倒し苦戦させるが、「ライトニングトルネード」で吹っ飛ばされ、屋外への戦闘となる。

その後、ジョージ・狩崎の調整によって氷の力が強化されたバリッドレックスゲノムに苦戦、朱美の自我が一時的に戻ってきたこともあって氷漬けにされてしまう。そこへ、赤石が突如後ろから現れ、「君の役目はここまでだ」と処刑宣告、ギフの力で風穴を開けられ致命傷を負い、駆け付けた大二に対して「正しさのために独りぼっちにならないで」「かっこいい男になりなよ」と遺言を伝えて消滅してしまった

だが、朱美の願いとは裏腹に大二は一輝たちと決別してしまい…。


ギフデモス(赤石英雄)

ギフデモス(赤石英雄)


「出る杭は打たれる…世の常だ」

「盛者必衰の理…人類は調子に乗り過ぎた!」


バイスタンプ不明
身長218.0cm
体重160.9kg
特色/力格闘/衝撃波/超修復能力
CV橋本じゅん
スーツアクター藤田慧

政府特務機関フェニックスの長官・赤石英雄がギフから授かりし力により禍々しく変貌したギフデモス。彼の怪人態としての姿であり、外見はギフテリアンがディアブロに近い姿に進化した様な異形。


紫の刺を生やしたローブやコートを思わせる白い衣装を羽織った黒い身体の異形でギフテリアンのような尻尾を持つ。また、白い双角を頭部に生やしているなど何処となくフェーズ2やギフテクスのデッドマンも彷彿とさせる。


変身時には上空からギフの手を象ったエネルギーが赤石を包み込む。


能力

超修復能力や凄まじい破壊力を伴う格闘術などを有しており、更に両掌から放つエネルギー波で独自の力場を発生させることもできる。

さらに初登場時にはかつて大二に見せたように、高速移動、触れた物体を紫炎で燃焼、敵の眼前で消失し背後から出現等、風林火山のエレメントに準じた様々な能力を使用している。


また、ギフに認められ力を与えられたからか力に振り回されて時間が経つ事に自我が失われていった朱美が変貌した個体とは異なり、自我を保ちパワーもコントロールしている。


ギガデモス

赤石が不老不死の恩恵を返上する代わりにギフから更に力を与えられたことで変化した強化形態。

その体色は朱美の個体のように赤く染まっている。詳細はリンク先を参照。


活躍

  • 第40話「家族か世界か…魂の兄弟喧嘩!」

ウィークエンドのシェルターを襲撃する悪魔軍団を食い止めていたジャンヌ、アギレラ、オーバーデモンズの前に現れた赤石がギフデモスへと変貌。


「疾きこと…風の如く。侵掠すること…火の如く。知り難きこと…陰の如く。動くこと…雷霆の如し!」


風林火山、もとい風林陰火雷山に準じた様々な能力を発揮して彼らを圧倒し、足止めを引き受けた光を一方的に痛めつけ変身解除に追い込み、光を庇った太助を手にかけてしまった。


  • 第41話「父の真意、息子の決意」

度重なる戦いに耐えかねたギフの怒りに触れた事で焦りを感じた赤石はベイルとともにウィークエンドのアジトを襲撃。ギフデモスに変貌してデモンズトルーパーを圧倒し、自身の能力で辺り一面を焼き尽くした。


「やっと来たか…。私の平和を否定する、英雄気取りがっ!」

一輝「これの…どこが平和なんだ!」


その後、ベイルとともにアルティメットリバイスと交戦。自身はアルティメットリバイと戦う。


「お前達は勘違いをしている!ギフ様はこの地球に辿り着いた太古の時代から常に、人類との共存を望んでいるのだっ!人類が勝手にギフ様を恐れ、忌み嫌い、利用したのだよっ!!」


一輝「悪いのは人間だって言うのか!?」


「そうだ!ギフ様に滅ぼされる前に私はギフ様と契約し、人類の行く末を見定めると誓った……だが!人類は同じ過ちを繰り返す。何度も!何度もぉ!その愚かさたるや、天井知らず…!」


ギフの人類に対する怒りと失望を代弁しながら攻撃したが、覚悟を決めた一輝/アルティメットリバイには届いておらず、終始圧倒されてしまい、ベイル共々「リバイ・バイスギファードフィニッシュ」を喰らい、敗北。

「まさか……この私がぁ!?」と驚愕していたが、左腕が石のように硬化し始めて絶句し、再度リバイスが発動した「リバイ・バイスギファードフィニッシュ」を食らいそうになるが、自身が忘れかけていた「死」という概念に怯えて、地面にうずくまり既の所で回避。

頭を抱えて震えながら何とか生き残るも戦意を失い、戦うベイルを置いて傷ついた身体を引きずりながら去っていった。


  • 第42話「激バトル!紅きベイルとデストリーム」

前回の戦いで「死」の概念を改めて知らしめられ、恐怖と焦燥に駆られる赤石はベイル/クリムゾンベイル五十嵐元太/仮面ライダーデストリームの決着を見届けようとしていた一輝たちを邪魔するかのごとく突如出現。

すぐさまアルティメットリバイスと交戦するも、今尚ギフに対する反抗を諦めないアルティメットリバイスに終始防戦一方となり、悪あがきとばかりに自身よりも大きい光弾をぶつけて消し飛ばさんとするも、「リバイ・バイスギファードフィニッシュ」でそれすらも貫通されそのまま必殺技をモロに喰らって敗北。変身が解除されると同時に身体が急速に石化して地に伏した。

……すると、ベイルとデストリームとの戦いが終わった最中、ギフが現れる。


  • 第43話「永遠の終わり、後悔の向かう先」

ギフによって蘇生させてもらった赤石だったが、度重なる失敗でギフに「用済み」だと見限られ、長年の契約を解除すると言い渡される。

怒りを露わにし、拠り所を無くした赤石はアララトでとぼとぼと彷徨い歩くが、改めてギフに認めてもらうべく自らアララトの壊滅・人類の滅亡を決意。施設内を暴れ回る。


そして、一輝達が駆けつけると不死の力を自ら返上してギフから力を賜り、最強形態・ギガデモスへと変貌を遂げる。


余談


  • 第34話、第35話の絶望的な状況のせいか、視聴者からは朱美のセリフを捩って、『私、リバイスの未来が、“見えない”』とネタにされることも。

関連タグ

仮面ライダーリバイス

ギフ(仮面ライダーリバイス)

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