風林火山おじさん
ふうりんかざんおじさん
第33話にて、赤石英雄が怒りに燃える五十嵐大二をギフから授かった人智を超えた力で軽くあしらう際に、甲斐国の戦国武将・武田信玄の軍旗「風林火山」で有名な孫子の『軍法』の「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵し掠めること火の如く(劇中ではわかりやすくするためか「侵掠すること火の如く」だった)、動かざること山の如し」という一節を発言していたため、ネット上で「風林火山おじさん」というあだ名がつく事態となった。
ネタにされた理由と経緯
詳しくは下記に記述するが、風林火山を諳じながら一節に乗せて大二(及び視聴者)に風林火山の内容に合わせた能力を披露すると同時にやけにリズムよく大二の猛攻をかわしつつカウンターを食らわしていき、しまいにはとどめに「風 林 火 山!」と叫びながら大二を吹き飛ばしたところがさながら魔法技の詠唱と発動のように見え、シリアスなはずがじわじわ笑えるシーンだと話題となった。
それからも放送後から時間が経つごとに「風林火山は詠唱魔法じゃない」「格言を言うキャラってそういうことじゃないと思うんだけど···」「林要素無くて草」「大二が殴らなきゃ風林火山成立しねぇじゃねえか」(要約)と視聴者からは多種多様な困惑とも苦笑ともつかぬ様々な反応が上がっていった。
大二「うわああーーっ!」(赤石にパンチを仕掛けようとする)
赤石「疾きこと風の如く………」(瞬間移動で避ける)
大二「うわああーっ!うっ………!」(赤石に再びパンチを仕掛けようとするが受け止められる)
赤石「徐かなること、林の如く………。」(大二を関節技で拘束する)
「侵掠すること火の如くっ!」(大二の右胸に手のひらから赤黒い炎のようなものを押し付ける)
大二「うわあーっ!あっ!あぁ………!あぁっ………!うわあぁーっ………!
この………化ぁけ物めぇぇぇっ!(赤石にアッパーを放とうとする)………ああっ!」
カンッ!(殴る音)※しっかり字幕でも表記されている
(赤石が顎を硬化しており手を骨折してしまう)
大二「あぁっ!あぁ………ああああーっ!はぁ………はぁ………」
赤石「動かざること山の如し………
風 林 火 山っ!」(手からの衝撃波で大二を吹き飛ばす)
大二「うわあっ………!ああ………!」
赤石「人間、若さや勢いだけでは………(手袋をはめ、指を振る)どうにもならないことがあるんだよ。ハハハハ………!」
第40話にてなんと赤石自らがギフデモスヘと変貌し、強化版を披露。
ウィークエンドのシェルターを襲撃する大量のギフジュニアやギフテリアンTRUEに応戦するジャンヌ、アギレラ、オーバーデモンズの元に直接現れ、普段省略されがちな「影」「雷」も加えた「風林陰火雷山」として3人を蹂躙した。
3人「はぁーっ!」(赤石に立ち向かう)
赤石「疾きこと……」(紫の光を纏って高速突撃)
3人「ううっ……!!」
赤石(アギレラに加速状態で肘打ち)
花「うわあっ……!」
赤石「風の如く……。」
さくら「花!……はぁぁぁーーっ!!」
赤石「侵掠すること……火の如く。」(大鎌状態のラブコフの刃を鷲掴みにし、炎を引火させる)
ラブコフ「うっ!アチッ!アチチ……!アチ!アチ!」
さくら「ああっ……!」(炎がジャンヌにまで延焼)
ラブコフ「ラブ……!」
光「さくらさん……!」
赤石「知りがたきこと、影の如く。」(オーバーデモンズに近づきながら透明化)
光「うっ!うわあっ……!」(パンチを無効化され、後ろから殴り飛ばされる)
赤石「動くこと雷霆の如し!」(積乱雲を呼び寄せ複数体に分身)
3人「ううっ……うわぁああーーーーーーっ!!」(分身に翻弄され、落雷が直撃して変身解除)
かつて大二に見せたように、高速移動、触れた物体を紫炎で燃焼、敵の眼前で消失し背後から出現等、風林火山···もとい風林火山陰雷のエレメントに準じた様々な能力を使用して彼らを圧倒し、足止めを引き受けたオーバーデモンズ=光を一方的に痛めつけ変身解除に追い込み、光を庇った太助を手にかけてしまった。
随時追記してください。
話数 | 格言 | |
---|---|---|
17 | 人間万事塞翁が馬······ | |
19 | 一路順風とはこの通り······! | |
32 | 盛者必衰の理···※ | |
33 | 疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く!動かざること山の如し···風 林 火 山! | |
34 | 画竜点睛。最後の仕上げを始めます。 | |
35 | 一将功成りて万骨枯る。 | |
36 | 一寸先は阿鼻叫喚··· | |
37 | 笑止千万。 | |
39 | 寄らば大樹の陰 | |
40 | 出る杭は打たれる···世の常だ。 | |
+疾きこと···風の如く。侵掠すること···火の如く。知り難きこと···陰の如く。動かざること···雷霆の如し!(風林火山陰雷) | ||
41 | 春の夜の夢の如し···。 |
※第41話でも使用
第33話で大二が発した「俺は怒ってるんですよ!」も汎用性の高さから改編され、ネタにされている。
また、『リバイス』放送終了後の10月に開催された『リバイスファイナルステージ』東京公演では、赤石役の橋本氏が物販コーナーに出没し、「風林火山Tシャツ」を売っていたらしく、放送終了後の現在もなお大きな話題になった。
さらに、大二役の日向亘氏がNHK大河ドラマ『どうする家康』に真田信繁役で出演することが発表された際には、真田家がかつて武田信玄に仕えていたことも相まって再び「風林火山」とともに赤石も話題に挙がり、ネタにされた。
リバイス最終回後に受注開始された玩具版ギフスタンプには赤石並びにオルテカの台詞が収録されているのだが、これに赤石の33話での風林火山の下りの台詞が収録されていると判明。
これが判明し、ファンからは「実質風林火山バイスタンプ」等と呼ばれることになった。
※BGMは気にしないでください。
自作自演おじさん:翌週の赤石ネタ。
違う、そうじゃない:格言を詠唱魔法のように扱っているシーンから。
画竜点睛:第34話の開幕直後にのっけから掌のギフの紋章をでかでかと視聴者に見せつけつつ発言。そのインパクトの大きさから「画竜点睛おじさん」というあだ名まで追加された。
中二病:「かっこいい技名を考えたつもりが四字熟語だった」というのはあるあるだが、それをこんなおじさんが実現するとは誰が想像したことか。
門田ヒロミ:年齢的には青年だが、何かと視聴者から○○おじさんと愛称で呼ばれる元部下。
仮面ライダーフォーゼ:エピソードのサブタイトルが四字熟語。
パトレンジャー:5年前の戦隊で、ビークル※(こいつらも)発進時に変身アイテム兼武器から鳴る音声が四字熟語。
外星人第0号メフィラス:同時期に公開された『シン・ウルトラマン』に登場する外星人。こちらも諺や格言が大好きであり、ネット上では「風林火山、私の好きな言葉です。」という謎のネットミームがちらほら出現している。
カンザキ(淫獄団地):『淫獄団地』に登場するキャラクター。訪問販売術心得風林火山にて商品を顧客に売りつけている。
風林火山(大河ドラマ):2007年放送のNHK大河ドラマ。そのものズバリなタイトルであるが、同作には赤石役の橋本も出演(常田隆永役)していたりする
瞬瞬必生:若さや勢いでどうにかするための言葉。
意図せずネタ化した令和ライダーのワンシーン
セイバー坂、イザク→ちっちゃい頃の大二より100倍上手いぞ!、風林火山おじさん、自作自演おじさん、キレてモニターを破壊する五十嵐大二→妖怪無差別当選女