「おめでとうございます!厳正なる審査の結果、あなたは選ばれました!
今日からあなたは仮面ライダーです!」
「おめでとうございます!今日からあなたは仮面ライダーです!」
「おめでとうございます!今日からあなたは仮面ライダーです!」
概要
第1話終盤にて、デザイアグランプリが浮世英寿の勝利に終わり生まれた新たな世界で、ツムリは次のデザイアグランプリを開催すべく仮面ライダーを招集する。その対象には前回参加者である浮世英寿や吾妻道長だけでなく、桜井景和や鞍馬祢音をはじめとする一般人らも含まれていた。
その際に参加者の証たるデザイアドライバーとライダーコアIDが入ったビックリミッションボックス001を手渡しながら「おめでとうございます!今日からあなたは仮面ライダーです!」と当選した当事者の困惑する気持ちもお構い無しに発言していたため、30分後の番組の主人公のような傍迷惑っぽさが醸し出されていた事もあり、このようなあだ名が付けられてしまった。
しかも庭で洗濯物を干している最中の主婦やエスカレーターに乗っているサラリーマン、登校もしくは下校中と思われる女子高生など、不法侵入も御構い無しに何処であろうと出現して渡してくるので、上記の台詞も合わせてその様はかなり不審者じみている。
なお、ドライバーを渡された者がデザイアグランプリを辞退する権利があるのかは不明。
2話の描写からすると、ドライバーを装着しライダーコアIDを装填しなければエントリー扱いにはならないようであるが、ドライバーの使い方やデザイアグランプリの詳細などはエントリーするまで一切説明されない(その為、場合によっては変身講座の景和のようにドライバーの装着方法すら分からないという事態になる場合も考えられる)。
「ごめんなさい…今日からあなたは、仮面ライダーです」
と言いながら一式を渡している。
余談
フォローしておくと、流石に全く無作為に選んでいるわけではなく、何らかの当選基準があると思われる(記事冒頭にもある通り、「厳正なる審査」が行われた上で選ばれた人物達であり、実際第10話にてゲームマスターがその権限を持っていることが明らかとなっている。)
しかしその詳細が一切不明な上、唐突に現れて上記の台詞と共に変身アイテム一式を渡すというシュールかつあまりにも怪しすぎる絵面が繰り返されたことで、それが強烈なインパクトとして視聴者の脳裏に焼き付き、意図せずネタ化したと思われる。
なお、上述の通りゲームマスターに決定権があるため、ゲームマスターの都合でいくらでもその基準を決めることができることを意味している。そのため、過去には救いようのない悪党がエントリーする場合もざらにあった。
また、仮面ライダー龍騎の戦いの仕掛け人であるこの人と立ち位置が似通っているため、このようなイラストが描かれていたりもする。
関連タグ
ビックリミッションボックス001:記事冒頭の台詞と共に当選者に渡される箱。
- 即退場おじさん:同じくギーツのネタタグ。こちらはやや笑えないが……。
- 妖怪バックルよこせ:同じくギーツのネタタグであり、「妖怪〇〇」というネットミームにおける後輩。
- 神崎士郎:似たようなことを勧めてくる運営側の人間(というより、主催者ご本人)。そのため、一部のファンから「妖怪戦闘扇動男」と呼ばれている。こっちは断ると怪物が士郎の意思とは関係なく襲ってくるため戦いを強制されているのに等しい。
- 妖怪縁結び:30分後の番組の妖怪
- タイムジャッカー:こちらも「今日から○○が仮面ライダー○○だ」と似たようなことを言ってくるが、この場合は仮面ライダーではなく、仮面ライダーの力と歴史をもった怪人になってしまう。
意図せずネタ化した令和ライダーのワンシーン
ちっちゃい頃の大二より100倍上手いぞ!、風林火山おじさん、自作自演おじさん、キレてモニターを破壊する五十嵐大二→妖怪無差別当選女/ビーチブースト→???
創世編へ突入し物語もクライマックス、誰もがこの言葉を忘れかけていた頃……
「お悔やみ申し上げます。今日からあなたは仮面ライダーです!」
第47話で「終幕のデザイアグランプリ」が行われることとなり、黒いツムリは道行く人々にドライバーを配って回った。
一年前我々が戦慄しネタにしたものによく似た、しかし意味合いは大きく異なる言葉を告げて。
だが、このデザグラは総量が決まっている幸せを奪い合うデスゲームで、あらゆる理由を問わず戦闘不能/戦意喪失になった場合爆殺されるとんでもないルールで、しかも配られた時点で時間が来たら強制参加しなければならないタチの悪すぎるものだった。
まさかの公式の完全上位互換である。
英寿達はもちろんのこと、我々視聴者も戦慄したことは言うまでもない。